ケルト神話系 Wiki内検索 / 「マナナーン・マクリール」で検索した結果

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  • マナナーン・マクリール
     マナナーン・マクリール  Manannan    海神リール(リル)の息子で、海神としての性質を多く備えている。海の彼方の「常若の国」の王。 マン島にはマナナーンの王座がある。水夫、漁夫の守り神。           所持:魔法の船、魔法の馬、どんな攻撃もかわす事の出来る魔法の武具、何でも切れる魔剣。   服装:彩色のマントをまとい、水に映った太陽のような光る兜をつけた軍神で、馬車に乗って海をかけめぐる。                                                              
  • ルー神
    ...ロールを倒す。 海神マナナーン・マクリールにドル・ドナ(全知全能)という名をもらい、ドゥアハ王、鍛冶神ゴヴニュなどに育てられる。 ルーとデヒテラの間に生まれた英雄が「ク・ホリン」である。           所持:マナナーンの馬、応酬丸(魔剣アンサラー)、魔法の船・静波号(ウェーブスイーパー号)                                            
  • 索引メニュー
    ...ーナ マビノギオン マナナーン・マクリール神 マン島 ミァハ ミディール神 ミレー族 モイル モリガン(モリグ)   4つの神器 リア・ファル(戴冠石) リルの子 ルー神      掲示板はこちら↓                                                       リンク @wiki @wikiご利用ガイド     wikiの編集方法についてはこちら 左メニューの編集方法についてはこちら   ここを編集    
  • ダーナ神族
    ...ァダ 3.ルー 4.マナナーン・マクリール 5.ディアン・ケヒト 6.ゴヴニュ 7.ミディール 8.オィングス 9.オグマ 10.モリガン 11.ヴァハ 12.ボアーン                                            
  • ティル・ナ・ノーグ
    ...はあると言われ、海神マナナーン・マクリールがマン島の海に美しい宮殿を持っている。ダグダ神はボイン河の丘(ニュー・クレンジ)に宮殿を持っている。   またティルナノーグを”楽園”とするなら、地獄と言える場所もあり、アイルランドではク・ホリンが訪れた「スカノハ」の住む国であり、『マビノギオン』の中でキルフーフが訪れた巨人の国アスバザデンである。   ティルナノーグに行き帰ってきた英雄オシーン、詩人トマスなどがみたこの楽園の話が沢山残っているが、共通点は、地下の場合には細い道をたどり、陽や月のない薄暗いところをとおり、水や流れをわたると緑の草原、花が咲き果物が実り、鳥が謡い、つねに夏で、死も老いも争いも無く、歌声あふれる。ざくろ石や黒石や水晶などさまざまな宝石で豪華に飾られた宮殿のルビーの光が溢れる広間で楽しい響宴が催されている。オルフェオ王が行った地下の国では「ガラスの塔、水晶の銃眼、...

  • 豚 食べても食べてもなくならない豚の群れがダーナ親族の主食だったとの言い伝えがある。 食べても次の日には数が戻っていたという。 フォークがささったまま豚が行進しているといった表現もあるほど、豊富にあった食料とされている。 豚の群れを持っていたのはダグダともマナナーンマクリールとも説がある。 .
  • リルの子
    リルの子 (Manonnan son of Lir) 海神マナナーンは、リル(Lir)の息子である。 父「リル」はマナナーンより海神の性質を備えている。 (リル=ウェールズでのシール(Llyr)に相当する) 子どもたちを愛していたリルは、3人の息子と1人娘を、後妻に魔法で白鳥 に変えられ悲しむ。彼らは何年も白鳥の姿で彷徨い、聖なる鐘が鳴る日までもとの姿に戻る事ができなかった。 妖精物語「リルの子どもたち」は有名である。
  • フィン
     フィン   Fionn,Finn   正式名は、フィン・マク・クーワル。ヌァダの孫娘マーナ(ムィルナ)の息子。 フィアナ騎士団最強の指導者。 父親はバスク家のクーワル(空の意味)・マク・ビシューナクで、フィアナ騎士団の首領。 マーナは夫がモーナ家に殺されると、森に隠れてこっそりと子供を産み、ディムナと名付けた。   その後、老婆に預けられ、色白で美しかったのでフィン(美しい、白い)と呼ばれた。 ドルイドのフィネガス僧の弟子になり、彼が「決して食べてはいけない」と言いつけて焼かせた「知恵の鮭」の油が親指にはね、それを舐めたことから、あらゆる知恵を得た。   ターラに恐ろしい妖精アレーン・マク・ミーナが現れたとき、 父の従者が持っていた武器、臭いが強いどんな魔法でも眠らずにいられる魔の槍で退治し、 かつての父のフィアナの首領の地位を得て、フィアナ騎士団の最後にして最も偉大な指導者となった。 ...
