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<p><strong><font size="2"><font style="background-color:#ff99cc;"><strong><font size="2">スレ151</font></strong><strong><font size="2">より</font></strong></font></font></strong></p> <p><font color="#FF6600" size="2"><strong>(赤の他人 その1)</strong></font></p> <p><strong><font size="2">684 名前:<font color="#3366FF">名無しさん@HOME</font>[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 12:26:25 0<br /> 他人事の笑い話を。<br /> 昨日、会社から帰ってきたら、「嫁子~!」と知らん男に抱き着かれた。<br /> 「俺が悪かった、やり直せないか、お願いだ」と掻きくどく男に、「人違いですが…」と言うと、私の顔をまじまじと見て「嫁子じゃない!」<br /> そしたら、前に止めてあった車から老婦人が降りてきて、<br /> 「ここは旧姓嫁子さんの家よね?あなた、どなた?」<br /> 「旧姓嫁子さんは、前の持ち主ですね。今は私が住んでます」<br /> 「あら、嫁子、家を貸したのね。まあ一人じゃ広い家だものね。あら失礼。私、嫁子の母ですの。<br /> 嫁子は8年前に家出しまして、やっとの思いで家を探しあてたところですの。<br /> あなた、この家を借りているのなら、嫁子の住んでいるところご存知ないかしら。持ち主について何か知らない?<br /> 夫がもう長くないんです。生きてるうちにもう一度嫁子に会いたいと…もう一度、家族で暮らしたいんです」<br /> 涙ながらに語るから、うっかり騙されそうだったよ。<br /> 「借りてるのではなく買ったんです。旧姓さんが住んでる時に内見させてもらいましたが、旧姓さんのご両親の仏壇がありました。<br /> 旧姓さんの母なんているはずないんですけどねえ。どちらさまですか?嘘をついて他人の居場所聞き出すなんて、不審者として警察呼ばれても仕方ないですよ?」<br /> と言ったら帰ったので、車が去るの見届けて家に入った。<br /> そしたら、新聞受けにあふれんばかりの紙。ロミオ手紙ってこういうのかね。一行ポエムの山。</font></strong></p> <p><strong><font size="2">「お願いだから、この扉を開けておくれマイハニー」<br /> 「君が僕の最後の、たったひとつの幸せなんだと気がついた」<br /> 「僕たちを隔てていた悪魔のような時間はもう終わったんだ」<br /> 「君をたくさん苦しめたね、僕もたくさん傷ついたね、その全てが思い出に変わるよ」<br /> などなど。手帳ちぎった紙がほとんどだけど、紙が尽きたか、チラシの裏(!)もあったよ。<br /> 旧姓さんには家の売買の時に何度か会って、少し話聞いてるんだけど。旧姓さんの顔には今も元舅に付けられた傷あとあるんだけど。<br /> それでよく来れたものだ、あの二人。旧姓さんが幸せだといいな。</font></strong></p> <p><font color="#999999" size="2"><strong>689 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 12:44:27 0<br /></strong><font size="1">&gt;&gt;684<br /> 悪いこと言わないから最寄の交番にその2人のことを<br /> 不審者情報として通報っていうか相談した方がいいよ。<br /> 旧姓さんの情報をその周辺の人から引き出そうと<br /> 近所をうろうろするかもしれないから。</font></font></p> <p><font size="2"><br /><font color="#FF6600"><strong>(赤の他人 その2)</strong></font></font></p> <p><font size="2"><strong>690 名前:<font color="#3366FF">名無しさん@HOME</font>[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 12:45:02 0<br /> ロミオはもはや自分の謝罪に酔っていっぱいいっぱいなので、<br /> まずターゲットを確認するというあたりまえの手順を省く。</strong></font></p> <p><font size="2"><strong>と、前にやはりロミ夫に間違えられた私が言ってみる。<br /> うちのほうはさらにいってて「嫁子が整形して他人の振りしてるんだ!」と思い込んで<br /> 窓から侵入しようとして落っこちたので、警察沙汰になったが。</strong></font></p> <p><font size="2"><strong>693 名前:<font color="#3366FF">690</font>[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 13:05:40 0<br /> ・私は旧姓嫁子さんと同姓同名だった。