「アーテイのおせっかい(Ertai's Meddling)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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#html2(){{{{{{
<div style="background-color:#e0f8f7;border:#a9e2f3 solid 3px;"><span style="font-size: medium;font-weight: bold;">
<!-- whisperへのリンク -->
<a href="http://whisper.wisdom-guild.net/card/Ertai's+Meddling/" rel="nofollow">
<!-- カード名 -->
アーテイのおせっかい/Ertai's Meddling
</a></span>
<!-- マナコスト -->
(X)(青)
<br>
<!-- カード・タイプ -->
インスタント
<br>
<!-- テキスト -->
Xは0にはできない。<br>
呪文1つを対象とする。それのコントローラーはそれを、その上に遅延(delay)カウンターがX個置かれた状態で追放する。<br>
そのプレイヤーの各アップキープの開始時に、そのカードが追放されている場合、それから遅延カウンターを1個取り除く。そのカードの上に遅延カウンターがなくなった場合、そのプレイヤーは元の呪文のコピーとしてそれをスタックに置く。
</div>
}}}}}}
#right(){[[引用元:Wisdom Guild>http://whisper.wisdom-guild.net/]]}
**評価
かなり特殊な打ち消し……じゃないけど、打ち消し呪文のような呪文。
簡単に言えば待機の数値が可変になったX呪文版[[遅延(Delay)]]といったような呪文。2マナで唱えた場合は1ターンだけ時間を稼ぐ呪文であり、基本的には遅延の方が優秀と言える。
ただし、遅延とアーテイのおせっかいは細部に多くの違いがあり、場合によってアーテイのおせっかいが優れている場面もなくはない。
主な差異は以下のあたり。
・対象となった呪文を打ち消さず、スタックから直接追放する。
・キーワード能力「待機」を用いず、使われるカウンターも時間カウンターではなく遅延カウンターである。
・カウンターが無くなった時そのカードを唱えるのではなく、そのカードを元の呪文のコピーとしてスタックに乗せる。
一つ一つ確認していこう。
まず、「対象となった呪文を直接追放する」点について。
遅延の場合は対象となった呪文を打ち消してから追放しているが、アーテイのおせっかいの場合は直接追放してしまう。どちらにせよ対象の呪文が効果を発揮しなくなってしまうのは同じだが、[[突然の衰微(Abrupt Decay)]]のような打ち消されない呪文や、[[魂の洞窟(Cavern of Souls)]]経由で打ち消されなくなっている呪文に対して有効という点は遅延よりも優れていると言える。
次に、「キーワード能力・待機を用いない」点。
待機に関するシナジーが無く、時間カウンターを増減する効果を使うことができない。あまり問題になることはないが、[[憤怒の魔除け(Fury Charm)]]などと併用する場合は注意。
そして最後に、「カウンターが無くなった時、追放されていたカードを元の呪文のコピーとしてスタックに乗せる」点。
これがもっともややこしい点なのだが、遅延は追放されていたカードをそのまま唱えるのに対し、アーテイのおせっかいは元の呪文のコピーであるカードをスタックに乗せる。
「カードを呪文のコピーとして~」というルール的なややこしさは省略して言えば、以下の2点が主な違い。
・呪文を唱えているわけではないので、[[リスティックの研究(Rhystic Study)]]などが誘発しない。
・元の呪文のコピーなので、Xの値は変わらず、対象を取り直したりモードを選び直したりすることができない。
特に2点目の「対象が選びなおせない」という点には注意しよう。[[双つ術(Twincast)]]などの呪文のコピーを作るカードには大体「コピーの新たな対象を選んでもよい」と書かれているため忘れがちだが、アーテイのおせっかいにはそのような親切心は無い。ある意味ひねくれ屋なアーテイらしい気もする。
この対象を選びなおせないという点のおかげで、遅延よりも効果的に相手を妨害できる場合がある。遅延の場合は待機明けの状況に応じて対象を選び直せるが、アーテイのおせっかいの場合は追放された時点で対象にとっていたカードしかとれず、対戦相手に選択肢を与えずにすむ。
遅延の方が優先されることが多いが十分な性能と面白みがあるカードなので、ちょっと変わった妨害呪文を使いたい人は是非試してみてほしい1枚である。
**類似カード
[[遅延(Delay)]]
**相性の良い統率者
[[ザルファーの魔道士、テフェリー(Teferi, Mage of Zhalfir)]]
