FFDQバトルロワイアル3rd資料編@wiki内検索 / 「295話」で検索した結果

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  • 295話
    295話:忍を放てば 先手を取ったのはエッジだった。 風のような速さで一瞬で間合いを詰め。 そのまま一直線にセフィロスに向け斬撃を放つ。 それをユフィが後ろから風魔手裏剣を投げそれを援護。 セフィロスは風魔手裏剣をかわし、斬撃を村正で軽くいなす。 エッジは弾かれた刃を返し、攻撃の手を休めない。 降りかかる刃の雨をセフィロスは顔色一つ変えずにすべて受けきり、時折放たれるユフィの援護も難なくかわす。 目の前のこいつ、間違いなく強え。 強さが空気を伝ってビリビリと伝わってきやがる。 攻め続けるしかねえ。 後手に回って防戦になったら、後は反撃の暇も与えられないで、負ける。 だから攻めの手を緩めるわけにはいかねえ。 反撃を許さないほど、攻めて攻めて攻め続けるしかねえ。 …だが、このままじゃそのうち攻め疲れて負けるぞ! どうするか…どうする。 …やばい ...
  • セフィロス
    ...9話 293話 295話 307話 324話 332話 340話 362話 374話 433話 495話 551話 558話
  • 【村正】
    ...7話 293話 295話 324話 332話 340話 362話 374話 495話
  • 95話
    第95話:じっと見つめる目 クラウドはまだ出方を決めかねている。 凄まじい気の満ちる二人のバトルフィールドには、容易に踏み込めない。 (この二人……強いな) クラウドはぎりりと奥歯を噛みしめた。 この場に自分がいることなど、目の前の二人はまったく関係ないことのように対峙しているのだから。 セシルは怒りの剣を、ガーランドは狂気の剣をそれぞれ相手にぶつけ合った。 火花が散る。二人の剣士が相手の目を睨む。 「貴様は絶対に許さない」 「ほざけ、小僧」 剣と剣が悲鳴をあげて弾けとんだ。セシルは吹き飛びざまに長い足から蹴りを放ち、 ガーランドは身を反らせてかわす。 距離をとり、荒い息をつくセシル。目を血走らせ、憎い仇の顔を睨みつける。 ガーランドはニヤリと笑う。 「この剣が血を欲しがっている。貴様の血をな」 その顔は狂気に満ちていた。 顔だけではない。手にした...
  • エッジ
    ...5話 293話 295話 307話 341話 405話 394話 407話
  • ユフィ
    ...5話 293話 295話 307話 341話 405話 394話 407話 427話 434話 450話 463話 466話 478話 490話 499話 524話 526話 549話
  • 【フランベルジェ】
    180話 183話 293話 295話 307話 407話 526話
  • 【風魔手裏剣30個】
    54話 208話 293話 295話 407話 524話 526話
  • 395話
    第395話:古く青い箱 アルガス、彼は多くの支給品を持つ者である。 役立つ役立たないは関係ない。ただただ多くのアイテムを持つ者。 そんな彼は、またも新しいアイテムを手に入れようとしていた。 事の発端は、不機嫌な彼がある事を思い出したことにある。 彼は自身が2人分の支給品を持っていたのを思い出したのだ。 「よし、開けてみるか」 彼はかなり期待をしながら、袋を開けてみることにした。 そして今に至る。 「では行くぞ……当たり出ろッ!!」 まずは1つめの袋を開けた。すると入っていたのは……。 まずは妙なものだった。どうやって使うのかも判らないものが5つセットで出てきた。 説明書を見ると「マシンガン用の予備弾倉です」と書いてある。 しかしその肝心の"ましんがん"が無い。ならばこれ単体では大外れだ。 だがそのマシンガンとい...
  • 195話
    第195話:運命にせよ、偶然にせよ 傷を負った身であったが、彼は平野へと逃げ道を求めた。 理由は二つ。 祈りの指輪を使いながらベホマを唱え続けたことで、辛うじて走れる程度にまで回復することができたため。 そして先ほど――ある人物が、じっとこちらを見つめているのに気が付いたためだ。 (はぐりん……?) 月光の下、銀色にきらめく液体金属のような姿。 何をするでもなく、ただ哀れむような視線をこちらに向けて。 草むらに半ば隠れるように、はぐりんはいた。 けれども、ピエールと視線が合った次の瞬間には――はぐりんの姿は、遠くへと消え去ってしまっていた。 顔見知りで、争いを好まない平和主義者のはぐりんだったから助かったのだ。 あれが他の人物であったなら。ましてや、殺し合いに乗った人物であったらどうなっていたことか。 (ある程度、戦場からは距離を取ったとはいえ…...
