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bondriver編 - (2010/10/07 (木) 23:57:23) の最新版との変更点
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&color(red){くれぐれも自己責任。付属ドキュメントはちゃんと読もう}
&big(){&bold(){制限事項}}
&color(red){動作する、と期待してはいけません。このドライバは動作しません}
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&big(){&bold(){重要事項}}
&color(red){''電波状況に自信の無い人には、DY-UD200はおすすめできません!''}
感度が悪いと言われていますが、それは事実です。「テレビで受信できるのにUD200だと受信できない」なんて当たり前です。安物買いの銭失いにならないよう、電波状況に自信の無い人は、DY-UD200には手を出さないことを、強く推奨します。
&bold(){デコーダ、レンダラに関する事、TVTest、RecTest、TvRockなど各ソフトの細かい使い方については、各々のwikiやスレッドを参照する事}
#contents_line()
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*初めてのBon+TVTest導入(with ファームウェア改造) (2010.08.26版)
&color(red){※総合的に判断して、この方法を推奨}
この項目では、「初めてDY-UD200を購入した人がBon+TVTestを導入する」ことを想定して解説しています。なお、導入時にファームウェアにドロップ軽減パッチを当てる改造を施しています。この改造は必須ではありませんが、ドロップが軽減されるケースが多いので推奨されています。
かなり読みにくいが、必要なファイルを用意して、順を追って作業すれば大丈夫のはず。がんばれ。
**0. 最初に
BonDriver+TVTestを導入する前に、純正のDAWIN DTVをインストールして「その場所で・そのアンテナで・そのパソコンで、DAWIN DTVを使って地デジの受信が出来るかどうか」を確認しておくことを推奨しておく。製品が初期不良の可能性もあるし、DAWIN DTVで受信が出来るかどうかの確認は無駄ではない。もしもBon+TVTestで受信できなかった場合もDAWIN DTVで受信出来るなら、何が悪いか見当を付けやすい。ただし、その場合は「3. DY-UD200_w_WinUSB2.1の導入」のときにプラグアンドプレイでインストールというわけにはいかなくなるので、デバイスマネージャでDY-UD200の純正デバイスドライバを、BonDriver用のWinUSB(2)デバイスドライバに差し替える作業が必要になる。
もちろん、純正をインストールして試してみるかどうかは各自が自己責任で判断して良い。
**1. 必要なファイルを用意する
・Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ
(Visual C++ ライブラリのランタイム コンポーネント)
http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/results.aspx?pocId=&freetext=Visual+C+++2008+SP1+%E5%86%8D%E9%A0%92%E5%B8%83%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B8&DisplayLang=ja&pf=true
※既にインストール済みなら不要
・BonDriver_dyud_v8.5.3.zip (DY-UD200用BonDriver 最新があれば8.5.3にこだわる必要はない)
・DY-UD200_w_WinUSB2.1.zip (DY-UD200をWindowsで利用するためのドライバ)
・dyud_firmware_extractor_for_1.0.0.8.zip (ファームウェア抽出ツール)
(dyud_firm_extractor.exe)
・dyud_firmpatcher_1.0.5-2.zip (Drop軽減パッチ当てツール)
(DY-UD200_firmware_1.0.5-2_to_1.0.5-3.exe)
http://dyud200.zxq.net/
※4つとも入手後、解凍しておく
・TVTest_0.7.7.zip (TVTestのVer0.7.7 最新があれば0.7.7にこだわる必要はない)
(OSが64bitでも、x64版は使わないこと…DY200では未対応)
http://tvtest.uuuq.com/
・DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exe (公式のインストーラファイル)
http://www.dynaconnective.co.jp/support/download/ud200as.html
※インストールはしないが、現行純正ファームウェア抽出のために必要
・7-Zip (多機能な解凍ソフト)
http://sevenzip.sourceforge.jp/
※入手後インストールして使えるようにしておく
※7-Zip以外でも解凍できればOKだが、解説は7-Zip使用を前提
**2. Visual C++ 2008 SP1の再頒布可能パッケージをインストール
ダウンロードしたインストールファイルを実行する。既にインストール済みならこの手順は飛ばして良し。
**3. DY-UD200_w_WinUSB2.1の導入
DY-UD200をWindowsで利用するためのドライバを導入する。
DY-UD200を接続するとWindowsがプラグアンドプレイでこれを検出し、ドライバをインストールしようとするので、「DY-UD200_w_WinUSB2.1.zip を解凍したフォルダ」を指定してドライバをインストールさせる。ドライバの認証関係で警告が出た場合、問題は無いのでそのまま続行すること。正常に導入できた場合、UD-200は「ISDB-T Digital TV Tuner DY-UD200 /w WinUSB2.1」として認識されるようになる(デバイスマネージャや、USB機器取り外しの画面で確認できるはず)。
なお、DY-UD200は消費電力が多いため本体のUSBポートに直接繋ぐか、ACアダプタを接続して使うセルフパワードハブを利用すると良い(ACアダプタを接続しないバスパワードハブを利用してトラブルになった例は多い)。
**4. DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exeを7-Zipで解凍
公式のインストーラファイルを、インストールせずに解凍してファイル群を取り出す。
あらかじめインストールしておいた7-Zipを使って、DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exeを解凍する。ファイルを右クリックして7-Zipの所から「"DAWIN DTV_setup_1.0.0.8\"に解凍」を選んで解凍すると良い。無事に解凍されるとDAWIN DTV_setup_1.0.0.8フォルダが作られ、その中にサブフォルダとファイル群が出来ているはず。
※解凍する際、アンチウィルスがトロイなどを検出する可能性がある。あるアンチウィルスソフトメーカーは解析の結果マルウェアと認定した模様。無視するかなどは完全に自己責任で。
**5. ファームウェアの抽出
取り出したファイル群からファームウェアを抽出する。
「DAWIN DTV_setup_1.0.0.8」フォルダに「dyud_firm_extractor.exe」をコピーする。
コピーしたファイルを実行すると黒い窓(コマンドプロンプト)に下記の文字が表示される。
DY-UD200 firmware extractor
Loading DAWIN DTV.exe...ok.
