fumixc @ ウィキ内検索 / 「イオン」で検索した結果

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  • イオン
    イオン ion    電気を帯びた原子または原子団をいう。陽(正)電気を帯びたものを陽 イオン(カチオン)、陰(負)電気を帯びたものを陰イオン(アニオン) という。中性の原子または原子団が電子を失うと陽イオン、電子を得ると 陰イオンになる。
  • イオン価
    イオン価 ionic valency   イオンのもつ電気量を表すもので、イオン価数ともよび、イオン形成の際に失った 電子の数、または余分に得た電子の数を表わす。電子の電荷は通常-eの記号で表され、 原子がn個の電子を失うと全体としてneの正電荷をもち、これをn価の陽イオンといい、 n個の電子を余分に得ると-neの負電荷をもち、これをn価の陰イオンという。イオン 価を表示するには、一価の陽イオンならば、たとえばH+、陰イオンならばCl-、二価 以上のときはMg2+、Al3+、PO4 3-などのようにしるす。
  • イオン比
    イオン比 ion ratio   空気中の微細粒子に帯電した陽イオン数と陰イオン数との比をいう。陽イオンは 刺激的作用があり、陰イオンは鎮静的作用があるといわれる。地表近くの大気中に おける陽・陰のイオン数は各300〜1000個/cm3で、両者はほとんど同数であるが、 在室者の室内では陽・陰両イオンが減少し、さらにイオン比が増大する。とくに、 多人数が密集する室内や換気の十分でない室の場合にいちじるしいとされている。
  • イオン積
    イオン積 ion-exchange product  弱電解質は水その他の溶媒中でわずかに陽イオンと陰イオンに解離し、 電離平衡がなりたっている。その両イオンの濃度の積を一般にイオン積 という。しかしふつうは、最も有効に利用されている水のイオン積を意 味することが多い.純粋な水はきわめてわずか電離してH+とOH-とを生 じ,未解離のH2Oと平衡を保っている。モル濃度を[ ]で表わして、質量 作用の法則を適用すれば、[H+][OH-]/[H2O]=Kとなる。Kは電離定数で ある。
  • イオン結合
    イオン結合 ionic bond    各原子が電子の移動によって陰・陽の電荷をもつイオンとなり、これらの間に 作用する静電気的な引力によって形成される結合をいう。典型的な例として、ナ トリウムと塩素とが結合して、食塩の分子が構成されるときなどがあり、一般に 陽イオンとなる金属原子と、陰イオンとなる非金属原子との間にイオン結合が起 こりやすい。イオン結合をもつ固体状の物質は溶解または融解すれば、陰・陽イ オンに分かれて導電性を生ずる。
  • イオン交換
    イオン交換 ion exchange   イオン交換体の粒子層に被処理水を通し、イオン交換体に結合しているH+, Na+, CH-, Cl-などの各イオンと、被処理水中のイオンを交換することをいう。イオンと 交換し再生することが可能である。廃水処理後の処理水の高度処理やボイラ水の処理 など、電解質の除去、硬水の軟化にきわめて有効であり、溶存物、コロイドの除去、 物質の定量分析、金属イオンの分離抽出などに広く用いられている。
  • イオン線
    イオン線 ionic line    励起されたイオンが放射する線スペクトル。
  • イオン対
    イオン対 ion pair   正反対の電気量をもつ2個の粒子をさし、通常中性の原子または分子の電離に よって生じた陽イオンと電子の対をいう。
  • イオン交換体
    イオン交換体 ion-exchanger    イオン交換の能力をもつ特殊な不溶性の高分子をいい、一般に用いられるものは 固体状のものが多い。最初に無機イオン交換体が発見されたが、その後、炭質の有 機イオン交換体がつくられ、また無機質の陽イオン交換体であるゼオライトが発見 され、その合成物質もつくられた。続いてイオン交換樹脂が出現し、交換容量、耐 酸性、耐損耗性などの点から、現在、もっとも広く用いられている。
  • イオン電極
    イオン電極 ion selective electrode   溶液中の測定対象イオン濃度に比例する電圧を生じる電極。
  • イオン交換法
