エックスZ小説保管庫内検索 / 「デジタルディステニー第0章」で検索した結果

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  • デジタルディステニー第0章
    …それは、何処か暗い闇の中。 …ひとつの鼓動が聞こえる。 …そして、そこにひとつの大きな光。 …その大きな光の周りには5つの小さな光。 …ひとつは緑、自然の光。 …ひとつは青、海の光。 …ひとつは紫、闇の光。 …ひとつは水色、空の光。 …ひとつは黄色、機械の光。 …そして、その中心にある大きな白い光。 …小さな光は飛んでいく。何処かへ飛んでいく。 …そして、大きな光は消えていった。 そして人間界。 ここに5人の人間がいる。 何処にでもいる、平凡な5人の人間がいる。 彼等は知らない。これからの運命を… DIGITAL DESTINY
  • デジタルディステニー
    運命に翻弄される子供達を待つものとは… 第0章 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章
  • デジタルディステニー第1章
    ある日、ひとつの石を拾った。 特に何も考えてなかった。ただ、きれいだなと思っただけ。 今思えば、このことで僕の運命は決まっていたのかもしれない。 …綿貫 忠志 DIGITAL DESTINY 僕は、退屈していた。 平凡な毎日に退屈していた。 何も起こらず、毎日決まった時をすすむだけ。 退屈だった。 たぶん、心のそこで、何かが起こるのを待っていた。 放課後、僕はゆっくりと家へと向かう。 思えば、道草するのも日課になっていた。 少しでも、いつもと違うことを探していた。 でも、見えるのは変わらない景色。 僕は変化がほしかった。 でも、その願いは叶わなかった。 そう、これまでは… 僕はひとつの石を拾った。緑色に光る、きれいな石。 特に何も考えてなかった。ただ、きれいだなと思っただけ。 家では、母さんが待っていた。 父さんは今日も仕事で...
  • デジタルディステニー第2章
    私にとって、今暮らしているここが世界のすべてだった。 外国といっても実感は沸かない。 でも、海岸できれいな貝殻を拾ったときから、すでに運命は変わっていたのだと思う。 …大島 唯 DIGITAL DESTINY 私は、今暮らしているところしか知らない。 外国はもとより、遠くの地のことすらしらない。 だからこそ、私は新しい世界にあこがれていた。 そのことを友達に話すと笑われるだろうから、このことを誰にも話したことはない。 私は上手くやっているのだろうか。 それはよくわからない。 海岸を歩いてみた。 特に意味はなかった。ただ、歩きたかった。 そして、自分が知っている『世界』の端を見たかった。 その先には海が広がっている。 遠くには私の知らない国があるのだろうか。 そんなことを考えながら歩いていた。 その途中、きれいな貝殻を見つけた。 あまり見...
  • デジタルディステニー第3章
    俺はつまらない生き方をしていたのだと思う。 何も楽しむことはしなかった。 でも、あいつと出会ってから俺の運命は変わっていた。 …緑川 一 DIGITAL DESTINY 初めて人を殴った時のことを、俺は覚えていない。 気が付いたら何人もの人を殴り飛ばしていた。 何を思っていたか、俺は覚えていない。 気が付いたらここまで来てしまった。 「うぅ…もう勘弁してくれ…」 今日、俺はまたひとつ軍団を潰した。 今日の相手は隣町の学校の不良たち。 俺のうわさを聞きつけ仲間に引き込もうとしていた。 それを断ったら大勢で襲い掛かってきたので返り討ちにした。 …最初は気に入らない奴等を潰していただけだった。 それがいつの間にか『鋼の拳』などというおかしな二つ名を付けられている。 まったく、おかしな話だ… その時、俺はひとつの指輪を見つけた。 俺は特に見ずに...
  • デジタルディステニー第4章
    もし、自分が空を飛べたら何がしたいだろうか。 もし、自分が自由になれたら何がしたいだろうか。 もし、自分があの綺麗な羽を拾わなかったら何かが変わっていただろうか。 …杉下 庄平 DIGITAL DESTINY 僕は小さい頃から、大空にあこがれていた。 いつか、自由に空を飛びたいと思っていた。 でも、成長するにつれてそれが無理だとわかった。 それでも僕は時々、ぼんやりと空を眺めていた。 僕は他人に『自分』を見せていない。 唯一見せていた両親は数年前交通事故で2人とも死んでしまった。 今の僕を知っている人はきっと静かないい子として認識しているだろう。 でも違う。僕はそんな人間じゃない。 僕は自分を隠し通していた。 そうでもしないと皆に迷惑がかかるから。 「お前今日暇か?」 「ごめん、今日はちょっと用事があるんだ」 僕はいつものように友人...
  • デジタルディステニー第5章
    僕にとって、この世界は最悪だった。 だからこそ、こんな世界から開放されたかった。 だからこそ僕は、運命が変わっていくことを受け入れていた。 …三浦 圭介 DIGITAL DESTINY 僕は、俗に言ういじめられっ子である。 数人の人間に殴られ、蹴られ。 持ち物を壊されることなどよくあった。 だからこそ、僕はこの世界が嫌いだった。 何故僕だけがこんな目に遭わなければならないのか。 僕の心には次第に黒い感情が芽生えていた。 …明日、この世界から解放されよう。 決心したとはいえ、僕は恐れていた。 開放されて、僕は果たして幸せになれるのだろうか。 別の世界へ行っても変わらないのではないか。 いや、もしかしたら今よりもっと酷いかもしれない。 そう考えると、僕は怖くなっていく。 …もう考えるのはよそう。 どうせ、明日には開放されるのだ。 この世界...