<br /> ・嫁子さんはショートカットだったが、私はロング。<br /> ・嫁子さんは普段からあまり化粧をなさらない方だった、私は仕事柄フルメイク状態。</strong></font></p> <p><font size="2"><strong>相乗効果で「嫁子がぷち整形して綺麗になってる!」と思い込んだロミ夫が暴走。<br /> 手紙を入れても携帯かけても反応が薄いので、実力行使に出たとか言ってた。<br /> (手紙はいたずらかと思って捨ててたし、携帯は当然私のに繋がるはずもなく)<br /> 人違いだ気持ち悪いと切り捨てたがロミ夫の目は覚めず、夜中にベランダから入ろうとしたらしい。家は三階だけど、高さは中二階ぐらい。<br /> 電柱から飛びうつろうとして落下、別の住人に発見され通報。<br /> ロミ夫が私を名指ししたので一応警察にも行った。</strong></font></p> <p><font size="2"><strong>「おまえのせいで傷物になった、同じ名前なのも何かの縁だから責任取って息子と結婚しろ」<br /> とみるからに糞なウトメに言われたが、笑い飛ばして終わり。<br /> しばらく薔薇が一輪ポストに突っ込んであったりしたが、警察に相談したらぴったり止まりましたとさ。おわり。</strong></font></p> <p><font size="2"><strong>695 名前:<font color="#3366FF">690</font>[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 13:09:15 0<br /> あ、嫁子さんからはものっすごい丁寧にお詫びされた(別に彼女は悪くないのに)<br /> 今は再婚して、お子さんにも恵まれて幸せだそうですわ。<br /> それ以来ちょくちょく連絡を取り合う仲になりましたが、ロミ夫はいまだにひとり身で<br /> ウトの介護をトメと共にしながら、かえらぬ嫁を待っているらしい。</strong></font></p> <p><font size="2"><font color="#999999"><strong>698 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 13:38:39 0<br /></strong><font size="1">そのうち、お前うちの元嫁と同じで女なんだから(以下略)って言いだしそうだな。w</font></font></font></p> <p> </p>
<p><strong><font size="2"><font style="background-color:#ff99cc;"><strong><font size="2">スレ151</font></strong><strong><font size="2">より</font></strong></font></font></strong></p> <p><font color="#FF6600" size="2"><strong>(赤の他人 その1)</strong></font></p> <p><strong><font size="2">684 名前:<font color="#3366FF">名無しさん@HOME</font>[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 12:26:25 0<br /> 他人事の笑い話を。<br /> 昨日、会社から帰ってきたら、「嫁子~!」と知らん男に抱き着かれた。<br /> 「俺が悪かった、やり直せないか、お願いだ」と掻きくどく男に、「人違いですが…」と言うと、私の顔をまじまじと見て「嫁子じゃない!」<br /> そしたら、前に止めてあった車から老婦人が降りてきて、<br /> 「ここは旧姓嫁子さんの家よね?あなた、どなた?」<br /> 「旧姓嫁子さんは、前の持ち主ですね。今は私が住んでます」<br /> 「あら、嫁子、家を貸したのね。まあ一人じゃ広い家だものね。あら失礼。私、嫁子の母ですの。<br /> 嫁子は8年前に家出しまして、やっとの思いで家を探しあてたところですの。<br /> あなた、この家を借りているのなら、嫁子の住んでいるところご存知ないかしら。持ち主について何か知らない?<br /> 夫がもう長くないんです。生きてるうちにもう一度嫁子に会いたいと…もう一度、家族で暮らしたいんです」<br /> 涙ながらに語るから、うっかり騙されそうだったよ。<br /> 「借りてるのではなく買ったんです。旧姓さんが住んでる時に内見させてもらいましたが、旧姓さんのご両親の仏壇がありました。<br /> 旧姓さんの母なんているはずないんですけどねえ。どちらさまですか?嘘をついて他人の居場所聞き出すなんて、不審者として警察呼ばれても仕方ないですよ?」<br /> と言ったら帰ったので、車が去るの見届けて家に入った。<br /> そしたら、新聞受けにあふれんばかりの紙。ロミオ手紙ってこういうのかね。一行ポエムの山。