    イオン交換法 ion-exchange system    充填塔の中に粒状のイオン交換体を充填してイオン交換を行う方法で、 基本的な交換操作を大別すると、(1)交換、(2)逆洗、(3)再生、(4)洗浄の 四つの工程より行われる。すなわち、被処理水を交換体内に通してイオン 交換を行ったあと、洗浄水を通して層内の固形物や気泡を取り除き、再生 剤を通して交換体を再生し、最後に洗浄を行い吸着したイオンを回収して 1サイクルを終る。処理方式には固定床、移動床、流動床とがある。それ ぞれ単床式、多床式、複床式、混床式などがあり、処理目的に応じて回分 式イオン交換法と連続式イオン交換法が用いられている。
  • イオン交換膜
    イオン交換膜 ion-exchange menbrane    イオン交換樹脂を薄膜状に延ばして交換膜とし、陽イオン交換膜と陰イオン 交換膜を交互に並べて隔壁とし、電場をあたえて電気透析により連続的にイオン を交換し、塩水の必要がなく交換能力が大きく、製塩、水処理のほか多くの工業 分野にも広く用いられている。
  • イオンメータ
    イオンメータ ion meter   電気化学的方法で溶液中のイオン種の濃度を測定する装置。
  • イオン交換樹脂
    イオン交換樹脂 ion-exchange resin , ion exchange resin   イオン交換体の一つで、他のイオンイオン交換のできる合成樹脂をいう。 交換するイオンの性質によって陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂に大別 される。いずれも樹脂本体に官能基を導入したもので、現在多く用いられて いるものに、ポリスチレン系の合成樹脂を母体として、官能基にスルホ基 (-SO3H)、カルボキシル基(-COOH)、アミノ基(-NH2)などを導入したもの などがあり、各種のものが市販されている。以上のほか重金属の廃水処理に キレート樹脂がある
  • イオン交換反応
    イオン交換反応 ion-exchage reaction    イオン交換体のイオンイオン結合の強弱により解離して、被処理水中のイオン と可逆的に交代する現象をいう。交換体にはH型、Na型、OH型、Cl型がある。たと えばR-SO3-H+型の樹脂を用いる場合、その処理工程ではHが授受されるので、こ の交換反応をHサイクルという。したがって、処理イオンの種類や性質によってそれ に適応したサイクルを用いればよい。たとえば硬水を軟水化する場合、Ca成分を取 り除くときはNaサイクルを用いると次のような反応が行われる。 [軟化]  R-(SO3-Na+)2 + Ca+(HCO3-)2 → R-(SO3-)2 Ca+ + 2 Na+HCO3- [再生]  R-(SO3-)2 Ca+ + 2Na+Cl- → R-(SO3- Na+)2 + Ca+Cl2- (Rは合成樹脂...
  • イオン伝導体
    イオン伝導体 ionic conductor   電気を運ぶ担体がイオンである物質。代表例として電解質溶液、溶液塩 などがある。
  • イオン交換水
    イオン交換水     イオン交換装置を用いて精製し、所定の条件を満足する水。 JISK0050参照。
  • イオン交換装置
    イオン交換装置 ion exchange equipment  廃水中の物質をイオン交換材を用いて除去する装置。  イオン交換材を用いて、水中に含まれる物質を除去する装置。
  • イオン交換濾過
    イオン交換濾過 ion-exchange filtration    吸着ろ過の一種でプリコートろ過に属し、イオン交換と吸着力を利用した精密ろ過 を同時に行うもので、とくにコロイド物質の除去に用いられる。陽イオン交換樹脂と 陰イオン交換樹脂をそれぞれ60〜400メッシュ(250〜40μ)の微粉末をプリコート 剤とし、この両複合剤をろ材面に厚さ5〜10mmに被覆してろ過を行う。使用ずみの 樹脂は再生せず廃棄する。ろ材にはナイロン繊維製の多孔質ろ筒が用いられ、100℃ 以上の高温水を処理するときは、筒形に成形したステンレス鋼製の網を使用する。
  • イオン緩衝
    イオン緩衝 ion buffering    。
  • イオン電極法
    イオン電極法 ionic electrolde method   。
  • イオン浸透法
    イオン浸透法 osmionisis     。