実行したら何も押さずに「終了しました」と表示されるまで、&color(red, white){しばらく待つ}
※「DAWIN DTV 受信機アプリケーションを起動できません」というメッセージが表示されるが無視
「終了しました」表示後に [OK] をクリックすると黒い窓が閉じる。
フォルダに「DY-UD200_firmware_1.0.5.bin」というファイルができているはず。
※CRC32は1282E9B8、ファイルサイズ272,780バイト。
CRC32の意味が分からない人はファイルサイズだけでも確認しておくといい。
&color(red){※CRCが一致しないためファームの抽出が出来ない場合は、}DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exeを実行してDAWIN DTVをインストールし、インストール先のフォルダでdyud_firm_extractor.exeを実行するといい。ファーム抽出が済んだらDAWIN DTVはアンインストールしても構わない。
**6. ファームウェアにパッチを当てる
抽出したファームウェアにドロップ軽減パッチを当てて改造ファームウェアを作る。
「DAWIN DTV_setup_1.0.0.8フォルダ」の中に「 DY-UD200_firmware_1.0.5-2_to_1.0.5-3.exe 」をコピーし、実行する。「ファイルアップデート 正常終了」という窓が出るのでOKをクリック。元からあった DY-UD200_firmware_1.0.5.bin のほかに DY-UD200_firmware_1.OLD というのが出来ているが、この後で使うのは「 DY-UD200_firmware_1.0.5.bin 」なので気にしなくて良い。
**7. TVTestのインストール
自動インストーラが無いので手作業でインストールする。インストールと言っても解凍するだけのようなもの。
TVTest_0.7.7.zipを右クリックして、7-Zipの所から「"TVTest_0.7.7\"に解凍」を選んで解凍する。解凍後、フォルダ名をTVTest_0.7.7からTVTestに変更。そのフォルダを C:¥ に移動する。解説では便宜「 C:¥TVTest 」をTVTestフォルダとする。
※解凍は7-Zip以外でも良い。C:¥TVTestにTVTest.exeなどがある状態になればOK
**8. BonDriverをTVTestフォルダにコピー
必要なファイルをコピーする。
BonDriver_dyud_v8.5.3.zipを解凍する。
BonDriver_dyud.dll (91.0KB)
BonDriver_dyud.dll.ini (2.84KB)
winscard.dll (10.5KB)
dyud_firmware_writer.exe (10.5KB)
をTVTestフォルダにコピー(または移動)する。このとき、BonDriver_dyud_logging.dllも一緒にコピーしておいても良い(が、基本的には使わないファイル)。
※複数の解説サイトでBonDriver_dyud.iniと書かれているが、自分のファイル名+.iniを読み込むように作られているので BonDriver_dyud.dll.ini というファイル名が正しい。
**9. ファームウェアをTVTestフォルダにコピー
TVTestフォルダに手順6でパッチを当てた「 DY-UD200_firmware_1.0.5.bin 」をコピーする。
**10. ファームウェア書き換え実行
DY-UD200が接続されている状態で「 dyud_firmware_writer.exe 」を実行する。「今のファームウェアVer.は〇〇です。他のファームウェアを書き込みしますか?」に「はい」、続いてTVTestフォルダの[6]でパッチを当てた「 DY-UD200_firmware_1.0.5.bin 」を指定し、しつこい念押しに全部「はい」で答えて改造ファームウェアの書き換えを行なう。無事に書き換えが終われば一安心。
※書き換え後、一度USBを抜き差ししてUD200を再起動させよう
**11. Bon+TVTestの初期設定を行なう
まずBonDriver_dyud.dll.iniを開き、設定をする。EnableXorの項目が0となっているのは確認すること。他は自分の環境に合わせて書き換える。
次にTVTest.exeを実行(確認画面が出るが、そのまま進める)。ドライバは「BonDriver_dyud.dll」を使用するように設定。カードリーダーは「スマートカードリーダー」を選択する。
受信地域の設定とチャンネルスキャンを実行する。チャンネルスキャンには4分程度かかるので慌てずに待つ。チャンネルスキャンが終わったら、TVTestの「設定」で必要な設定をして、TVTestを終了する。
再びBonDriver_dyud.dll.iniを開き、最後の方にある「InformationDialog」の項目を0にする(TVTest起動時の確認画面が出なくなる)。あとは自由にBon+TVTestでの視聴・録画を楽しむ。
※iniにあるEnableFirmwareVersionの項目を1にすると、TVTest起動時にファームウェアのバージョンが表示される。ちゃんと改造ファームウェアに書き換えられていれば1.0.5-3と表示される。もしも1.0.5-2と表示されたら書き換えに失敗しているのでもう一度試してみる(その際、おまじないとしてbinファイルをC:\に置くと良いだろう)。二回続けて書き換えを行なったらうまくいったという報告もある。無事に1.0.5-3になっているのが確認できたら、iniを戻しておくこと。
※8.5.3の仕様ではスマートカードリーダの設定が正しいが、スタンバイから復帰したときにWindowsがUD200を見失ってコントロールできなくなることがある。(つまり、スタンバイから復帰しても録画や視聴が出来ない可能性がある)
**12. おまけ
TVTestの「設定」を開き、「HDUSリモコン」の項目を開き、HDUSのリモコンを使用するにチェックを入れておくと、DY-UD200付属リモコンでも電源ON以外の大抵の機能が使える模様。TVTestの開発者がリモコン機能をプラグイン化したばかりでもあり、リモコン機能については開発進捗を見守るべし。
また、デコーダに「 MPC - MPEG-2 Video Decoder (Gabest) 」を使用したらドロップが激減したなどの報告もあるので、上記手順でドロップ軽減パッチを当てたファームウェアを導入してもまだドロップが見られる場合は試してみると良いかもしれない(ダウンロード先は検索すればすぐ見つかる)。
**13. 補足
作業の[4]~[6]で使った「 DAWIN DTV_setup_1.0.0.8フォルダ 」をはじめ、作業上で出来たフォルダやファイルは削除しても大丈夫。必要なものは全てTVTestフォルダに集まっているので、TVTestフォルダを削除しなければ問題ない。
*Bon8.5.xを使ったファームウェアの書き換え
初めてのBon+TVTest導入(with ファームウェア改造) (2010.08.26版)を読んで導入した人には、この項目は無用なので読まなくて良い。
Bon+TVTest導入済みの人向けの、簡単な説明。以下の方法で最新ファームウェアである1.0.5-2にドロップ軽減パッチを当てて利用することが出来る。ファームダウンして使っていてドロップに困っている場合は、これで解決する可能性がある。
なお、ISDB-T Digital TV Tuner DY-UD200 /w WinUSB2.1を削除する必要は無いので注意(以前はファームダウンの際に削除していたが、それは一度公式のDAWIN DTVを入れる必要があったため。Bon8.5.0以降はファームウェア更新機能が追加されたので、そのままでOK)
+7-zipで DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exe を解凍する(解凍する際、アンチウィルスがトロイなどを検出する可能性があるが、誤検出のようなので無視で良い模様。ただし自己責任)
+解凍先で dyud_firmware_extractor_for_1.0.0.8(dyud_firm_extractor.exe) を実行してファームウェア(binファイル)を抽出。ファームのbinファイル以外は削除してOK
+dyud_firmpatcher_1.0.5-2(DY-UD200_firmware_1.0.5-2_to_1.0.5-3.exe)を実行してファームウェアにパッチを当てる
+TVTestフォルダにパッチを当てたファームウェアとbon8.5.xとdyud_firmware_writer.exeを持ってきて、dyud_firmware_writer.exeを実行してfw更新すれば完了。ファームウェアのバージョンは1.0.5-3となる。ファーム更新が済んだら、ファームのbinファイルとdyud_firmware_writer.exeは削除してOK
※Bonドライバの開発環境も1.0.5になったとのことなので、ドロップに困っていなくても1.0.5-3にしておいて良いかも
*ファームウェア無改造でBonDriver+TVTestで視聴