  • トゥアハ・デ・ダナーン
     トゥアハ・デ・ダナーン Tuatha Dé Danann     =ダーナ神族              
  • エーティン
     エーティン Etain   トゥアハ・デ・ダナーンで、ミディール王の2番目の妻。 フィオナ・マクラウドの妖精劇「不滅の時間」(The Wooing of Etain)によってイギリス人に最も良く知られる。 ミディールの最初の妻、ファームナッハは彼女に嫉妬し、エーティンを蝶(羽虫)に変えてしまい、人間の住む世界に吹き飛ばした(ファームナッハは後に、悪事がばれて、エインガスに打ち首にされることになった。)。 エーティンは7年間さまよい続けた。 その後ケフミナ入り江で宴会をしていたエタルの妻の金の盃の中に落ち、彼女の喉を通って彼女の子供として宿り、転生した。そして再びエーティンと名付けられた。彼女は絶世の美女に成長し、彼女に求愛した王オーヒジに連れられてターラの丘へ一緒に帰った。妻を探し続けていたミディールは、転生したエーティンの居場所を突き止めて、彼女を連れ戻そうと、軍隊を連れてオーヒジ...
  • フィアナ騎士団
     フィアナ騎士団 The Fianna   アルド・リー大王に仕えたアイルランドの大軍団。 最後にして最大の指導者フィン・マク・クワールの時代に、軍団の戦力は頂点に達した。   入団資格はアーサー王の《円卓の騎士》のそれより厳しかった。 ”団員数は150人の隊長のもとにそれぞれ27人の戦士が配属されていた。 フィアナ団員には牛を強奪してはならない、牛と富に関しては誰からの要求も拒んではならない、9人の敵の前でも尻込みしてはならない、という3つの制約が課されていた。 フィアナ騎士団に加わるためには、1族および族長が保証人とならねばならず、たとえ一族全員が殺されるような事があっても、団員はその代償を求めようとしてはならなかった。しかし、団員がたにんに危害を加えた場合は、その報復は一族までは及ばなかった。また、12の詩集を覚えなければならなかった。 さらに、入団志願者は、地面に掘った深い穴に腰ま...
  • エインガス
     エインガス・マク・オーグ Aengus Mac O g (アンガス、イーンガス、オィングス)   ダーナ親族の若さと美の神。 ダグダの息子で、エインガスとは若い息子という意味。腹違いの妹ブリジットがいる。 魔法の黄金のハープを持つ。カイルという女性に夢の中で恋に落ち、探し出すと彼女は白鳥に繋がれていたため、自ら白鳥の姿に変わり彼女を助けた。 ダーナ親族が外部から侵入してきたミレー族に押され地下へ追いやられた時、父ダグダは息子達に地下の館を分配したが、エインガスは不在だったため受け取れなかった。 後に、父にボイン渓谷にある館を要求した。                                            
  • マビノギオン
    マビノギオン(The Mabinogion) もとはウェールズ古書の中で最も有名な2つの書である。 1300~1325年『フラゼルフの白書』 1275~1425年『ヘルゲストの赤書』 そこに16世紀の写本『ハネス・タリエシーン』から11の物語を選んでまとめたもの。 シャーロット・ゲスト夫人が編纂し『マビノギオン(マビノギ=4つの物語)』の複数形を命名とした。 マビノギ(Mabinogi)は元々、 プイス(Pwyll, Prince of Dyfed)、 ブランウエン(Branwen, daughter of Llŷr) マナウアザーン(Manawydan, son of Llŷr) マース(Math, son of Mathonwy) の4枝(4つの物語)のみの呼称だったが、 全体を指してマビノギオンとの呼び名が定着した。 ...
