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これがパーティー… うぅ…ちょっと緊張してきちゃったぁ~。どど、どうしよう…みんなこっち見てる気がするよぉ~… |
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ふっ…皆が見ているって? ハハッ、確かにその通り。誰もが目を奪われているのさ。 パーティー会場に舞い降りた一人の天子にね… 失礼…お名前を伺っても? |
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?? 美しい姫君、お名前は…? |
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ダダ、ダメですぅ~! |
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ダメ…? |
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……お母さんが…知らない人に名前を教えちゃダメって…… |
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おっと、これは失礼。 僕としたことが、母君への挨拶を済ませてなかったな。 |
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非礼をお許しください。 それで、母君はどちらに? |
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………母は…だいぶ前に亡くなりました… |
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…!! …なんてことだ。度重なる非礼…許してくれ。 まさか、二度も美しい姫君を傷つけることになろうとは… それでは、只今より全力で貴女の願いにお答えしましょう! |
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そ…そこまでしていただなくてもいいですぅ~ でも…そうですねぇ。それでは どの方が王子様なのか教えてくださぁ~い。 わたしはパーティーに来ただけで十分なんですぅ… …でもせっかくなので、王子様がどんな人かひと目だけでもぉ… |
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………ククッ。(笑いをかみ殺す王子) |
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どうしたんですかぁ~?……何かおかしなこと……言いました…? |
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うん、そうだね。確かにおかしな頼みだな。 そうだ。僕と踊ってくれたら教えてあげよう。 |
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さ、さっきはそんなこと言ってなかったですぅ~。 え、遠慮しますぅ~ |
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それは…例え僕が王子でも? |
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…え? |
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数々の非礼を詫びよう。 だが、貴方の願いを叶えるためにも…僕と踊ってくれないか? |
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きゃー!王子だ~! まぁイケメン…と言えなくもないか。 よっし、じゃ、いっちょ気合入れていきますか~! |
ご主人様 | 男が出てきただけで、このテンションか… でも、ここならほっといても大丈夫でしょ? |
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何言ってるの?こういう時だからこそ、気を引き締めないと! |
ご主人様 | ……アミーは…めんどくさいね… |
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ほら、つべこべ言わずに警備しに行こっ! |
ご主人様 | あ、ちょっ、引っ張らないで~。 |
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ほらほら、噂をすれば影。敵が来たよ~♪ |