&color(red){※非推奨}
&color(red){「BonDriver_dyud_v8.4.3以前のVer.」か「BonDriver_dyud_v8.5.0以降+dyud_xor.dll」が必要。}
ファームウェアの改造はドロップの軽減が見込めるのでTVTestでの視聴を決めている人には導入を推奨。
ただしファームウェアのバージョンを1.0.5-3にすると純正ソフトのDAWIN DTVは使えなくなる。1.0.5-2のままであればハードウェアドライバの切替だけでDAWIN DTVの起動が可能であるので、
ファーム書き換えは物理的に壊すかもしれないから怖いなど、ファームウェアを改造したくない人のみ、「[[ここ>Bondriver_NoPatchFW編]]」を参照。
*Windows Media Centerで視聴(Windows7)
Windows7限定ですが、Windows Media Centerで視聴する方法が判明しました。データ放送の操作も可能になり、字幕のOn/Offも出来ます。なお、全ての環境での動作・視聴を保証するものではありません。うまくいかないときは即座に諦めてください。(2010.09.01)
&color(red){※難易度:中}
注)環境にあったドライバの選択、管理者権限、batファイルの作成実行、フルパスの意味など、Windows関連のある程度の知識が無いと、導入は難しいでしょう。意味が分からない人は無理をしないが吉。
''[1]'' bwthelper.exeをダウンロード、ファイルを解凍
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/dtvup/upload.cgi?search=wmc&sstart=0001&send=9999&extlist=&size_min=1&size_max=&nojcode=checked
''[2]'' DY-UD200用のBonDriverをダウンロード、ファイルを解凍
http://dyud200.zxq.net/ などからダウンロード
''[3]'' BonDriverをコピー
bwthelper.exeがある場所へBonDriver( BonDriver_dyud.dll BonDriver_dyud.dll.ini winscard.dll )をコピーする
※必要に応じて B25Decoder.dll もコピー
''[4]'' BWTunerドライバの登録
1で解凍したフォルダ内にある x86/amd64 フォルダから、環境にあったものを選んで BWTuner ドライバを管理者権限で登録する
batファイルへ下記の様に記述して、そのファイルを右クリック→管理者として実行すると楽かも
cd "ここへdevcon.exeまでのフルパス"
devcon install BWTunerT.inf BWTunerT
''[5]'' bwthelperの起動と設定
4でドライバがちゃんと登録されたら bwthelper.exe を起動させて、使用するドライバー、チューニング空間等を設定したあと常駐させておく
''[6]'' Windows Media Centerを起動、テレビ関連のセットアップ
地域設定→チャンネルスキャン→PlayReadyの更新
※チャンネルスキャンは同じ局名のが重複して出てくるが普通らしい
&color(red){PlayReadyの更新に失敗しても、無視してOK}
''[7]'' 視聴出来るか確認
番組表等から局を選択して視聴出来るか確認
※データ放送は視聴中に、下部の d ボタンを押すと表示/非表示
BonDriver_dyud_v8.5.3 でWMC視聴すると「保護された・・・」で見れなくなるが
bwthelper.exe がある場所へ B25Decoder.dll をコピーすればOK
B25Decoder.dll は EpgDataCap_Bon とかから入手
*ファームウェアバージョンの確認方法
**Bondriver_dyud_v8.4.5以降
Bondriver_dyud.dll.iniで設定すれば、TvTest等の起動時にファームウェアのバージョンをメッセージボックスで確認可能。
確認が終わったら設定を元に戻す事。
**Bondriver_dyud_v8.4.4以前
BonDriver_dyud.dllの代わりにBonDriver_dyud_logging.dllを使用すればログファイルが出力されるので、このログを調べることでバージョンが確認できる。しかし、TVTestの設定でドライバをBonDriver_dyud_logging.dllに変更してもエラーが出てしまうケースが報告されている。その場合、少々面倒だが以下の方法で確認が可能。&color(red){※ただし、自己責任で行なうこと}
+TVTestのインストール先フォルダを開き、 BonDriver_dyud.dll を 1BonDriver_dyud.dll という名前に変更する。
+次に BonDriver_dyud_logging.dll を BonDriver_dyud.dll という名前に変更する。
+TVTestを起動して、適当に数十秒程度視聴したらTVTestを終了。これでTVTestのインストール先フォルダにBonDriver_dyud.logというログファイルが生成される(このとき長々と視聴してもログファイルが大きくなるだけで無意味なので注意)。
+ログファイルは文字コードがUTF-16LEと言うちょっと特殊なテキストファイルなので、対応エディタで読み込む事。
+ログを読んでいくと20行目前後(筆者の環境だと21行目だった)に” DY-UD200 Firmware version: 1.x.x-x ”という記述があるはず。これがファームウェアバージョン。
+BonDriver_dyud.dllをBonDriver_dyud_logging.dllという名前に戻し、1BonDriver_dyud.dllも元の名前のBonDriver_dyud.dllに戻せばおしまい。&color(red){※ファイル名を戻す作業を忘れないこと!}
※手順を読んで意味が分からない場合はおとなしく諦めること
*TVTest+RecTest+TvRockで番組表の表示や予約録画をしよう
※この項目は2010.09.08現在、有効です
''[1]'' まずは上を参考にTVTestで全チャンネル問題無く視聴できるようにしておく
''[2]'' &link(TvRockなページ){http://1st.geocities.jp/tvrock_web/}からTvRockをダウンロードし、\Program files\TvRockなどに解凍する
''[3]'' &link(作者のホームページ){http://tvtest.uuuq.com/}から修正済のTvRockOnTVTestと最新版のRecTestをダウンロードし、TvRockOnTVTestはTVTestのPluginフォルダ内に解凍、RecTestは解凍後RecTest.exeをTVTestフォルダにコピー(または移動)する
''[4]'' TvRockのDTune.batを起動して、各自の環境に合わせた初期設定を行う
- チューナ設定は、視聴・録画アプリケーションがあるフォルダには参照からTVTestのフォルダを指定する
- 実行アプリ名(視聴用)に TVTest.exe を記入し、実行アプリ名(録画用)に RecTest.exe を記入する
- 両方のオプションに /d BonDriver_dyud.dll /DID A と記入する (なお、/DID Aはチューナーデバイス名の設定で、1台目に使うものにA、2台目以降はB、Cと書き換える事)
- チャンネル設定はTVTestでスキャンした局と全く同じになるように入力する。設定を押すと最寄の情報がPOPするので参照し追加や削除、手入力する。間違えるとuninstall.exeを行ってもう一回になるのでくれぐれも間違いないように。
- 「ローカルアクセスはログインを必要としない」にチェックを入れると番組表を自動で取得するようになり、初期の取得を10~30分で終えると導入は完了する。(30分を超えた場合はもう一度やり直す。ループして終わらない場合はTVTestとTVRockの局を合致させない君が悪い。取得中はRockバーに交互に赤字で「番組情報取得中~〇〇Events」と表示され、この〇〇というカウンター(番組情報)が増えている事で状態が確認出来る。カウンターが止まったらその局の情報は取得終了という事、時間が経過すると次の局へ移動し、全チャンネル終わると終了する)
※操作方法はTvRockのReadme、&link(TvRockなページ){http://1st.geocities.jp/tvrock_web/}、&link(TvRockヘルプ){http://1st.geocities.jp/tvrock_web/help.html#tuner/}、その他解説サイトがたくさんあるので自分で探して参照すること。
*不定期に発生する信号のドロップを無くす方法
&color(red){この項目は以前の内容です。上記手順で作業すると、下記と同等の作業をしたのと同じ状態になります。}
