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工藤という名の石尾」(2007/01/11 (木) 18:27:10) の最新版変更点

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ベッドシーン 女:ねえ、最近、いろいろと意味が変わって来ていると思わない? 男:何の? 女:んー、なんか、言葉が表す意味、っていうか。。 男:言葉? 女:言葉だけじゃないなー。感情とかー、世界、、うん、世界が表す意味も違ってる気がするの。 男:??(起き上がる)どーゆこと?何か不安なの?俺、お前のこと絶対好きだよ?(ぎゅっ) 女:うーん。だからそうゆうのも。 男:(顔を上げて)え?? 女:別に[男]が嫌いとかじゃないよ?でも、そういう話をしてるんじゃないけど、そういう話だと思ったでしょ?それが、言葉が違ってるんだと思うんだよね。 男:意味が通じてないってこと? 女:それも一部だね。しかも、そんなんが世界全部なのよ。 男:考えすぎだよ。俺は、[女]の言いたいことがちゃんと分かるように努力するよ?(抱きついてゆっくり押し倒す) 女:(倒れながら)うーん。そうだね。 暗転 屋上で小さい男の子が飛行機のまね。 少年:ブーン。ブーーーン。 男:ぼうや、何してんだい?飛行機のまねかい? 少年:飛ぶ練習だよ。ブーーン。ブブーーン! 男:そうか、ぼうやは大きくなったらパイロットになりたいのか。 少年:違うよ。飛び降りる練習さ。こうっやてね、(舞台全面に来る)    飛び降り自殺するんだよ!(両手を広げてジャンプ) 空中に浮かぶ間に暗転 音響 キャーー!!
オープニング A:帽子をぬぐ→眼鏡を外す→マフラーをとる→ B:自分の服を脱ぎ、Aの服に着替えていく C以下、その繰り返し ブー 開演挨拶 客席暗転 竹田:急いで着替える。着替え終わって、にやりと笑い退場 F:着替える 工藤・石尾入場 工藤:お、あいつか? 石尾:…そうだ。あいつだ! 工藤:お、お前が竹田だな?!覚悟!(銃を構える) F:へっ?? 音響 バーン! F 倒れる 工藤と石尾 駆け寄る 石尾:あれ?おいっ、こいつ、竹田じゃないぜ?確かに服は竹田とそっくりだが、、 工藤:なに?!あ!そんな、ど、どうしよう! 石尾:どうしようって。とにかく、とにかく逃げるぞ! 工藤:ああ。 ばたばた ゆっくり暗転 世界1 教室 工藤:(腕を組んで、自信ありげに)捜査の手は必ずや、ここにも及ぶ。 石尾:ああ!その通りだとも! 工藤:…どうしよう、石尾!(急に女声で石尾ににじり寄る) 石尾:どうしよう工藤!(二人でにゃんにゃん騒ぐ) 工藤:おいら、逮捕されちゃったら、ママに怒られちゃうよー 石尾:僕だって、刑務所入れられちゃったら、部屋にある333人のフィギアたちの面倒を、一体(声色を太くして)誰が見ると言うんだーーーーー! 武山教授:先生にいい考えがあるぞお? 工藤・石尾:えっ!(振り向く) 石尾:なんですか、それは? 武山教授:ふむ。名前を、取ってしまうのだ。 工藤:名前を? 武山教授:そう。工藤から(突然大声で)名前を取る!!! 工藤:(声にびっくりして)うわあ。 石尾:う。(耳をふさぐ) 武山教授:そうすると、どうなる? 工藤:どうって、名前が無くなります。 武山教授:馬鹿もん! 工藤:え、違うの? 石尾:はい!(挙手) 武山教授:はい、石尾君。 石尾:工藤をあだ名で呼ぶしかなくなります。 武山教授:はい、よろしい。今日も石尾君は一日いい子で過ごしましたね。 石尾:ありがとうございます。(にこにこ) 工藤:ちょっと待てよ!今日は朝っぱらから一緒に人殺してるよ! 武山教授:黙れ、小僧。 工藤:こ、小僧?僕、小僧ですか?? 石尾:お前は今日から小僧だ。 武山教授:しかし、ただの小僧では、何の小僧なのかよく分かりませんね。ねずみ小僧が丁度いいでしょう。 工藤:ねずみ小僧なの、僕? 石尾:先生、僕にもあだ名をつけてください。 武山教授:あだ名ではありませんよ。正確には、あだ名のような本名です。 石尾:そうでした! 武山教授:そうですね、君は、「戦国大名」でいきましょう。 石尾:いいセンスだ。