那珂沢の中心部部外れに位置する私立高校。市内の高校の中ではかなり規模が大きい方であり、進学率という意味ではそこそこではあるものの施設の充実や部活動等課外活動の活発さを売りに出しており、特にスポーツへの力の入れ方は県内でも随一と言っても良いほど。
施設としては、学校敷地内に、四階建ての本校舎、三階建ての旧校舎(ただし使用しているのは一階に限る)、メインの体育館にサブの体育館、1階剣道場2階柔道場の武道館、グラウンドなどを所有。他にも野球グラウンドやテニスコート、陸上競技場などを校外施設として揃えている。
学校自体が出来たのは大正から昭和に移る時期にかけて。元の土地は朝倉家の所有だったが学校を作るときに創始者に土地権利は譲渡しており建前上学校管理に朝倉が関わっているということは無い。もっともどうしても人の間に縁というものはあってしまうもので、古株の人間などの中には朝倉の関係者と懇意にしている人間も多い。
かなり深部まで掘られた階段を降りた先に広めの地下空間。昔の術式のようなもので何かを封印していたと思しき石碑があったのだが、内部から壊されていた。朝倉のモノにマイナーチェンジを加えたような紋が刻まれているのを未空さんが発見。