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    <title>処方</title>
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    <description>
      #center(){&amp;size(xx-large){&amp;font(#a0d8ef){処　方}}}


&amp;font(#a0d8ef){&amp;size(x-large){○サイト情報}}

&amp;font(#a0d8ef){・ほのぼのとした小説から、切ない小説までいろいろ。 }

&amp;font(#a0d8ef){*トップページ＿＿： サイトの最新情報。}
&amp;font(#a0d8ef){*小説＿＿＿＿＿： このサイトのメイン。まったりと更新しています。}

&amp;font(#a0d8ef){☆処方 ＿＿＿＿：トップページを見るだけで、サイトの更新状況がわかるようにはしてあります}


&amp;font(#a0d8ef){&amp;size(x-large){○自己}}


&amp;font(#a0d8ef){*サイト名 ＿＿＿： 紺碧と空色と…――自作小説を中心としたサイト}
&amp;font(#a0d8ef){*管理人＿＿＿＿：秋峯かのい  読みは”あきみねかのい ”}
&amp;font(#a0d8ef){*好き＿＿＿＿＿： 澄み渡る空の青色。淡い和色全般。著、ヨースタイン・ゴルデル。小説の感想――投票だけでも小躍りします。}


























&amp;font(black){&amp;size(1%){.}}    </description>
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    <title>トップページ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/filszs/pages/1.html</link>
    <description>
      #center(){&amp;bold(){&amp;size(xx-large){紺 碧 と 空 色 と … }へようこそ}}


&amp;font(#a0d8ef){○このページは、” 秋峰かのい ”がまったりと小説を書いていくサイトです。}　
&amp;font(#a0d8ef){○基本的なスタイルは、小説の掲載。}
&amp;font(#a0d8ef){○感想などは小説の一番下の項目にひっそりと設けてあります。ぽっちっとな？}
&amp;font(#a0d8ef){○どんどん更新していくので、一読おねがいします！}


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#center(){&amp;size(xx-large){&amp;font(#f0908d){小 説 へ の リ ン ク}}}

&amp;font(#a0d8ef){○[[やがて朽ち逝く桜の如く&gt;http://www10.atwiki.jp/filszs/pages/19.html]]}
&amp;font(#a0d8ef){○[[恋と日記の詠唱法]]}
&amp;font(#a0d8ef){○[[マリン]](更新)}

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#center(){
&amp;bold(){&amp;size(xx-large){&amp;font(#a0d8ef){伺かあたらしいこと}}}


&amp;bold(){＋&amp;font(#a0d8ef){2008,08,22 : [[ブログ&gt;http://filszs.blog87.fc2.com/]]はじめました。更新はこっちに書くことにします。}}

-----------------

&amp;bold(){＋&amp;font(#a0d8ef){ご意見やご感想がありましたらこちらにお願いします。}}
&amp;bold(){＋&amp;font(#a0d8ef){more29542731@yahoo.co.jp}}


}
------------------
#center(){
&amp;size(small){&amp;font(#a0d8ef){このサイト内の文章等の無断転載、掲載を禁止しています。}}

&amp;size(small){&amp;font(#a0d8ef){Since 2008.04.05}}

&amp;size(small){&amp;font(#a0d8ef){Copyright (c) 2008}}
&amp;size(small){&amp;font(#a0d8ef){KanoiAkimine. All rights reserved }}
}

































































#right(){&amp;font(black){.}}    </description>
    <dc:date>2008-08-23T01:02:52+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/filszs/pages/18.html">
    <title>マリン</title>
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    <description>
      #center(){&amp;size(xx-large){&amp;font(#2ca9e1){マ リ ン}}}