(先生と握手) 工藤:ちょっとちょっと、何ソレーー?ずるいよー。 石尾:でも先生、 世界2ベッドシーン  女:キャミソール 男:ランニング 女:ねえ、最近、いろいろと意味が変わって来ていると思わない? 男:何の? 女:んー、なんか、言葉が表す意味、っていうか。。 男:言葉? 女:言葉だけじゃないなー。感情とかー、世界、、うん、世界が表す意味も違ってる気がするの。 男:??(起き上がる)どーゆこと?何か不安なの?俺、お前のこと絶対好きだよ?(ぎゅっ) 女:うーん。だからそうゆうのも。 男:(顔を上げて)え?? 女:別に[男]が嫌いとかじゃないよ?でも、そういう話をしてるんじゃないけど、そういう話だと思ったでしょ?それが、言葉が違ってるんだと思うんだよね。 男:意味が通じてないってこと? 女:それも一部だね。しかも、そんなんが世界全部なのよ。 男:考えすぎだよ。俺は、[女]の言いたいことがちゃんと分かるように努力するよ?(抱きついてゆっくり押し倒す) 女:(倒れながら)うーん。そうだね。 暗転 世界2屋上で小さい男の子が飛行機のまね。 少年:ブーン。ブーーーン。 男:ぼうや、何してんだい?飛行機のまねかい? 少年:飛ぶ練習だよ。ブーーン。ブブーーン! 男:そうか、ぼうやは大きくなったらパイロットになりたいのか。(しゃがむ) 少年:(男の周りを周回しながら)違うよ。飛び降りる練習さ。こうっやてね、(舞台全面に来る)    飛び降り自殺するんだよ!(両手を広げてジャンプ) 男:(少年にあわせて)な、え??(立ち上がり)お、おい! 空中に浮かぶ間に暗転 音響 キャーー!! 世界2 女:お腹減ったー。死にそう。(しゃがみこむ) 男:俺も俺も。なんか食い行こうぜ。 女:うん。引っ張って。(手を伸ばす) 男:おう。(女の腕を引っ張り立たせて、そのまま引っ張って歩く) 女:(上を見上げながら数歩引きずられる)   (見上げたまま)あああー。お腹いっぱい。 男:え?!今、腹減ったって言ったばっかじゃん!死にそうだったじゃん! 女:違うわよー。 男:なに。 女:[男]が好きすぎて、お腹いっぱーい。へへっ。 男:…はは。なんだ。 女:へへ。しゅきー。(抱きつく) 男:しゅきー。へへへ。(抱きしめる) 男・女:くるっと振り向き手を繋いで歩く(足踏みして歩く感じを出す) 男:[女]は、たまにおもしろい言い方する。 女:どんな? 男:今みたいにさあ。 女:それはねえ。[男]が[女]の言葉と違うからよ。 男:言葉が違うの? 女:そーう。[男]は、教科書みたいな言葉しか喋らないね。 男:教科書? 女:共通語。 男:共通語? 女:うん。最近ねえ、みんな言葉がばらばらになってきてるんだよ。 男:ばらばらって? 女:みんな違う言葉喋ってる。でもね、それは[女]は、とてもいいことだと思うよ。 男:??うん…? 女:戦争はいいこと? 男:悪いこと。 女:うん。みんながそう意味するならいいことね。でもね、もし悪い感じにみんな意味したら、戦争はいいことってみんな意味したら、よくないでしょ? 男:うん。 女:だからねえ。言葉が変わってる人も出て来てるの。 男:そうなの? 女:そうかもしれない。 男:わかんないの? 女:ううん。感じるんだよ。遠くの遠くの、水平線のまあるい端っこの方で、みんな一人で宙に散って行くんだ。聞こえないの?遠くで世界が崩れる音。  (両耳に手をやる) 音響 海の音。カモメの鳴き声。 女:あっ 暗転 刑事:どんなやつだ? えーと、工藤のようなやつです! 刑事:工藤のようなやつ?なんだそれは。 だから、工藤のようではありますが、工藤ではないんです。でも、まあ、工藤なんです。 刑事:そんなに似ているのか?影武者か? いいえ、似ている訳では全くありません。多少、そうですね、例えば、服が一緒だとか、二人とも右利きだとか、それぐらいの類似点はあったかも知れません。しかし、彼を形容するのに、工藤のようなやつ、としか言えないのです。 刑事:は?喩えになってないぞ。 そうですよ、これは比喩の問題だ。比喩のミスリーディングを、巧みに使った犯罪なんですよ!

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