ファームウェアに手を加え、(製品開発時などに用いる)デバッグコンソール出力を止めたり、(DPAの仕様による)XOR暗号化などの処理を吹っ飛ばす事で、ドロップを激減する事が可能になった
ただし、この改造によって正規ソフト(DAWIN TV)が使用できなくなり、BonDriver経由のアプリケーションしか使えなくなる
また、BonDriverのバージョン-7.-5.2以降じゃないと満足に視聴できなくなるので注意
なお、&color(red){最悪の場合DY-UD200本体が壊れる為、導入する場合はくれぐれも慎重に}
+既にBonDriverを導入している場合、一旦デバイスマネージャからDY-UD200を削除しBonDriver用のWinUSB(2)デバイスドライバをアンインストールする
+正規版ソフト1.0.0.1に同梱されているデバイスドライバをインストールする
+視聴プログラムDAWIN DTV.exeを、下のログを参考に書き換える
+書き換えたDAWIN DTV.exeを実行すると、強制的に改造ファームウェアに更新されるので、&bold(){正常終了するまで決して触らない事}
+再びBonDriverとWinUSB(2)デバイスドライバを導入し、BonDriver_dyud.iniをxor暗号を使用しないよう書き換える
+TVTest等で正常に視聴できるか確認する
書き換える内容
-[[1.0.2にファームウェアのバージョンを強制ダウン(第9スレ866)>http://www15.atwiki.jp/dy-ud200/pages/12.html#id_9987554f]]
-第10スレ870
>0031E72C: E5 97 00 18 => EA 00 00 F8
>0031EB48: E5 9D 00 0C => EA FF FE CA
-第10スレ936
>0031D964: EB 00 D9 6C => E1 A0 00 00
>0031E094: EB 00 D7 A0 => E1 A0 00 00
>0031E0B4: EB 00 D7 98 => E1 A0 00 00
>0031E4B4: EB 00 D6 98 => E1 A0 00 00
ちなみに、mere◆hrmrxbtvKoさんが作った、ファームウェア強制書き換え・各種パッチ処理を[[半自動化したツール>http://dyud200.uuuq.com/dyud_firmpatcher.zip]]を使うと、バイナリエディタ無しで書き換えが可能
ただし、手軽に出来るとはいえ危険な事にかわりはないので、付属ドキュメントを熟読する事
備考:ファームウェアはDAWIN DTV.exe内に埋め込まれています。
*その他
-コンソール出力を止めた事による効果と、XOR暗号化を止めた事による効果のどちらがどれだけ有効なのかは不明。XOR暗号化自体はバイパスしない方が純正アプリも継続使用出来るので、その方が良いかもしれない…
-TVTest(RecTest)の吐き出すログでドロップ数が0となっていても実際には落ちたフレームがある場合もあるので注意。Multi2Dec等でチェックする事を推奨。mpeg2repairは正常なファイルでもエラーがあると誤認する事があるのであまり推奨しない
-BonDriverのv8からB25デコードを自前で行えるようになったが、この場合TVTest(RecTest)等からはドロップが発生したか分からなくなる点に留意する事
&color(red){すべて自己責任です}
*BonDriver+TVTestで視聴しよう(旧版)
&color(red){この項目は以前の内容です。あくまでも資料として、過去の方法の記録を残します。}
+DY-UD200のファームウェアを、システムソフトウェア1.0.0.1同梱のバージョン(1.0.2)にしておく
+作者のホームページからTVTestをダウンロードし、\Program Files\TVTestなど適当なディレクトリに解凍する
+mere◆hrmrxbtvKoさんのホームページよりBonDriverとWinUSB(2)デバイスドライバをダウンロードし、\Program Files\BonDriver_dyudなど適当なディレクトリに解凍する
+未インストールであれば、両サイトからVC++2005やVC++2008のランタイムパッケージ、mpeg2デコードフィルターもダウンロードしインストールする
+デバイスマネージャで、DY-UD200の純正デバイスドライバを、BonDriver用のWinUSB(2)デバイスドライバに差し替える
+BonDriverに同梱してあるBonDriver_dyud.dllとBonDriver_dyud.ini、winscard.dllを、TvTestを解凍したディレクトリにコピーする
+BonDriver_dyud.iniを環境に合わせて書き換える(詳しくは同梱のドキュメントを熟読すること)
+TVTest.exeを起動する
+設定画面で、ドライバは「BonDriver_dyud.dll」を、カードリーダーは「スマートカードリーダー」を選択する(BonDriver V8以降はドライバ側でB-CAS周りの処理を代行できるが、ここでは行わない場合の例)
+必要に応じてデコーダやレンダラを選び、チャンネルスキャンをして、後は観るだけ
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#comment_num2(below,noname,size=60,num=15,log=BonDriverに対するコメント)
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&color(red){くれぐれも自己責任。付属ドキュメントはちゃんと読もう}
&big(){&bold(){制限事項}}
&color(red){動作する、と期待してはいけません。このドライバは動作しません}
#aa(){{{
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&big(){&bold(){重要事項}}
&color(red){''電波状況に自信の無い人には、DY-UD200はおすすめできません!''}
感度が悪いと言われていますが、それは事実です。「テレビで受信できるのにUD200だと受信できない」なんて当たり前です。安物買いの銭失いにならないよう、電波状況に自信の無い人は、DY-UD200には手を出さないことを、強く推奨します。
なお、「著作権保護に必要な機能が整っていないため再生できません」というエラーはBondriver+TVTestを導入すれば回避できます(録画もTSファイルとして出力されるようになります)が、全ての環境で全ての人が、エラーを回避してTS保存が出来ることを保証するものではありません。
失敗やトラブルを避けたい人にはDY-UD200はおすすめできません。
&bold(){デコーダ、レンダラに関する事、TVTest、RecTest、TvRockなど各ソフトの細かい使い方については、各々のwikiやスレッドを参照する事}
#contents_line()
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*初めてのBon+TVTest導入(with ファームウェア改造)
&color(red){※総合的に判断して、この方法を推奨}
この項目では、「初めてDY-UD200を購入した人がBon+TVTestを導入する」ことを想定して解説しています。なお、導入時にファームウェアにドロップ軽減パッチを当てる改造を施しています。この改造は必須ではありませんが、ドロップが軽減されるケースが多いので推奨されています。
かなり読みにくいが、必要なファイルを用意して、順を追って作業すれば大丈夫のはず。がんばれ。
**0. 最初に
BonDriver+TVTestを導入する前に、純正のDAWIN DTVをインストールして「その場所で・そのアンテナで・そのパソコンで、DAWIN DTVを使って地デジの受信が出来るかどうか」を確認しておくことを推奨しておく。製品が初期不良の可能性もあるし、DAWIN DTVで受信が出来るかどうかの確認は無駄ではない。もしもBon+TVTestで受信できなかった場合もDAWIN DTVで受信出来るなら、何が悪いか見当を付けやすい。ただし、その場合は「3. DY-UD200_w_WinUSB2.1の導入」のときにプラグアンドプレイでインストールというわけにはいかなくなるので、デバイスマネージャでDY-UD200の純正デバイスドライバを、BonDriver用のWinUSB(2)デバイスドライバに差し替える作業が必要になる。
もちろん、純正をインストールして試してみるかどうかは各自が自己責任で判断して良い。
**1. 必要なファイルを用意する
・Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ
(Visual C++ ライブラリのランタイム コンポーネント)
http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/results.aspx?pocId=&freetext=Visual+C+++2008+SP1+%E5%86%8D%E9%A0%92%E5%B8%83%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B8&DisplayLang=ja&pf=true