  • ディーナ・シー
    ディーナ・シー Daoine Sidhe   アイルランドに住む妖精を指す言葉。 アイルランドに住んでいたトゥアハ・デ・ダナーンの勢力が衰えて、フィアナ騎士団の英雄となり、それからこの妖精達になったと考えられている。     ”ディーナ・シーは典型的な英雄妖精で、中世の騎士に似た楽しみごとや仕事をする。 ディーナ・シーはいつも小さな身体をしているとはかぎらず、時には人間と同じ大きさになったり、それ以上の大きさになったりする。住処は一般に、地面の下か水底であるが、緑に覆われた円型土砦の中や、湖水や海の底にもある。”(w.b.イエイツ)   ワイルド夫人の著書『アイルランドの古代伝説とまじないと迷信』第一巻によれば、 #ディーナ・シーたちは地獄に堕ちるほど悪くない堕天使(宗教的表現である)の一群だとされており、人間が創造されるずっと以前に、地上に落ちて最初の神々となったものもあれば、海に落ち...
  • オシーン
     オシーン (オシアン) Oisin ,Osian   フィアナ騎士団最後の詩人。記録係にして最後の生き残り。 フィンと妖精サイヴ(サヴァ)の息子。 サイヴはドルイド僧によって子鹿に姿を変えられており、フィアナ騎士団のフィンの宮殿の中に逃げて女の姿に戻り、 フィンに愛されて結婚し幸せな日々を送っていたが、ある日サイヴは魔術で再び鹿に変えられてしまい、行方がわからなくなった。 フィンは7年間探し続けたが、ある日みつけた少年が、話の内容からサイヴの息子に違いないと思い、 オシーン(子鹿)と名付けた。 オシーンがティルナノーグに行った話が残っている。    騎士としてだけではなく詩人としても優れ、フィアナ騎士団の記録はオシーンが残したものと伝えられており、後に聖パトリックの前に姿を現したオシーンが語ったものと言われている。                    
  • ディアン・ケヒト
     ディアン・ケヒト Dian Cecht   ダーナ神族の医療の神。 薬草や魔術を使い、泉に魔法をかけて傷を癒す。 子供にミアハ、アミッド、エーディン、キアンなどがいる。 ヌァダ神の失われた片腕を銀で作ったが、息子のミアハがその腕を完全に治してしまったため その才能へ嫉妬し息子を殺した。                                            
  • アザラシ
     アザラシ (Seal , ron)    緯度が樺太と同じくらいあるアイルランドでは、 アザラシは馴染みの深い動物であり、沿岸ではアザラシがよく見られ、 オークニー諸島、シェトランド諸島では半アザラシの妖精セルキーの伝承がある。 彼らは堕天使だったが地獄に堕ちるには善良だったため、地上の海岸線に落とされた(キリスト教的な表現である。)との説がある。 ときには人間に虐げられ、もしセルキーの血が流れれば大嵐になったと伝えられる。 男のセルキーはよく人間の女と結婚するが、好色で長続きしないと伝えられる。   またセルキーとよく似ているが、アザラシの精にローン(ゲール語でアザラシの意味)もおり、気だてが優しく人間の姿をしているが、自分たちの住処へ行くのにはアザラシの皮を着る必要があった。 ローンたちは真夏の白夜にスコットランドの北岸の浜辺や近辺の島に現れてダンスを踊る。シェトランド諸島では「海...
  • フィオナの海
    アイルランドに伝わるアザラシ乙女の妖精の伝承をもとにした映画。 その内容から、セルキーではなくローンだと思われる。 アイルランド北西部のDonegalと島がロケ地となっており、 はじめから終わりまでアイリッシュファンタジーの色合いや空気感がよく現れている作品。 アイルランドの妖精伝承が映画になった作品がほぼない中、DVD化されずVHS(とLD?)のみなのがとても残念。 中でたびたび流れるアイリッシュの伝統曲「バタフライ(Butterfly)」が特に印象的である。 監督 ジョン・セイルズ 原作はロザリー・K・フライの『ローン島の秘密(The Secret of the Roan Inish)』 ⇒アザラシ参照 人魚<A Mhaighdean Mhara> フィオナの海 ...
