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トップページ - (2011/10/27 (木) 22:32:27) の編集履歴(バックアップ)
人間はシンメトリーを好みます。なぜそうなるのでしょう?
人々は自然界のシンメトリーに魅了されます。
人はシンメトリーを見るとごく自然に魅力を感じたり興味を
持ったりします。脳はシンメトリーを美しいと思う傾向があるのです。
それが数式だろうが芸術だろうが同じことです。
美の基準が変わっても、人間にとって美の価値は変わりません。
美は大切です。でも「美は善」というような考え方は正しいとは
言えません。美は人間の「徳」とは無関係です。
美は絶対ではありません。
知性や人間性の方がはるかに美より勝ることが多いのです。
プロポーションのいい人はモデルにはなれても 「美しい人」 に
なれるとは限りません。
美とは・・・・・自然の中の数字!
「自然という本は数式で書かれている」 とガリレオは言いましたが
自然を見て数式を思う人はまれです。
お月見をしながら誰も円周率のことを考えたりはしないでしょう。
でも自然の美しさと数学には密接な関係があります。
神は数学を使ってこの宇宙を造られたのです。
自然界にある数式は人々の美の判断基準と密接につながっています。
これを「フィボナッチ」の数列といいます。
人々は規則的に反復される形に魅力を感じます。
赤ちゃんの頃からそうプログラムされてきたのです。
パターンは脳の発達や美的判断にも大きく関わっています。
美しいパターンとは秩序と混沌の中にあります。
一見、無秩序に見える世界も実は魅力的です。
なぜならそこにもある種の秩序があるからです。
私たちが住むこの世界は思っていた以上にさまざまな
パターンにあふれています。
ランダムと思われていたものにもパターンのあることが
わかってきました。
細部と全体が相似したものを「フラクタル」といいます。
不規則な中に見られる規則的反復のことです。
混沌から生まれる秩序は「宇宙の誕生」そのものです。
だからこそ人はそこに美を感じるのでしょう。
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