※既にインストール済みなら不要
・BonDriver_dyud_v8.5.3.zip (DY-UD200用BonDriver 最新があれば8.5.3にこだわる必要はない)
・DY-UD200_w_WinUSB2.1.zip (DY-UD200をWindowsで利用するためのドライバ)
・dyud_firmware_extractor_for_1.0.0.8.zip (ファームウェア抽出ツール)
(dyud_firm_extractor.exe)
・dyud_firmpatcher_1.0.5-2.zip (Drop軽減パッチ当てツール)
(DY-UD200_firmware_1.0.5-2_to_1.0.5-3.exe)
http://dyud200.zxq.net/
※4つとも入手後、解凍しておく
・TVTest_0.7.13.zip (TVTestのVer0.7.13 最新があれば0.7.13にこだわる必要はない)
(OSが64bitでも、x64版は使わないこと…DY200では未対応)
http://tvtest.zzl.org
・DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exe (公式のインストーラファイル)
http://www.dynaconnective.co.jp/support/download/ud200as.html
※インストールはしないが、現行純正ファームウェア抽出のために必要
・7-Zip (多機能な解凍ソフト)
http://sevenzip.sourceforge.jp/
※入手後インストールして使えるようにしておく
※7-Zip以外でも解凍できればOKだが、解説は7-Zip使用を前提
**2. Visual C++ 2008 SP1の再頒布可能パッケージをインストール
ダウンロードしたインストールファイルを実行する。既にインストール済みならこの手順は飛ばして良し。
**3. DY-UD200_w_WinUSB2.1の導入
DY-UD200をWindowsで利用するためのドライバを導入する。
DY-UD200を接続するとWindowsがプラグアンドプレイでこれを検出し、ドライバをインストールしようとするので、「DY-UD200_w_WinUSB2.1.zip を解凍したフォルダ」を指定してドライバをインストールさせる。ドライバの認証関係で警告が出た場合、問題は無いのでそのまま続行すること。正常に導入できた場合、UD-200は「ISDB-T Digital TV Tuner DY-UD200 /w WinUSB2.1」として認識されるようになる(デバイスマネージャや、USB機器取り外しの画面で確認できるはず)。
なお、DY-UD200は消費電力が多いため本体のUSBポートに直接繋ぐか、ACアダプタを接続して使うセルフパワードハブを利用すると良い(ACアダプタを接続しないバスパワードハブを利用してトラブルになった例は多い)。
**4. DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exeを7-Zipで解凍
公式のインストーラファイルを、インストールせずに解凍してファイル群を取り出す。
あらかじめインストールしておいた7-Zipを使って、DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exeを解凍する。ファイルを右クリックして7-Zipの所から「"DAWIN DTV_setup_1.0.0.8\"に解凍」を選んで解凍すると良い。無事に解凍されるとDAWIN DTV_setup_1.0.0.8フォルダが作られ、その中にサブフォルダとファイル群が出来ているはず。
※解凍する際、アンチウィルスがトロイなどを検出する可能性がある。あるアンチウィルスソフトメーカーは解析の結果マルウェアと認定した模様。無視するかなどは完全に自己責任で。
**5. ファームウェアの抽出
取り出したファイル群からファームウェアを抽出する。
「DAWIN DTV_setup_1.0.0.8」フォルダに「dyud_firm_extractor.exe」をコピーする。
コピーしたファイルを実行すると黒い窓(コマンドプロンプト)に下記の文字が表示される。
DY-UD200 firmware extractor
Loading DAWIN DTV.exe...ok.
実行したら何も押さずに「終了しました」と表示されるまで、&color(red, white){しばらく待つ}
※「DAWIN DTV 受信機アプリケーションを起動できません」
というメッセージが表示されるが無視(ボタンを押さずに放置)。
「終了しました」表示後に [OK] をクリックすると黒い窓が閉じる。
フォルダに「DY-UD200_firmware_1.0.5.bin」というファイルができているはず。
※CRC32は1282E9B8、ファイルサイズ272,780バイト。
CRC32の意味が分からない人はファイルサイズだけでも確認しておくといい。
&color(red){※CRCが一致しないためファームの抽出が出来ない場合は、}DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exeを実行してDAWIN DTVをインストールし、インストール先のフォルダでdyud_firm_extractor.exeを実行するといい。ファーム抽出が済んだらDAWIN DTVはアンインストールしても構わない。
**6. ファームウェアにパッチを当てる
抽出したファームウェアにドロップ軽減パッチを当てて改造ファームウェアを作る。
「DAWIN DTV_setup_1.0.0.8フォルダ」の中に「 DY-UD200_firmware_1.0.5-2_to_1.0.5-3.exe 」をコピーし、実行する。「ファイルアップデート 正常終了」という窓が出るのでOKをクリック。元からあった DY-UD200_firmware_1.0.5.bin のほかに DY-UD200_firmware_1.OLD というのが出来ているが、この後で使うのは「 DY-UD200_firmware_1.0.5.bin 」なので気にしなくて良い。
**7. TVTestのインストール
自動インストーラが無いので手作業でインストールする。インストールと言っても解凍するだけのようなもの。
TVTest_0.7.13.zipを右クリックして、7-Zipの所から「"TVTest_0.7.13\"に解凍」を選んで解凍する。解凍後、フォルダ名をTVTest_0.7.13からTVTestに変更。そのフォルダを C:¥ に移動する。解説では便宜「 C:¥TVTest 」をTVTestフォルダとする。
※解凍は7-Zip以外でも良い。C:¥TVTestにTVTest.exeなどがある状態になればOK
**8. BonDriverをTVTestフォルダにコピー
必要なファイルをコピーする。
BonDriver_dyud_v8.5.3.zipを解凍する。
BonDriver_dyud.dll (91.0KB)
BonDriver_dyud.dll.ini (2.84KB)
winscard.dll (10.5KB)
dyud_firmware_writer.exe (10.5KB)
をTVTestフォルダにコピー(または移動)する。このとき、BonDriver_dyud_logging.dllも一緒にコピーしておいても良い(が、基本的には使わないファイル)。
※複数の解説サイトでBonDriver_dyud.iniと書かれているが、自分のファイル名+.iniを読み込むように作られているので BonDriver_dyud.dll.ini というファイル名が正しい。
**9. ファームウェアをTVTestフォルダにコピー
TVTestフォルダに手順6でパッチを当てた「 DY-UD200_firmware_1.0.5.bin 」をコピーする。
**10. ファームウェア書き換え実行
DY-UD200が接続されている状態で「 dyud_firmware_writer.exe 」を実行する。「今のファームウェアVer.は〇〇です。他のファームウェアを書き込みしますか?」に「はい」、続いてTVTestフォルダの[6]でパッチを当てた「 DY-UD200_firmware_1.0.5.bin 」を指定し、しつこい念押しに全部「はい」で答えて改造ファームウェアの書き換えを行なう。無事に書き換えが終われば一安心。
※書き換え後、一度USBを抜き差ししてUD200を再起動させよう
**11. Bon+TVTestの初期設定を行なう
まずBonDriver_dyud.dll.iniを開き、設定をする。EnableXorの項目が0となっているのは確認すること。他は自分の環境に合わせて書き換える。
次にTVTest.exeを実行(確認画面が出るが、そのまま進める)。ドライバは「BonDriver_dyud.dll」を使用するように設定。カードリーダーは「スマートカードリーダー」を選択する。