  • ケルト歴
    ケルト歴     ドルイドたちが作ったと言われているケルトの暦。 月の動きをもとにして、それぞれの月に樹木(守護樹)の名前をつけたもの。 また、生まれた月にあたる木の性質から性格を占う「木の占い」がある。   基本となる4つの守護樹 ・ナラ(Quercus)3月21日     生命力のシンボル ・白樺(Betula)   6月24日  秘技を伝える者達の灯火 ・オリーブ(Olea) 9月23日  英知の友 ・ブナ(Fagus)    12月22日 大器晩成   2つの特殊な木 ・イチイ(Taxus)11月3日〜11月11日 死の木(※後にケルト歴から外された木)  ・ポプラ(Populus)下記*参照       迷いに打ち勝った者   16の守護樹(赤色以外) 3月22日〜3月31日 ハシバミ(1番を望む人) 4月1日〜4月10日  ナナカマド(鳥達の喜び) 4月11日〜4月20日 楓(...
  • トロー
    トロー  trows 英国のオークニー諸島やシェトランド諸島におけるトロールの呼称。 ドローとしても知られ、3つの異なったタイプがいる。 北欧の妖精トロールからの語源という説がある。 全てのトローは、取り替え子ができるため、人間の母親や赤ちゃんを珍重する。 フィドル奏者や笛吹きがトローの住処の近くで休憩すると、 必ずさらわれて彼らのために音楽を奏でさせられるという。 なかにはトローのために演奏した結果、新しい曲が生まれ運がひらけたと明かす演奏家もいるらしい。 また巨大なトローは太陽の光の中では生きられず、石に変わってしまう。 ✦ランド・トロー「善いトロー」 古代の土塁、環状列石、洞窟等にすみ、内部は黄金のと宝石で光り輝いていると言われている。 灰色の服を着て、金属細工と治療が得意。気に入った人間には幸運をもたらす。 ランドトローの下...
  • バロール
     バロール  Balor     彼は2つの目を持って産まれたが、1つは事故で無くなった。 無くした方の目は普段は隠れており、戦いの時にその目をつかうと、目を合わせた者はそこから発せられる毒で死んでしまう。 フォモール族の族長。
  • ミディール
     ミディール  Mider , Midar,Midhir    (=ミデル、ミジル) ダーナ神族の王。地下の神でロングフォードとマン島に妖精の丘を持つ。 ダグダの息子で、妻はファームナッハ。美の神オイングスを育てる。     エーディンというアイルランドで一番美しいといわれる、 コノート王アイルの娘をわがものにしたいと考え妻に迎えたが、 最初の妻ファームナッハは、嫉妬で彼女を蝶に変えて遠くへ飛ばしてしまう。   ミディールは彼女を捜し、1012年後についに見つけたが、 すでに人間として転生してマンスターの人間の王エホオズ(オーヒジ)の妻となっていた。 無理矢理彼女を取り戻しはしたが、夫エホオズが妻を取り戻そうと戦いをしかけてきた。   彼女はミディールのことは覚えておらず、結局人間の王エホオズの元へ戻る選択をした。                                      
  • モリガン
     モリガン(モリグ、モリーアン)Morrighan     妖婆のような恐ろしい姿をした魔性の女性。時に美女に化けて男を誘惑する。 しばしばカラスに化けるとして、象徴される。戦争と死の女神。 豊穣力と言われる面もあるが、彼女が形作った世界は、憎しみと怒りと戦いであった。 マッハ、ネヴァン(乙女・母・老婆)という姉妹がいて、戦いの3女神の1人としても知られている。     化けて英雄ク・ホリンを誘惑して、拒絶され激怒した彼女は、鰻、海蛇、狼、雄牛などに変身し彼の邪魔をした。 ク・ホリンは彼女に致命傷を負わせたが、再び老婆に化けて騙し、ク・ホリンの祝福を受けて再起する。 しかし後には、ク・ホリンの身を案じて戦場で危機を知らせたりした。       モリガンはアーサー王物語に出てくる湖の妖精 モリガン・ル・フェ の前身と言われている。                    
  • ブレス王
     ブレス王     ダーナ族とフィモール族の血をひく王。 妻はダグダの娘ブリギット。欲深く暴君で人々を苦しめていた。 彼の宮殿には音楽も歓待もなく、ある夕暮れに詩歌の神オグマと女流詩人エダン(Ethan)の息子、コープル(corpre)という吟唱詩人がブレス王を訪れたとき、 火も寝床もない真っ暗な部屋に通され、小さなテーブルにひからびたパンを3つという待遇をうけたため、 コープルによってこのときアイルランドで初めて、風刺詩が読まれた。   お皿には食べ物が盛られない 子牛が飲んで育つミルクすらない 夜の暗闇は人の住処ではない 詩を詠う者への礼儀もない ブレス王に同じ思いをさせなさい   この魔法の力を持った風刺歌が街に広まり、ついにブレス王は王座をおりることになる。 このとき、銀の腕のヌァダは、ディアン・ケヒトの息子ミァハに腕を治してもらったので、 チャンスを逃さず再びターラの王座を奪い...
