初手鋭点打ち

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初手鋭点打ち」を以下のとおり復元します。
オイラーゲッターの盤面には、いくつかの特別なマスがあります。
特に重要なのは、角に位置する2つのマスです。
左下(右上)の角を&bold(){鋭点}、左上(右下)の角を&bold(){鈍点}
などと呼ぶ人もいます。

通常のマスが&big(){6}つのマスと接しているのに対して、
鋭点は&big(){2}つ、鈍点は&big(){4}つのマスにしか接していません。
このため鋭点や鈍点に置く石は、孤立しやすいと考えられます。
孤立した土地はオイラー数に+1で寄与しますから、
早い段階で鋭点や鈍点を押さえることが重要です。このため、
&u(){先手は初手鋭点打ち、後手は2手目鈍点打ち}が1つの定石になります。

ちなみに鋭点に接する2マスも、
&big(){5}つのマスにしか囲まれていない特別なマスです。
これは&bold(){セミ鋭点}と呼ばれたりします。

鋭点に赤石が置かれた状態では、
後手にとって鈍点もセミ鋭点も同等に孤立しやすいマスだと言えます。
しかし、先手に鈍点を取られてしまう不利と、
鋭点をより孤立しやすくしてしまう不利があるため、
2手目セミ鋭点打ちが見られることは少ないようです。

#image(name.png)
A…鋭点、 B…鈍点、 S…セミ鋭点、 E…オイラー点

まったく異なる理由から[[初手オイラー点打ち]]を提唱した人もいます。
実戦による検証や議論が待たれます。

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