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  • デジタルバスター第48話
    剛輔「ここまでくればもうすぐか…」 スネイク「あぁ…大分遅れをとってしまったからな…」 剛輔「…行くぞ」 スネイク「あぁ」 第48話 優越 前回のあらすじ クローモンと対峙した龍。2人は戦うことになる。 互角の勝負の中、龍はクローモンを倒し誡を助け出すことに成功した。 剛輔たちがサジタリモンと別れてから数日。プリズムキャッスルのすぐ近くまで来ていた。 剛輔「多分あいつらも近くに来ているだろう…」 スネイク「あぁ、向こうは数が多い分有利だからな」 2人だけでここまで来た。 それは龍たちと出会う前と変わらない。 だが、その中身は変わっていた。 自らの状況を自覚し、成長した剛輔。 もはや彼等に迷いは無い。 剛輔「…どうやら俺たちには近づいてほしくないようだな…」 森の中から何体ものデジモンたちが現れる。 彼等は皆操られ、剛輔たちに襲い掛かって...
  • デジタルバスター第15話
    スネイク「どうした?」 龍「…てめぇ…」 剛輔「貴様は…潰す!」 ミラージュ「このミラージュモンの幻想…思い知るが良い。」 第15話 武装 前回のあらすじ 龍は突然ただの岩がクワガ-モンに見え、春名達とはぐれてしまう そして偶然剛輔達と会ったが、剛輔と共にミラージュモンの幻想にとらわれてしまった。 龍「お前もずいぶん汚いことするな!」 龍の目の前に映ったのはトラップマスタースパイダモンだった。 剛輔「貴様…今度こそ逃がさん!」 そして剛輔の前に見えたのはミラージュモンであった。 スネイク「剛輔、どうした!奴はここにはいない!」 剛輔「…貴様!」 龍「こん畜生!」 二人は殴り合った。二人には目の前にいるのが敵だと思っているのだ。 スネイク「そんな…判断力まで鈍っているのか…」 剛輔「貴様に俺の事を知る権利は無い!」 龍「さっさと諦めたらど...
  • デジタルバスター第23話
    ガト「さて、いきますか!」 リフレク「掛かってきやがれ!」 デルタ「返り討ちにしてくれるわ!」 ソード「いざ、参る!」 第23話 狂戦士 前回のあらすじ 賞金稼ぎであるリフレクモンとの戦いの中、突如仲間のデルタモンが現れ龍達は苦戦する。 だが、龍のD・フォンにエヴォリューションが現れキッドモンはガトモンに進化する。 ガト「それじゃあ行くぜ!オラオラオラ!」 リフレク「ちぃ、リフレクト!」 デルタ「大丈夫か、リフレクモン」 リフレク「あぁ、だが長くは持ちそうにない」 ソード「隙有り!」 デルタ「ちぃ!」 シーフェア「凄い…」 誡「ソードモン、デルタモンを抑えるんだ!」 ソード「御意!」 リフレク「させるか!」 ガト「おっと俺を忘れるなよ!」 リフレク「クッ…」 剛輔「…あいつら…」 ハブ「剛輔、落ち着け」 剛輔「あぁ…わかっている...
  • デジタルバスター第21話
    剛輔「貴様…さっきから見てるだけだったな…」 アリエス「えぇ…ところで」 アクア「?なあに?」 アリエス「皆さんの秘密、知りたくありませんか?」 第21話 使命 前回のあらすじ 龍の携帯を探すため再び海岸へと訪れた龍達。そこでスターレジェンズの一人、アリエスモンと出会う。 そしてスレイブモンに襲われた龍達は偶然にも誡達と再開、スレイプモンを倒した。 龍「秘密?」 誡「何なの、それ」 春名「知りたい知りたい!」 剛輔「フン!」 アリエス「あなた方が伝説の4人の勇者だということは知ってますね?」 ガンム「あぁ、龍達はそのために人間界とか言うところから飛ばされてきたんだよな」 龍「おう、そうだぞ」 誡「たしか携帯が届いてそれから…」 春名「あ、私もそうだった」 そういうと3人は携帯を取り出す。 龍「剛輔、お前は?」 誡「たしか貴方も携帯を持...
  • デジタルバスター第32話
    ???『この研究所も元々これらのものだったのをいただいたのだ。機械型デジモンってのは楽でな、頭をちょっと弄れば人形となるんだ』 誡「他人を何だと思ってるんだ!」 ???『お前達が何を興奮してるのか我輩にはわからん…まぁいい、テストを開始しよう。やれ、アンドロモン』 アンドロ「了解…」 第32話 憎しみ 前回のあらすじ 目をさました誡はバルトモンと再会、パイシーモンと出会った。 突如現れた通路の先でアンドロモンが現れ、戦うことになった。 アンドロ「攻撃…開始」 腕の銃口から火花が散っていく。 誡「ウワッ!」 バルト「チッ…」 パイシー「クゥ…」 止まない銃撃。それは誡たちを疲労させていった。 パイシー「三人がかりでこれとは…ちょっとまずいね…」 誡「どうしたら…」 バルト「仕方ない、こいつを…」 バルトモンはゆっくりと包帯を解いていく。 ...
  • デジタルバスター第22話
    アリエス「…ほとんど知らない私がとよかく言うのもなんですけど…お願いします、私達に力を貸してください」 誡「何が何だかわからないけど…いまさら黙って見てられないよ」 リフレク「何つべこべ言ってんだ!あんた等を倒して俺が賞金を手に入れるんだ!」 龍「させるかよ!」 第22話 猛攻 前回のあらすじ 龍達はアリエスモンからD・フォンの事を教えてもらうが結局はほとんど知らなかった。 しかし賞金稼ぎのリフレクモンが現れ、やむを得ず戦いが始まった。 リフレク「さーて、どいつから片付けようか…」 剛輔「少なくとも俺は貴様にはやられん」 スネイク「剛輔…」 龍「まったく強がりもいいとこだぜ」 剛輔「つけあがるよりましだがな」 龍「んだと!」 誡「喧嘩している場合じゃないよ!」 春名「そうだよ、今は頑張らなくちゃ!」 龍「おう!それじゃあ…」 4人「エヴォ...