  • ヌァダ神
     ヌァダ(ヌァザ)Nuadha   ダーナ神族の王。神剣クラウ・ソラスを持つ。モイツラの戦いで失った片腕の代わりに、医術の神ディアン・ケヒトが銀で作った腕をつけたので、「銀の腕のヌァダ」と呼ばれる。後にディアン・ケヒトの息子ミァハに腕を完全に接合してもらい、完治する。 戦いの神として、ローマのマルスやユピテルと同一視される。                      
  • ダグダ神
    ダグダ(ダグザ) Dagda   ダーナ神族の大地と豊穣の神。ダグダとは「良い神」の意味。 ダーナ神族がフィモール族と戦ったときに和平交渉の使者となり、最善をつくし、 神々が「あなたは良い神だ」と褒めたたえたため。 赤毛の知恵の神。父なる全能の神。魔法のこん棒と竪琴と釜を持つ巨人。お粥が大好き。 ダナの父親。沢山の女神と結婚し、オィングスは母ボアーン(ボイン)との息子である。 エラドゥ(知恵)が父親でエラザが母親である、など親に関する説は文献によってさまざまである。  息子にオイングス、オグマ、ミディール、ボォヴ、 娘にブリギットらがいる。   所持: こん棒=男8人がかりで運ぶほどの大きさ。片方の端でひとふりすると9人倒し、    「馬の蹄の下に飛び散る霰」のように骨が飛ぶほどの威力。     また、反対の端をふれば死んだ者を生き返らせることができた。   大釜=食べる人の徳に応じていく...
  • エタン
     エタン  Etin  (エーディン)   ダーナ神族の医療の神、ディアン・ケヒトの娘。 ダーナ神族の王ダグダの息子、オグマと結婚する。                                        
  • アシュレイ
    アスレイ(Asrai) 水棲妖精の一種。 イングランド、ウェールズ、チェシャー、シュロップシャーに伝わるある話がある "ひとりの漁師がアスレイを網ですくいあげ、舟の底にしまっておく。アスレイはしきりに放して欲しがっているが言葉が通じない。チェシャーの方の話では、漁師がアスレイを縛るが、そのとき冷たい濡れた手に触ったために凍傷をおこし、一生その跡が消えなくなる。どちらの話でも漁師はアスレイに濡れたイグサをかけている。アスレイは舟の底で悲鳴をあげているが、しだいにその声はかすかになり、舟が岸についたときアスレイはすっかり溶けてしまって、舟底にわずかな水を残しているだけであった。" 水棲妖精の仲間には他に、マーメイド、セイレーン、セルキー、モルガン、メロウ、ケルピーなどがいる。
  • オグマ
     オグマ  Ofme, the champion   ダグダの息子のひとり。軍神、言語の神。戦士オグマと呼ばれる。ミレー族の侵略で地下に退いた時、ダグダはオグマに神殿のひとつを与えた。 医療の神ディアン・ケヒトの娘エタン(エーディン)と結婚し、詩人コープルが息子にいる。                  
  • ミァハ
     ミァハ (ミアハ、ミアダ) miach   医療の神ディアン・ケヒトの息子。 父がヌァダ神の負傷した片腕を銀で作ったのに対し、ミアハは腕を完全に接合して治してしまう。 息子が自分より優れた才能を持っている事に嫉妬し、恐れた父は息子を何度か剣で思い切り斬りつけるが、 すぐに自分で傷を治してしまう。父が4度目に斬りつけたときにはミアハの脳をまっぷたつにしてしまい、とうとう息子は父に殺されてしまった。 悲しんだ妹のアミッドはミアハを葬り、お墓から生えてきた有能な365本の薬草を、摘んでいたところ、怒りの収まらない父にむちゃくちゃにされてしまう。不老不死の可能性があった薬はこの時に絶たれてしまった。                                        
  • オーナ
    オーナ  Oonagh  ( オーナ、ウナー、ヌアラ、)   ダーナ親族のフィンヴィラ王と結婚した女王。 踊りと音楽に長けた愛と美の女神。             a target= _blank  href= https //www.amazon.co.jp/gp/product/B00T2COINC/ref=as_li_tl?ie=UTF8 camp=247 creative=1211 creativeASIN=B00T2COINC linkCode=as2 tag=erinn-22 linkId=2d5cd999ee7a9f0201e399bf829f4194 img border= 0 src= //ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8 MarketPlace=JP ASIN=B00T2COINC Servi...
