wiki クライムウェイヴ(Sysop読書録 活字をめぐる冒険) 内検索 / 「私刑」で検索した結果

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  • 私刑
    私刑 題名:私刑 原題:From Potter s Field (1995) 作者:Patricia D. Cornwell 訳者:相原真理子 発行:講談社文庫 1995.12.15 初版 価格:\780(本体\757)  ぼくはちなみに今流行りのコムロテツヤ(←漢字に自信なし)製品っていうのがどうしても好きになれないんだけど、その第一の理由は一曲の構成のメリハリのなさであるように思う。中でも堪え難いのは「最初っからサビなんだもんねえ」的なあのとんでもない曲構成に見渡せるサービス精神というのは、「カラオケで目立つんだもんねえ」的な感覚から言えば売れて仕方のないことなのかもしれないけど、ぼくのこれまで叩き込まれてきた音楽というものの構成感覚にとっては非常に気持ちの悪いものなのである。最初っから出もしない声をキンキン張り上げるなよな>TRF……ってことで、要する...
  • パトリシア・コーンウェル
    ...94 相原真理子訳 私刑 1995 相原真理子訳 死因 1996 相原真理子訳 接触 1997 相原真理子訳 業火 1997 相原真理子訳 警告 1999 相原真理子訳 審問 2000 相原真理子訳 黒蝿 2003 相原真理子訳 痕跡 2004 相原真理子訳 神の手 2005 相原真理子訳 異邦人 2007 相原真理子訳 スカーペッタ 2008 池田真紀子訳 スカーペッタ 核心 2009 池田真紀子訳 変死体 2010 池田真紀子訳 血霧 2011 池田真紀子訳 死層 2012 池田真紀子訳 儀式 2013 池田真紀子訳 標的 2014 池田真紀子訳 邪悪 2015 池田真紀子訳 烙印 2016 池田真紀子訳 禍根 2021 池田真紀子訳 警察官アンディ・ブラジル シリーズ スズメバチの巣 1997 相原真理子訳 サザンクロス 1998 相原真理子訳 女性署長ハマー 2001 矢...
  • ケモノの城
    ...悪を強く憎むあまり、私刑を行うというまるでジェイムズ・グリッケンハウスの『エクスターミネーター』みたいなストーリーもいくつかの作品で披露している(『歌舞伎町セブン』『ハング』『ブルーマーダー』等)。  そして悪の側に手を染めるときの彼らヒーローたちのやり口は不要ではないかと思うくらい残酷だ。いくら悪人とは言え、骨を全部砕かれて丸めてカバンに押し込められて捨てられることはないんじゃないだろうか? しかしそれが読者の印象を作品にとどめるとしたら、作者は敢えて手法としての加虐を作中に執拗に反復させているのかもしれない。  本書は、刑事小説でもなく、ヒーローもヒロインも登場しない。ただただ人間が残酷に他の人間を支配し、痛めつけ、嬲り、従えてゆくだけの小説である。一家四人が消えたりする事件の一つの例として見るにはあまりにも強烈な毒と血に染められた悪魔の手法と言いたくなるほどの残...
  • 5枚のカード
    ...潜む復讐鬼。標的は、私刑で牛泥棒を吊るした五人の牧童たち。主人公は、ちょっとした因縁を引きずって町に舞い戻ってくる若き賭博師。舞台設定だけは早々と揃っているわけだ。主人公は鼻つまみ者で、彼を敵対視する保安官と、恋敵や博打のライバルなど、四面楚歌といったところ。賭博に明け暮れるとてもニヒルな主人公が、まるでウエスタンではなく、ハードボイルドそのものの構図のようだ。  こう並べ立てただけでも、もう十分に黒澤映画みたいである。この映画を見ていない身としては失礼な言い草かもしれないが、黒澤作品であれば間違いなくヒットした筋書きだろう。緊張感も登場人物の個性も申し分ない。殺しの連続も、病的な復讐心も。それにゴールドラッシュが呼ぶ胡散臭い時代背景と、有象無象の喧騒で賑わう夜の街そのものも。  本書では本来のサスペンスよりも、主人公の虚ろな青春像そのものが主たるテーマになっている。...
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