【闇バクラ】

原作「遊☆戯☆王」及びアニメ「遊戯王デュエルモンスターズ」の登場人物の一人、「闇バクラ(千年リングに取り憑かれた獏良了)」が使用したカード・モンスターを可能な範囲で詰め込んだデッキ。
キャラ再現デッキですが、単独での性能に優れたカードを多数擁しており、なめてかかると痛い目にあう。

サンプルレシピ

モンスター(19枚)
冥界の魔王 ハ・デス
夢魔の亡霊
地縛霊
首なし騎士
死霊騎士デスカリバー・ナイト×2枚
絵画に潜む者
闇の支配者-ゾーク×3枚
メタモルポット
マンジュ・ゴッド×3枚
トラゴエディア
ダーク・ネクロフィア×2枚
ソニックバード
クリッター

魔法(10枚)
大嵐
死者蘇生
高等儀式術
闇の誘惑
闇の支配者との契約×2枚
ブラック・ホール
サイクロン×3枚

罠(11枚)
聖なるバリア-ミラーフォース-
神の宣告
神の警告×2枚
死霊ゾーマ×3枚
砂塵の大竜巻×2枚
激流葬
リビングデッドの呼び声

構築・戦術

●バクラと言えばやはりこいつ

基本は《高等儀式術》を使った《闇の支配者-ゾーク》のデッキである。
《闇の支配者-ゾーク》
闇属性/悪魔族/儀式・効果
レベル8 ATK 2700/DEF 1500
「闇の支配者との契約」により降臨。
フィールドか手札から、レベルが8以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
1ターンに1度だけサイコロを振る事ができる。
サイコロの目が1・2の場合、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。
3・4・5の場合、相手フィールド上のモンスター1体を破壊する。
6の場合、自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。
原作を読んでないアニメファンの中にはこのカードがバクラの使用カードであることを知らない人も多いため、軽く説明しておこう。
元々バクラはデュエリストではなく、原作で遊戯と初めて相見えた時に対戦したゲームは「モンスターワールド」というテーブルトーク・ロール・プレイング・ゲームであった。
そのゲームのラスボスとして登場したのがこの《闇の支配者-ゾーク》である。
そのため、昔の原作を知る人ならば、バクラと言えばゾークという図式も成立するのである(それでも元々がデュエルモンスターズのモンスターではないため、後に登場した《ダーク・ネクロフィア》などの方がイメージしやすいという人も多いが)。
実際、原作の記憶編でも「ゾーク・ネクロファデス」なる魔物をバクラが操っているため、バクラのデッキを作るならやはりこのカードの存在は欠かせないと言える。

●こんなカードを使ってました

前置きが長くなったが、基本的には《闇の支配者-ゾーク》をメインにその除去効果と攻撃力で圧倒すればよい。
それだけなら単純だが、ここでは原作やアニメでバクラが使用したカードを適度に混ぜ、キャラクターのイメージをデッキに再現することを目的とする。
では、上のサンプルレシピの中から原作・アニメで実際にバクラが使用したカードを列挙してみる。

  • 効果モンスター
    • 《闇の支配者-ゾーク》(元々はカードゲームではない)
    • 《ダーク・ネクロフィア》
    • 《冥界の魔王 ハ・デス》(アニメのみ)
    • 《死霊騎士デスカリバー・ナイト》
    • 《メタモルポット》(アニメのみ)

  • 通常モンスター
    • 《絵画に潜む者》
    • 《夢魔の亡霊》
    • 《首なし騎士》
    • 《地縛霊》

  • 魔法
     なし

    • 《死霊ゾーマ》

これにDUEL TERMINALで使用している《トラゴエディア》(漫画版遊戯王GXにてバクラと同じ古代エジプトのクル・エルナ村出身という設定)も加わっている。

●それぞれの役割

さて、これらのカードの役割だが・・・・・・。

まず通常モンスターの4種。
これらはもちろん《高等儀式術》で《闇の支配者-ゾーク》を出すための生け贄である。いずれもレベルは4。
このうち、《地縛霊》は守備力2000で単体でもブロッカーとして使える。補強を考えるならこのカードの投入枚数を多めにしてもいいだろう。

