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初手鋭点打ち - (2011/10/05 (水) 22:33:16) の最新版との変更点
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オイラーゲッターの盤面には、いくつかの特別なマスがあります。
特に重要なのは、角に位置する2つのマスです。
左下(右上)の角を&bold(){鋭点}、左上(右下)の角を&bold(){鈍点}
などと呼ぶ人もいます。
通常のマスが&big(){6}つのマスと接しているのに対して、
鋭点は&big(){2}つ、鈍点は&big(){4}つのマスにしか接していません。
このため鋭点や鈍点に置く石は、孤立しやすいと考えられます。
孤立した石はオイラー数に+1で寄与しますから、
先に鋭点や鈍点を押さえることが重要です。このため、
&u(){先手は初手鋭点打ち、後手は2手目鈍点打ち}が1つの定石になります。
ちなみに鋭点に接する2マスも、
&big(){5}つのマスにしか囲まれていない特別なマスです。
これを&bold(){セミ鋭点}と呼ぶ人もいます。
鋭点に赤石が置かれた状態では、
後手にとって鈍点もセミ鋭点も同等に孤立しやすいマスだと言えます。
しかし、先手に鈍点を取られてしまう不利と、
鋭点をより孤立しやすくしてしまう不利があるため、
2手目セミ鋭点打ちが見られることは少ないようです。
まったく異なる理由から[[初手オイラー点打ち]]を提唱した人もいます。
実戦による検証や議論が待たれます。
#comment
四辺形ボードの角に位置する2つのマスは重要である。
左下(右上)の角を&bold(){鋭点}、左上(右下)の角を&bold(){鈍点}などと呼ぶ。
通常のマスは&big(){6}つのマスと接しているのに対し、
鋭点は&big(){2}つ、鈍点は&big(){4}つのマスにしか接しない特別なマスである。
鋭点や鈍点に置く石は、比較的孤立しやすいと考えられるため、
早い段階で鋭点や鈍点を押さえることが肝心であり、
先手は初手鋭点打ち、後手は2手目鈍点打ちが1つの定石となる。
ちなみに鋭点に接する2マスも、
&big(){5}つのマスにしか囲まれていない特別なマスであり、
時々、&bold(){セミ鋭点}などと呼ばれることがある。
鋭点に赤石が置かれた状態では、
後手にとって鈍点もセミ鋭点も同等に孤立しやすいマスだと言えるが、
2手目セミ鋭点打ちが見られることは少ない。
#image(name.png,width=150,height=120)
A…鋭点、 B…鈍点、 S…セミ鋭点、 E…オイラー点
初手鋭点打ちは[[非対称な竦み]]という利点もある。
対して、[[初手オイラー点打ち]]というアイデアも提案されている。