&amp;font(#a0d8ef){○超短編。ちょっと切ない物語です。ちょちほのぼの。}



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　ずっと飼っていたマリンが死んだ。
　一週間前のことだった。五時を回り、学校から帰ってくると、マリンはケージの布団の中で横たわって動かなかった。
　マリンに何度も呼びかけたけど反応は無くって、私はだんだんと冷めたくなってゆくマリンに何も出来ないまま、寄り添ってあげるしか出来なかった。
　秋も深まった十六歳の昼下がりのときだった。
　マリンはラブラドールレトリバーだ。
　私が生まれたとき、マリンも家に来た。
　散歩のときはいっつもぐいぐいリードを引っ張っていく。フリスビーが大好きで、私が投げると取ってきた。たまに無くてしまって、結局私が探すことになるんだけど……
　私の心の中から大きなものが無くなってしまった。
　マリンはもう居ない。
　それから七日間、私は耐えた。学校にも普通に行ったし、家に行っても普通にするようにして、泣かないようにした。泣いたら止められなくなってしまうような気がしたから、絶対泣かなかった。
　それでも耐えられなくなって、七日目、私は学校を抜け出した。昼下がりの五時間目までは耐えたんだけど、それ以上は無理だった。マリンが死んでしまったことを考えると、悲しみが込み上げてきてクラスで泣いてしまいそうだったからだ。でも考えないようにすればするほど、なぜか頭の中はマリンのこと満たされていった。それでまた哀しくて泣きそうになった。
　いつまでも絶望感は抜けそうに無かった。まるでずっとあったはずの身体のパーツがひとつ無くなった感じだった。さほど意識はしなかったけれど、でも重要なパーツだったのに、今は無くてしまってくぼみになっている。
　抜け出した私は特にあてもなくさまよった。サボりかたが分からない私は、学校からすぐのアーケードの商店街を回って時間をつぶそうと考えた。
　そこはいろいろな人でごった返していた。晩御飯の買い物をする人。お店でお茶をする人。お店の人と雑談している人。みんなそれぞれの生活がありそうだ。その中に私だけが当ても無くポツンと立っていた。まるで周りの人たちと見えない壁があるみたいに。
　やっぱり帰ろうかな…今からだったら遅刻でも授業はうけられる。
　そんなときだった。ふと手を引かれた。手は人ごみから伸びていて、小さな少年につながっていた。
　まだあどけなさを残したようにみえる子だった。大きなベージュのキャスケットを目深にかぶっている。大きすぎてかぼちゃをかぶっているみたいに見えた。一見すると十歳前後に見える。
　なにを思ったのだろうか。私はきっとマリンのことで疲れていたのかもしれない。いや、もしかしたらある種の逃げ場を探していたのかもしれない。
　少年は再度強く引き、私はこくりとうなずいた。
　ただそれだけだった。
　それだけで私と名前も知らない子との旅は始まった。

　とはいっても特別なことをしたというわけじゃなかった。
　私はただ少年の後に付いて行っただけだった。彼はと言うと私なんかお構いなしにぐいぐいと手を引っ張って行ってしまう。
　もうちょっとゆっくりって言いたかったけど、彼の耳には届き沿うには無い。
　回ったお店を言うと、商店街を回って、食べたいものを食べて、雑貨屋さんや文具屋さんを見て、本屋さんを見た。
　その間私はただただ引っ張りまわされるだけだった。ハーネスでも付けたい気分ね。
　一通り回ってからゲームセンターにはいって遊んだ。
　ゲームセンターの一番端っこにレトロなゲーム機がひとつ忘れ去られていた。全体的にホコリをかぶったようにあせていて、何年もそこにあることが見て取れた。それに、誰も遊んで居ないことも。
　私はコインを入れる。機械がレトロな音楽と照明をがんばってぴこぴこさせていた。内容はフリスビーのゲームで、グラウンドに投げられるフリスビーを取ってくるというものだった。なんだかとても楽しくて、何回も、何回も、コインを入れた。
　結局惨敗だったけれど、なぜかとっても満たされた気分になった。