  • デジタルバスター第25話
    スラッシュ「さてと、そろそろ行くよ」 ポイズン「ま、待て!お前は俺が!」 ハブ「剛輔!」 リフレク「貴様等だけは…許せねぇ…何時か必ずぶっ潰す!」 第25話 過去 前回のあらすじ 突如現れたスラッシュモンとポイズンモンとなった剛輔。二人の戦いはデルタモンの消滅によって終了した。 スラッシュモンとそれを追うポイズンモンは何処かへと消え去った。 ポイズン「あいつだけは…あいつだけは…」 ポイズンモンは何処か森の中を駆けぬけていた。 ポイズン「あいつだけは…良平…」 龍達がDWに来る1ヶ月前、人間界 良平「あ~暇だ…」 剛輔「暇なら勉強でもしたらどうだ、小遣いピンチなんだろ?」 良平「そうは言うけどね…」 良平母「良平、何か小包届いてるわよ」 良平「はーい」 良平の元へ届いた小包の中にはあのD・フォンが2つ届いていた。 剛輔「携帯か?」...
  • デジタルバスター第54話
    シレイ「愚かな…自ら死を求めるとは…」 ワイバー「ま、マジかよ…」 バルト「何故だ…『誡』…」 誡「…僕は…もう誰かが消えるのを…見たくないから…」 第54話 闇 前回のあらすじ 龍が乗り込んだ隙を突き進入したバルトモンとワイバーモン。 プリズムキャッスル内でデンスモンと戦うも手も足も出なかった。 だが、止めを刺されると思った瞬間、誡がそれを庇ったのであった。 誡「僕は…僕は…」 誡が受けたダメージは相当なものである。 誡はその場に倒れた。 ナイフ「誡殿!誡殿!」 バルト「そんな…誡!誡!」 僕はこの世界に来ていろんなものを見てきた。 弱肉強食の世界。 騙し、騙しあいの世界。 多くの命が失われる世界。 僕はもういやだった。 誰かを騙すのはいやだ。 誰かに騙されるのはいやだ。 誰かが死ぬのはいやだ。 誰かに殺されるのはいやだ...
  • デジタルバスター第35話
    龍「春名…本気なんだな」 春名「えぇ…ハイドロモン!」 ハイドロ「うん!」 ドーケ「フッフッフ…」 第35話 脱出 前回のあらすじ 春名を見つけた龍達はシーフェアモンに襲われる。 そしてドーケモンが現れ、春名が自分の意思で裏切ったことを知った。 ガンムモンとナイフモンは捕らえられ、シーフェアモンはハイドロモンに進化する。 剛輔「チッ…行くぞスネイクモン!エヴォリューション!」 スネイク「スネイクモン進化!」 ハブ「ハブモン!」 ドーケ「私にかなうとでも?」 ドーケモンはトランプを投げ、翻弄する。 スコピオ「チッ…」 ハブ「クソッ…」 龍「春名…俺は…」 春名「龍君…ハイドロモン!」 ハイドロ「しばらく眠ってて!」 龍の周りにたくさんの水泡が現れる。 そしてその水泡は弾丸となって龍を襲っていく。 龍「畜生…こんな時に何もできないのか...
  • デジタルバスター第18話
    龍「なぁなぁ、何処行くんだ?」 剛輔「うるさい…」 龍「いいじゃんよ!」 スネイク「はぁ…」 第18話 弾丸 前回のあらすじ 突如襲ってきたストーグモン。手が出せなくピンチだった所を誡とナイフモンが助けに来た。 そして龍と連絡が取れた誡達は魔物が住むといわれる海岸へと向かった。 龍達はひたすら道を進んでいた。 龍「なぁなぁ…」 剛輔「黙れ!」 スネイク「剛輔、そいつはほっといて行こう」 剛輔「元よりそのつもりだ…」 龍「何だよ、勝手にしろって行ったのはそっちだろ!」 スネイク「そっちが何しようとこっちは関係ない!」 剛輔「そういうことだ、じゃあな」 龍「おいまてよ!」 スネイク「剛輔、そろそろ着くぞ」 龍「…海?」 そこには広い海が広がっていた。 剛輔「ここが魔物が住む海か…」 龍「魔物か…こりゃあ腕が鳴るぜ!」 剛輔「一応言っ...
  • デジタルバスター第19話
    誡「そ…そんな…」 龍「携帯がない…」 剛輔「チッ…戻るぞ!」 ライブラ「ああ…しっかりとやるさ…」 第19話 師弟 前回のあらすじ 魔物が住む海へとたどり着いた龍と剛輔。そこで海の魔物ダコモンが襲いかかる。 デジタルアーマーも発動せずピンチに陥った龍達だが一発の弾丸によって急死を免れる。 そして誡達とすれ違いざまに海岸を後にし、再び戻るのであった。 誡「…とにかく探そう…」 ガンム「ああ…そうだな…」 春名「あれ、何だろう?」 春名が指差した先には倒れたダコモンの姿が合った。 アクア「あれって…ダコモン!」 ガンム「じゃああれが海の魔物…」 誡「怪我をしてる…ナイフモン、救急道具を!」 ナイフ「承知!」 ガンム「おいどうするんだよ!」 誡「怪我人はほっとけないよ!」 春名「…私手伝う!」 ダコ「誰だ…」 誡達が治療をしてい...
  • デジタルバスターSecond 第5話
    周りに草原が広がり、広大な自然がある世界。 俗に言うファンタジー世界にいけたらいいなと思ったことがある。 だけどまさかさ… 『以前行ったことがある』とは思わないだろ普通。 第5話 ghost ~亡者~ 前回のあらすじ 野宿を繰り返していた真とヴェルモンだったがやっとのことで町に辿り着く。 だがその町はテッカモンによって支配された町だった。 ヴェルモンたちはコスモモンと協力してテッカモンを倒し、町を後にするのであった。 最近あいつが付き合い悪い。 そう思ったのは何時だろうか。 気が付くと彼はいつも一人でごろごろとしていた。 「ったく…最近いっつもすぐ帰るし…何やってるんだあいつ?」 ひたすらごろごろする。他にすることもなし、勉強なんてもってのほかだった。 「あーあ…こんなことならファンタジーの世界に行ってみたいよ…」 だがそんなことあるはずが無...