  • フィル・ボルグ族
     フィル・ボルグ族 Fir Bholg , Firbolgs   古伝説によれば、アイルランド最初の住民はフィル・ボルグ族であったが、ダーナ神族に征服された後、ヘブリディーズ諸島へ追放された。 このフィル・ボルグ族がアイルランド最初の妖精となったが、巨人のようなグロテスクな存在だった。 フィルボルグ族とダーナ神族の間家は、ギリシアのティターン族とオリュンポス神族の関係に似ている。                          
  • セルキー
     セルキー Selkies   アザラシ族の一種。半人間半アザラシであるため、ローンとよく似ている。 オークニー諸島の人々にゴマフアザラシは動物界のものと創造されていたが、 大型のゾウアザラシ、灰色アザラシ、ズキンアザラシなどはセルキー人間と呼ばれていた。 その本来の姿は人間であり、海底の世界や人里はなれた岩礁にすみ、水中を通って移動するために、 アザラシの毛皮をまとい、アザラシの姿をしていると信じられていた。 セルキーは元は人間だったが、罪を犯して海に追放されたが、許されればまた陸で人間として生活できると考える者もいた。 アザラシの姿の時は不格好だったが、人間の姿のときは男も女も、本当の人間よりも美しかった。 男のセルキーは好色で、よく浜辺にやってきては人間の女を口説いたが、長居をすることは決してなかった。   セルキー男と人間の女の間に産まれた子は、手足に水かきがついていた。 もしこの...
  • アヌ
    アヌ Anu, Annan ケルト神話における豊穣の大女神。女神ダナと同一視される。アイルランドの南西、ケリー州 killarneyに小高い山が二つつらなった  アヌの乳房 と呼ばれる場所がある。 アーニャは娘と言われている。                                              
  • その他1
    ☸参考文献 (その他)☸      図説ケルト(東京書籍)    眠れないほど面白い事典 妖精・天使(知的生きかた文庫)     妖精の誕生―フェアリー神話学 (現代教養文庫)     神話世界の旅人たち〈ケルト・北欧篇〉     ケルトの残照―ブルターニュ、ハルシュタット、ラ・テーヌ心象紀行                  
  • アルスター神話
     アルスター神話 (Ulster  Cycle)   ダーナ神族が戦いに破れ退いた後、ミレー一族が国を治めていた頃の アイルランドの北東アルスター地方を舞台にした伝説。 赤枝の戦士たち(Red Branch Champion)と、ダーナ神族のルーの息子ク・ホリン(Cu Chulainn)が活躍する。 中でもメイヴ女王の「クーリーの牛争い」(一番最初の記述で、「赤牛の書」に書かれている。)が特に有名である。                                
  • ケット・シー
    ケット・シー、 ケイト・シー、 カット・シー  (Cat SIth, Cait Sith) ゲール語で『妖精猫』の意味。スコットランド高知地方の妖精猫。 JGキャンベルは、『スコットランド高知地方の島々の迷信(1900)』の中でカットシーを ”イヌのような大きさで、黒く、胸に白い斑点があり、背が弓状に曲がり、毛が逆立っている姿" と描いている。おそらくこれは怒ったときの姿で、スコットランド高知地方の住民の多くは、こうした猫を、妖精というよりは魔女が姿を変えたものだと考えていた。 タガルム(ゲール語で占いの意味。記録に残っているあらゆるまじないのうちで最も恐ろしいもので、まず、4日4晩、猫を何匹か焼きぐしに刺して次々に火で炙る。するとついに巨大猫が現れて、願いごとを叶えてくれるというもの。17世紀初頭まで行われていた。最後の記録は1824年の「ロンド...
