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秘儀の否定(Arcane Denial) - (2018/04/25 (水) 14:41:43) の編集履歴(バックアップ)
秘儀の否定/Arcane Denial (1)(青)
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。それのコントローラーは、次のターンのアップキープの開始時にカードを最大2枚まで引いてもよい。
次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。
評価
統率者戦において最も使われている打ち消し呪文の一つ。
色拘束が(青)のみで唱えやすく、僅か2マナで呪文のタイプを問わず打ち消すことができる。
そしてこの打ち消しの大きな特徴として、打ち消された呪文のコントローラーは2枚、唱えたプレイヤーは1枚のカードを引くことができる。
1対1のフォーマットであれば相手にアドバンテージを与えてしまうこのカードはやや使いづらいのだが、多人数戦である統率者戦では少し事情が異なる。
例として、多人数戦で
対抗呪文(Counterspell)のような通常の打ち消し呪文を使った場合、打ち消し呪文を唱えたプレイヤーと打ち消されたプレイヤーがお互いにハンド・アドバンテージを1枚分損してしまい、そのやり取りとは関係のない他のプレイヤー達に手札1枚分のリードを許してしまう。
一方、秘儀の否定で打ち消した場合、打ち消しを唱えたプレイヤーはハンド・アドバンテージを損することなく打ち消された側に1枚分のアドバンテージを与えるだけで済む。
プレイヤーAがプレイヤーBの唱えた呪文を打ち消した場合のハンド・アドバンテージの差 |
|
プレイヤーA |
プレイヤーB |
プレイヤーC |
プレイヤーD |
対抗呪文 |
-1枚 |
-1枚 |
±0枚 |
±0枚 |
秘儀の否定 |
±0枚 |
+1枚 |
±0枚 |
±0枚 |
秘儀の否定で打ち消した場合もプレイヤーBにリードを許しているように見えるかもしれないが、実際は重要な呪文を打ち消した上での+1枚なので実質的なアドバンテージはあまり得られていない。
そのため、プレイヤー間のアドバンテージにあまり差をつけることなく2マナで打ち消しを行えるこのカードは統率者戦においてとても使いやすいのだ。
また、このカードを使う上で覚えておきたい重要なテクニックとして、自分の呪文を打ち消すことで合計3枚のカードを引くことができる。
不要なカードばかり手札に貯まってしまったときは、これを活用して手札を回すのも重要な選択肢になるだろう。
また、カードを引くタイミングが"次のアップキープ"なので、上手く活用すれば
Time Twisterなどで手札を混ぜた後で時間差でアドバンテージを稼ぐようなこともできるだろう。
類似カード
相性の良いカード