  • デジタルバスター第49話
    剛輔「そうか…『希望』とはそういうことか…」 スラッシュ「いい加減に倒れろ!」 剛輔「俺の戦う理由…それは良平、お前を取り戻す!デジタルアーマーダウンロード!」 ヴァング「ヴァングモン!」 第49話 希望 前回のあらすじ プリズムキャッスルへと近づいていた剛輔たちはスラッシュモンと戦うことになる。 その中で剛輔は本当の戦う理由を見つけヴァングモンとなった。 ヴァングモン。風を操り高速で行動できる獣人型デジモン。必殺技はエアロスラッシャー。 スラッシュ「お前…その姿は…」 ヴァング「これは俺の希望…俺の望んだ力だ!」 スラッシュ「またか…またお前なのか!」 スラッシュモンは腕の爪を振り下ろす。 しかしヴァングモンには当たらない。 ヴァングモンは素早く後ろに下がり、それをかわした。 そして、再び前に出てスラッシュモンの懐に潜り込む。 ヴァング「...
  • デジタルバスター第71話
    ハイドロ「もう、春名は充分戦ったよ…」 セイレー「ありがとう…とにかく、他の人と合流できればいいんだけど…」 ヴァング「お前には聞きたいことがある…それに、お前と決着を付けねばな。俺はそのためにここまで来た」 ミラージュ「そうですか…ならば、相手になりましょう」 第71話 剛輔 前回のあらすじ ドーケモンの術を打ち破った春名とハイドロモンはドーケモンを退かせた。 一方、奥を目指していた剛輔とオピュクスモンはミラージュモンと遭遇した。 ヴァング「言っておくが…俺は容赦はしない!」 すぐさまミラージュモンへ向けて飛び掛る。 だが、ミラージュモンはその姿を消しそれをかわした。 ヴァング「チッ!」 ミラージュ「せっかちですねぇ…カルシウム取ってます?」 ヴァング「黙れ!貴様は俺が倒す!」 ミラージュ「…少し、自分自身と向き合う必要があるようですね…」 ...
  • デジタルバスター第37話
    ライブラ「とにかく…君には強くなってもらいたい…こっちへ来てくれ」 龍「あ、あぁ…」 ライブラ「君にはここで、修行をしてもらう」 龍「修行?」 第37話 修行 前回のあらすじ 目覚めた龍はライブラモンから誡達が戻って来ていないことを知らされる。 そして、ライブラモンとともに修行をすることとなった。 ライブラ「そう、修行だ」 龍「修行…」 バルト「…で、僕が使われると?」 ワイバー「まぁまぁいいじゃねぇか」 龍「お、お前達は…」 龍は見覚えが無いわけではなかった。 脱出する際、一緒にいた者たちだ。 それを知っているからこそ、あまり驚きはしなかった。 ライブラ「そう、まずはお前がその力を自由に使えるようにならなくてはな…」 バルト「ま、やるからには手加減はしないぞ」 その刹那、衝撃が走る。 龍はとっさにかわすもその場には軽いクレーターがで...
  • デジタルバスター第44話
    スネイク「朝か…曇っているせいでよくわからないな…」 サジタリ「ここらはよく曇っているからな」 スネイク「…みたいだな」 剛輔「…俺はもう行くぞ」 第44話 自覚 前回のあらすじ 洞穴へと運ばれた龍はそこでCタイガモンと対峙する。 何をすべきかを問われた龍は自らの迷いをすて、皆を助けるために再びプリズムキャッスルへと向かった。 疲労が溜まり、倒れてしまった剛輔を洞窟に運んでから数日。 剛輔は再び進もうとしていた。 スネイク「剛輔、まだ完全に回復したわけではないんだ!まだ…」 剛輔「俺は一刻も早くプリズムキャッスルへと向かわなければいけないんだ…」 サジタリ「…無駄なことを」 洞窟を出ようとした剛輔はサジタリモンの言葉に足を止めた。 剛輔「何だと?!もう一度言ってみろ!」 サジタリ「何度でも言ってやるさ、今のお前達が行っても無駄だ」 スネイク...
  • デジタルバスター第56話
    ドーケ「なるほどな…確かにそうするのが最も確実な手だ。だが…遅かったな」 ハイドロ「そ、それってどういう…」 春名「良かった…雪…」 雪名「おはようお姉ちゃん、そして…さよなら、お姉ちゃん」 第56話 姉妹 前回のあらすじ 春名は妹である雪名を助け出すためにプリズムキャッスルの奥を目指していた。 名を見つけ出し、救出するも雪名は春名を拒絶した。 春名「どうしたの…なんでそんなこと…」 ドーケ「お前はここに来るのが遅すぎたのだ…斉藤雪名はもう私の忠実なる僕だ」 雪名「遅かったねお姉ちゃん…待ちくたびれちゃった…」 雪名の手にはD・フォンが握られていた。だがその周りには何かの機械が取り付けられている。 ハイドロ「あれは…」 ドーケ「あれはシレイモンが開発した疑似進化促成装置、本来心に反応するものを強制的に発動させる装置…だそうだ」 雪名「じゃ、行く...
  • デジタルバスター第60話
    春名「私は戦います、ここで逃げるわけには行かないから」 剛輔「こちらとしては、どうしても決着を付けたい相手がいるからな」 誡「きっと、これでいいんだよ」 龍「…俺も戦う」 第60話 集結 前回のあらすじ 元の世界に帰る術を手に入れた龍たちは決断の時を迎えた。 それぞれ考え出した結論。それはこの世界に残り、最後まで戦い抜くことであった。 とある荒野に存在する城。 それこそがカオスモンの居城であった。 そして微かな炎に照らされた薄暗い部屋の中。 Nブレイ「…カオスモン様、おそらくそろそろ敵が来る頃です」 カオス「…そのようだな。迎える準備は?」 混沌の力を持つ魔人、そしてそれに仕える光の剣士。 Nブレイ「現在、兵達を周辺に配備しております…カオスモン様」 カオス「何だ…」 Nブレイ「最近、周囲で妙な状況になっております。ミラージュモンとドーケモ...