  • 495話
    第495話:dark of inside 「………………ぅ~ん」  闇に産声を上げた飛竜は、その胎盤たる闇の中で目を覚ました。  目を覚ました飛竜は辺りを見渡そうとするも、その目に映るのは暗闇のみ。  既に日の光は完全に落ち消え、明かりの無い洞窟内は完全に暗闇に包まれていた。  だが、その完全な暗闇を穿つように遠方に僅かな月明かりが差し込んでいる。  飛竜はその光を頼りに、出口へと向かい緩く両翼をはためかせた。  洞窟より抜け出し、見上げた空は墨色に染まり、見下げた泉はただ天上の月を写すのみ。  眠りに落ちる以前の喧騒が嘘のように、その場は静寂に包まれていた。  静寂の中、飛竜は月下に翼広げ、自らの身に起きた変化を再認する。 「あ、夢じゃなかったんだやっぱり」  広げた翼は夜の闇に負けぬ漆黒。  その大きさも前よりも一回りは大きい。  戦闘能力...
  • スミス
    86話 153話 186話 233話 294話 298話 336話 339話 359話 375話 376話 394話 401話 409話 415話 422話 428話 429話 475話 495話 526話 549話 557話
  • ピエール
    25話 80話 81話 122話 129話 141話 159話 195話 276話 277話 281話 297話 299話 342話 344話 350話 379話 385話 386話 402話 403話 410話 417話 419話 446話 449話 456話 469話 477話 489話 496話 508話 522話 525話 542話 559話?
  • クジャ
    52話 95話 194話 196話 205話 221話 223話 224話 227話 241話 247話 248話 249話 288話 297話 327話 343話 346話 352話 362話
  • ライアン
    84話 170話 273話 278話 279話 290話 298話 303話 308話 358話 378話 395話 404話 414話 448話 460話 473話 486話 510話 518話 532話 543話
  • アリーナ
    45話 84話 125話 211話 214話 246話 302話 305話 358話 378話 395話 404話 414話 439話 448話 453話 473話 510話 537話 555話 話? 話?
  • 【ダイヤアーマー】
    68話 95話 230話 325話
  • クラウド
    68話 95話 139話 147話 189話 196話 204話 205話 206話 210話
  • アルガス
    99話 166話 172話 230話 254話 283話 289話 339話 378話 395話 404話 414話 439話 448話 460話 473話 486話 498話 510話 518話 530話 544話 555話 話?
  • ウネ
    59話 180話 183話 303話 308話 358話 378話 395話 404話 414話 448話 453話 473話 510話 518話 536話 543話 555話
  • 【アモールの水】
    195話
  • 【猫耳&しっぽアクセ】
    395話 460話
  • 【デジタルカメラ】
    395話 414話 460話 488話
  • 【デジカメ用予備電池】
    395話 460話
  • 【死者の指輪】
    195話 449話
  • セシル
    40話 68話 95話 177話 230話
  • 【皆殺しの剣】
    68話 95話 230話 510話
  • 【毒針弾】
    52話 95話 227話 362話 374話 517話
  • 【変化の杖】
    395話 460話 488話
  • 【祈りの指輪】
    60話 80話 195話 276話
  • 【タークスのスーツ(女性用)】
    395話 510話
  • 【マシンガン用予備弾倉】
    395話 518話 536話
  • 【ブラスターガン】
    52話 95話 227話 362話 374話 482話 517話
  • ガーランド
    530話 68話 95話 177話 230話
  • 【光の剣】
    40話 68話 95話 230話 498話 536話
  • 【ミスリルシールド】
    40話 68話 95話 230話 510話 518話 536話
  • 325話
    第325話:アリアハン大陸消滅 最初に空が壊れた。 続いては海。 飲み込まれるように、吸い込まれるようにそれは消えてゆく。 大陸は端から崩れて行く。 その破片は、闇ですら、ましてや光ですらない空間に飲み込まれる。 そして崩壊は大陸の中心まで迫り、完全にすべてを飲み込んだ。 多くの魂をそこに留め、アリアハン大陸は消滅した。 【アリアハン大陸 消滅】
  • 5話
    第5話:不可抗力とお人よし 悪魔の作為か、神のいたずらか。 旅の扉を潜った青年を待ち受けていたのは、はるか下方に広がる茂みであった。 「え? え、お、おおおおおおい!?」 一瞬の浮遊感が身体を包む。実際は落っこちていたのだが。 拡大する地面、バランスを取ろうとするも間に合わず、頭から草むらの中へ―― ――遠くから聞こえてくる若者の声。「もしもし」――「あのー」―― ああ、と彼は薄れる意識の中でため息をついた。 このまま自分は死ぬのだろうか。気絶した男なんて、殺し合いでは格好の獲物だ。 相手がよほどの馬鹿なお人よしでもない限り、このまま止めを刺される。 はは、なんて間抜けな死に方だろう。一生の笑いものだ。その一生ももうすぐ終わるだろうが。 ああ。せめて、死ぬ前に愛しい妻の料理をもう一度食べたかった。 アイツとパパスさんに会って一言話したか...