受信地域の設定とチャンネルスキャンを実行する。チャンネルスキャンには4分程度かかるので慌てずに待つ。チャンネルスキャンが終わったら、TVTestの「設定」で必要な設定をして、TVTestを終了する。
再びBonDriver_dyud.dll.iniを開き、最後の方にある「InformationDialog」の項目を0にする(TVTest起動時の確認画面が出なくなる)。あとは自由にBon+TVTestでの視聴・録画を楽しむ。
※iniにあるEnableFirmwareVersionの項目を1にすると、TVTest起動時にファームウェアのバージョンが表示される。ちゃんと改造ファームウェアに書き換えられていれば1.0.5-3と表示される。もしも1.0.5-2と表示されたら書き換えに失敗しているのでもう一度試してみる(その際、おまじないとしてbinファイルをC:\に置くと良いだろう)。二回続けて書き換えを行なったらうまくいったという報告もある。無事に1.0.5-3になっているのが確認できたら、iniを戻しておくこと。
※8.5.3の仕様ではスマートカードリーダの設定が正しいが、スタンバイから復帰したときにWindowsがUD200を見失ってコントロールできなくなることがある。(つまり、スタンバイから復帰しても録画や視聴が出来ない可能性がある)
**12. おまけ
TVTestの「設定(O)」を開き、「リモコン」の項目を開いて、コントローラのところで「HDUSリモコン」を選択しておき、さらにTVTestの「プラグイン(U)」からHDUSリモコンにチェックを入れておくと、DY-UD200付属リモコンでも電源ON以外の大抵の機能が使える模様(TVTestの古いバージョンではTVTestの「設定」→「HDUSリモコン」→HDUSのリモコンを使用するにチェックを入れる)。TVTestの開発者がリモコン機能をプラグイン化したばかりでもあり、リモコン機能については開発進捗を見守るべし。
また、デコーダに「 MPC - MPEG-2 Video Decoder (Gabest) 」を使用したらドロップが激減したなどの報告もあるので、上記手順でドロップ軽減パッチを当てたファームウェアを導入してもまだドロップが見られる場合は試してみると良いかもしれない(ダウンロード先は検索すればすぐ見つかる)。
※上記の設定作業で、「HDUSリモコン」がグレーになっていて選択できない場合、「Microsoft Visual C++ 2005 SP1 ATL」を再インストールするといいようです。お試しあれ。
**13. 補足
作業の[4]~[6]で使った「 DAWIN DTV_setup_1.0.0.8フォルダ 」をはじめ、作業上で出来たフォルダやファイルは削除しても大丈夫。必要なものは全てTVTestフォルダに集まっているので、TVTestフォルダを削除しなければ問題ない。
*Bon8.5.xを使ったファームウェアの書き換え
初めてのBon+TVTest導入(with ファームウェア改造) (2010.08.26版)を読んで導入した人には、この項目は無用なので読まなくて良い。
Bon+TVTest導入済みの人向けの、簡単な説明。以下の方法で最新ファームウェアである1.0.5-2にドロップ軽減パッチを当てて利用することが出来る。ファームダウンして使っていてドロップに困っている場合は、これで解決する可能性がある。
なお、ISDB-T Digital TV Tuner DY-UD200 /w WinUSB2.1を削除する必要は無いので注意(以前はファームダウンの際に削除していたが、それは一度公式のDAWIN DTVを入れる必要があったため。Bon8.5.0以降はファームウェア更新機能が追加されたので、そのままでOK)
+7-zipで DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exe を解凍する(解凍する際、アンチウィルスがトロイなどを検出する可能性があるが、誤検出のようなので無視で良い模様。ただし自己責任)
+解凍先で dyud_firmware_extractor_for_1.0.0.8(dyud_firm_extractor.exe) を実行してファームウェア(binファイル)を抽出。ファームのbinファイル以外は削除してOK
+dyud_firmpatcher_1.0.5-2(DY-UD200_firmware_1.0.5-2_to_1.0.5-3.exe)を実行してファームウェアにパッチを当てる
+TVTestフォルダにパッチを当てたファームウェアとbon8.5.xとdyud_firmware_writer.exeを持ってきて、dyud_firmware_writer.exeを実行してfw更新すれば完了。ファームウェアのバージョンは1.0.5-3となる。ファーム更新が済んだら、ファームのbinファイルとdyud_firmware_writer.exeは削除してOK
※Bonドライバの開発環境も1.0.5になったとのことなので、ドロップに困っていなくても1.0.5-3にしておいて良いかも
*ファームウェア無改造でBonDriver+TVTestで視聴
&color(red){※非推奨}
&color(red){「BonDriver_dyud_v8.4.3以前のVer.」か「BonDriver_dyud_v8.5.0以降+dyud_xor.dll」が必要。}
ファームウェアの改造はドロップの軽減が見込めるのでTVTestでの視聴を決めている人には導入を推奨。
ただしファームウェアのバージョンを1.0.5-3にすると純正ソフトのDAWIN DTVは使えなくなる。1.0.5-2のままであればハードウェアドライバの切替だけでDAWIN DTVの起動が可能であるので、
ファーム書き換えは物理的に壊すかもしれないから怖いなど、ファームウェアを改造したくない人のみ、「[[ここ>Bondriver_NoPatchFW編]]」を参照。
*Windows Media Centerで視聴(Windows7)
Windows7限定ですが、Windows Media Centerで視聴する方法が判明しました。データ放送の操作も可能になり、字幕のOn/Offも出来ます。なお、全ての環境での動作・視聴を保証するものではありません。うまくいかないときは即座に諦めてください。(2010.09.01)
&color(red){※難易度:中}
注)環境にあったドライバの選択、管理者権限、batファイルの作成実行、フルパスの意味など、Windows関連のある程度の知識が無いと、導入は難しいでしょう。意味が分からない人は無理をしないが吉。
''[1]'' bwthelper.exeをダウンロード、ファイルを解凍
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/dtvup/upload.cgi?search=wmc&sstart=0001&send=9999&extlist=&size_min=1&size_max=&nojcode=checked
''[2]'' DY-UD200用のBonDriverをダウンロード、ファイルを解凍
http://dyud200.zxq.net/ などからダウンロード
''[3]'' BonDriverをコピー
bwthelper.exeがある場所へBonDriver( BonDriver_dyud.dll BonDriver_dyud.dll.ini winscard.dll )をコピーする
Bonのバージョン(v8.5.3など)によっては B25Decoder.dll が別途必要なため(入れないと「保護された・・・」で見れない)入手してコピー
B25Decoder.dll は EpgDataCap_Bon とかから入手
''[4]'' BWTunerドライバの登録
1で解凍したフォルダ内にある x86/amd64 フォルダから、環境にあったものを選んで BWTuner ドライバを管理者権限で登録する
32bit版のwindows7の場合は x86 フォルダ内にある devcon を使い、下にある bat を作ってインストールする
64bit版のwindows7の場合は amd64 フォルダ内にあるファイルをインストールする必要があるが、
64bit版のdevconを別途入手する必要がある
64bit版の devcon は、Windows Driver Kit Version 7.1.0 をダウンロードし、
CDに焼いた後インストーラを起動し Tools だけにチェックしてインストールしたのち、
インストールしたフォルダを開いてtoolフォルダ内のamd64フォルダ内にある devcon を使用する
http://www.microsoft.com/downloads/en/details.aspx?FamilyID=36a2630f-5d56-43b5-b996-7633f2ec14ff&displaylang=en
次に署名を無効化させる
方法はいくつかあるがReadyDriver Plusをインストールして再起動させる方法が簡単
http://www.citadelindustries.net/readydriverplus/
その後batを管理者権限で実行し、ドライバをインストール