《死霊騎士デスカリバー・ナイト》はかつて【サイカリバー】で環境の一端として名前が挙がったカード。
現在では見かける機会も少なくなったがレベル4で攻撃力1900、自身を犠牲にモンスター効果を無効と、性能そのものはやはり馬鹿にはできない。
セット出しされた《ライトロード・ハンター ライコウ》や《クリッター》、《墓守の偵察者》などの厄介なモンスターをこいつで無力化すれば相手の計算を狂わせることができる。
言わばこのデッキの特攻隊長ってところか。
自身の場持ちの悪さと特殊召喚できない点がネック。
また、自分の効果モンスターにも反応してしまうため、並べて使うときは要注意である。

《冥界の魔王 ハ・デス》は戦闘破壊した効果モンスターを無力化する。
リクルーターやリバース効果モンスターはもちろん、《黄泉ガエル》のような自己再生効果も無効化できるため、効果が役に立つケースは多い。
しかし、上級モンスターであり、蘇生できないモンスターであるため、フィールドに出すのがとかく難しい。
《死霊ゾーマ》や《トラゴエディア》でリリースを捻出しよう。

《メタモルポット》は言わずと知れた強力手札交換カード。
手札消費の荒いデッキなので大助かり。
最近台頭してきた暗黒界の存在が気がかりなところであるが・・・。

《ダーク・ネクロフィア》は隠し玉といったところ。
攻撃力は少々低いがコントロール奪取能力は強力。
レベル8なので不要な時は《闇の支配者との契約》でリリースしてしまってもいい。

《トラゴエディア》は専ら相手モンスターの足止めと《闇の支配者との契約》でのリリース要因。
状況次第ではコントロール奪取能力も役に立ち、《冥界の魔王 ハ・デス》のリリースにもなる。
デッキの性質上攻守の値には期待できない。

《死霊ゾーマ》は《闇の支配者との契約》のリリースの数合わせが主。
《冥界の魔王 ハ・デス》のリリースや、自身の効果によるダメージも強力。
攻撃力1800と、単純にアタッカーとしても十分使える。


以上が各カードの役割である。
特別大きなシナジーがあるわけでもないが、侮れないカードばかりである。


バクラが使用したカードでは上に挙げたカードぐらいがあれば再現率としては申し分ないだろう。
あとは他の採用カード。

基本的には儀式主体のデッキなので、サーチカードの《マンジュゴッド》は必須。《センジュゴッド》、《ソニックバード》もあると便利だろう。
あとは汎用カードで好きに埋めてしまっていいだろう。
最低でも必須系の《サイクロン》や《死者蘇生》などはもちろん採用しておきたい。

●無茶しすぎないように

他にもバクラが使用したカードは多く存在するので再現性を高めるなら投入したいところだが、基本的にシナジーがないので無理に詰め込みすぎてもただの紙束と化してしまう。
それでも構わないなら何も言わないが、勝負まで捨てるつもりが無いのならばくれぐれも《ウィジャ盤》を投入するなんていう無茶な真似はやめよう(笑)。
他にも《でんきトカゲ》、《人喰い虫》、《ネクロフェイス》、《エクトプラズマー》、《暗黒の扉》など、このあたりにも投入には無理があるだろう。

唯一私が採用しなかった中で投入をオススメできるのは《ポルターガイスト》。
魔法・罠を1枚バウンスと、地味な効果だが、《Sin スターダスト・ドラゴン》や《宮廷のしきたり》などをかわしながら除去したい場合などは《サイクロン》よりも優位に立てる。
最終更新:2011年12月13日 23:24
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