朝倉 順二が個人のツテをたどって招いた遠方の支部で働いていたエージェント。涼城という家がそもそも裏のよろず荒事屋のような素性の血統であり、20年前に発生したレネゲイドに武力として目を付けた涼城と、伝え鍛えられた素地としての戦闘技能の高さに目を付けたUGNアクシズの利害が一致した形で長年UGNと提携して活動してきた。その中でも彼は安定した能力と高い戦闘能力を持つ第一の使い手であり、彼自身が単なるエージェントではなくアクシズからの命令を直接受けて動くオフィサーエージェントである。
彼が那珂沢にやってきたのはかつて能力を暴走させて“脱落者”の烙印を押されて処分されかけた涼城 智を改めて処分するという大目的があったため。朝倉 順二とはコネがある相手として滞在場所の確保と“口実”のつじつま合わせ(あくまで朝倉 順二の要請で来たという形を取りたかった)、情報提供の代わりになにかあった時の戦力を提供するという約束だった模様。
現在、UGN那珂沢支部に身柄を確保されている。かなりの手傷を負ったため少しの間は動けないかも知れないが、果たして……