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その1 - (2007/01/28 (日) 01:19:36) の1つ前との変更点

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*その1 ID:bLQh9aQx0 男「ヤベー 弁当忘れた」 女「もしよくば 私の弁当 食べないか」 男「あー大丈夫 友達から金借りるから じゃな!」 女「・・・・・」 女「わが思い いつになったら 救われん・・・」 ---- ID:bLQh9aQx0 女「ウニ寿司を 男のために 持ってきた」 男「お、マジか サンキュー」 女「・・・・・・」 男「お、うまい いいウニだな」 女「・・・・・・」 男「ん? どうした?」 女「ウニ代が 私の小遣い かすめとる」 男「・・・・金出せと?」 女(コクリ) ---- ID:bLQh9aQx0 女「べっ、別に あんたのためじゃ ないからね」 男「ツンデレか?」 ---- ID:qpdUM9U10 女「男さん あなたに贈る 恋の花」 男「サンキュー。で、この花の名前は?」 女「名はヒミツ 乙女に言えぬ 恥ずかしい」 男(イヌフグリあたりか? ---- ID:LGv7ofmx0 女「唐突に 一つ聞きたい 事がある」 男「どうしたよ?」 女「貴方には 気になる人とか いないのか?」 男「…いるっちゃいるけど。…お前はどうなんだよ」 女「私はね 貴方の事が 大好きだ もしも良ければ 付き合わないか?」 男「な、ちょ、マジか?」 女「こんなにも 頬が熱いの 初めてだ」 男「……いいよ、付き合おう」 女「本当か? 泣きたくなるほど 嬉しいぞ…」 男「…べ、別にお前が気になるとかそういうのじゃないからな!!」 女「(なるほどな 男の属性 ツンデレか…)」 ---- ID:bLQh9aQx0 男「お前って普通に喋れないのか?」 女「字余りで 吐き気がするから 多分無理」 男「大変そうだな」 女「楽しいぞ 慣れれば割と 楽しいぞ」 男「いや俺はいいよ・・・」 ---- ID:LGv7ofmx0 女「なぁ男 帰りにダイエー 寄らないか?」 男「別にいいけど 何をするんだ?」 女「君のため 私の手料理 食べさせたい」 男「それは何とも 嬉しい事だ」 男「だが女 得意料理は 何なんだ?」 女「…チキンラーメン …UFO焼きそば」 男「…気持ちはさ 伝わったから 落ち込むな 料理は俺が 作ってあげる」 女「…ありがとう そんなお前が 大好きだ」 ---- ID:Y67T9M0j0 女「おい男」 男「何だ今度は」 女「これを見ろ」 ペットボトルに 見慣れた名前 ---- ID:LGv7ofmx0 女「やぁ男 休みというのに 奇遇だな」 男「待ち伏せは 奇遇と普通 言わないぞ」 女「気にするな 早速私と デートしよう」 男「(予定も無いし 別にいいかな…)」 男「…何故ココに 俺と一緒に 来るんだよorz」 女「下着売り場だ 興奮したか?」 男「場所はいい 分かってるから それよりも 俺と来る意味 何かあるのか?」 女「…後学に 君の好みを 知りたくて」 男「恥ずかしいなら 無理するなって」 男「…ちなみにな 俺は青とか 結構好きだ」 女「えっちなヤツだな …覚えておこう」 ---- ID:bLQh9aQx0 男「おー ここが女の家か」 女「先に言う 我が家は歌で 会話する」 男「へー まぁだからお前もそうなったんだろうな・・・」 女「客人も 例外などは 認めない 男も今日は 和歌しかダメだ」 男「何?! ちょっと待て!