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  • 南冥の雫 満州国演義8
    南冥の雫 満州国演義8 題名:南冥の雫 満州国演義8 作者:船戸与一 発行:新潮社 2012.06.20 初版 価格:\2,000  最終巻が近いな、と思わせるショッキングなラストシーンであった。敷島四兄弟の運命もそろそろのっぴきならぬところまでそれぞれが追い込まれているように見えてくる。それぞれがこの大作小説の初期段階において、満州に住み移っている。三郎は日本に家族を残し、太郎は身から出た錆で日本に家族を帰すことになった。それぞれ帰るべき祖国はありながら、祖国そのものが明らかに滅びようとしている今、彼らの漂流の旅はどこへも向かうことがなさそうに思える。日本そのものと運命を共にする以外にないあの時代の彼らだ。日本そのものが有史以来最大の危機を迎えている。  戦争は人災である。明らかに天変地異ではなく、人が故意に起こす災害である。権力を持つ者が多くの兵...
  • 船戸与一
    ...7 2012.06 南冥の雫 満州国演義 8 2013.12 残夢の骸 満州国演義 9 2015.02 長編 非合法員 1979.3 群狼の島 1981.6 夜のオデッセイア 1981.7 蛮族ども 1982.4 血と夢 1982.5 山猫の夏 1984.8 神話の果て 1985.1 カルナヴァル戦記 1986.4 猛き箱舟 1987.4 伝説なき地 1988.6 炎流れる彼方 1990.7 砂のクロニクル 1991.11 黄色い蜃気楼 1992.9 蝦夷地別件 1995.5 蟹喰い猿フーガ 1996.1 かくも短き眠り 1996.6 午後の行商人 1997.10 流沙の塔 1998.5 海燕ホテル・ブルー 1998.8 龍神町龍神一三番地 1999.12 虹の谷の五月 2000.5 緋色の時代 2002.1 夢は荒れ地を 2003.6 金門島流離譚 2004.3 降臨の...
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