★batファイルの例(作成したのち、管理者権限で実行)
cd "ここへdevcon.exeまでのフルパス"
devcon install BWTunerT.inf BWTunerT
''[5]'' bwthelperの起動と設定
4でドライバがちゃんと登録されたら bwthelper.exe を起動させて、使用するドライバー、チューニング空間等を設定したあと常駐させておく
''[6]'' Windows Media Centerを起動、テレビ関連のセットアップ
地域設定→チャンネルスキャン→PlayReadyの更新
※チャンネルスキャンは同じ局名のが重複して出てくるが普通らしい
&color(red){PlayReadyの更新に失敗しても、無視してOK}
''[7]'' 視聴出来るか確認
番組表等から局を選択して視聴出来るか確認
※データ放送は視聴中に、下部の d ボタンを押すと表示/非表示
*ファームウェアバージョンの確認方法
**Bondriver_dyud_v8.4.5以降
Bondriver_dyud.dll.iniで設定すれば、TvTest等の起動時にファームウェアのバージョンをメッセージボックスで確認可能。
確認が終わったら設定を元に戻す事。
**Bondriver_dyud_v8.4.4以前
BonDriver_dyud.dllの代わりにBonDriver_dyud_logging.dllを使用すればログファイルが出力されるので、このログを調べることでバージョンが確認できる。しかし、TVTestの設定でドライバをBonDriver_dyud_logging.dllに変更してもエラーが出てしまうケースが報告されている。その場合、少々面倒だが以下の方法で確認が可能。&color(red){※ただし、自己責任で行なうこと}
+TVTestのインストール先フォルダを開き、 BonDriver_dyud.dll を 1BonDriver_dyud.dll という名前に変更する。
+次に BonDriver_dyud_logging.dll を BonDriver_dyud.dll という名前に変更する。
+TVTestを起動して、適当に数十秒程度視聴したらTVTestを終了。これでTVTestのインストール先フォルダにBonDriver_dyud.logというログファイルが生成される(このとき長々と視聴してもログファイルが大きくなるだけで無意味なので注意)。
+ログファイルは文字コードがUTF-16LEと言うちょっと特殊なテキストファイルなので、対応エディタで読み込む事。
+ログを読んでいくと20行目前後(筆者の環境だと21行目だった)に” DY-UD200 Firmware version: 1.x.x-x ”という記述があるはず。これがファームウェアバージョン。
+BonDriver_dyud.dllをBonDriver_dyud_logging.dllという名前に戻し、1BonDriver_dyud.dllも元の名前のBonDriver_dyud.dllに戻せばおしまい。&color(red){※ファイル名を戻す作業を忘れないこと!}
※手順を読んで意味が分からない場合はおとなしく諦めること
*TVTest+RecTest+TvRockで番組表の表示や予約録画をしよう
※この項目は2010.09.08現在、有効です
''[1]'' まずは上を参考にTVTestで全チャンネル問題無く視聴できるようにしておく
''[2]'' &link(TvRockなページ){http://1st.geocities.jp/tvrock_web/}からTvRockをダウンロードし、\Program files\TvRockなどに解凍する
''[3]'' &link(作者のホームページ){http://tvtest.uuuq.com/}から修正済のTvRockOnTVTestと最新版のRecTestをダウンロードし、TvRockOnTVTestはTVTestのPluginフォルダ内に解凍、RecTestは解凍後RecTest.exeをTVTestフォルダにコピー(または移動)する
''[4]'' TvRockのDTune.batを起動して、各自の環境に合わせた初期設定を行う
- チューナ設定は、視聴・録画アプリケーションがあるフォルダには参照からTVTestのフォルダを指定する
- 実行アプリ名(視聴用)に TVTest.exe を記入し、実行アプリ名(録画用)に RecTest.exe を記入する
- 両方のオプションに /d BonDriver_dyud.dll /DID A と記入する (なお、/DID Aはチューナーデバイス名の設定で、1台目に使うものにA、2台目以降はB、Cと書き換える事)
- チャンネル設定はTVTestでスキャンした局と全く同じになるように入力する。[視聴地域チャンネル一覧]を押すと最寄の情報がPOPするので参照し設定や追加、削除をし手入力する。間違えるとuninstall.exeを行ってもう一回になるのでくれぐれも間違いないように。
- 「ローカルアクセスはログインを必要としない」にチェックを入れると番組表を自動で取得するようになり、初期の取得を10~30分で終えると導入は完了する。取得実行中は何度もTVTestが起動を繰り返す。(30分を超えた場合はもう一度やり直す。ループして終わらない場合はTVTestとTVRockの局を合致させない君が悪い。取得中はRockバーに交互に赤字で「番組情報取得中~〇〇Events」と表示され、この〇〇というカウンター(番組情報)が増えている事で状態が確認出来る。カウンターが止まったらその局の情報は取得終了という事、時間が経過すると次の局へ移動し、全チャンネル終わると終了する)
※操作方法はTvRockのReadme、&link(TvRockなページ){http://1st.geocities.jp/tvrock_web/}、&link(TvRockヘルプ){http://1st.geocities.jp/tvrock_web/help.html#tuner/}、その他解説サイトがたくさんあるので自分で探して参照すること。
*UD200とけいあん!でWチューナー、トリプルチューナー
Wチューナー、トリプルチューナーの環境を構築するならUD200を増やしていくのが簡単ですが、UD200の新規購入は難しいので、2012年6月現在でも入手が容易なけいあん!(KTV-FSUSB2/FSPCIE)を追加してWチューナー、トリプルチューナー化を行なってみました。
[[先人の情報>http://d.hatena.ne.jp/eggtoothcroc/20110408]]によると、DY-UD200のみやKTV-FSUSB2のみで運用すると正常に動作するのに、混在にするとB-CASカードを見つけられないエラーが発生してしまうとのこと。先人はwinscard.dllはFSUSB2N付属のものを使う、TVTest-A.exe,TVTest-B.exe,RecTest-A.exe,RecTest-B.exeのようにリネームしてチューナーごとにTVtestとRecTestを用意して解決できたそうです。
2012年6月、筆者もUD200が2台の環境にKTV-FSPCIEを追加することにしたので、上記の先人の方法とはちょっと違う方法?で成功したので追記しておきます。ただし動いただけで、この方法で正しいかどうか確証はありません。参考にされる方はそのつもりでお読みください。
UD200は当wikiのbondriver編のように2台導入済みでしたが、先人の情報では共存させるとwinscard.dllが原因でトラブルが起きるようでしたので、外部カードリーダー(SCR3310-NTTCom)を利用することにして、TVTestフォルダからwinscard.dllを削除しました。しかし、どうもマザーボードのUSB給電がショボイようで、けいあん!使用のTVTestを終了させるたびにけいあん!を見失ってしまいUSB取り外し・再接続が必要でした。この問題はどの環境でも起きるわけではありませんが、他の環境を用意できなかったため、そのまま記述します(USB電源に問題が無い場合にどうなるか、どなたか情報お願いします)。
症状としてはけいあん!使用のTVTestを終了させるたびにけいあん!を見失ってしまい、見失ってしまうと「BonDriverの初期化ができません。チューナを開けません。BonDriverにチューナを開くよう要求しましたがエラーが返されました。」というエラー表示が出て、このときTVTestのログでは「チューナを開いています...」→「チューナを開けません。」というエラーが出ていました。USB取り外し・再接続を行なうとTVTestが正常に起動して視聴できるのですが、終了してもう一度TVTestを起動するとエラー発生です。