そんなギリギリで・・・」 女「では行くぞ 男の歌に 期待する」 女母「おいでやす なにもないけど ごゆっくり」 男「(うわー すげー和服美人・・・って何か返さなければ・・・歌で・・・)」 男「お初です 僕が男と 申します(なんてひどい歌・・・)」 母「女から いつも話は 聞いてます 女のことを どうぞよろしく」 男「(は、早い・・・さすがだ・・・)」 男「こ、こちらこそ いつもお世話に なってます(普通に話したみたいになったが・・・)」 女「男君 やっぱりやれば できるのね」 男「・・・・(いいみたいだな・・・ てかもし結婚したらどうなるんだ・・・)」 ---- ID:LGv7ofmx0 男「寒いなぁ 温まりたい そんな時」 女「私の愛なら ホッとするかも」 男「…女さん 顔が赤いぞ どうしたの?」 女「…自分で言ったが 恥ずかしかった」 女「…恥ずかしい こんな時には どうすれば」 男「俺の愛なら ホッと出来るぞ」 女「…貴方もね 顔が赤いの 気付いてる?」 男「…ちょっとだけ 言ってみたけど 超後悔 確かにこれは 諸刃の刃か」orz ---- ID:LGv7ofmx0 女「やぁ男 ちょっと飲み物 買ってきて」 男「別にいいけど 何が飲みたい?」 女「とりあえず 先にお金を 渡しとく」 男「おい女 ジュース一つに 千円も!?」 女「マックスコーヒー 一つよろしく」 男「…お前さん 俺にチバラギ 行けってか?」 ---- ID:SdzA22DU0 こんな感じですか解かりません 「お前さ、全ての会話五七五の俳句みたいにやってるけど」 「ああそれが なんだろうかな おとこくん」 自分の後ろの席。話し掛けた初っ端からそれを実践してくれやがった女に、 前々から湧いていた疑問を思い切ってぶつけてみる事にしたのは数学の時間の事だった。 「季語入ってないよな?」 そこ、私語は慎め。教師の牽制。一回だけ前方を見る。 黒板の数式が何を表しているのか解からない。よし次のテストは欠点だな。 そう悟った後にまた後方を向けば、見事に相手が固まっていた。図星か。 「そういえば そのような気も しないでもない」 「字余り。動揺する程のことなのかそれは」 なんならこれから会話に季語いれるか? 笑いかければ 「…………」 釈然としない感じにひそめられた眉毛。駄目か。 「じゃあまずは 男君から 実践で」 何だよその切り替えし。そう口元に張り付いた苦笑いを無理矢理ひっぺがしてから、 少し真面目な表情を作ってやる。息を吸って、吐いて。 「五十音 最初の二文字 送ります」 相手の思考に一瞬の空白が生まれて、それから。 「…………君のはな、季語ではなくて 綺語と言う」 「うまい」 そんなこんなの数学の時間。 ---- ID:bLQh9aQx0 男「お前さ 発言が絶対五・七・五だよな」 女「えぇそうよ 何か問題 あるのかな?」 男「いや、普段一言で済ませるとこも五・七・五でどう言うのかなと」 女「知りたくば 何か私に 言ってみて」 男「こんにちは」 女「こんにちは 今日は天気が いいですね」 男「じゃあな」 女「さようなら 明日の朝に また会おう」 男「ごめんな」 女「別にいい 私は特に 気にしない」 男「・・・・(即答だ さすがは女 慣れている ちょっと変化を つけてみようか)」 男「(・・・・あれ、今俺まで歌っぽく まぁいいか)」 男「おい女、髪の毛にゴミついてるぞ」 女「えっどこだ 悪いが男 とってくれ(即答)」 男「コイツすげぇwwww」 ---- ID:PeL/scLB0 触発されて書いて見たけど難しいねぇ…… 彼女との出会いは淡紅色の空の下だった。 高校に通う最初の日だというのに遅刻気味に家を飛び出した僕は、 河川敷の桜並木に差し掛かったところでそのあまりの光景に歩みを止めた。 春色の風に長い黒髪をなびかせて虚ろげに木々を見上げるかわいい女の子がいた。 同じ高校の制服を着た彼女のくるくると廻りながら歩く様子は、 さながら桜の花びらとの舞を楽しんでいるようで僕の心を魅了した。 すると突然彼女と目が合って、驚いた僕に向こうから話しかけてきた。 「ねぇあなた ぼんやりこちら 見てるけど」 「あ、えっと……」 「桜とあたし どっちに用なの?」 彼女に見取れていた僕はドギマギしてうまく受け答えできず、 当たり障りのない会話をしようとしたところで先に発した彼女の言葉で現実に戻された。 「新学期新たな出会いに華咲けど二人の中裂く登校時間」 「あっ、ホントだ 急がなきゃね」 「ここからは新天地は近いから今から走ればきっと間に合う」 「うん、がんばろう」 このときから僕の春と高校生活とがスタートをきった。 ----