　夕方が近づく。
　だんだんと日光が緋色の輝線を帯び始めて来る頃、私たちは手をつないで、自然と近くの海浜公園へと足を向けた。
　一番の海が見える場所に行った。
　海の風を身体に受ける。髪がなびいて、スカートが揺らめいた。漣だけが支配する静かな夕暮れ。とっても風がやわらかかった。ここからだと海全体が見渡せて、水平線がまあるく見えるんだ。
　来るたびに地球が丸いことを確認する私。そして、この向こうにも、誰かが住んでいて、誰かが私のように海を見ていることも考えた。
　少年と出合ってから、やったことは少なかったけれど、でもすごく心の中が満たされていた。つながれていた暖かかい手もあるし、別にも、なんだか心の中から暖められているような、じんわりと満たしてくれるような気分になっていた。
　なんだか心の中に会った硬い大きな岩が溶けていくような感じがした。
　ふと、唐突に暖かな手が離れた。いままでギュッと握っていたのに、するりと私から抜けてしまった。
　あわてて私は振り向くと、少年は走り去ろうとしていた。
　だから私はふいに……
　―――ありがとう
　少年はパタッと足を止める。振り向き。キャスケットを取って、笑った。万面の笑みだった。とっても満足そうに、とっても楽しそうに。すごく幸せそうに。
　すべてのしがらみを完全に溶かし尽くしてしまうような、そんな笑顔だった。凍っていた私の心が溶けてゆく。
　それからすっとどこかへ走り去った。まるではじめから居なかったかのように、自然に溶け込むように。
　残った私はぽつりと佇み、吹き付ける海風に当たった。
　私は何が出来るわけでもなく、追いかけることも出来なくて、ただただ立ちすくんでいるしかなかった。
　急にマリンを亡くしてしまった感じに襲われて、涙があふれてくる。
　どうして……？
　私はあわててぬぐったけれど、それでも取りとめもなくあふれる。
　何度ぬぐっても抑えられなくて、私は止めることをあきらめて、静かに声も出さないで涙を流した。
　頭の中ではマリンと少年がぼやけてかぶっていた。マリンがしっぽを振っていた気さえする。
　ふと、私の心はマリンとは一緒じゃないんだ。そう、涙の中思う。
　一緒のことを考えて、同じように成長していったのに、マリンと私は違うんだ。同じように遊んでいたのに、同じように寝ていたのに、同じように感じていたのに、いったい何処から違ってきたのだろう。
　そう、今のことも、マリンが言っていたさよならのことも、本当に彼のことを考えていたのなら、簡単に分かったはずなのに。マリンの言いたかったことをなんで分かって上げなかったの？
　……どうして、私は、こうも鈍いのだろう。
　あたりまえなんだ、私が考えていること、見ていること、思っていることが、他の人と同じはずは無い。それがもし同じように、双子のように育った仲だったとしても―――
　それにありえないことじゃないか。なんでマリンがでてくるのよ？
　でも、いまさら無視は出来ない。だから受け入れなさい私。マリンが言っていた事実を、その真実を。

　―――マリンは自分の死を受け入れていたじゃないか。

　マリンは私に悲しんでと言って、逝ったわけじゃない。なのになんで私はこうも泣いているのだろう。
　だから私は海を後にするんだ。もう振り向かないように、絶対悔やまないように。
　夕日が弱くなって、空が鉄黒に包まれようとしている頃のことだった。
　遠くで五時を告げるチャイムが哀しく鳴く。今日の終わりをひっそりと諭している。鐘はどこまでも、どこまでも響いて、きっと天の彼方まで届いていた。

　だから、私は大丈夫だ。きっと。
　―――マリン。さようなら。
　その声は漣に打ち消されてしまった。
　そんな秋も深まった頃の話だ。
　この秋一番きれいな一番星が空に輝いていた。

------------
#ref(http://www10.atwiki.jp/filszs?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=14&amp;file=nnr.gif)下からどうぞ。
-&amp;link2(nnr投票,http://nnr.netnovel.org/rank10/ranklink.cgi?id=kanoi3,title=(&amp;ref(http://www10.atwiki.jp/filszs?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=14&amp;file=nnr.gif,target=blank)