このUSB電源の問題は「USB電源が不安定な場合に対する実験」のHost_FSUSB2N.exeを利用すれば解決できるようなのですが、2012年6月現在最新のけいあん!bonドラはHost_FSUSB2Nを使わないため、少々古いドライバファイルを探してきました。0.3.10 2011-05-08というドライバを落としてきたつもりですが、BonDriver_FSUSB2N.dll(2011/04/15 4:39 13,824バイト)のプロパティによるとファイルバージョン0.3.8.1です。これに前述の実験用Host_FSUSB2N.exeを上書きして利用します(InstallHost.cmdでインストールするのも忘れないように)。筆者の環境では実験用のものを利用して解決できました。このバージョン以外でもHost_FSUSB2N.exeやInstallHost.cmdが同梱されているものなら大丈夫だとは思いますが、なるべく新しいものが良いでしょう。なおwinscard.dllは古いBonDriverには同梱されていますが、前述の通り使いません。TVTestフォルダに置かないように。
さて、導入時に注意する点ですが、けいあん!用にTVTest-C.exeやRecTest-C.exeのようにリネームしたTVTestなどを用意することです。そして、TVTestの設定→一般で、デフォルトのBonDriverのところでBonDriverを指定します(BonDriver_FSUSB2N.dll)。こうすることでTVtestが利用しようとするBonDriverが適切なものとなるはずです。なお、筆者の環境では2台のUD200ではTVTestを使い分けずにいましたが、ここにリネームしたけいあん!用を追加しても大丈夫でした。要するに2台のUD200は1つのTVTest.exeを利用し、けいあん!はTVTest-C.exeを利用している状態です。ついでなので、UD200用のTVTestでもドライバ指定をしておきましたw
TVRockを使う場合ですが、TVRockのチューナ設定のところで
1台目(UD200)は /d BonDriver_dyud.dll /DID A
2台目(UD200)は /d BonDriver_dyud.dll /DID B
3台目(k-an!!)は /d BonDriver_FSUSB2N.dll /DID C
というようにドライバとオプションを間違いなく指定すれば、問題は無さそうです。UD200+k-an!!とかUD200+UD200+k-an!!とか、UD200+k-an!!+k-an!!とか、人によっていろいろ違ってくるでしょうから、間違えないように設定してください。
(2012/06/13追記)TvRockOnTVTest.tvtpはTvRockOnTVTest.iniが無くてもデフォルト設定で動作するとのことですが、ini無しで運用するとTVTestのログで「TvRockOnTVTest.tvtp : DIDが指定されていません。」というエラーが出るようです。iniファイルに[DID_A][DID_B][DID_C]とセクションを作ってやったら上記エラーは出なくなりました。チューナー追加でも楽をしようとせずにTvRockをちゃんとインストールしなおしたほうが良さそうです。(追記終わり)
今回試すことは出来ませんでしたが、USB電源に問題がない場合はHost_FSUSB2N.exeを利用しない最新のBonDriverを利用出来るかもしれません。その場合、BonDriver_FSUSB2N.dll Ver. 0.3.21 2012-05-30付属ドキュメントによれば「カードリーダー機能は使わない。各自でカードリーダーなるものを用意してください。」とありますので注意してください(winscard.dllを使わず外部カードリーダーを使うことにしたのは、実はこれが原因でした。結果的には別のドライバを使ったのですがw)。
以上、中途半端な内容、しかも問題のある環境での導入でしたが、UD200を新規に追加しにくい状況ですので、今後も地デジonlyで2ts、3tsと増やしていきたい方には、多少は役に立つ情報なのかなと思い、勝手ながらbondriver編に追加しました。
*不定期に発生する信号のドロップを無くす方法
&color(red){この項目は以前の内容です。上記手順で作業すると、下記と同等の作業をしたのと同じ状態になります。}
ファームウェアに手を加え、(製品開発時などに用いる)デバッグコンソール出力を止めたり、(DPAの仕様による)XOR暗号化などの処理を吹っ飛ばす事で、ドロップを激減する事が可能になった
ただし、この改造によって正規ソフト(DAWIN TV)が使用できなくなり、BonDriver経由のアプリケーションしか使えなくなる
また、BonDriverのバージョン-7.-5.2以降じゃないと満足に視聴できなくなるので注意
なお、&color(red){最悪の場合DY-UD200本体が壊れる為、導入する場合はくれぐれも慎重に}
+既にBonDriverを導入している場合、一旦デバイスマネージャからDY-UD200を削除しBonDriver用のWinUSB(2)デバイスドライバをアンインストールする
+正規版ソフト1.0.0.1に同梱されているデバイスドライバをインストールする
+視聴プログラムDAWIN DTV.exeを、下のログを参考に書き換える
+書き換えたDAWIN DTV.exeを実行すると、強制的に改造ファームウェアに更新されるので、&bold(){正常終了するまで決して触らない事}
+再びBonDriverとWinUSB(2)デバイスドライバを導入し、BonDriver_dyud.iniをxor暗号を使用しないよう書き換える
+TVTest等で正常に視聴できるか確認する
書き換える内容
-[[1.0.2にファームウェアのバージョンを強制ダウン(第9スレ866)>http://www15.atwiki.jp/dy-ud200/pages/12.html#id_9987554f]]
-第10スレ870
>0031E72C: E5 97 00 18 => EA 00 00 F8
>0031EB48: E5 9D 00 0C => EA FF FE CA
-第10スレ936
>0031D964: EB 00 D9 6C => E1 A0 00 00
>0031E094: EB 00 D7 A0 => E1 A0 00 00
>0031E0B4: EB 00 D7 98 => E1 A0 00 00
>0031E4B4: EB 00 D6 98 => E1 A0 00 00
ちなみに、mere◆hrmrxbtvKoさんが作った、ファームウェア強制書き換え・各種パッチ処理を[[半自動化したツール>http://dyud200.uuuq.com/dyud_firmpatcher.zip]]を使うと、バイナリエディタ無しで書き換えが可能
ただし、手軽に出来るとはいえ危険な事にかわりはないので、付属ドキュメントを熟読する事
備考:ファームウェアはDAWIN DTV.exe内に埋め込まれています。
*その他
-コンソール出力を止めた事による効果と、XOR暗号化を止めた事による効果のどちらがどれだけ有効なのかは不明。XOR暗号化自体はバイパスしない方が純正アプリも継続使用出来るので、その方が良いかもしれない…
-TVTest(RecTest)の吐き出すログでドロップ数が0となっていても実際には落ちたフレームがある場合もあるので注意。Multi2Dec等でチェックする事を推奨。mpeg2repairは正常なファイルでもエラーがあると誤認する事があるのであまり推奨しない
-BonDriverのv8からB25デコードを自前で行えるようになったが、この場合TVTest(RecTest)等からはドロップが発生したか分からなくなる点に留意する事
&color(red){すべて自己責任です}
*BonDriver+TVTestで視聴しよう(旧版)
&color(red){この項目は以前の内容です。あくまでも資料として、過去の方法の記録を残します。}
+DY-UD200のファームウェアを、システムソフトウェア1.0.0.1同梱のバージョン(1.0.2)にしておく
+作者のホームページからTVTestをダウンロードし、\Program Files\TVTestなど適当なディレクトリに解凍する
+mere◆hrmrxbtvKoさんのホームページよりBonDriverとWinUSB(2)デバイスドライバをダウンロードし、\Program Files\BonDriver_dyudなど適当なディレクトリに解凍する
+未インストールであれば、両サイトからVC++2005やVC++2008のランタイムパッケージ、mpeg2デコードフィルターもダウンロードしインストールする
+デバイスマネージャで、DY-UD200の純正デバイスドライバを、BonDriver用のWinUSB(2)デバイスドライバに差し替える
+BonDriverに同梱してあるBonDriver_dyud.dllとBonDriver_dyud.ini、winscard.dllを、TvTestを解凍したディレクトリにコピーする
+BonDriver_dyud.iniを環境に合わせて書き換える(詳しくは同梱のドキュメントを熟読すること)
+TVTest.exeを起動する
+設定画面で、ドライバは「BonDriver_dyud.dll」を、カードリーダーは「スマートカードリーダー」を選択する(BonDriver V8以降はドライバ側でB-CAS周りの処理を代行できるが、ここでは行わない場合の例)
+必要に応じてデコーダやレンダラを選び、チャンネルスキャンをして、後は観るだけ
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