*その1 ID:bLQh9aQx0 男「ヤベー 弁当忘れた」 女「もしよくば 私の弁当 食べないか」 男「あー大丈夫 友達から金借りるから じゃな!」 女「・・・・・」 女「わが思い いつになったら 救われん・・・」 ---- ID:bLQh9aQx0 女「ウニ寿司を 男のために 持ってきた」 男「お、マジか サンキュー」 女「・・・・・・」 男「お、うまい いいウニだな」 女「・・・・・・」 男「ん? どうした?」 女「ウニ代が 私の小遣い かすめとる」 男「・・・・金出せと?」 女(コクリ) ---- ID:bLQh9aQx0 女「べっ、別に あんたのためじゃ ないからね」 男「ツンデレか?」 ---- ID:qpdUM9U10 女「男さん あなたに贈る 恋の花」 男「サンキュー。で、この花の名前は?」 女「名はヒミツ 乙女に言えぬ 恥ずかしい」 男(イヌフグリあたりか? ---- ID:LGv7ofmx0 女「唐突に 一つ聞きたい 事がある」 男「どうしたよ?」 女「貴方には 気になる人とか いないのか?」 男「…いるっちゃいるけど。…お前はどうなんだよ」 女「私はね 貴方の事が 大好きだ もしも良ければ 付き合わないか?」 男「な、ちょ、マジか?」 女「こんなにも 頬が熱いの 初めてだ」 男「……いいよ、付き合おう」 女「本当か? 泣きたくなるほど 嬉しいぞ…」 男「…べ、別にお前が気になるとかそういうのじゃないからな!!」 女「(なるほどな 男の属性 ツンデレか…)」 ---- ID:bLQh9aQx0 男「お前って普通に喋れないのか?」 女「字余りで 吐き気がするから 多分無理」 男「大変そうだな」 女「楽しいぞ 慣れれば割と 楽しいぞ」 男「いや俺はいいよ・・・」 ---- ID:LGv7ofmx0 女「なぁ男 帰りにダイエー 寄らないか?」 男「別にいいけど 何をするんだ?」 女「君のため 私の手料理 食べさせたい」 男「それは何とも 嬉しい事だ」 男「だが女 得意料理は 何なんだ?」 女「…チキンラーメン …UFO焼きそば」 男「…気持ちはさ 伝わったから 落ち込むな 料理は俺が 作ってあげる」 女「…ありがとう そんなお前が 大好きだ」 ---- ID:Y67T9M0j0 女「おい男」 男「何だ今度は」 女「これを見ろ」 ペットボトルに 見慣れた名前 ---- ID:LGv7ofmx0 女「やぁ男 休みというのに 奇遇だな」 男「待ち伏せは 奇遇と普通 言わないぞ」 女「気にするな 早速私と デートしよう」 男「(予定も無いし 別にいいかな…)」 男「…何故ココに 俺と一緒に 来るんだよorz」 女「下着売り場だ 興奮したか?」 男「場所はいい 分かってるから それよりも 俺と来る意味 何かあるのか?」 女「…後学に 君の好みを 知りたくて」 男「恥ずかしいなら 無理するなって」 男「…ちなみにな 俺は青とか 結構好きだ」 女「えっちなヤツだな …覚えておこう」 ---- ID:bLQh9aQx0 男「おー ここが女の家か」 女「先に言う 我が家は歌で 会話する」 男「へー まぁだからお前もそうなったんだろうな・・・」 女「客人も 例外などは 認めない 男も今日は 和歌しかダメだ」 男「何?! ちょっと待て!