FFDQバトルロワイアル3rd資料編@wiki内検索 / 「497話」で検索した結果

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  • 497話
    497話:Miβgestalt 最初の異変は音、いや振動する大気だった。 次の静寂が恐ろしく感じられるほどの激変。誰もがあまりに突然の事に全身を緊張させ、周囲に注意を配る。 独り、夜空を眺めていたサラマンダーだけがいち早く災厄を見届けていた。 ボロボロの羽根は巨大な身体をやっとのことで支えながら、滑るように目標へ誘う。 第二の異変はその動きがもたらす隠れざる気配であり、さらに地を伝う震動がそれに続く。 だが、捜索という任を帯びて村の各地へと散っていたものの多くはまだ常識外れの存在に想像を馳せるには至らない。 不安を隠さない表情でついさっき西の空低く見た凶兆の方角を眺めていたレナは地面から足へと知覚された震動の方角を正しく捉えてその影を見た。 わずか一度、熱望する跳躍で地に散りばめられた光の中心へと巨体は降り立った。 二度目の咆哮が天を指して放たれ、≪災厄来...
  • ブオーン
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  • ソロ
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  • ターニア
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  • 【エクスカリバー】
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  • 97話
    第97話:叶わぬ願い マチュアはスミスを探し、城内の探索を続けていた。緊張から額には冷や汗が浮かんでいる。 …万が一襲われても、城内には逃げ場が少ない。危険も大きいことはわかっている。 それでも、スミスがここにいる可能性もある以上、素通りするわけにはいかなかった。 もちろん、それぞれの部屋に人がいないかどうかは十分注意しているし、両手でスナイパーCRをしっかりと握っている。 (一階には、誰もいない…?) …城内、少なくとも一階は、不気味なほどに誰もいなかった。 ひとつだけ気になったことといえば、半分凍っている部屋があったことぐらい。 しかし、やはりというべきかその部屋にも誰もいなかったし何も無かった。 (二階…階段が直接、王室に繋がっているのね…) マチュアは緊張しながら、恋人スミスを思いながら、二階への階段を上がった―――上がりきった、その時。 突然、彼女...
  • 297話
    第297話:殺人者達 焼ける砂を身に被り、静かにピエールは待つ。 見つめる対人レーダーの光が、何者かの接近を知らせていた。 静かに、ロングバレルRを反応のあった方向に向け構える。 レーダーの反応は近き、その姿をロングバレルR越しの視界に捕らえた。 魔物の本能ゆえか、その視界に捕らえたものを瞬時に理解した。 ―自分ではアレには勝てない。 否、だからこそやるのだ。 生き残るのが目的ではない、ああ言う輩こそリュカ様の脅威、それを取り払う事こそ我が使命。 ―もっとも、あの方はそんな事など望まないだろうが。 それでもやるのだ、そんな人だからこそやるのだ。 変わらぬ決意を思い直し、ピエールはロングバレルRの引き金を引いた。 足元を汚す砂を気にしつつ、クジャは砂漠を進む。 しばらく進んだところで青い渦がクジャの視界に入った。 瞬間、刺すような殺意と共に左のほうで何かが...
  • 397話
    第397話:戦場の前で アルスは苦悩していた。 やはり迷いがあるのか、自分は。と自身を忌々しく思いながらもカナーンへと走っていた。 悪を殺そうという覚悟はできている。だがそれでも無血の道を模索しようとしている自分も、心の中で小さくも確実にいる。 ふと、自分はなんて傲慢なんだろうと思ってしまった。 例え仲間が悪と手を組んでいても、必要ならば仲間ですら斬ろうという覚悟もある。 ならばたとえ道中に独りになろうが、自分は悪を倒さねばならないのではなかったか。 しかし自分はフリオニールという悪を逃がし、一方でギルダーという悪にも出会えないままだ。 それに本来の目的―――仲間との再会も、ローグと会っただけでそれ以前もそれ以降も成し遂げられていない。 だが覚悟は出来たと人に嘘を言う。実際、昨夜はまだ迷いがあったのにシドには「覚悟は出来た」と嘘をついてしまった。 「矛盾、...
