ファルディアス語では、主部に主語と動詞が含まれる。これは[[動詞文の基本、主部と属部]]のページでも述べた。 そして属部には、目的語・補語・間接目的語が置かれる。 この三つの要素は一般的に属部の先頭、つまり主語(とその修飾語)の直後に置かれる。 目的格は格変化によって、補語と間接目的語は前置詞によって、その役割が明示される。 目的格 →名詞の対格 補語 →"cen"+名詞の前置格 間接目的語 "esi"+名詞の前置格 この三種類が置かれる順番は特に定まっていない。しかし、多くの場合、目的語・補語そして目的語・間接目的語の順に並べられる。 また、それぞれの語が動詞の名詞形で代用される場合もある。 動詞の名詞形は格による変化が起こらないので、名詞の対格・名詞の前置格をそれぞれ置き換えるようにして使う。 -Pleta wonis. あなたは犬が好きだ。 -Vole jarsi tusis ces Fardiasit. 彼女はそれをファルディアスと呼ぶ。 -Dometo shertis esi lesit. あなたは私に本をくれる。
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