</font></strong></p> <p><strong><font size="2">「お願いだから、この扉を開けておくれマイハニー」<br /> 「君が僕の最後の、たったひとつの幸せなんだと気がついた」<br /> 「僕たちを隔てていた悪魔のような時間はもう終わったんだ」<br /> 「君をたくさん苦しめたね、僕もたくさん傷ついたね、その全てが思い出に変わるよ」<br /> などなど。手帳ちぎった紙がほとんどだけど、紙が尽きたか、チラシの裏(!)もあったよ。<br /> 旧姓さんには家の売買の時に何度か会って、少し話聞いてるんだけど。旧姓さんの顔には今も元舅に付けられた傷あとあるんだけど。<br /> それでよく来れたものだ、あの二人。旧姓さんが幸せだといいな。</font></strong></p> <p><font color="#999999" size="2"><strong>689 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 12:44:27 0</strong><br /> <font size="1">&gt;&gt;684<br /> 悪いこと言わないから最寄の交番にその2人のことを<br /> 不審者情報として通報っていうか相談した方がいいよ。<br /> 旧姓さんの情報をその周辺の人から引き出そうと<br /> 近所をうろうろするかもしれないから。</font></font></p> <p><br /> <font size="2"><font color="#FF6600"><strong>(赤の他人 その2)</strong></font></font></p> <p><font size="2"><strong>690 名前:<font color="#3366FF">名無しさん@HOME</font>[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 12:45:02 0<br /> ロミオはもはや自分の謝罪に酔っていっぱいいっぱいなので、<br /> まずターゲットを確認するというあたりまえの手順を省く。</strong></font></p> <p><font size="2"><strong>と、前にやはりロミ夫に間違えられた私が言ってみる。<br /> うちのほうはさらにいってて「嫁子が整形して他人の振りしてるんだ!」と思い込んで<br /> 窓から侵入しようとして落っこちたので、警察沙汰になったが。</strong></font></p> <p><font size="2"><strong>693 名前:<font color="#3366FF">690</font>[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 13:05:40 0<br /> ・私は旧姓嫁子さんと同姓同名だった。<br /> ・嫁子さんはショートカットだったが、私はロング。<br /> ・嫁子さんは普段からあまり化粧をなさらない方だった、私は仕事柄フルメイク状態。</strong></font></p> <p><font size="2"><strong>相乗効果で「嫁子がぷち整形して綺麗になってる!」と思い込んだロミ夫が暴走。<br /> 手紙を入れても携帯かけても反応が薄いので、実力行使に出たとか言ってた。<br /> (手紙はいたずらかと思って捨ててたし、携帯は当然私のに繋がるはずもなく)<br /> 人違いだ気持ち悪いと切り捨てたがロミ夫の目は覚めず、夜中にベランダから入ろうとしたらしい。家は三階だけど、高さは中二階ぐらい。<br /> 電柱から飛びうつろうとして落下、別の住人に発見され通報。<br /> ロミ夫が私を名指ししたので一応警察にも行った。</strong></font></p> <p><font size="2"><strong>「おまえのせいで傷物になった、同じ名前なのも何かの縁だから責任取って息子と結婚しろ」<br /> とみるからに糞なウトメに言われたが、笑い飛ばして終わり。<br /> しばらく薔薇が一輪ポストに突っ込んであったりしたが、警察に相談したらぴったり止まりましたとさ。おわり。</strong></font></p> <p><font size="2"><strong>695 名前:<font color="#3366FF">690</font>[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 13:09:15 0<br /> あ、嫁子さんからはものっすごい丁寧にお詫びされた(別に彼女は悪くないのに)<br /> 今は再婚して、お子さんにも恵まれて幸せだそうですわ。<br /> それ以来ちょくちょく連絡を取り合う仲になりましたが、ロミ夫はいまだにひとり身で<br /> ウトの介護をトメと共にしながら、かえらぬ嫁を待っているらしい。</strong></font></p> <p><font size="2"><font color="#999999"><strong>698 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 13:38:39 0</strong><br /> <font size="1">そのうち、お前うちの元嫁と同じで女なんだから(以下略)って言いだしそうだな。w</font></font></font></p> <p> </p>

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