そんなギリギリで・・・」 女「では行くぞ 男の歌に 期待する」 女母「おいでやす なにもないけど ごゆっくり」 男「(うわー すげー和服美人・・・って何か返さなければ・・・歌で・・・)」 男「お初です 僕が男と 申します(なんてひどい歌・・・)」 母「女から いつも話は 聞いてます 女のことを どうぞよろしく」 男「(は、早い・・・さすがだ・・・)」 男「こ、こちらこそ いつもお世話に なってます(普通に話したみたいになったが・・・)」 女「男君 やっぱりやれば できるのね」 男「・・・・(いいみたいだな・・・ てかもし結婚したらどうなるんだ・・・)」 ---- ID:LGv7ofmx0 男「寒いなぁ 温まりたい そんな時」 女「私の愛なら ホッとするかも」 男「…女さん 顔が赤いぞ どうしたの?」 女「…自分で言ったが 恥ずかしかった」 女「…恥ずかしい こんな時には どうすれば」 男「俺の愛なら ホッと出来るぞ」 女「…貴方もね 顔が赤いの 気付いてる?」 男「…ちょっとだけ 言ってみたけど 超後悔 確かにこれは 諸刃の刃か」orz ---- ID:LGv7ofmx0 女「やぁ男 ちょっと飲み物 買ってきて」 男「別にいいけど 何が飲みたい?」 女「とりあえず 先にお金を 渡しとく」 男「おい女 ジュース一つに 千円も!?」 女「マックスコーヒー 一つよろしく」 男「…お前さん 俺にチバラギ 行けってか?」 ---- ID:SdzA22DU0 こんな感じですか解かりません 「お前さ、全ての会話五七五の俳句みたいにやってるけど」 「ああそれが なんだろうかな おとこくん」 自分の後ろの席。話し掛けた初っ端からそれを実践してくれやがった女に、 前々から湧いていた疑問を思い切ってぶつけてみる事にしたのは数学の時間の事だった。 「季語入ってないよな?」 そこ、私語は慎め。教師の牽制。一回だけ前方を見る。 黒板の数式が何を表しているのか解からない。よし次のテストは欠点だな。 そう悟った後にまた後方を向けば、見事に相手が固まっていた。図星か。 「そういえば そのような気も しないでもない」 「字余り。動揺する程のことなのかそれは」 なんならこれから会話に季語いれるか? 笑いかければ 「…………」 釈然としない感じにひそめられた眉毛。駄目か。 「じゃあまずは 男君から 実践で」 何だよその切り替えし。そう口元に張り付いた苦笑いを無理矢理ひっぺがしてから、 少し真面目な表情を作ってやる。息を吸って、吐いて。 「五十音 最初の二文字 送ります」 相手の思考に一瞬の空白が生まれて、それから。 「…………君のはな、季語ではなくて 綺語と言う」 「うまい」 そんなこんなの数学の時間。 ---- ID:bLQh9aQx0 男「お前さ 発言が絶対五・七・五だよな」 女「えぇそうよ 何か問題 あるのかな?」 男「いや、普段一言で済ませるとこも五・七・五でどう言うのかなと」 女「知りたくば 何か私に 言ってみて」 男「こんにちは」 女「こんにちは 今日は天気が いいですね」 男「じゃあな」 女「さようなら 明日の朝に また会おう」 男「ごめんな」 女「別にいい 私は特に 気にしない」 男「・・・・(即答だ さすがは女 慣れている ちょっと変化を つけてみようか)」 男「(・・・・あれ、今俺まで歌っぽく まぁいいか)」 男「おい女、髪の毛にゴミついてるぞ」 女「えっどこだ 悪いが男 とってくれ(即答)」 男「コイツすげぇwwww」 男「朝メシ何食った?」 女「目玉焼き 私はモチロン 醤油派だ」 男「昨日何時に寝た?」 女「一時ごろ ちょうどチンパン 見終わった」 男「遅いな(・・・深夜番組とか見んのか)」 男「授業中寝るなよ」 女「案ずるな 私を誰と 心得る」 男「でも無理もするなよ 心配だから」 女「男君 結局どっちに すればいい 今のは少し 嬉しかったが・・・」 ---- ~教室~ 女「……(熱心に本を読んでいる」 男「女、何の本読んでるんだ?」 女「案ずるな。夜伽の準備 抜かりない」 男「お前は公衆の面前で何を読んどるかぁ!!」 女の手 叩かれ落ちる 春画本 ---- ID:a9BCWYxi0 ~教室~ 男「なぁ、女?」 女「どうしたか 真面目な顔は 似合わぬぞ?」 