- ジョブ じょぶ 職業
当時のジョブの分布としては,戦士>
白魔道士>シーフ=
黒魔道士>モンク=
赤魔道士,といったところだろうか。筆頭に挙げられるのが,何と言っても戦士である。戦士のサポートはほぼ白で固定であった。何故なら,白のサポート時のケアルの魔法の恩恵により,ソロで狩りをすることが可能であったからである。そして,白魔道士はやはり後方支援としていつの時代も必須なジョブである。白魔法のケアルを始め,ポイゾナ,サイレス,レイズなどを有し,便利な魔法が数多くあった。また,白を戦士のサポートとして育てるプレイヤーが多かったのも要因である。そして,その次が恐らく黒魔道士とシーフだと思われる。この2種のジョブは上記の戦士,白と比べると,中堅といったところだろうか。黒魔道士はご存知,弱体化パッチを経て,幾度となく強化の望みを願っていたが,結局果たされる事はなく,後にただの妄想伝説と化した。黒魔道士は黒魔法をもちろん主とするが,この頃の黒魔法は各黒魔法の威力に対し,MPコストが見合っておらず,戦闘中に燃料切れを起こし,ソロでの狩りも大変時間がかかるため,困難を極めた。同順位としてシーフが挙げられる。シーフのポジションはこれといった明確なポジションが確定しておらず,不意打ちもあるにはあったが,効果音も無くただの通常攻撃が一回と意味が不明で何ら効果が無かった。そして,1月のパッチでとんずらが実装されると,一躍時のジョブとなったが,やはりポジション的には明確な居場所はなかった。シーフの有する,完全回避を使用し,峠に特攻する輩もいた。そして,栄えあるワーストを飾るのが,赤魔道士とモンクである。赤魔道士はシーフと比較しても,ポジションが全く確定されておらず(いわゆる赤魔道士故の宿命か?),極めて扱いづらかった。攻撃がスカスカなのは有名で,連続で攻撃8回以上ミスなど天性の素質を持っていた。前衛ジョブとしては,戦士(白)など挑発を有するジョブに遠く及ばず,後衛ジョブと見ても,本家白のポイゾナや黒のように融通が利かず,赤魔道士程,その道をプレイヤー側に求めたのは,このジョブを於いて他には無いだろう。そして,最も影が薄かったのがモンク。モンクは何と言っても戦闘中基本的にただ,突っ立ているだけである。この当時のモンクは素手にも関わらず,攻撃が一回のみでそして,ダメージの幅が酷いときは40前後にも乱数の幅が広いため,ある意味賭けである。
最終更新:2007年03月06日 02:54