  • 15話
    第15話:精霊と勇者と ロトの勇者、アレフは洞窟の中、今正直に迷っていた。 なぜなら彼の目前に―――― 「お願い!力を貸してくれないかな??」 そう、もこもこした物体が自分に話し掛けてきたのだ。 可愛い外見で、とてもこのふざけたゲームに乗っているとは思えない。 しかし、人間ではない、もしかすると襲われるかもしれない。 そうやって、支給武器の小手を装備しながら、対峙していた。 素手という不利な条件の中彼は一時も物体から意識を離さなかった 「言え、用件を言え。」 と重く答える。 そして、その奇妙な物体は泣きそうなで答えた。 「テリーっていう、僕ぐらいの小さな青い帽子を被った子を探してるんだ、彼がいないと、タイジュは――――」 突如、そこでその物体は言葉を切る。 そして、迷いを振り払うかのごとく首を横に振った。 「ううん、なんでもないよ...
  • 355話
    第355話:全ての流れ 旅の扉から吐き出され、浮遊大陸に降り立った賢者クリムト。 視力を失った彼に、新しい大地を見ることはかなわない。 彼はその場で、全てを感じるように静かに手を広げた。 「ふむ…水の匂い」 僅かに香る水の香り。 どうやら近くに川か湖があるようだ。 「風も、強い…」 吹き降ろすような強い風。 近くに山があるのだろう。 目の見えない自分には、地図の確認は出来ない。 町や村の位置はおろか現在地の把握すらできない。 だが、それはたいした問題では無い。 全ては流れ。 風の流れ。 自然の流れ。 気の流れ。 人の流れ。 視覚を失って改めて強く感じる。 全ての流れ、その流れを読み取れば何も恐れるものなどは無い。 流れを辿り、流される方向を決めれば。 自ずと望む方向に向かうことだろう。 そしてまた全ての...
  • 55話
    第55話:偉大なる父親たち 深い森の中を行く男が一人。 「やれやれ…。まだまだ隠居とはいかないようだな…」 神龍の力によって、黄泉の国からこの世へと舞い戻ったオルテガだ。 その後はアリアハンで平和な生活に身を置きながらも、日々の鍛錬は怠っていなかった。 彼の脳裏に浮かんでいたのは、息子アルスのことであった。 この腐ったゲームを破壊するためには、アルスとの合流が最優先と判断したのだ。 息子の実力であれば、ゲームに乗った相手に襲われてもそう簡単にやられはしないだろう。 それまでは自分も何としても生き残らねばならない。 もちろん、オルテガ自身も、かつて地上最強の漢と謳われた勇者である。その力は今でも衰えてはいない。 それに――。彼には「切り札」ともいえるアイテムがあった。 「まさか、再びこれを使わなければならない時が来るとはな…」 前方に気配を感じたのはその...
