かつての武藤遊戯の主力モンスターの一つ、《竜騎士ガイア》をメインとしたデッキ。
《竜騎士ガイア》
風属性/ドラゴン族/融合
レベル7 ATK 2600/DEF 2100
「暗黒騎士ガイア」+「竜騎士ガイア」
サンプルレシピ
モンスター(16枚)
沼地の魔神王×3枚
召喚僧サモンプリースト
暗黒騎士ガイア×3枚
メタモルポット
デブリ・ドラゴン
カース・オブ・ドラゴン×3枚
E・HERO プリズマー×3枚
E・HERO エアーマン
魔法(19枚)
龍の鏡×3枚
螺旋槍殺×2枚
融合×3枚
未来融合-フューチャー・フュージョン
大嵐
死者蘇生
月の書
ミラクル・フュージョン
ブラック・ホール
サイクロン×2枚
E-エマージェンシーコール×3枚
罠(5枚)
激流葬
リビングデッドの呼び声×2枚
アヌビスの呪い×2枚
エクストラデッキ
E・HERO Great TORNADO
E・HERO The シャイニング
E・HERO アブソルートZero
E・HERO エスクリダオ
E・HERO ガイア
F・G・D
C・ドラゴン
スターダスト・ドラゴン
ブラック・ローズ・ドラゴン×2枚
氷結界の龍 グングニール
氷結界の龍 トリシューラ
竜騎士ガイア×3枚
構築・戦術
●意外と簡単に出てくる
古参からのデュエリストにとっては懐かしいカードの一つであろう《竜騎士ガイア》。
かつては融合関連のサポートカードが乏しかったため、融合召喚そのものが冷遇されており、まともにこのカードを扱ってた人は少ない。
現在でもより強力な融合モンスターは他にいくらでもいるため、このカードが日の目を見ることはない。
しかし《沼地の魔神王》、《龍の鏡》、《未来融合-フューチャー・フュージョン》、《E・HERO プリズマー》らの登場で融合召喚のチャンスは格段に増えており、こと融合の展開スピードに関してはE・HEROにも引けを取らないと言っても過言ではない。
特に《龍の鏡》に対応している点が大きく、下手をするとエクストラデッキの《竜騎士ガイア》の枚数が足りなくなるぐらいである。
●欠かせないカード
とは言ってもそれは融合召喚をするデッキなら他のデッキに言えることであり、《竜騎士ガイア》自身が強くなったわけではない。
あくまで《竜騎士ガイア》を使うつもりなら差別化要素が不可欠となる。
となれば、採用するべきカードはもちろん決まっている。
専用サポートカード《螺旋槍殺》である。
攻撃力2600で貫通付与。単純ながらもダメージソースとしては侮れない。
《竜騎士ガイア》との併用下では手札交換も可能になる。
《E・HERO プリズマー》も自身の効果で《暗黒騎士ガイア》をコピーすればその恩恵を受けられるのでダメ押しくらいには使えるかもしれない。
貫通効果は守備表示のモンスターを攻撃しなければ意味がない。
しかし都合よく相手が守備表示で固めてくるとは限らないのでこちらから相手モンスターを守備表示にする工夫が必要となる。
相手モンスターを守備表示にするカードの代表と言えば《月の書》。
裏側守備表示にすることで《大天使クリスティア》のようなメタ効果もちのモンスターにも対応できるようになる。
制限カードだが、絶対に押さえておきたい。
また、特に相性のいいカードなのが《アヌビスの呪い》。
守備表示になるだけでなく、守備力を0にしてしまうという、まさに貫通効果とコンボするために存在するようなカード。
自分のモンスターも効果を受けるが、発動後に召喚されたモンスターには影響がないため、相手モンスターを殴り倒すには十分。
効果モンスターにしか効かないため、《竜騎士ガイア》は何の問題もなく攻撃可能である点もポイント。
これら守備表示化の効果をもつカードで相手を翻弄するのも、このデッキの特徴と言えるだろう。
●力を貸してください
サポートカードの一つである《E・HERO プリズマー》が加わることで、E・HEROの融合モンスターも採用が可能となる。
《竜騎士ガイア》だけでは打点に不安がのこるため、彼らの力を借りるのもいいだろう。
また、《デブリ・ドラゴン》も採用候補。
《沼地の魔神王》を釣り上げていざというときは《ブラック・ローズ・ドラゴン》でフィールドを一掃してしまうのである。
これによりドラゴン族が墓地に溜まりやすくなるので、終盤で《龍の鏡》から《F・G・D》を呼び出すというのも不可能ではない。
ただしあくまで主役は《竜騎士ガイア》。
補強するのはいいが、あまりそちらの割合を増やしすぎてないがしろにするなんてことがないように。
最終更新:2011年09月01日 21:05