【ハンドレスデーモン】

ノット インフェルニティ。

《インフェルニティ・デーモン》
闇属性・悪魔族・効果
レベル4 ATK 1800/DEF 1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、このカードを相手に見せる事で自分フィールド上に特殊召喚する。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、自分のデッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。

《サイバー・デーモン》
闇属性・悪魔族・効果
レベル4 ATK 1000/DEF 2000
自分のドローフェイズ開始時に手札が0枚だった場合、通常のドローに加えてもう1枚ドローする。
自分のエンドフェイズ時に手札が1枚以上存在していた場合、このカードを破壊する。

《デーモンの雄叫び》
通常罠
500ライフポイントを払い発動する。
自分の墓地から「デーモン」という名のついたモンスターカード1枚を自分のフィールド上に特殊召喚する。
このモンスターは、いかなる場合にも生け贄にする事はできず、このターンのエンドフェイズに破壊される。

サンプルレシピ(未発売カードが含まれる場合があります)

モンスター(14枚)
終末の騎士
ヘルウェイ・パトロール×2枚
トランス・デーモン
ダーク・グレファー×2枚
ダーク・アームド・ドラゴン
ゾンビキャリア
サイバーデーモン×3枚
インフェルニティ・デーモン×3枚

魔法(9枚)
堕落
増援
死者蘇生
闇の誘惑
ブラック・ホール
サイクロン×3枚
おろかな埋葬

罠(17枚)
鳳翼の爆風×2枚
聖なるバリア-ミラーフォース-
神の警告×2枚
激流葬
リビングデッドの呼び声×2枚
デーモンの雄叫び×3枚
スターライト・ロード×2枚
インフェルニティ・ブレイク×2枚
インフェルニティ・バリア×2枚

エクストラデッキ
No.16 色の支配者ショック・ルーラー
No.39 希望皇ホープ
イビリチュア・メロウガイスト
ヴァイロン・ディシグマ
ヴェルズ・ウロボロス
ヴェルズ・タナトス
カチコチドラゴン
ジェムナイト・パール
スターダスト・ドラゴン×2枚
ダイガスタ・エメラル
ラヴァルバル・チェイン×2枚
大地の騎士ガイアナイト
氷結界の龍 ブリューナク


構築・戦術

●インフェルニティじゃないよ

デッキレシピを見たらインフェルニティの名前がちらほら見えますが、このデッキで【インフェルニティ】じゃないです。
ハンドレス状態で《サイバー・デーモン》と《インフェルニティ・デーモン》の効果を使ってアドバンテージを稼ぎ、エクシーズモンスターを中心に攻める、というのがこのデッキの戦術です。

【インフェルニティ】化を防ぐため、このデッキで「インフェルニティ」と名のつくカードは《インフェルニティ・デーモン》・《インフェルニティ・ブレイク》・《インフェルニティ・バリア》の3種類だけに留めている。
3枚とも汎用性が高いのでほとんどこれらのカードだけで決着がつくことが多いのが玉に瑕ですが・・・。

●「デーモン」のサポートカードを駆使

インフェルニティ以外にもハンドレス状態で力を発揮するモンスターは存在する。
まだインフェルニティの数が十分に揃ってなかった頃、一緒にデッキに投入されることも多かった《サイバー・デーモン》もその1体。

この《サイバー・デーモン》と《インフェルニティ・デーモン》は共に「デーモン」と名のつくモンスターなのでそちらのサポートカードを活用してやるという手がある。
中でも《デーモンの雄叫び》は《インフェルニティ・デーモン》の効果のトリガーとしても使える優秀なカード。
《サイバー・デーモン》の効果とは相性悪いが、エクシーズ素材を揃えるのにも役立つため、無駄になるということはない。

他にも《堕落》で相手モンスターを奪うことも可能になる。
サンプルレシピでは1枚刺しに留めているが、積極的に使いたいなら増やすのもよい。
その場合は手札で腐る可能性も想定し、《召喚僧サモンプリースト》などで処理してあげたいところである。

引きに自身があるという人は《ジェノサイドキングデーモン》を混ぜるのもよい。
召喚条件を満たすのも可能だが、《ヘルウェイ・パトロール》による特殊召喚でも出せるのでやろうと思えば十分にできる。

私のレシピではさりげなく《トランス・デーモン》を混ぜている。
《インフェルニティ・ブレイク》などで除外した《インフェルニティ・デーモン》を回収したり、手札の《ヘルウェイ・パトロール》を捌くのに使ったりと、地味ではあるが「デーモン」の仲間として一緒に押さえておくといいだろう。

●それでも活躍するのは・・・

可能な範囲で「デーモン」としての側面を出すべきだが、それはそれとして《インフェルニティ・デーモン》の汎用性には目を見張るものがある。

繰り返し言うように【インフェルニティ】化は避けたいが、《インフェルニティ・デーモン》だけにしてしまうと同名カードしかサーチできないのでいつか手は尽きる。
かといって「インフェルニティ」と名のついたモンスターを追加するとそれだけで十分「インフェルニティ」の面が強くなってしまうため、追加するのは魔法・罠カードのほうとなる。

しかしながら、「インフェルニティ」と名のついた魔法・罠カードは【インフェルニティ】以外で使うのが難しいものばかり。
その中で、比較的容易に使えるのが《インフェルニティ・ブレイク》。
これはハンドレス状態で墓地の「インフェルニティ」を除外し、相手モンスターを破壊するというもの。
除外するのはモンスターでなくてもよいので、2枚目以降は発動済みで墓地に行った《インフェルニティ・ブレイク》を除外してしまえば無問題。

ここで私の誤算。
このカード、除去性能が半端なく高い。
カードアドバンテージだけみれば1:1交換でしかもカードの種類や表示形式の指定もないのでなんでもかんでも破壊できてしまう。
冷静に考えればサーチが容易で万能除去というカードが弱いはずもなく、このデッキを回せば、大体この《インフェルニティ・ブレイク》のおかげ、ひいてはそれを引っ張ってこれる《インフェルニティ・デーモン》のおかげで勝てているようなものだったりする。
実際私と対戦した人の多くもこのカードに苦しめられたというコメントが多い。
結果的に【インフェルニティ】の強さ・凶悪さを改めて思い知ることとなったデッキである。

《インフェルニティ・ブレイク》の問題にとどまらず、「インフェルニティ」と相性がいいエクシーズモンスター《ラヴァルバル・チェイン》が活躍する点を見ても、やはり戦術は【インフェルニティ】とよく似たものとなる。
とはいえ、本家【インフェルニティ】に比べればループコンボはできず、展開力でも打点でもあちらに劣り、1ターンキルまでもっていくことはどうあがいても不可能である。
除去能力の高さはさておき、少なくとも“ファンデッキ”としては通用するレベルかなとは思う。
最終更新:2011年12月05日 13:04
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