  • デジタルバスター第40話
    何処か森の中。ここにひとつの戦いが行われていた。 剛輔「チッ…ハブモン!」 ハブ「デヤッ!」 剛輔「数が多すぎる…」 第40話 疲労 前回のあらすじ クローモンと戦う龍達。クローモンは突然退いていった。 そして、龍とバルトモンたちは別行動をとることになってしまった。 龍達よりも先にプリズムキャッスルを目指していた剛輔たち。 その途中、突如操られたデジモン達に襲われていた。 ハブ「クッ…こう数が多くては…」 剛輔「数が多いということは近づいている証拠だ…一気に行くぞ!」 ハブ「あぁ!」 剛輔とハブモンはデジモン達の群れに飛び込んでいった。 剛輔「はぁ…はぁ…」 スネイク「大丈夫か?ライブラモンの所を出てから一度も休んでない…このままでは…」 剛輔「心配ない…戦っているのはお前だ、お前は休んでいろ」 デジモン達の群れを退けた剛輔とスネイ...
  • デジタルバスター第79話
    カオス「消滅せし混沌<カオスブレイク>!」 カイザー「消失覇道<カイザーブレイダー>!」 二つの波動がぶつかり合う。そして… 辺りは光に包まれた。 最終話 平穏 『私は今、DWでこの日記を書いています。  あの戦いが終わって、私は一度元の世界に帰ることが出来ました。  雪名のD・フォンは無理をしすぎたためか壊れてしまい、今ではDWでの記憶が無いまま平和に暮らしています  そしてDWでは現在荒れてしまった場所の復興作業が始まっていました』 ストーグ「おいスレイブモン、こっちに木材頼む!」 ネズッチュ「スレイブモン、こっちにもお願いするッス!」 スレイブ「オラをこき使うなダギャ!」 あの戦いを生き残った彼等は復興作業をしていた。 ストーグ「しかしよくお前生きてたな?てっきりすぐにお陀仏かと思ったぞ?」 ネズッチュ「どっかのでくの坊と違ってこっ...
  • デジタルバスター第41話
    ハブ「この矢は…サジタリモンか!」 サジタリ「おとなしくしろ!ジャッジメントアロー!」 剛輔「はぁ…はぁ…終わったか…」 ハブ「あぁ…剛輔?!」 第41話 警告 前回のあらすじ 龍たちよりも先にプリズムキャッスルを目指していた剛輔たちはカオスモンに操られたデジモン達に襲われていた。 そこをサジタリモンによって助けられたが、剛輔は疲労が溜まり倒れてしまった。 近くにあった洞窟、そこにサジタリモンは剛輔を運んだ。 よっぽど疲れていたのか、剛輔は目を覚まさない。 結局、この日は洞窟で休むことになった。 サジタリ「しかし…どうしてこんなことに…」 スネイク「話すと長くなるんだが、実は…」 一方その頃、プリズムキャッスル。 その前でミラージュモンは一人、光の差さない曇った空を眺めていた。 ミラージュ「さて…どうしたものか」 ???「連絡が来ない...
  • デジタルバスターSecond 第3話
    すべてを失った。 すべてが消えてった。 そして今残っているのは… 一体、何なのだろう。 第3話 function ~機能~ 前回のあらすじ 真は状況を知るためにヴェルモンの町へと向かう。 だが彼等がついたとき、町は壊滅状態となっていた。 町を襲ったリーダー相手に苦戦するヴェルモンだったが進化することでそれを倒した。 そして彼等は町を離れ、旅をすることになった。 彼等が旅を始めて早数日。 彼等はとある荒野を歩いていた。 「しかし前に草原があったと思ったらいきなり荒野だもんな…」 「ここはそういうところだ。他にも森を抜けたら雪山なんてものあるな」 比較的落ち着いて歩いている二人。 旅を続けるうちにお互いを理解できたようだ。 「うげ…やだなそれ…」 「まぁ慣れればたいしたこともないだろ…」 しかし彼等の会話は乏しい。 それもヴェルモンが問題...
  • デジタルバスターSecond 第6話
    今はまだ勝ち続けていられる。 だがもしもっと強力な敵が来たらどうすればいいのだろう。 俺に勝てない敵が出てきたら? 何か…武器でもあれば… 第6話 armaments ~武装~ 前回のあらすじ 以前の記憶を失い普通の子どもとして生活していた良平は再びDWへと飛ばされてしまう。 亡者から逃げ延びた良平はそこで片腕を失った天使と出会う。 そして森を出た良平は天使の命を受け継いだフラモンと共に旅をすることになった。 町を出てから早数日。 真とヴェルモンは広大な草原を歩いていた。 「しかし…見渡す限り何もねぇな…」 「その分敵が来てもわかりやすい。問題は無いだろ」 「ま、そりゃそうなんだけど…」 ヴェルモンの顔は依然として暗いままである。 そのとき、突然地面が揺れだした。 「っと…また地震か?!」 「最近多いな…何かあったのか?」 この辺りに来...
  • デジタルバスター外伝 バルトモンの章 後編
    ある小さな洞穴の中。 そこにバルトモンは寝かされていた。 そこが何処かは分からない。 彼は、生き残ったのだ。 デジタルバスター外伝 バルトモンの章 後編 バルト「…ここは」 ???「目が覚めたか」 バルトモンは目を覚ます。 そこには、仮面を付けた天使のようなものがいた。 バルト「あの…あなたは?」 ジェミニ「自己紹介が遅れたね、私はジェミニモン…スターレジェンズの一人だよ」 ジェミニモン。常に仮面をつけている天使型デジモン。必殺技はアナザーディメンション。 バルト「はぁ…どうもです」 彼は死んだと思っていた。 しかし、彼は生きている。 生きていた喜びと死にかけた悔しさ。 彼の心は複雑な心境であった。 ジェミニ「しかし…君の右腕、相当なものだね」 彼は改めて気づく。彼の機械の右腕は粉々に砕け散っていたのだ。 当然、今の彼には戦う術はない。今後...