  • 197話
    第197話:紅き鏡の向こう側 「はっ……はっ……はっ……」 時折ぶり返してくる肩の鈍痛を堪えつつ、彼女はいつしか山道を駆けていた。 若干の回復傾向はあるものの、未だ視点の定まらない視界。 著しい体力の低下と出血に伴う嘔吐感。 それらを懸命に誤魔化しながら、鍛えられた強靭な精神の力でふらつく足取りを制御する。 ――あまりにも迂闊ッ。 神に仕える高潔な魂こそ失っているが、同等の聖剣技を扱う男。 万全であったとしても勝利を収めるのは難しい、卓越した技量を誇る強大な敵。 そんな相手に対し、負傷した状態で反撃の機会などそうそう訪れるものではない。 ここまで疲弊させられる前に覚悟を決めるべきだったのだ。 執拗に背後から忍び寄る冷たい殺意の持ち主――ウィーグラフはすぐそこまで迫っていた。 「頃合だな」 男は満足げにつぶやくと、番えた矢を発射した。 放たれた一撃は狙い通...
  • ウィーグラフ
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  • 【対人レーダー】
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  • 【ウインチェスター】
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  • マティウス
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  • クジャ
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  • ロザリー
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  • 【暗闇の弓矢】
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  • アルス
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  • アグリアス
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  • 【プレデターエッジ】
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  • 【ソードブレイカー】
    21話 197話 357話 474話 480話 482話
  • 【コルトガバメント(予備弾倉×5)】
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  • 【クロスクレイモア】
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  • ティファ
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  • 【ロングバレルR】
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  • ゴゴ
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  • 【ドリームパウダー】
    83話 97話
  • 【ミスリルナイフ】
    83話 97話 325話
  • 【スナイパーCR】
    53話 97話 204話 368話
  • ジオ
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  • マチュア
    53話 97話 115話
  • 【聖水】
    53話 97話 325話
  • 【氷の刃】
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  • 【ミラクルシューズ】
    21話 197話 474話 480話 483話
  • 【力のルビー】
    20話 97話 121話 130話 162話 189話 196話 206話 248話 425話
  • ハイン
    20話 97話 121話 130話 189話 196話 241話
  • 77話
    第77話:呪われし美女 いざないの洞窟の西側、山岳地帯。 地面に並べた支給品を見て、思わず女性――ミネアは苦笑する。 かぶれば頭に棘が刺さりそうな冠、死に逝った者の怨念が作り出した盾、邪悪な悪魔の尻尾。 どう考えても、どれかが自分の身を守ってくれる可能性などゼロに近い。 ――せめて護身用の何かが欲しい、と思うのだが、彼女の持ち物はその他には何もない。 「呪われてるのかしら、私…」 笑いも既に乾ききって、溜息が一つ出た。 ドォォォン…… 不意に、くぐもった様な爆音が聞こえた。 ミネアの、遥か前方のようだ。 「…?」 一寸首を傾げると、その方向に目を凝らす。 「爆発…?」 音でそう判断するも、視界には何も映らない。 ドドォォォン…… もう一度、爆音が聞こえる。 「何かあったのかしら…?」 ミネアの爆音に対する若干の恐怖は、彼女の心の...
  • 7話
    第7話:天然僧侶と凶悪僧侶 ナジミの塔の最上階にて、一人だけ空気の違う人物がいた。 「どこに飛ばされるかと思ったら…なんだ懐かしいアリアハンじゃないですか」 そう、何の緊迫感も無い声でおっとりの述べていく。 かつて、勇者と共に冒険したとは思えないほどの緊迫感の無さである。 しかし彼女こそが、正真正銘、あの勇者と冒険した僧侶フルートなのだ 「えっと、何をするんでしたっけ。……そうでした、武器を確かめるんでした。」 そういって、彼女は袋の中から武器を取り出した、中から出てきたのは、剣とマフラーの二つだった。 「綺麗な剣ですね…軽いし、やっぱりこの剣は扱いやすいですね  そしてこのマフラー、とっても暖かいです、少し寒かったから丁度良いですねぇ」 相変わらずおっとりとした口調で喋っている 剣の方は、不思議な妖力を持つ草薙の剣だった、彼女も一度手にしている...