#javascript(){
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<div style="background-color:#e0f8f7;border:#a9e2f3 solid 3px;"><span style="font-size: medium;font-weight: bold;">
<!-- whisperへのリンク -->
<a href="http://whisper.wisdom-guild.net/card/Ertai's+Meddling/" rel="nofollow">
<!-- カード名 -->
アーテイのおせっかい/Ertai's Meddling
</a></span>
<!-- マナコスト -->
(X)(青)
<br>
<!-- カード・タイプ -->
インスタント
<br>
<!-- テキスト -->
Xは0にはできない。<br>
呪文1つを対象とする。それのコントローラーはそれを、その上に遅延(delay)カウンターがX個置かれた状態で追放する。<br>
そのプレイヤーの各アップキープの開始時に、そのカードが追放されている場合、それから遅延カウンターを1個取り除く。そのカードの上に遅延カウンターがなくなった場合、そのプレイヤーは元の呪文のコピーとしてそれをスタックに置く。
</div>
}}}}}}
#right(){[[引用元:Wisdom Guild>http://whisper.wisdom-guild.net/]]}
**評価
かなり特殊な打ち消し……じゃないけど、打ち消し呪文のような呪文。
簡単に言えば待機の数値が可変になったX呪文版[[遅延(Delay)]]といったような呪文。2マナで唱えた場合は1ターンだけ時間を稼ぐ呪文であり、基本的には遅延の方が優秀と言える。
ただし、遅延とアーテイのおせっかいは細部に多くの違いがあり、場合によってはアーテイのおせっかいが優れている場面もなくはない。
主な差異は以下のあたり。
・対象となった呪文を打ち消さず、スタックから直接追放する。
・キーワード能力「待機」を用いず、使われるカウンターも時間カウンターではなく遅延カウンターである。
・カウンターが無くなった時そのカードを唱えるのではなく、そのカードを元の呪文のコピーとしてスタックに乗せる。
一つ一つ確認していこう。
まず、「対象となった呪文を直接追放する」点について。
遅延の場合は対象となった呪文を打ち消してから追放しているが、アーテイのおせっかいの場合は直接追放してしまう。どちらにせよ対象の呪文が効果を発揮しなくなってしまうのは同じだが、[[突然の衰微(Abrupt Decay)]]のような打ち消されない呪文や、[[魂の洞窟(Cavern of Souls)]]経由で打ち消されなくなっている呪文に対して有効という点は遅延よりも優れていると言える。
次に、「キーワード能力・待機を用いない」点。
待機に関するシナジーが無く、時間カウンターを増減する効果を使うことができない。あまり問題になることはないが、[[憤怒の魔除け(Fury Charm)]]などと併用する場合は注意。
そして最後に、「カウンターが無くなった時、追放されていたカードを元の呪文のコピーとしてスタックに乗せる」点。
これがもっともややこしい点なのだが、遅延は追放されていたカードをそのまま唱えるのに対し、アーテイのおせっかいは元の呪文のコピーであるカードをスタックに乗せる。
「カードを呪文のコピーとして~」というルール的なややこしさは省略して言えば、以下の2点が主な違い。
・呪文を唱えているわけではないので、[[リスティックの研究(Rhystic Study)]]などが誘発しない。
・元の呪文のコピーなので、Xの値は変わらず、対象を取り直したりモードを選び直したりすることができない。
特に2点目の「対象が選びなおせない」という点には注意しよう。[[双つ術(Twincast)]]などの呪文のコピーを作るカードには大体「コピーの新たな対象を選んでもよい」と書かれているため忘れがちだが、アーテイのおせっかいにはそのような親切心は無い。ある意味ひねくれ屋なアーテイらしい気もする。
この対象を選びなおせないという点のおかげで、遅延よりも効果的に相手を妨害できる場合がある。遅延の場合は待機明けの状況に応じて対象を選び直せるが、アーテイのおせっかいの場合は追放された時点で対象にとっていたカードしかとれず、対戦相手に選択肢を与えずにすむ。
遅延の方が優先されることが多いが十分な性能と面白みがあるカードなので、ちょっと変わった妨害呪文を使いたい人は是非試してみてほしい1枚である。
**類似カード
[[遅延(Delay)]]
**相性の良い統率者
[[ザルファーの魔道士、テフェリー(Teferi, Mage of Zhalfir)]]
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