  • 45話
    第45話:姫分身の術 アリーナは支給品の壺を前にして迷っていた。 この壺、入れたものが分裂するっていうけど本当かな。 見た目はなんの変哲もない、花を生けるのにでも使うであろう普通の壺だ。 いや、大きさが普通ではないが。壺というより瓶といった方がいいのか。 しかし、それ以外はいたって普通だ。模様とか、あと色ぐあい。 説明書にはちゃんと効果があるから試せ、なんて書いてある。 分裂ねえ。 じゃあ試そっか。 何か手近なものは……と、石ころに、どこかから飛んできた葉っぱ……? ここ何にもないね。 アリーナはザックを逆さにしてゆさゆさと振ってみる。 他に何も入ってないのはさっき確めた、当然何も出てこない。 はあ…… アリーナは自分の帽子でも壺に入れようかと思い立って……やめた。 このとんがり帽子は別に高価なものでもないし、今増やしたところで、何か自分に...
  • 125話
    第125話:理解不能 世に名を知られた賢者とて、理解できぬ事柄はある。 例えば、いま目の前にある光景のように。 「助けてー!」「誰かー!」 「……」 横倒しになったまま、薙ぎ倒された樹木の傍に転がっている大きな壷が喋っている。 どうやら中に誰かが入っているようだが……とりあえずは助けてやるべきだろうか。 そう考えた彼は、支給された杖を振るって壷を叩き割る。 「わぁっ!」「きゃぁっ!」 「……」 破片を浴びながら出てきたのは、やはり人間だった。 それも同じ顔、同じ服、鏡写しのようにそっくりな二人の少女だ。 「あー、助かったー」「このまま出られなかったらどうしようかと思ったわ」 彼女らは手を取り合ってはしゃいでいたが、やがて彼の姿に気付くと、揃って頭を下げた。 「ありがとう」「おかげで助かったわ」 「……ああ、いや、大したことはしていないのだが。  その、君た...
  • 105話
    第105話:療養 森の中、普段はのどかな川のほとり。そこで、ギルダーは木にもたれかかり、必死で荒い呼吸を整えていた。 彼の通った後を、点々とピンク色の水が汚している。水に溶けかかった血の色だ。 「…はぁっはぁっ、…げほっ… ……」 …苦しい。意識がぼんやりする、眠い。しかし、もちろん眠るわけにはいかない。 何とか目を開けて、傷口に手をあてがいながら回復魔法の詠唱をする。ますます体力が減るが、まず傷を治さなくては。 傷自体はそんなに酷くないのだが、水の中に入った事で必要以上に血が抜けてしまい、体力をかなり消費してしまった。 …そのせいか、上手く魔力が高められない。ケアルラ三回でやっと傷口がふさがった。 (俺を追ってくるだろうか…ドーガ) ふと、思い出す。…まさか、剣を素手で受け止められるとは思わなかった。ライトブリンガーには紫の血液が付着している。 クリスタルの力...
  • 25話
    第25話:ある忠臣の思考 イルは逃げた。 訳もわからぬままこのゲームは始まり、とにかく兄を捜そうと決めた。 しかし「イル」と「ルカ」では、出発の時間に差が出る。 彼女が「兄を捜す」という行動方針を捨てなければならない事態は、 多分まだルカが出発する以前に起きてしまったのだった。 その時、全くの偶然に、イルは他の参加者がフィールドに降り立つ場面に出くわした。 そしてその参加者は魔物だった。 モンスターマスターとしての素質と経験を十分に持つイルは、相手が魔物だからといって怯みはしない。 むしろ全く知らない大人でなかった分安堵したくらいだ。 心を開けば魔物とも分かり合えるというのは、彼女にとってごく常識的なことである。 だがそれが、油断だった。 その魔物は、野生モンスターではないのだから。 イルの姿を認めるなり、ピエールは袋の中にあ...
  • 365話
    第365話:うらおもて浮遊大陸 以前いたアリアハンから時と場所変わって浮遊大陸。 風の鳴る大地という言葉が真っ先に浮かぶ。 「やけに静かだと思ったらあいつがいないわけか」 ファリスは遠景を見ながらつぶやいた。 傍らのテリーもそれにうなずく。 あいつというのは勿論ラムザで、旅の扉から出てきたとき既に彼の姿はなかった。 「扉のなかで無理やり喋りだすからこういうことになるんだよ全く。  移動中はちょっとしたことで時空芯のズレが起こりやすいっていうのに」 「そうなのか……?オレも知らなかった」 テリーは目を丸くしてファリスの顔をのぞきこむ。 「な、なんだよ」 煙たがるファリスにテリーは笑いかけた。 「姉さんも冗談がうまくなったなぁ。それを教えてくれたのは姉さんじゃないか」 テリーはにこやかにファリスの肩をぽんと払う。 もう何か家庭での会話だ。 とても殺...