  • ハーリング
     ハーリング Hurling   フィールド・ホッケーの原型で、アイルランド妖精の遊びの中では最も盛んな球技。 妖精たちの地域別の対抗試合なども行われていたようある。                            
  • エリンの秘宝.
    光の剣 Claidheamh Soluis Four treasure of the Tuatha De Danann ケルト神話に出てくる4種の神器の中の光の剣。ダーナ神族がアイルランドに来る時にもたらしたと言われている。 ♠魔の剣 Claiomh Solais(クラウ・ソラス、クレイヴ・ソリシュ) ひとふりでどんな敵にも打ち勝つヌァダ神の持つ剣。 ♣魔の槍 Brionac (ブリューナク)  どんな敵でも貫く事ができるという光神ルーの持つ槍。 実際には槍ではなく投石機のようなものだったとの説もある。 ♦運命の石 Lia Fail(リア・ファル、リア・フェル) 戴冠石。 正しい王が上に乗れば叫び声をあげて予言をする。 アイルランドのミース(Meath)州のタラの丘にある石だという伝説もある。...
  • ク・ホリン
     ク・ホリン (クー・フーリン) Cu Chhlainn   アルスター神話の  赤枝の騎士団  の中の英雄。 現在アイルランドでも国民的英雄として人気がある。 太陽神ルーとデヒテラの息子。[Cu]とはゲール語で犬のことで、「ホリンの犬」の意味。 子供の頃はセタンタと呼ばれていた。   ある日、セタンタが他の子供達と得意のハーリングをして遊んでいたら、アルスターのコノート王が通りかかった。 王はセタンタという子供のハーリングがとても上手な姿が気に入ったので、ご褒美として これから行く途中だった、金持ちの鍛冶の名匠クーリン(クラン)の屋敷でおこなわれる宴に招待した。 まだゲームが終了していなかったため、セタンタは館の宴に後から行くことになり、王は先に屋敷へ行った。 さてその屋敷にはクーリン自慢の100匹分の犬の力を持ち、10人の戦士も打ち負かすという番犬がいた。 クーリンは招待客が全て来た...
  • ケルト神話
    ケルト神話 ヨーロッパ全土に暮らしていたケルトの民については、いまだに謎が多い。 各地での出土品や、ローマ人のカエサルをはじめ、さまざまな文書から断片をみることができる。 (カエサルは彼らを"ガリア人"と呼び、ガリア人が全てケルト人という訳ではなかったが、 「ガリア戦記」は大陸に渡ったケルト人の性質を知る重要な文献となっている。) ケルトの民自体は文字を使わず、口から耳へ伝え継いでいくため、 彼らの手による彼らの知識を記した書物は残っていない。 ケルト民族の中で王に匹敵するほどの支配力を持っていたのが、神官ドゥルイド達であった。 ドゥルイドとは「オークの知恵」の意味とも言われ、オークの木を崇拝し、生け贄をささげ、 宿り木を神聖なもとのして、儀式に使っていた。 彼らの中で特に重要だったのは詩人の能力であり、 口から出る言葉には魔力が宿...
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