レベル5モンスターを駆使してランク5エクシーズ召喚に特化したデッキ。
デッキタイトルの由来は・・・まあ説明するまでもないか。
名前以外の関連性はありません。勢いだけで付けた名です(笑)。
《サイバー・ドラゴン》
光属性/機械族/効果モンスター
レベル5 ATK 2100/DEF 1600
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
《始祖の守護者ティラス》
光属性/天使族/エクシーズ・効果
ランク5 ATK 2600/DEF 1700
レベル5モンスター×2:
このカードの効果はこのカードのエクシーズ素材がなければ適用されない。
このカードはカードの効果では破壊されない。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
自分のエンドフェイズ毎にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く。
《セイクリッド・プレアデス》
光属性/戦士族/エクシーズ・効果
ランク5 ATK 2500/DEF 1500
光属性レベル5モンスター×2:
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、フィールド上に存在するカード1枚を手札に戻す事ができる。
この効果は相手ターンでも使用する事ができる。
レベル5モンスター多用となるとリリースが必要では?
いいえ、リリースを使わずとも出しやすいモンスターが結構いるんです。
サンプルレシピ(未発売カードが含まれる場合があります)
モンスター(20枚)
茫漠の死者
霊魂の護送船×2枚
太陽の神官×3枚
ミストデーモン×3枚
サンダー・ドラゴン×3枚
サイバー・ドラゴン×3枚
クイック・シンクロン×2枚
THE トリッキー×3枚
魔法(16枚)
貪欲な壺
大嵐
死者蘇生
禁じられた聖槍×3枚
簡易融合×3枚
モンスター・スロット×3枚
ブラック・ホール
サイクロン×3枚
罠(4枚)
神の宣告
激流葬
リビングデッドの呼び声
エクシーズ・リボーン
エクストラデッキ
No.61 ヴォルカザウルス×3枚
おジャマ・ナイト×3枚
キメラテック・フォートレス・ドラゴン×2枚
セイクリッド・プレアデス×2枚
始祖の守護者ティラス×3枚
発条装攻ゼンマイオー×2枚
構築・戦術
●意外と簡単に出てくるランク5
このデッキはとにかくランク5のエクシーズ召喚に特化したデッキである。
通常は【ゼンマイ】等でレベル操作を行うことでエクシーズ召喚に繋ぐデッキを使うことが多いのだが、このデッキではそういったレベル操作は行わない。
元からレベル5のモンスターを使うのである。
レベル5のモンスターを見てみると特殊召喚が容易なモンスターが豊富で、実は想像以上にエクシーズしやすい。
かつてスタンダードで猛威を奮い、今なおアタッカーとしても人気の高い《サイバー・ドラゴン》をはじめ、《THE トリッキー》や《霊魂の護送船》、《太陽の神官》など。
他にもリリースなしで召喚可能な《ミストデーモン》や、レベル5モンスターを呼び出すのにうってつけな《簡易融合》もある。
これらのカードを駆使すれば下級モンスターを一切入れずにレベル5を出し続けることも可能である。
実際、先に挙げた私のサンプルレシピに下級モンスターは1体も入っていない。
●光属性を中心に
このようにレベル5モンスターで特殊召喚が容易なモンスターは多く存在する。
その中から何を採用すべきか。
このデッキの場合は光属性のモンスターを中心にするのがベストである。
ランク5の中でも優秀なエクシーズモンスターには《セイクリッド・プレアデス》が存在し、このカードは光属性のレベル5をエクシーズ素材に指定している。
このカードとの兼ね合いで、最優先させるべきは光属性のレベル5となる。
幸いなことに、《サイバー・ドラゴン》・《太陽の神官》・《霊魂の護送船》の3種類の光属性が存在している。
《簡易融合》なら好きなモンスターをエクストラデッキに用意しておけるので光属性のモンスターを採用しておけばOK。
しかしこれでも少々物足りないため、《THE トリッキー》の手札コストや《霊魂の護送船》の墓地コスト稼ぎにも使える《サンダー・ドラゴン》を入れれば潤滑油として機能してくれる。
●エクシーズせずとも
エクシーズ召喚ができなくとも、《サイバー・ドラゴン》や《ミストデーモン》など、高攻撃力を叩きだせるモンスターがそこそこいるので普通に殴りかかるのもアリである。
攻撃力のインフレが進んでいるため、対処しきれないことも多いが、《禁じられた聖槍》を使えばある程度補うことも可能だ。
また、相手のライフポイントが多い間ならば《茫漠の死者》を使うのも手。
自身の特殊召喚効果だけでなく、通常召喚も可能なため、特殊召喚多用のこのデッキなら普通にアドバンス召喚してしまってもいいだろう。
●後攻が有利?
現在の環境では大体のデッキが先攻をとったほうが有利になるのだが、このデッキでは後攻を選んだ方がよい。
《サイバー・ドラゴン》や《太陽の神官》の存在から、相手がモンスターを召喚したあとのほうが圧倒的に動きやすくなる。
逆に言うと後攻に回っても相手がモンスターを召喚して来なければ動きにくくなるため、相手の動きに左右されやすいのがこのデッキの欠点となる。
これはエクシーズモンスターにも同じことが言える。
《始祖の守護者ティラス》はバウンスや除外に弱く、破壊効果もバトルフェイズ終了時に発動するため、フリーチェーンのカードには弱い。
《No.61 ヴォルカザウルス》は相手の高攻撃力モンスターを狙わないと効果が薄く、直接攻撃封印のデメリットが響きやすくなる、など。
力押しの相手でもエクシーズモンスターの効果で簡単に突破されたりはしないが、魔法・罠・モンスター効果で翻弄するコントロール系デッキは苦手なので注意。
最終更新:2011年12月25日 20:42