攻撃を無効にしてから再攻撃というちょっと面倒なカード。
だけど爆発力が意外とバカにできない《ダブル・アップ・チャンス》
《ダブル・アップ・チャンス》
速攻魔法
モンスターの攻撃が無効になった時、 そのモンスター1体を選択して発動する。
このバトルフェイズ中、 選択したモンスターはもう1度だけ攻撃する事ができる。
その場合、選択したモンスターはダメージステップの間攻撃力が倍になる。
《サイバー・オーガ》
効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻1900/守1200
このカードを手札から墓地に捨てる。
自分フィールド上に存在する「サイバー・オーガ」1体が行う戦闘を1度だけ無効にし、 さらに次の戦闘終了時まで攻撃力は2000ポイントアップする。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
《E・HERO プリズマー》
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1700/守1100
自分のエクストラデッキに存在する融合モンスター1体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体を自分のデッキから墓地へ送って発動する。
このカードはエンドフェイズ時まで墓地へ送ったモンスターと同名カードとして扱う。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
サンプルレシピ(未発売カードが含まれる場合があります)
モンスター(17枚)
聖鳥クレイン×3枚
召喚僧サモンプリースト×2枚
サイバー・オーガ×3枚
ゴブリンドバーグ×3枚
クリッター
E・HERO プリズマー×3枚
E・HERO エアーマン
BF-精鋭のゼピュロス
魔法(17枚)
大嵐
死者蘇生
禁じられた聖杯×3枚
強欲で謙虚な壺×3枚
ブラック・ホール
ダブル・アップ・チャンス×3枚
サイクロン×3枚
E-エマージェンシーコール×2枚
罠(6枚)
神の宣告
リビングデッドの呼び声×2枚
ゴッドバードアタック×3枚
エクストラデッキ
CNo.39 希望皇ホープレイ
No.10 白輝士イルミネーター
No.16 色の支配者ショック・ルーラー
No.39 希望皇ホープ×2枚
イビリチュア・メロウガイスト
インヴェルズ・ローチ
ヴァイロン・ディシグマ
ヴェルズ・ウロボロス
カチコチドラゴン
サイバー・オーガ・2
ジェムナイト・パール×2枚
ダイガスタ・エメラル
ブリキの大公
構築・戦術
●1ターンキルには届かないが
瞬間的、そしてコンボ前提とはいえ、攻撃力2倍のボーナスは魅力。
攻撃を無効にされないといけないという制約があるが、相手がその手の効果をもつカードを使用してくるのを狙ってはまともに発動できない。
というわけで自分から攻撃を無効にできるカードとのコンボを狙う必要がある。
では、この《ダブル・アップ・チャンス》を最大限に生かせるカードと言えばもちろん《No.39 希望皇ホープ》・・・ではない。
確かにこれでも攻撃力5000と、十分な攻撃力を得られるのだが、より高い攻撃力に達するカードが存在する。
そのカードの名は《サイバー・オーガ》。
同名モンスターの攻撃を無効にし、さらに攻撃力を2000ポイントアップさせるという効果を持つ。
これと《ダブル・アップ・チャンス》を併用した場合、(《サイバー・オーガ》の攻撃力1900+2000)×2で攻撃力はなんと7800にまで到達する。
1ターンキルには一歩及ばないが、それでも破格の攻撃力には違いない。
ただし、《サイバー・オーガ》自身はレベル5の上級モンスター。
召喚にはリリースが必要なので普通に使うにはロスが大きい。
しかもこの場合は手札とフィールドに1枚ずつの《サイバー・オーガ》を用意しなければならず、サーチの難しいモンスターを2枚揃えるのは困難である。
そこで、《サイバー・オーガ》が融合素材モンスターであることを利用して《E・HERO プリズマー》を使うとよい。
この場合、攻撃力はわずかに落ちるがそれでも7400と十分スケールも大きく、事故率を大幅に減らせる。
ちなみに同名カード扱いとなる効果をもったモンスターと言えば《ファントム・オブ・カオス》がいるが、あちらは戦闘ダメージを与えられないので使う意味はない。
●腐らせない工夫
コンボデッキである以上、手札事故はつき物なのでそれを可能な限り回避する工夫は必要となる。
先にも名前が挙がった《No.39 希望皇ホープ》を使えば《ダブル・アップ・チャンス》が腐る可能性は少ない。
ランク4なので《E・HERO プリズマー》もエクシーズ素材として活用できる。
残り枚数をどう埋めるかだが、いち早くコンボパーツを引くためにもドロー・デッキ圧縮のサポートは多い方がいい。
そこで私は【サモプリターボ】を取り入れることにした。
《召喚僧サモンプリースト》で《聖鳥クレイン》を特殊召喚すればドローした上で《No.39 希望皇ホープ》のエクシーズ召喚の布石が揃うことになる。
エクシーズ召喚せずとも《ゴッドバードアタック》で相手のカードを破壊するのもよし。
手札で《ダブル・アップ・チャンス》がダブついたときに捌く手段としても使えるだろう。
最終更新:2011年12月31日 14:49