男「うっせ、ほっとけ。……で、お前は、会話を五・七・五で済ませるけど、実際の俳句はどうなんだ? 試しに詠ってみせてくれよ」 女「……細雪。ふりて消えゆく 我が想い」 男「季語は細雪か」 女「細雪。想いにふりて かけてみた」 男「えーっと……。あ、降り、と振りか?」 女「ご名答。話題を振るも 意味はなし」 男「……それは、誰のことだ?」 女「さて知らぬ。私は一句 詠んだだけ」 男「このやろ!」 鈍い君 しかし想いを 伝えよう ---- ID:a9BCWYxi0 ~教室~ 男「女、後生だ! さっきの授業のノート見せてくれ!」 女「君の言う 後生はこれで 何度目だ?(ノート取り出しながら嘆息」 男「あっはっは……。いや、悪い。どうしても、眠気に勝てなくてなぁ」 女「眠気には 勝てというのが 無理とでも?」 男「決まってるじゃないか。勝てる奴なんて絶対にいないって」 女「否定せぬ ただし寝る場は わきまえろ」 男「へぃへぃ……」 女「……身を案ず 私の言葉 軽んずか(貸そうとしたノートをしまいだす」 男「だー、悪かった! 悪かった! 今度から寝ないように気をつけます! だから頼む!!」 ため息を 吐きつつノート 貸す女 ---- ID:a9BCWYxi0 ~通学路~ 女「やぁ男。どうやらあまり 寝てないな?」 男「……あ゛~……。まぁ、な……。昨日の宿題、大量にあったじゃないか……。女は?」 女「…………(顎に手を添えるようにして、思案してる」 男「……女?」 女「記憶なし どうやら聞いて ないらしい」 男「単純に忘れただけだろうが。聞いてないとかじゃなくて」 女「ツッコむな 私もたまに ミスがある」 通学路 歩む足取り 重くなる ---- ID:6FCduRw90 ~商店街~ 女「…………(ある店の前でジッとウィンドウガラス見てる」 男「……女?」 女「(ビックゥッ!)い、いかがした!? 私に何か、問題が!?」 男「いや、問題は何も無いが、何かしたのか?」 女「いや何も。だが唐突で 驚いた」 男「唐突も何も、普通に近づいて声かけただけだが……」 女「そうなのか 忘我の中で 知らなんだ」 男「……あ、そ。何見てたんだ?」 女「ぬいぐるみ。こういうものは 見ちゃダメか?」 男「いや、別に悪くはない」 女「まぁしかし 似合わぬだろう 私には」 男「いいんじゃないか? 可愛い子に可愛いヌイグルミの取り合わせは普通だろ?」 女「……天然の 女垂らしか なんて奴……」 男「いきなり何だよ!?」 夕暮れに 真っ赤に染まる 頬感ず ---- ~学食~ 女「……群がりし 有象無象に 打ち勝てぬ(人だかりを前に」 男「っし、いいモン買えた、っと……、何だ女。今日は購買か?(購買の人だかりから出てきながら」 女「救世主 恐らく君を 言うのだな」 男「……は?」 女「もう一度 舞い戻るんだ 戦場に。ちなみに私 アンパンがいい」 男「俺が行けと!?」 真理なり。女の涙に 勝てぬこと。 ---- ID:6FCduRw90 ~屋上~ 女「青い空。この幸せは 捨てがたい」 男「……確かに今日は快晴だが、そこまで言うほどのモンか?」 女「気づかぬか……。まぁ言う前から 分かったが」 男「いや、何が気づかないんだ? 何か空に特別な形の雲とかでもあんのか?」 深くつく ため息空へ 消えていく。 ---- ID:6FCduRw90 ~体育館~ 女「……球技なぞ 私が出来ると 思ったか」 男「はいはい……(嘆息」 鼻血出る 鼻に詰め物 球は痛い……。 ---- ID:6FCduRw90 ~並木道~ 女「……(ゆっくりとした歩調で並木道を散歩してる」 男「お? よぅ。女。散歩か?(その姿を見つけると、駆け寄ってくる」 女「無粋だな。君は情緒が 足りてない」 男「で、出会い頭にそれか?」 女「冗談だ。暇なら一緒に 行かないか?」 男「んー。まぁ、確かに暇っちゃ暇だな。うん、付き合おう」 緩々と 進む歩調と 経つ時間。 ---- ID:6FCduRw90 ~通学路~ 女「一日の 始まりの鐘 聞こえてる……」 男「遅刻者が悠長に五・七・五を言うな! 走れ!」 女「朝なのに……。力が出ない 眠いから」 男「知るか低血圧かよ、お前は!」 走っても ホームルームに 間に合わず。 ---- ID:69BtDwpy0 男「お、女は弁当なのか」 女「から揚げに 野菜一式 白米だ」 男「ひょっとして自分で…?」 女「まぁそうだ だったらどうする やらないぞ」 男「マジか!すげぇ…普通に感心した」 女「…///」 男「じゃ、おれ学食だから、またな」 女「…もしキミが 望むのならば 作ろうか…?」 男「えっ、そ、それホント?」 女「あ、あ、あ、いや、 迷惑ならば やめとくが」 男「あわてながらもリズムは5・7・5なんだな…」 ---- ID:k/Kszi3r0 帰り道を行く二人 女「最近は すっかり寒く なったなぁ」 男「それはそうだろ 冬なんだから」 女「だけど今 心は熱いの 分かってる?」 男「……好きな男に 告られたとか?」 女「……いや違う ちょうど今から 告るとこ」 男「ちょうど今から? それってまさか!?」 女「君のこと 大好きなんだ 本当に どうか私と…… 付き合ってほしい」 男「……お前の事 変なやつだと 思ってた」 女「やはり私は……変な女か」 男「でも今は 俺も立派に 変なやつ お前と話すの すっげぇ楽しい」 女「!?」 男「お前のこと いつしか好きに なっていた 俺でいいなら どうぞよろしく」 女「何を言う 君でなくては 嫌なんだ」 男「……幸せつーのは こういうことか」 雪が降ってくる 男「……手ぇ出せよ 手袋ないと 寒いだろ」ぎゅっ 女「この手が私の 幸せの証」 女「……幸せよ この雪のように 降り積もれ」 男「ただただ積もれ とけることなく」 女「……白い息 重ねて二人 道を行く」 男「重ねるのは息 だけでいいのか?っと」 女「?」 男「なんでもない 独り言だよ 気にするな」 女「……ずいぶん大きな 独り言だけど?」 女「……左手が つないでないから しもやけに」 男「ちょ……大丈夫か!? 見せてみr」 ちゅっ 男「あ……」 女「嘘でした 今日はこれで 許してね」 ---- ID:Tzuz8Rlr0 授業中。 女「漣(さざなみ)に、浸(つ)かって生(い)きる、日常(にちじょう)は、悪夢(あくむ)のように、私(わたし)は思(おも)う。」 男「……唐突(とうとつ)に、そんな愚痴(ぐち)など、言(い)われても。誰(だれ)もが思()い、苦悩(くのう)してるし。」 女「だがしかし、惰性(だせい)に生(い)きる、ことは嫌(いや)。」 男「……とりあえず、今(いま)はともかく、授業(じゅぎょう)だよ?後(あと)から僕(ぼく)が、相手(あいて)するから。」 女「むぅ、男(おとこ)、子(こ)ども扱(あつか)い。私(わたし)、嫌(いや)。」 先「……お前(まえ)たち、一応今(いちおういま)は、授業(じゅぎょう)だぞ。そんなに俺(おれ)が、嫌(きら)いなのかね?」 男「ほら、女(おんな)。遊(あそ)んでるから、怒(おこ)られた。」 女「……もう、だから、私(わたし)は子供(こども)、違(ちが)うもん。」 男「そんなこと、言(い)ってる間(あいだ)、その証(あかし)。」 先「……頼(たの)むから、少(すこ)しは俺(おれ)の、話(はな)し聞(き)け…。」 ---- ID:QtO0l9tJO 男「………(ジー)」 女「何か用? あまり見つめちゃ はずかしい」 男「女って改めて見るとスゲーかわいいのな」 女「唐突に 嬉しいことを 言うじゃない」男「いや、さっき友達と話てて女の話題になってな。あいつら女の事ベタ褒めすんのよ」 女「おだてても この大福は あげないよ」モグモグ 男「口いっぱいに頬張るなよ…、せっかくの可愛い顔が台無しだぞ」 女「一個だけ 一個だけなら 食べてよし(///)」 ---- ID:44bkzmrz0 ヒートに 「スルーするっ!