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F1-6 AN/AGP-68は機首からのアジマス(方位角)が±60°、エレベーション(仰角)が±60°の範囲内の敵を発見・追尾できます。だからといってレーダーが瞬時にこの範囲を探知できるわけではありません。つまり、レーダーは物理的制限内で空域内にビームを照射し位置を探知できるのです。 F-16はいくつかの異なったレーダーモードを持っています。有視界内で使うものもあれば、有視界外に使うものもあります。一般的にACM(空戦機動)レーダーモードは有視界内の航空機のロックオンに使われます。両ディスプレイの下にある真ん中3つのボタンはアビオニクスマスターモードでプログラムされたものです。&spanclass(key){[} キーで左の&spanclass(key){]} キーで右のMFDでプログラムされたモードが切り替わります。レーダーを表示するためには真ん中の3つのボタンの一つを押します(たとえば左のMDFの)。次の画面でマスターモードを変更できます。レーダーはFCR(火器管制レーダー)をリストから選択すると、図13-1が現れます。 *空対空レーダーモード概要 FalconAFの機能を把握するためには、マスターモードとサブモードの概念を理解することが不可欠です。全てのレーダーモードはこの概念を使って制御されています。最初にMDFを立ち上げなくてはいけません。&spanclass(key){2} キーを押して2Dコックピット表示にすると図13-2のような画面が現れます。&spanclass(key){ENTER} キーでA-Aレーダーモードを選択します。一度FCRをMDFに立ち上げると、マスターモードとサブモードを行き来できます。 RWS(範囲捜索)はCRMマスターモードのデフォルトのサブモードです。マスターモードはMFDの左上に表示され、その上のボタンによって変更できます。その隣にはサブモードが表示されています。CRW/RWSするには各ボタンの上をクリックしリストの中から選択することによってセットされます。もう一つの方法としては、&spanclass(key){F1} キーを押すとサブモードを変更できます。レーダーモードに一端はいると、&spanclass(key){F11} キーを押すことによってサブモード内の操作特性を切り替えることができます。 下の表はFCRマスターモードとサブモードがどのように切り替わるかを示したものです。 |~サブモード|オプション|オプション|オプション|オプション| |~center:F1|center:F11|center:F11|center:F11|center:F11| |RWS*|±60°走査|±30°走査|±10°走査| | |LRS*|±60°走査|±30°走査|±10°走査| | |VSR*|±60°走査|±30°走査|±10°走査| | |TWS*|±25°走査|±10°走査| | |  *最初は±60°走査から始まります *B-スコープ RWS、LRS、TWSレーダーモードはとても複雑です。しかし、それらレーダー記号の細かい説明をする前に、B-スコープディスプレイの概念について理解しなくてはいけません。先ほどの3つのモードでもデータはB-スコープフォーマットで提供されます。B-スコープはF-16からの情報を示す最良の方法です。ではB-スコープとは何でどのように読み取ればよいのでしょうか?(いい訳が見つからない。。)B-スコープは空戦の完璧な上空映像を提供するものではありませんし、あらゆる高度の敵を示すものでもありません。つまり、B-スコープは仰角と方位角の両方に制限されているのです。図13-3はF-16レーダーとB-スコープがどのようにデータを示すかを表しています。 図13-3でわかるように放射状のレーダービームは底部は引き裂かれ、スコープの下部に行くに従って引き延ばされていきます。B-スコープを見たときに下部の中央が機首はではありません。機首は引き延ばされたB-スコープの下部全体です。たとえば、B-スコープの下部へ直進しているような敵機は自機と衝突コースにあり、同じ高度にあれば衝突するでしょう。図13-4はその状況を示しています。また図ではビームが空域の非常に特定な範囲だけを捜索していることもわかります。地球全体やさらに宇宙まで届くことはできません。パイロットは特定の高度範囲をカバーするように物理的にアンテナの仰角を変更しなくてはいけません。B-スコープの画像はレーダーの走査パターンがカバーしている範囲での限られた上空映像を示しているのです。残念ですがそれが全てです。そのような理由からB-スコープを効果的に使うためには多くの練習が必要なのです。 *RWS LRS Range While Search(範囲捜索)はB-スコープを使用し、主要なF-16 BVRレーダーモードです。RWSは敵機の発見、AIM-120 ARAAMとAIM-7 スパローミサイルの照準に使用します。Long Range Scan(長距離捜索)は長距離の大きな目標を発見・識別するためにデザインされています。トレードオフとしてRWSより少し遅くスキャンします。これらのモードはいくつかのオプションがあります。 -距離 -方位角 -バースキャン -レーダー高度傾斜 RSWとLRSでは、10,20,40,80,160マイルの走査距離から一つ選ぶことができます。しかしながらほとんどの敵機は40nmより内側にならない限りレーダーには現れません。先ほど示したように、LRSは遠くの大きな目標を探知できることができます。&spanclass(key){F3} キーで捜索距離を減らし、&spanclass(key){F4} キーで増やすことができます。 次のオプションはazimuth(方位角)です。RWSとLRSでは±10°,±30°,±60°を使用することができます。図13-5は全ての方位角走査を示しています。方位角走査を減らしたとき、アジマスゲートがスコープに現れてくるのに気付くでしょう。これらのゲートの外側の敵は見れません。また図ではスコープの左には走査距離、方位角範囲、バースキャンの数字が縦に並んでいるのがわかります。方位角範囲を変えるには&spanclass(key){F11} キーを押します。

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