&amp;font(#a0d8ef){&amp;size(large){○感想等々がございましたら一言お願いします。}}

#comment_num2








































#right(){&amp;font(black){.}}    </description>
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      **&amp;font(#a0d8ef){メニュー}
-[[トップページ]]
-[[処方]]
-小説
--[[恋と日記の詠唱法]]
--[[マリン]]
--[[やがて朽ち逝く桜の如く&gt;http://www10.atwiki.jp/filszs/pages/19.html]]

// リンクを張るには &quot;[&quot; 2つで文字列を括ります。
// &quot;&gt;&quot; の左側に文字、右側にURLを記述するとリンクになります    </description>
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    <title>過去ログ</title>
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      #center(){&amp;size(xx-large){&amp;font(#2ca9e1){過　去　ロ　グ}}}

＋ 2008,05,05 : どうにかサイト開設。宜しくお願いします。    </description>
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    <title>恋と日記の詠唱法</title>
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      #center(){&amp;size(xx-large){&amp;font(#2ca9e1){恋と　日記の　詠唱法}}}


&amp;font(#a0d8ef){○超短編。ほのぼのとした、魔法と恋愛ものです。}



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○月×日　鮮やかな夕焼けの日 

　今日も出来なかった。
　今日も失敗してしまった。
　なんでこんな簡単なことが言えないんだろうって思うわ。たった一言だけなのに言えないなんて情けない。
　周りのみんなは勇気を出してって応援してくれてるのに、臆病な私は先延ばしをするばかり。言い訳の王女様ね、私は。
　友達は『媚薬つかっちゃいなよ～♪　あんたならイチコロだって』なんてひやかして来る。だけど、ぜったいそんなことはしないんだから！　私はそんなことをしないで、彼に気持ちを伝えてみせる。
　……きっと優柔不断な私に、周りもじれったいんだと思う。だって、そうじゃなかったら、媚薬なんて使うことを薦めたりしないものね。 それに媚薬は高いのよ。
　―――そんなこんなで、もう一ヶ月も経っちゃってるのよね……
　毎日毎日、顔を見合わせるたびに思いを伝えよう、伝えようってしているんだけど、タイミングを逃して言えずじまい。
　タイミングが悪かったのよ？　言わなかったわけじゃないの。
　しかも今日の授業じゃ、彼ばかりに気を取られて、詠唱のアクセント間違えちゃったし……。爆発したし……
　うぅ……爆発するはずの無い魔法で、爆発させちゃうなんて……、彼にはずかしいところ見せちゃった……もう、私のばかばかばかぁぁああ!! 
　先生なんか「芸術は爆発だが、詠唱は違う。スキルなんだ。爆発させるのは美術だけにして欲しいね」って怒られたりもした！　失礼しちゃうわ。今日の失敗は、たまたまで偶然なのよ。未来には立派な魔女になるんです！　先生なんかより、ずぅっと立派な!! 
　それに失敗した理由が、『彼のことが頭にはなれなくて失敗しちゃいました』なんていえないわ……
　このままじゃきっとなにも進展しない。いつまでたっても、彼と友達のままで何も変わらない。待ってるだけじゃ何も変わらない。時の変化なんて当てしちゃいけないの。私は変わるのよ――― 
　でも今のまんまじゃ、絶対勇気が揺らいじゃうと思う。きっと思いを伝えることなんて出来ないし。
　またぎりぎりのところで先延ばししちゃう。
　だから私は考えたのよ！
　そう、今日の日記は決心のために書いていたんだったわ。いつもの癖で思ったことずらーって書いていたけど、この下からが本番よ。
　私は彼に伝える決心を、ここに書きとめておくんだ。
　決心の気持ちを形に表して、彼にぶつけるのよ。ファイト！　私!!
 
