wiki クライムウェイヴ(Sysop読書録 活字をめぐる冒険) 内検索 / 「略奪者」で検索した結果

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  • 略奪者
    略奪者 略奪者 (Hayakawa Novels) 題名:略奪者 原題:Goering s List (1993) 作者:J・C・ポロック J.C.Pollock 訳者:広瀬順弘 発行:早川書房 1994.4.30 初版 価格:\1,900(本体\1,845)  ポロックの『樹海戦線』を読んだ当時は、ぼくは冒険小説とかハードボイルドとかへの傾倒は全くなかった。村上春樹や山田正紀などが面白かった時代に、これも冒険小説とは縁のない友達が「これは面白いんだって噂だ」と貸してくれた。それ以来、ぼくはポロックにはまった。  でもその後、『ミッションM・I・A』はともかく、これと言ったものはなかった。『復讐戦』では刑事もののような始まり方から傭兵ものへと移行して行く様が斬新で良かった。しかしハードカバー第一作『狙撃』は、狙撃のシミュレーションを読んでいるようで、...
  • J・C・ポロック John Charles Pollock
    ...991 広瀬順弘訳 略奪者 1993 広瀬順弘訳 長編 デンネッカーの暗号 1982 広瀬順弘訳 ミッションMIA 1982 伏見威蕃訳 樹海戦線 1984 沢川進訳 トロイの馬 1985 沢川進訳 かくも冷たき心 1994 中原裕子訳 ジェイムズ・エリオット名義 射程圏 1997 中原裕子訳 終極の標的 2000 広瀬順弘訳 
  • 船戸与一
    ...族とそれを虐げてきた略奪者たちの構図、その上に成り立った現代史の上に皺ぶく闘争と不条理の歴史に、小説という弾薬をもって風穴をあけようと試みてやまない。恩讐と欲望の果てに沸き起こる血と硝煙の宴を、彼のペンは日本冒険小説の名の下になぞってゆく。他の誰もが決してやろうとはしない世界の果てを自ら旅し、取材し、調査し、彼なりの咀嚼を施す。  われわれが目撃するのは小説作品というかたちに昇華された彼なりの叙事詩である。現代史の語り部としての、船戸の存在は、日本活字文化において、まさに唯一無二なのだ。 満州国演義 風の払暁 満州国演義 1 2007.04 事変の夜 満州国演義 2 2007.04 群狼の舞 満州国演義 3 2007.12 炎の回廊 満州国演義 4 2008.06 灰燼の暦 満州国演義 5 2009.01 大地の牙 満州国演義 6 2011.04 雷の波濤 満州国演...
  • 白い悪魔
    白い悪魔 題名:白い悪魔 原題:The White Davil (2016) 著者:ドメニック・スタンズベリー Domenic Stansberry 訳者:真崎義博 発行:ハヤカワ・ミステリー 202.02.15 初版 価格:¥1,900  読者を遠くの世界に連れてゆく小説としては、とても成功している。セレブな世界。ローマ。教会という権威。マフィアという組織。アメリカ西海岸のプライベート・ビーチ。華麗な休暇。豪奢なディナー。一流の酒。  そういった世界に這い上がるギャッツビーみたいな世界は、アメリカン・ドリームと言われ、いくつもの物語を生み出してきた。たいていはのし上がって逆転してゆく物語と、そしてなぜか必ず幕を引くときには、破滅。  破滅の物語。ノワール。なぜかどんなに上り調子であろうと、そのままで終わろうはずがない、との予感はある。これ...
  • 山の突然死
    山の突然死 題名:山の突然死 作者:柏澄子 発行:ヤマケイ文庫 2017.8.5 初版 価格:¥800-  大学山岳部の後輩・柏澄子からその著書を強引にサインさせて略奪して読む。2009年に初版出版してその後文庫化になって、今も売っているところを見ると、それなりにニーズのある題材を彼女は掴んだと見える。  医療の素人であれ、取材力と基礎学習でここまで内容が充実した上、オリジナルな題材を掘り下げ、なおかつ読ませる内容であることに驚かされる。お固い内容なのに、読み始めたらぼくはページを繰る手が止まらなくなった。  本当に起こった事実を例に挙げ、これに専門家への取材を重ね、さらに総論に纏め上げてゆく構成だが、各実例が山に係わる者にとっては非常に間近なものに思われ、他人事ではないものとして入ってくる。  低山、国内バリエーションルート、海...
  • 風の王国
    風の王国 風の王国 第一巻 翔ぶ女 風の王国 第二巻 幻の族 風の王国 第三巻 浪の魂 題名:風の王国 第一巻 翔ぶ女 第二巻 幻の族 第三巻 浪の魂 作者:五木寛之 発行:アメーバブックス 2006.12.20 初刷 価格:各\1,000  クリスマス・プレゼントなどに似合いそうな赤・青・緑というスタイリッシュな装丁の3巻セットだ。横組での製本は「若い世代にも読みやすい」ためだそうだ。若い世代ではない私には、教科書を読んでいるようで、正直、かえって読みにくいくらいだった。しかし、作品の内容はとりわけクリスマス・プレゼント向きでもなければ、特別若い世代向きというわけでもない。  テーマは、むしろ大きく、重い。一言で言うなら、サンカ、あるいは山窩と呼ばれる漂泊の民にフォーカスした物語である。映画では萩原健一・藤田弓子主演の『瀬降り物語』で取り上げられ...
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