そんなお前がっ!!好きなんだぁぁ!!」 「今日こそはっ!私がお前をっ!!落として見せるっ!!」 電波に 「前世から あなたのことが 好きでした」 「1万と 2千年ぶりに こんにちは」 よくわからない 「腹が減り 君の体に 舌鼓」 「寒いけど やっぱり食べたい 氷柱かな」 ---- ID:kF3Bxiv+0 女「男君、よければノート借りれない?」 男「いいけどよ……どしたんだ? 普通に授業出てただろ」 女「ちょっとだけ……ボっとしてたら、終わってた」 男「駄目だろう、常識的に考えて……」 女「うん、ごめん…………言っとくけどね。男君、私がぼうっとしてた理由は……」 男「いや別に聞きたくないが……なんなんだ?」 女「やっぱいい。言いたくないし、恥ずかしい」 男「気になるぞ。なんだってんだ……焦らすなよ」 女「……私はね、ついつい見てた。男君……外を見ながら眠ってるのを」 男「な……!?」 女「やっぱいい! ノートいらない! ありがとう///!!」 男「お、おい待てよ!? なんだよそれは! こら待てよ!」 ---- ID:Tzuz8Rlr0 お昼。 女「人々(ひとびと)の、間飛(あいだと)び交(か)う、金色(こんじき)の、蝶(ちょう)の羽(はね)を、我(われ)は欲(ほっ)する」 男「甘(あま)い夢(ゆめ)、思(おも)い描(えが)くは、自由(じゆう)なり。現実(げんじつ)、財布(さいふ)、中身(なかみ)は空(から)だ。」 女「ひもじいよ。なんとかしてよ。お願(ねが)いよ。」 男「そんなこと、僕(ぼく)にもできる、ことならば、もうやってるよ。ひもじいですね。」 女「はぁ、だよね。聞(き)いた私(わたし)が、馬鹿(ばか)だった。」 男「昼(ひる)ご飯(はん)、二人仲良(ふたりなかよ)く、コッペパン。はぁ、お弁当(べんとう)。おいしそうだな…。」 女「あの、そのね。私(わたし)がそのね。お弁当(べんとう)。よければだけど。……なんでもないよ。/////」 男「言(い)いかけた、少(すこ)しだけどね。お弁当(おべんとう)。期待(きたい)したのに、残念(ざんねん)だった。」 女「そんなにね。言(い)うなら私(わたし)、作(つく)ろうか?別(べつ)に気(き)まぐれ、意味(いみ)はないわ。」 男「分(わ)かったよ。そう言(い)う事(こと)に、しておくよ。」 女「……違(ちが)うもん。ホント気(き)まぐれ、なんだから。///////」 ---- ID:W0W74l3D0 女「恋心 きっと量れぬ その想い」 男「…想いと重い、ね。また急にどうしたよ?」 女「男くん 勉強ばかりで つまらない 少しだけでも 構ってほしいな」 男「まぁ待てよ あと十分で 閉館だ 帰りはご飯 食べに行こうか?」 女「歌よりも 勉強の方に ベクトルを」 男「…スマン。もうちょっとだけ待ってて」 女「了承だ なるべく早く 終わってね 私は少し 眠いんだから…」 男「おーい、女。終わったぞ…って、寝てる」 女「zzzzz…zzzzzzz…zzzzz…」 男「仕方ないな。…ヨッと」ドサッ 女「…何だろう 何故だかとても 心地良い」 男「俺の背中はそんなに安らぐか?w」 女「男くん!? …ここで降ろして 恥ずかしい///」 男「却下。人居ないし、もうちょっとこのままでいさせろよ」 女「…了承だ 実は結構 悪くない」 男「それにこのままだったら、女の胸の感触が堪能出来るからなwww…意外と大きいんだな」 女「このスケベ! 早く降ろして! セクハラだ!」 男「諦めろw 逆に考えるんだ。家に帰るまで歩かなくていい、と思うんだwww」 女「…もういいわ 家に着いたら 起こしてね 気持ちいいから 少し眠るね」 女「zzzzz…zzzzzzz…zzzzz…」 男「(…幸せの 重さの答えは 我が背中 ってか)」 ----

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