＜光よ。花よ。草木よ。無限の息吹を呼ぶ台地よ。この手の元に、春のかぜを……＞ 

　中等詠唱魔法。スタンダードBランクの魔法。成功したら、手をかざした術者の周りに桜の吹雪 が舞うの。地と風の複合魔法。とっても綺麗で幻想的で、きっと見とれるに違いないわ。それで見入ってる私は彼に思いを伝えるのよ！
　すばらしいプランだわ！　我ながら完璧ね!!
　だから私はやるんだ！
　私いまは初等詠唱魔法しか扱えないけど……、私のランクよりずっと高いけど、得意な属性魔法だし、きっと大丈夫。
　……大丈夫よね？　ああ、失敗して爆発したらどうしよう……緊張してきちゃったじゃない！ 
　やっぱり書くべきじゃなかったんだわ。もう今日はここまで！
　明日には結果がわかっているはずだから、帰ってきたら一番に書かないと――― 


　―――二十年前の記憶は、私の身体に溶け込み、心に馴染む。同時に暖かな日に当たっているような、なんとも言えない気持にさせた。まるで自分が昔の自分になったかのような感覚。とても懐かしい気持ち。
　とっても懐かしい。若かった頃の恥ずかしい思い出。でもいい思い出。
　きっと回りのみんなは今の私を見て、こんな青春があったなんて、絶対誰も信じてくれないわね。
　だって今は魔法学校の厳しい先生なのだから。 
　苦笑いを浮かべつつ乾いた古い羊皮紙を畳み、デスクの私物の引き出しへと仕舞う。
　静まり返った教員室を何気なく見渡した。机が整然と並び、上にはさまざまな教科書が散乱していた。静まり返った部屋には、朝独特の西日が差し込んでいる。
　ちなみに、アレからどうなったかと言うと……あ、やっぱり秘密。小さな頃の話なの。忘れましょう。 それになんだか恥ずかしい。
　いっそのこと暴露してもいいんじゃないのか、なんて気分に浸ってしまう私だったけど、どの道いまはそんな時間はない。もうすぐで授業が始まってしまう。厳しい先生を演じている私は、遅れるわけには行かない。生徒を注意する立場なんだもの当たり前ね。
　手身近な教科書やプリントをまとめる。ついでにペンや、杖を忘れ居て居ないかチェックをする。
　そうそう、もうひとつ大事日課があった。
　デスクの写真に行ってきますという。写真には青年と言い訳女王様がこそばゆそうに写りこんでいた。おたがい大人の姿だけど、何処かぎこちない雰囲気だ。
　日課を終えたところで、猫のように背伸びをする。
　くすりと微笑んで、私は気を取り直して教科書を手に取った。
　そして私は今日へと歩みだす。
　平凡な日々が続いて人は変わっていく。今の教えている生徒も、いつかはいまの私みたいに、過去の思いにふけるなんてことが出てくるのだろうか。そのときはきっと恥ずかしくて、火が出るに違いないわね。
　でもそれで良いと思う。むしろそうであってほしい。だれだって、そのときは必死なのだから。だれだって、そのときは小さいのだから。だれだって、日常の連続で大きくなってゆくのだから。大きくなったとき、小さな自分を振り返られる。自分はあの時小さかったんだって思える。これが一番の成長なのだろうから。
　だから私は授業と言う戦地に赴く。小さな生徒を、少しでも、砂粒のひとつ分でも大きくするために。
　そう、小さい私がやったように、思いにふけって魔法を爆発させることの無いように……


------------
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-&amp;link2(nnr投票,http://nnr.netnovel.org/rank10/ranklink.cgi?id=kanoi3,title=(&amp;ref(http://www10.atwiki.jp/filszs?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=14&amp;file=nnr.gif,target=blank)

&amp;font(#a0d8ef){&amp;size(large){○感想等々がございましたら一言お願いします。}}

#comment_num2








































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    <title>小説/コメントログ</title>
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    <title>ふいお</title>
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      &lt;a href=&quot;http://nnr.netnovel.org/rank10/ranklink.cgi?id=kanoi3&quot;&gt; ネット小説ランキング＞恋愛FTコミカル部門＞「[[恋と日記の詠唱法]]」に投票 &lt;/a&gt;     </description>
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