//&image(迷推理?狐の王と魔王の影.png,page=ストーリー) #co(){ *目次 [[第1話>迷推理?狐の王と魔王の影/第1話]] [[第2話>迷推理?狐の王と魔王の影/第2話]] [[第3話>迷推理?狐の王と魔王の影/第3話]] [[第4話>迷推理?狐の王と魔王の影/第4話]] [[第5話>迷推理?狐の王と魔王の影/第5話]] [[第6話>迷推理?狐の王と魔王の影/第6話]] [[第7話>迷推理?狐の王と魔王の影/第7話]] [[第8話>迷推理?狐の王と魔王の影/第8話]] [[第9話>迷推理?狐の王と魔王の影/第9話]] } *第7話 おばさんって言うな ――ダンジョン―― [マイン] ……勇者さま この辺りから瘴気を感じます でも…… [ティエン] 何もないわね [シャルロット] ……ねえ、いつまで 進めばいいのー? [チェルノボグ] ふぉっふぉ。もうすぐじゃよ ほら、あそこの壁から…… [チェルノボグ] ふぉ!? [マイン] あなたはチェルノボグ! どうしてここに! [マジョリー] あ、マインちゃんと勇者様だ! [チェルノボグ] ふぉふぉ…… 勇者達め、もうここに来ていたか なかなかやりおるの [チェルノボグ] 同志には悪いが、ワシは あの方にご報告に行かねば…… [マイン] あ、待ちなさいチェルノボグ! [チェルノボグ] 無駄じゃ、 お主らには追いつけまい! ……ふぉっふぉ [ティエン] ……壁の奥に消えて行ったわね [マイン] どうやらこの壁に 結界が張られているようですね [マイン] それはそうと、お二人とも、 ダンジョンは危ないと 言ったじゃないですか! しかもチェルノボグと 一緒に来るなんて! [マジョリー] ご、ごめんなさーい…… [ティエン] まあまあ 来ちゃったものは仕方ないわよ [シャルロット] そうそう、 おばさんの言うとおり! 流石、歳食ってるだけあって 器が大きいね! [ティエン] ……おば……? [シャルロット] ん?どうしたの、おばさん? [ティエン] ――だ…… [ティエン] ――だ、誰が! おばさんだぁああああああ!!! がっしゃぁぁぁぁぁん!!!!! [シャルロット] うわわわわわ…… [マイン] 結界ごと壁を 壊しちゃいましたね…… [マイン] ゆ、勇者さま!見てください、 壁の奥に通路がありますよ! この先から強い瘴気を感じます… [シャルロット] 私、一番乗り! [マジョリー] ま、待ってよシャルー! [マイン] お二人とも待ってくださーい! 私達も行きましょう、 勇者さま、ティエンさん! [ティエン] フーッ!フーッ! [[第8話>迷推理?狐の王と魔王の影/第8話]]へ続く