  • デジタルバスター第31話
    Mリフレク「ガアアアアアア!」 オピュクス「…お前の憎しみ、断ち切らせてもらった」 誡「誰?!」 バルト「…誡?」 第31話 実験 前回のあらすじ Mリフレクモンの攻撃に苦戦する龍達。 しかし、ハブモンはオピュクスモンに進化し、Mリフレクモンを倒した。 バルト「しかし…まさか誡がここにいるとは思わなかった…」 誡「それはこっちのセリフだよ…どうしてここに?」 バルト「僕はここが記憶の手がかりになると思ってね。スターレジェンズに無理言ってこさせてもらった」 誡「スターレジェンズに?」 ???「ま、そういうこと」 通路の影、そこに一人の魚人が現れた。 誡「あなたは…」 バルト「あぁ、紹介するよ。僕に付いてくれることになったパイシーモンだ」 パイシー「ま、人員が増えるのはいいことだからね」 パイシーモン。口から骨を飛ばす魚人型デジモン。必殺技は...
  • デジタルバスター第9話
    誡「ワイバーモン、凄い速いね!」 ワイバー「そうだろ、そうだろ!俺は速攻ドラゴンだぜ!」 ナイフ「これならすぐに着くでござるな!」 ワイバー「よし、着いたぜ!」 第9話 悪魔 誡「ありがとうございました」 ワイバー「いいってことよ!じゃあ俺はそろそろ行くぜ」 そう言うとワイバーモンは飛んでいってしまった。 ナイフ「では参りましょう」 ???「そうはいかないぞ!秘儀・笹鞘割!」 ナイフ「ヌッ!曲者!」 誡「あなた…まさか?!」 ボーグ「久しぶりだな…貴様等!」 ナイフ「ボーグモン、なぜお前がここに!」 ボーグ「とにかく貴様等はここで倒す!」 誡「ク…」 その同時刻… モノクロ「さぁ、つきました」 龍「やっと着いたか…」 春名「なんかすんごく長かったね!」 ガンム「アクアモンがぶっ倒れたからな」 アクア「何ですって!私のせいだと言うの...
  • デジタルバスター第7話
    誡「はぁ…はぁ…」 ナイフ「大丈夫でござるか?!」 誡「…大丈夫…これぐらい…」 ナイフ「クッ…テイヤ!」 第7話 記憶 前回のあらすじ モノクロモンに乗って進んでいた龍達だがアクアモンが突然倒れ一時近くの池を目指す。 池でアクアモンの回復を待っていた時、トラップマスタースパイダモンによって捕らえられてしまう。 しかし、回復して進化したシーフェアモンと激怒した春名によって倒し、再び村へと向かった。 2時間前… ナイフ「誡殿、今日はこのへんで休みましょう」 誡「そうだね」 誡達はある山のふもとにきていた。 誡「フゥ…あれ?」 ナイフ「どうされました?」 誡「いや…あれ」 誡が指差した方向を見ると光る何かが落下していた。 誡「あれって…流れ星じゃないよね?」 ナイフ「流れ星を見るにはまだ早い…」 そういうと光るものは近くに落下したようだ。...
  • デジタルバスター第3話
    龍「まさかまだやるってのか?」 クワガー「?何だお前ら?」 誡「へ?どういう事…」 ナイフ「よし、この近くに村がある。そこで話をしよう。」 第3話 情け 前回のあらすじ ガンムモンとナイフモンに助けられた龍と誡。 隙を付かれてピンチになったが龍の機転によりなんとかクワガ-モンを倒した。 森から出て数分後… ガンム「アハハハハ!お前ら大変だったな!」 龍「ハハハハハ!お前ら変だけど凄いな!」 誡「すっかり馴れ合ってるし…」 ナイフ「これほどとは…」 龍「よし、向こうまで競争だ!」 ガンム「おう、負けないぜ!」 ナイフ「あぁ、まて!そっちは…」 誡が呼びとめるものの龍とガンムは飛んでいった…ドガ! ナイフ「崖だから気をつけろといったのに…」 ガンム「遅い…」 誡「大丈夫?」 龍「なんとかな…」 ナイフ「まったく…お、ついたぞ」 ...
  • デジタルバスター第2話
    龍「な…なんだ…」 ???1「大丈夫か?」 第2話 出会い 前回のあらすじ 突然DWに飛ばされた少年達「浅野 龍(あさの りゅう)」と「水野 誡(みずの かい)」 そして襲いかかってきたクワガ-モンから逃げていたとき、2匹のデジモンに助けられたのであった。 誡「貴方達は…」 ???1「?俺はガンムモン」 ガンムモン。頭に銃が付いているマシーン型デジモン。必殺技はエアロバスター。 ???2「拙者はナイフモンだ」 ナイフモン。右腕がナイフの人型デジモン。必殺技はスラッシュパンチ。 龍「ガンムモンに…」 誡「ナイフモン?」 ガンム「ま、まずはコイツを倒してからだ」 ナイフ「詳しい事はそれからお話したそう」 そう言うと2匹はクワガーモンへ向かっていった。 クワガー「ガァァァァ!シザーアームズ!」 ガンム「へっ!そんな攻撃当たるかよ!」 ナイフ「...
  • デジタルバスター第66話
    ソード「師匠…ありがとうございました!」 カプリコ「さて、貴様等…俺の命を奪うんだ、相当の覚悟は出来ているんだろうな」 ヤイバ「僕はお前なんてどうでもいい…ここから出させてもらうよ」 『お前には我輩の最高傑作…スターキメラモンの相手をしてもらう』 第66話 実験体 前回のあらすじ かつての師、カプリコモンと戦うことになったソードモン。その実力に苦戦していたが、接戦の末勝利を収めた。 だが突如メガドラモンが現れ、カプリコモンはそれを庇い致命傷を負ってしまう。 ソードモンはカプリコモンに見送られ、誡の元へと急いだ。 一方誡は闘技場にてスターキメラモンの相手をすることになった。 スターキメラモン。スターレジェンズのパーツで合成された合成型デジモン。必殺技はスターバイパー。 ヤイバ「ふぅん…趣味が悪いね、こんなの作って」 『かつてあらゆるデジモンのパーツで...