  • イオン交換器
    イオン交換器 ion exchanger   。
  • イオン濃度積
    イオン濃度積 ion-exchange product    。
  • イオン選択性電極
    イオン選択性電極 ion selective equipment    イオン交換材を用いて、水中に含まれる物質を除去する装置。
  • イオン交換膜電極
    イオン交換膜電極 ion-exchange membrane electrode   イオン交換膜を利用する膜電極
  • イオンクロマトグラフィー
    イオンクロマトグラフィー IC , Ion Chromatography    イオン性成分のための分離分析手法で、高速液体クロマトグラフィーの 一種。数μg/L(ppb)〜数十mg/L(ppm)の無機陰イオンの陽イオンの分析 に有効。吸光光度法、滴定法、電気分析法などに代わる無機イオンの測定 法として広く用いられている。
  • イオン浮選法
    イオン浮選法 ion floatation    。
  • イオン交換容量
    イオン交換容量 ion-exchange capacity , ion exchange capacity    。
  • イオン交換水処理
    イオン交換水処理 water purification with ion-exchange resin   イオン交換の方法を用いて行う水処理をいい、軟水や純水の製造、工業用水や 上・下水の高度処理に利用され、有害物質の除去、有用物質の回収などによって、 水の再使用が行われる。工業用水関係では、めっき廃水からクロム酸や硫酸ニッ ケルの回収、レーヨン廃水から硫酸亜鉛の回収、銅、水銀廃液から銅や水銀の回 収、海水の脱塩、ボイラ用水処理、原子炉用水処理、合成繊維重合用水処理、電 子工業用水処理などがあげられてる。
  • イオン交換処理
    イオン交換処理 ion exchange treatment   一般的には、水浄化プラントなどで視られる、水を軟化する処理法 のこと。廃水処理では低濃度の重金属を回収するのに使われる。
  • イオン散乱分光法
    イオン散乱分光法  Ion Scattering Spectroscopy ISS ○○○○○○。
  • イオンクロマトグラフ法
    イオンクロマトグラフ法 ion chromatography    。
  • イオン交換樹脂の再生
    イオン交換樹脂の再生 regeneration of ion-exchage resin    。
  • イオン化傾向
    イオン化傾向 ionization tendency   イオン化列あるいはボルタ列ともいい、金属が水中で電子を放出して陽イオンに なる傾向の大小によって金属を並べたもの。
  • イオン移動性分光写真術
    イオン移動性分光写真術 ion mobility spectrometry   ガス中の汚染物質を測定するのに使われる連続大気排出物質の 分析法。
  • イオン感応性電界効果トランジスタ
    イオン感応性電界効果トランジスタ ISFET, ion-sensitive field effect transistor   特定のイオンに応答する電界効果トランジスタ。
  • イオン交換クロマトグラフ法
    イオン交換クロマトグラフ法 ion-exchange chromatography     。
  • イオン交換樹脂の再生効率
    イオン交換樹脂の再生効率 regeneration efficiency of ion-exchange resin    。
  • イオン交換樹脂の再生レベル
    イオン交換樹脂の再生レベル regeneration level of ion-exchange resin    。
  • イオン化
    イオン化 ionization  中性の原子または分子が電子を失うか得るかして電気を帯びた状態になること、 および電離の状態になることをいう。放射崩壊により、またはレントゲン器械など によって放射されるα線、β線、γ線は、それらを吸収するあらゆる物体に作用し てイオン化を行う。したがって、これが人体の組織に達すると健康に大きな影響を およぼす。イオン化の危険の程度は、露出時間、放射線量、エネルギーの強さ、受 ける身体の器官によって影響を異にする。
