ももじょうし。物語の舞台となる場所。いわゆる盆地で夏は暑く、冬は寒い。交通機関は発達しており、JR、私鉄数本、バスなど様々な移動手段が存在する。この物語では、その「百々條市から出ていくための機関」が全て閉ざされることになるが、不思議なことに人々はそれを気にも留めていない。非常に歴史の古い街で、「古事記」や「日本書紀」にもその名が登場する。 &bold(){薫乃トンネル(くんのとんねる)} 百々條市の南部に位置するトンネル。現在は使われていない。とある事件があって以来、心霊スポットとして全国でも有名になっている。 &bold(){黒葛原家(つづらはらけ)} 市の東側に位置する。かつて豪農として名を馳せた家。現在は没落しており、廃屋同然となった建物だけが残っている。 &bold(){望ヶ機新開地(ぼうがはたしんかいち)} 百々條市駅の中心部にある歓楽街。飲食店・遊技場などが立ち並ぶ。平成に入ってからの再開発でアンビシャスモールが建った。 &bold(){アンビシャスモール(あんびしゃすもーる)} 望ヶ機新開地に立つ大型ショッピングモール。