  • デジタルバスター第29話
    ???『ちょうど我輩の研究所にもネズミが入り込んだところだ…お前達も我輩の研究所に招待しよう』 龍「な、何を考えてやがる?!」 ???『さぁ、我輩のところには誰がたどり着けるかな?』 龍「み、みんな!」 第29話 復讐 前回のあらすじ 剛輔を探していた龍達は野宿をすることになった。 そこでスターレジェンズのキャンサーモンと出会うが、突如チューブが現れ龍達は吸い込まれてしまった。 龍「ん…あぁ…」 龍が目を覚ますとどこか部屋のようなところだった。 ???「目が覚めたか」 龍「…ウワァッ!な、何だお前?!」 スコピオ「何だとは何だ、折角倒れてるお前を拾ってきたのに」 スコピオモン。尻尾に猛毒の針がある昆虫型デジモン。必殺技はポイズンピアス。 龍「そうか…そうだ、他のみんなは?!」 スネイク「どうやら私達だけのようだな…」 スネイクモンが暗闇から...
  • デジタルバスター第42話
    龍「はぁ…はぁ…」 雨の降る森の中。龍はただ一人歩いていた。 龍「はぁ…はぁ…待ってろよ…皆…」 龍はフラフラと先を進んでいった。 第42話 剣士 前回のあらすじ サジタリモンに助けられた剛輔たちは彼に事情を説明した。 一方その頃、プリズムキャッスルではナイトブレイモンがミラージュモンと合流する。 そして剛輔は洞窟で休息をとることになった。 バルトモンたちと別れてから数日。龍は一人でプリズムキャッスルを目指していた。 彼にとって一人旅は始めてであった。そうした事実は彼の疲労を高めていた。 もはや彼は限界に近く、歩くのがやっとといったようだった。 龍「はぁ…はぁ…」 大木に近づくとそのまま倒れこんでしまった。 しかし彼は進むのを止めない。捕らえられた仲間のため、そして敵となった友のため。 そのことが彼を動かす原動力となっていた。 辺りに...
  • デジタルバスター第12話
    龍「良し、行くぞキッドモン!」 キッド「おうよ!」 ディードラ「その威勢が何時まで続けられるかな!ディーレーザー!」 キッド「うるせぇよ!ブレイブリボルバー!」 第12話 決着 前回のあらすじ ボーグモンと戦っていた誡とブレードモン。ブレードモンは酷く動揺し実力を出せないでいた しかし、誡の叫びにより目が覚め、昔師匠から教わった奥義・風刃切りでボーグモンを倒したのであった 二人の攻撃が爆風を生む。 ディードラ「そらそらそらそら!どうした、サッサとこい!」 キッド「言われなくても!そらよ!」 二人は次々と連射するが、なかなか当たらない。 ディードラ「クッ…このままでは勝負がつかない…」 龍「…よし!」 キッド「どうした?」 キッドが問い掛けると龍は小石を拾った。 キッド「…まさか…」 龍「こうするんだよ!」 龍は思いっきり小石をディードラ...
  • デジタルバスター外伝 バルトモンの章 前編
    広大な草原… ここに、一人のデジモンがいた。 その名は、バルトモン。 これは、バルトモンの戦いの物語である。 デジタルバスター外伝 バルトモンの章 前編 バルト「ふぅ…さすがに広いな…」 ワイバーモンと別れ、一人で旅を始めたバルトモン。 さまざまな所を旅し、現在は広い草原の上に立っていた。 バルト「さてと…」 彼は考えていた。自分が何者であるかを… 彼は探していた。自分の記憶を… バルト「…またか…」 そして旅の中で、戦うことも少なくなかった。 何もしていない彼に対し、何故か襲ってくる者たち。 彼は初め何故自分を襲うのかを聞いた。しかし、今ではそれはない。 なぜなら、彼等は自分というものを持っていなかったからだ。 サンダーボール「ビビビ…」 サンダーボールモン。全身磁石で体から何時も電気を放出している突然変異型デジモン。必殺技はサンダーボルト。...
  • デジタルバスター第72話
    ヴァング「今の俺にはお前の声は聞こえない、だがお前には聞こえているはずだ!早く!」 ミラージュ「どういうつもりでしょうね…気でも狂いましたか?」 ヴァング「早く!俺を信じろ!」 オピュクス「クッ…『サンダークロー』!」 第72話 追求 前回のあらすじ ミラージュモンと対峙した剛輔は幻影に翻弄されていた。 そして剛輔はオピュクスモンに自らを切り裂かせた。 ヴァング「グゥ…」 ヴァングモンはその痛みに足元がふらつく。 しかしその目はしっかりとミラージュモンを捉えていた。 ヴァング「…見えた!」 オピュクス「剛輔!」 ミラージュ「なるほど…痛みにより幻影を消し去りましたか…ですが、それも一瞬だけです」 ヴァング「相手の場所さえ…その気配さえわかれば!」 ポイズン『だが忘れるなよ?俺がいることを』 もう一人の俺はまるで阻むかのように目の前に立...
  • デジタルバスターSecond 第4話
    心の傷はなかなか癒えない。 俺にはそんな力はない。 俺には何も無い。 俺に出来ることって何だろうか。 第4話 pride ~誇り~ 前回のあらすじ 町を離れ荒野を旅する二人にセーバードラモンが襲い掛かる。 空を飛ぶ相手に苦戦したが機転を利かせ勝利した。 「なぁ…町まだかよ…」 ひたすら荒野を歩く二人。 旅に慣れてない真にとって連日の野宿は辛かった。 「もうすぐだ…そろそろ見えてくる」 ヴェルモンの言うとおり、微かだが町並みが見えてきた。 それは少し大きくにぎわった町であった。 「本当だ…さっさと行こうぜ!」 「お、おい!」 二人は町に向けて走り出す。 だが彼等はその後ろにいる存在に気づくことは無かった。 「例の奴等が入った…作戦を決行せよ」 「ようこそ我が町へ!」 町に入ったとたん、二人は突然歓迎された。 疲れていた真はそれ...