  • 75話
    第75話:幼子との会話 「ゲホッ…ゲホッ」 「だ、だいじょうぶ?」 「………」 咳き込み、血を吐くピサロ。そんなピサロの顔を覗き込み、心配の声をかけるビビだが変わらず返事は無い。 ピサロはあれからも変わらず冷たい空気を纏っている。ずっと黙ったままだ。 きっとこの人は、あまり人に心配されるのがすきじゃないんじゃないかな、とビビは思ったが、 だからといって目の前で血を吐かれて心配しないなんて無理だ。 …はやく、回復魔法がつかえるといいのに。見ていてとってもつらそうで、なんだかそわそわしてしまう。 「ねえ、魔法がつかいにくいのはなおるのかな?」 ビビの質問に、ピサロはふと顔を上げる。エリア達と遭遇して以来、初めて心配以外の声をかけられた。 「…先程も言ったが…この大陸全体に魔法を妨害する働きがあるようでな。  魔力が高めにくいのはもちろん怪我の所為もあるだろうが…...
  • 535話
    第535話:空回りの深夜 「ふう………」 完全に炎に包まれた宿屋を前にしてため息をつく。 それが安堵のためなのか、それとも出鼻を挫かれたためなのかは分からない。 宿屋まであと少しというところで、エリアが赤髪の男と金髪の女に背負われて助け出されたところを目撃したのだ。 エリアの顔は名簿で確認した。背負われていたのは彼女に間違いない。 彼女らは井戸のほうへと向かっていた。ならば、エリアのほうはもう心配ないだろう。 サックスやカインから聞いた、赤髪の男がいたのが気になったが、 まさか自分で助け出しておいてからわざわざ殺すようなバカもいまい。 それよりもちょっとの間とはいえ、緑髪の男の傍から離れてしまった。 アンジェロがちゃんと見張っていてくれていると思うが、少々心配だ。戻ろう。 途中、ふと怪物のほうを見ると、顔に真っ白のレーザーが直撃していた。 マ...
  • 475話
    第475話:闇に生まれる 暗い暗い暗黒の洞窟。 その闇の中でスミスはゆっくりと目を覚ました。 昼間のブオーンとの戦いから既に6時間以上の時間が過ぎ去っている。 「ふぁあ~~よく寝た」 そういってスミスはゆっくりと身体を起こした。 「あれ?」 そして自分の身体の違和感に気付く。 身体は以前より幾分も巨大になり、濃紺の鱗に覆われていた。 折れた翼は完全に再生され漆黒に染まっている。 「これは一体……あの爺さんを食べたせいかな?」 その通りだった。 古の大魔導師ノア。その強大な魔力を受け継いだドーガ。 スミスはドーガの身体を食事という形で体内に取り込むことでその魔力を吸収したのだ。 そしてその魔力はスミスをより強大な存在へと変態させた。 その姿は世界によっては「闇のドラゴン」と呼ばれただろう。 「まあいっか。強くなったみ...
  • 505話
    第505話:辿りついた先で 散乱した枝切れと茂る雑草、暗闇で足場の悪い森の中をザックスは急ぎ足で進んでいた。 ザックス自身考えようとしないが、必要以上に急ぐ理由はない。 ただ、立ち止まればすぐにそこに死んだトモダチ達が現われ、自分はその最期を看取ろうとするのだ。 足を次から次へと踏み出すことで、何もかも足の裏の感触に紛れていく。 神経質なほどに汗を拭う。だが思考は止まらない。 もし歩いていく先に誰かに会うとしたら、誰に会いたいのだろうか。 守れなかったこと。 うかつにも、自分の想像力の乏しさがイザと別れた時吹っ切ったハズのそれを引き起こした。 ふと暗闇の中に、一番会いたい人間が浮かぶ。そして会いたくない。 シンシアはどうしたと聞けば、その先に彼は何と言うだろう? (エドガー) お前が居なかったからだ、と罵るだろうか。 森を抜け、しばらく南に歩...
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