  • イオン化放射線
    イオン化放射線 ionizing radiation  原子または分子をイオン化するに足りるだけのエネルギーをもっている放射線 をいう。
  • イオン化定数
    イオン化定数 ionization constant    。
  • 環境用語いあ
    ...の測定 イオウ循環 イオン イオン移動性分光写真術 イオンイオン化傾向 イオン化定数 イオンイオン化放射線 イオン化放射線に対する労働者保護条約? イオン緩衝 イオン感応性電界効果トランジスタ イオンクロマトグラフ法 イオンクロマトグラフィー イオン結合 イオン交換 イオン交換器 イオン交換クロマトグラフ法 イオン交換樹脂 イオン交換樹脂の再生 イオン交換樹脂の再生レベル イオン交換樹脂の再生効率 イオン交換処理 イオン交換装置 イオン交換体 イオン交換反応 イオン交換法 イオン交換膜 イオン交換膜電極 イオン交換水 イオン交換水処理 イオン交換容量 イオン交換濾過 イオン散乱分光法 → -ISS? イオン浸透法 イオンイオンイオン選択性電極 イオン電極 イオン電極法 イオン伝導体 イオン濃度積 イオン浮選法 イオンイオンイオンメータ
  • イオウ回収
    イオウ回収 sulphur recover   イオウ酸化物を発生する施設が、排ガスによって大気をいちじるしく汚染する ときは、大気汚染防止法の規制によって低イオウの燃料を使用するか、燃料また は排煙の脱硫を行う必要がある。脱硫によってイオウを回収するには、重油脱硫、 排煙脱硫の方法がある。回収されたイオウ分は硫化水素などをへて、単体のイオウ、 硫酸、硫安、石こうなどに精製される
  • イオウ循環
    イオウ循環   。
  • イオウ酸化物の測定
    イオウ酸化物の測定 measurement of sulfur oxides 焼却炉等の排ガス中のイオウ酸化物の化学分析法による測定はJIS K0103に、また 二酸化イオウの連続測定法はJIS B7981に、規定されている。
  • 参照
    参照 1)岩波  理化学辞典  第5版  1998年2月20日発行 http //www.iwanami.co.jp/.BOOKS/08/6/0800900.html 2) 有田正光:「大気の環境」東京電機大学出版局、(2000) p105 3) 「スラグの有効利用マニュアル」 (財)廃棄物研究財団 (1999) p161 4)中西準子:「環境リスク論」岩波書店(1995) 5)富士総合研究所:「産業リサイクルのしくみ」東洋経済新報社(2001) p61 6)I.アシモフ:「科学の語源」共立出版、(1977) p13 7)桜井 弘:「元素111の新知識」講談社、(1998) p82 8)「環境キーワード」環境エコロジー(2001)p34 9)JISハンドブック 環境測定II (2001) 10)中村和憲:「環境と微生物」産業図書(2001)p12 11)「焼却...
  • 硫黄
    硫黄 sulfur イオウ sulfur   6族の非金属元素。原子記号S,原子番号16、原子量32.064。 結晶 または無定形で存在。4個の安定な同位元素がある。 化学中間体、殺 真菌剤、ゴム加硫に用いられる。  資源としての硫黄は、元素硫黄、金属硫化鉱物、含硫(硫化水素) 天然ガス、石油、石炭、金属硫酸塩などである。  これらを原料とする硫黄化合物は、基礎化学品としての硫酸を経由 して産業系を移動し、その最終形態は安定な石膏、硫安、ボウ硝(硫 酸ナトリウム)などの硫酸塩としてリサイクルされ、あるいは水に溶 ける理由酸マグネシウムなどとして廃棄される。  硫酸は、二酸化硫黄を酸化して生成する三酸化硫黄を希硫酸に吸収 させてつくられる。二酸化硫黄は、元素硫黄を燃やすとき、銅、亜鉛、 鉛などの非鉄金属鉱からそれらの金属を製錬するとき、またまれであ るが硫...
  • 硫黄菌属
    チオバチルス属 Thiobacillus 硫黄菌属 Thiobacillus    グラム陰性、化学合成無機酸化細菌の一属。運動性のある桿形の細菌。 硫黄原子、硫化物、チオ硫酸塩、多チオン酸、あるときはチオシアン酸塩 などの硫黄化合物を代謝することによりエネルギーを得る。二酸化炭素が 唯一の炭素源。
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