  • デジタルバスター第4話
    龍「なんであんな事を!あそこまでする事無かったじゃねーか!」 剛輔「ふん!お前等は甘い!敵は完全に倒すのが真の戦いだ!こんな奴等と一緒にいられるか…スネイクモン、行くぞ!」 スネイク「あ…あぁ」 剛輔とスネイクモンは静かに去っていった。 第4話 進化 前回のあらすじ シェルモンの村へたどり着いた龍達、そして盗み聞きしていた斎藤 春名(さいとう はるな)とアクアモンに出会う。 そして夜、シェルモンが突然暴れ出したが蛇神 剛輔(へびがみ ごうすけ)とスネイクモンが倒した。 そして誡とナイフモンはどこかへ行ってしまい、剛輔は去っていった。 シェルモンの村を後にした龍達… 龍「さて、誡とナイフモンを探さなくちゃな!」 春名「ガンバロー!」 アクア「オー!」 ガンム「あいかわらず陽気だな…」 そしてあるいて数分後… 春名「もう疲れた!休みたい!」 龍...
  • デジタルバスター第5話
    ある池の側 誡「はぁ…はぁ…嫌だ…もうこんなの…嫌なんだ!」 第5話 恐れ 前回のあらすじ 誡を探していた龍達だが突如モノクロモンが襲いかかってきた。必死に抵抗したが敵わなかった。 そのとき、携帯からのメッセージ「エヴォリュ-ション」を頼りにガンムモンをキッドモンに進化させた。 そしてモノクロモンを倒し、龍達はモノクロモンに乗り、村へと向かった。 そのころ誡はある池の近くに居た。突然のシェルモンの暴走、そしてシェルモンを消滅させた剛輔とスネイクモン。その事に恐怖を覚えた誡はここまで逃げ出してきたのであった。 誡「畜生…畜生…なんで…なんで僕はこんな所に来てしまったんだ…」 誡は思い出していた。自分がこのDWに来てしまった日のことを。 誡「帰りたい…帰りたいよ…」 その時、ガサッ! 誡「ヒッ!」 しかしその音の先には、反応がない。 誡「だ…誰だ…...
  • デジタルバスター第26話
    誡「早く止めなくちゃ!」 ナイフ「うむ。我々も急いで追ったほうがいい」 ガンム「な…何だあいつ!」 龍「と…とにかくいこう!」 第26話 戦士 前回のあらすじ ポイズンモンは去り、スネイクモンは剛輔の過去を語る。それは友を失った悲しい話であった。 剛輔を止めようとするために龍達は剛輔を追いかける事にする。 龍「とは言ったものも…」 誡「何処に行ったのかわからないね…」 彼等は森の中を歩いていたがいまだに見つからなかった。 アクア「私疲れたー!」 ガンム「ワガママ言うな!」 アクア「アンタと違って繊細なの!」 ガンム「そういう問題じゃないだろ!」 ナイフ「ケンカしても体力を消耗するだけだ」 スネイク「…剛輔」 誡「大丈夫だよ、彼ならきっと」 スネイク「だが…」 龍「あいつの事だ、どっかで無愛想にしてるよ」 春名「本当に…そうかな」 ...
  • デジタルバスター第30話
    リフレク「復讐するための力を得るためだ…貴様等を超えるな!」 龍「な…」 剛輔「…貴様、自分の体を売ったか…」 M(メタル)リフレク「うるせぇ!貴様等を倒すためならこの魂、悪魔にだってくれてやらぁ!」 第30話 蛇遣座 前回のあらすじ 謎のチューブによって吸い込まれた龍とスネイクモンはスコピオモンと出会い、剛輔と再会する。 そこにリフレクモンが現れる。その体は鋼鉄と化していた。 Mリフレクモン。リフレクモンが体を機械に変えたサイボーグ型デジモン。必殺技はリフレクトレーザー。 スコピオ「…この研究所の主の仕業だな…」 Mリフレク「うるせぇ!これでも食らいやがれ!」 Mリフレクモンは腕のマシンガンを乱射する。 龍「ワワワッ?!」 スコピオ「チッ…」 剛輔「スネイクモン…エヴォリューション!」 スネイク「スネイクモン進化!」 ハブ「ハブモン!」 ...
  • デジタルバスター第45話
    春名「…偵察?」 ドーケ「そうだ…彼等が近づいているという情報が入ってるからな、それを片付けられればそれに越したことは無い」 アクア「でも、そんなこと私達にやらせていいの?」 ドーケ「…心配はない」 第45話 信用 前回のあらすじ サジタリモンの洞窟を後にしようとした剛輔とスネイクモンだが、サジタリモンによって剛輔は一人で戦うことになった。 そこで自分の状況を自覚し、ポイズンモンの力を制御することに成功した剛輔たちは再びプリズムキャッスルを目指すのであった。 暗い森の中。たとえ空が晴れていたとしてもそこは暗闇が広がっているだろう。 深い深い森の中、春名とアクアモンは歩いていた。 春名「…今のところは何も遭遇せず、か…」 アクア「春名、大丈夫?」 春名「うん、ありがと…」 2人は『裏切り者』。共に旅をしてきた仲間を裏切り、現在は敵の僕として動いてい...
  • デジタルバスター第1話
    第1話 始まり ここは人間界… あるひとつの家に二人の少年がいた。 ???1「で、なに?」 ???2「ちょっと見てほしいものがあってな」 ???1「じゃあそれをみせてよ、龍」 この、龍と呼ばれた少年、浅野 龍(あさの りゅう)は、元気活発な少年である。 龍「ああ…」 母「誡、荷物よ」 誡と呼ばれた水野 誡(みずの かい)は龍の親友である。 誡「はーい!ちょっとまってて」 そう言うと誡は下へ行って荷物を取ってきた。 龍「なんだ?」 誡「今開けてみる…携帯?」 その中に入っていたのは一つの携帯電話であった。 龍「あ、それ俺に届いたのと同じだ」 そう言うと龍はその携帯を取り出した。 誡「でもこんな型何処の会社にも出てないし…」 龍「まあいいじゃん、携帯が手に入ったと思えば。それにしてもせっかく自慢してやろうと思ったのに…」 誡「まったく…?メールが入っ...
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