竦み

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図のように1つのマスを囲むように同じ色の3つの石が睨み合い、 中心に置いたときにオイラー数が&big(){2}下がるような配置を &bold(){竦み(すくみ)}と呼ぶことにします。 #image(skm.png) 中心を囲む石の配置が同じでも、 外の方で土地が繋がっていてオイラー数が1以下しか下がらない場合は 竦みとは呼びません。 基本的に、竦みはあまり良くない配置だと考えられます。 終盤は大抵交互にオイラー数を1ずつ下げる展開になりますが、 もし相手に竦みが残っていて、他に置く場所があるのなら 敢えてそこに打ち込む必要はありません。 奇数×奇数の盤面では、 先手が最後の1手を打つことになります。 したがって、先手は竦みを最後まで残しておくと 結局、終盤自分で打ち込む羽目になります。 そこで、事前に外の土地を繋げて竦みを解消しておけば、 その場ではオイラー数は下がりますが、 結局若干得をすると考えられます。 これを&bold(){竦みの解消}と言います。 一方、後手は最後に相手に打たせることが出来るため、 1つの竦みまでは残しても構いませんが、2つ以上の竦みがある場合は やはりどこかで解消しておく必要があると考えられます。 (蛇足) 複数の竦みが重複していたり、同時に発生したりする状況を スク水と呼ぶ人もいるようです。常識的には、 決して好ましくない状況だと思われますが、 敢えてそれを戦略とするマニアックなプレイヤーが後を絶ちません。 **コメント ---- #comment
図のように中心を囲う同色の石が睨み合い、 中心に置くとオイラー数が&big(){2}下がるような配置を&bold(){竦み(すくみ)}と呼ぶ。 (四辺形ボードの鋭点周りでは2つの石が竦む場合もある。) #image(skm.png,width=100,height=100) 基本的に、竦みは良くない配置だと考えられる。 特に終盤、もし相手に竦みが残っていて他に置く場所があるなら 決して竦みに打ち込んではならない。 逆に最後の1手を打つ側は、竦みを残しておくと 結局、終盤自分で打ち込む羽目になるため、 予め竦みを残さないことに腐心する必要がある。 とくに、事前に土地を繋げて竦みを解消するという手は、 時折オイラー数を下げない他の手よりも優先されることがある。 これを&bold(){竦みの解消}と言う。 一方、最後を相手に打たせる側は、 1つの竦みまでは残しても構わないという余裕がある。 そのため、図のように自らも竦むことで、 相手の竦みを確定させる手が有効である。 これを&bold(){竦みの固定}と言う。 固定された竦みは決して解消できない。 #image(skm2.png,width=100,height=100) しかし最後を相手に打たせる側も 2つ目以上の竦みはやはりどこかで 解消しておく必要があると考えられる。 (スラング) 複数の竦みが重複していたり、同時に発生したりする状況を スク水と呼び、敢えてそれを戦略とするマニアックなプレイヤーもいる。

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