  • 177話
    第177話:RED MOON リディアは、呆然とその惨劇を見つめていた。 その瞳に映るのは、幾多もの死体。大地を染める血。 そして、見知った者の成れの果て。 その全てが、眩しいほどの月に照らされ、彼女の瞳に映りこむ。 見たくないと思った。でも、目を逸らせない。 月光がそれを許さないから。それをいつまでも照らし続けているから。 最も見知った男が横たわるその横で、彼女は腰が抜けたように座り込む。 「嘘でしょ?」 これが、現実。わかっているのに。 「目を覚ましてよ…」 二度と目を開けることは無い。わかっているのに。 「ほら、月がすっごい綺麗でしょ?」 意識も何も、空っぽになったんだ。わかっているのに… 「ね、行こうよ…まだ終わってないから…」 彼らはもう、動かない。わかっているのに! ――涙は枯れることはないんだと、思った。 また、止め処ない涙が彼...
  • 17話
    第17話:一緒 「お茶、いれましょうか?」「ああ」 お城の中にあった台所。そこで私はお湯を沸かす。 彼――たった今出会ったばかりの旅の方は、大きなテーブルに突っ伏しながら、ぼんやりと窓の外を見ている。 疲れているのだろうか。それとも、こういうだらけたポーズが好きなのだろうか。 どちらの理由でも構わないけれど。 「……あーあ、あいつやハッサンやバーバラは大丈夫かな」 「お友達ですか?」 カップに注いだ紅茶を運びながら私は聞いた。 「友達というか、仲間だな」 「きっと優しい人たちなのでしょうね」 「ああ、機会があったら君にも紹介するよ」 「ありがとうございます」と微笑みながら、私は紅茶を差し出す。 「これでうまいケーキがあればいいんだけどな」 彼はそう言って、砂糖も入れずにそのままぐいっと飲み干した。 私はダメだ。ミルクを入れて...
  • 57話
    第57話:ストレンジャー ザックスとシンシアはルイーダの酒場を出て、アリアハンの城下街を歩いていた。 「しかし、このアリアハンって街は殺風景でいかんな~。 ミッドガルみたいなごちゃごちゃした所に慣れすぎたのかもしれんけど」 「そうですか?私は山奥暮らしでしたから結構新鮮ですよ、ザックスさん」 この二人はこのゲームの開始以来こうしてアリアハンの街をさまよっている。 殺し合いが始まっているという現実感はいまいちこの二人にはなかったが、 それは幸運にも『やる気』になっている参加者に遭遇した事がなかったからかもしれない。 ふとシンシアがザックスから預かったレーダーに目をやると、すぐに異変に気付いた。 「い、いけない!」 「どうしたんだ?」 「しばらく目を離していたら誰かが凄いスピードで近付いて来ている反応があるんです! ‥‥あ、も、もう、すぐ後ろに‥‥。...
  • 167話
    第167話:静かなる・・・ 鳥の鳴き声が途絶えたのはいつだったか。 けたたましく、響きわたっていた、フクロウの声はどこへ消えたか。 ザックスは上方を仰いだ。 さくり、と草を踏む普段は気にもならないような音がやけに騒々しく聞こえる。 ザックス達3人はマシンガンによる奇襲者から少しでも距離を稼ぐべく、 さらに樹々の間隔がせばまった感のある 森の奥地へと入り込んでいた。 押しつぶされそうに濃い緑の間からもれる月の光は、ほんのわずかしかない。 「……静かですね」 シンシアがささやくように言った。互いの呼吸音さえ鮮明に聞こえる程の静寂の中で、地声は不要だった。 「そうだな…」 しん、と澄みわたる空気に、自分の呟きが吸い込まれていくような。 そんな錯覚をおぼえながらも、ザックスは別のことを考えていた。 「ザックス?」 自分の緊張が伝わったのか、ランドが不安そうに声を揺らし...
  • 37話
    第37話:花占い 「私は、サックスに…」 すぅっ…と決意したように息を吸い込み、真剣な眼差しでそれ――ある意味、彼女の運命を決定づける物――を見つめ…そして、始める。 震える指先で、それでもしっかりと掴んでいく。ゆっくりと、ひとつずつ無くなっていく。 「会える、会えない、会える、会えない」橙色の花びらが足元に散っていった。 エリア。彼女はどこかずれている。 死んだはずの自分が何故ここに立っているのか、何故こんなゲームに参加させられているのか… 考えた、考えたが、わからないことをいつまでも考えたって始まらない。 それよりも、折角今もう一度こうして彼らと同じ大地に立つことができたのだ。もう一度…会いたい。 「会える、会えな……」 ぴたり。エリアの指はそこで止まった。…花びらはあと一枚。 「……もうっ!こんなのどうせ当たらないんだから」 そうつぶやくと、今度は赤い...
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