渚を越えて

渚を越えて

収録作品:艦隊これくしょん -艦これ-[PC]
作・編曲者:大越香里
ボーカル・コーラス:大越香里

概要

バカナコトダ…。オロカナコトサ……。
ナギサ…デ…。イツカ…ナギサデ……。ゼツボウシテ…キエテイケ……。

2016年11月に開始した期間限定イベント海域「発令!艦隊作戦第三法」の最終海域(E-5)のボス戦にて流れるBGM。
シズメシズメ』『モドレナイノ』に続く深海棲艦のテーマとも言うべきボーカル・コーラス入りBGMである。

曲名は核戦争後の世界で人類が終焉を迎えるまでを描いたネビル・シュート著の小説「渚にて」が元ネタと言われている。
というのも本曲の使用された海域の元ネタは1946年の「クロスロード作戦」……船舶に対する核実験という異例の題材であり、戦争初期の作戦である「ドーリットル空襲」をモチーフとするマップから始まったイベントが、海戦ですらない(それも戦後の)核実験へと繋がる展開は、当時のプレイヤーにとっては非常に衝撃的であった。

なお同実験に参加したのは米海軍の艦船だけでなく、日本海軍の象徴だった戦艦「長門」や最新鋭巡洋艦「酒匂」、ドイツ最強の戦艦を護衛した幸運艦「Prinz Eugen」など終戦後に接収された枢軸側の軍艦の一部もまとめて核に焼かれることとなった。

そういったテーマは本曲の構成にも反映されており、
振り切れるガイガーカウンターをイメージしたようなテクノ調のイントロから始まり、
海域マップBGM「水底の世界」のフレーズにコーラスを交えたアレンジのパートを挟んで、
「燃え堕ちゆくの」といった核の炎を想起させる仄暗いボーカルパート、といった構成となっている。
作曲者によれば「苦しみ憎しみの混じる嗚咽の様な感情だったりの波」といったものが込められているとの事。

他の曲の例に漏れずこの曲もゲーム外においても公式コンサートイベントに置いて何度か演奏されており、特に2019年9月『「ちんじゅふ。」2019 in 佐世保鎮守府 Special Opening Live』においては
公式バンドによるロックアレンジに加えてボーカルにシンガーソングライターの広瀬香美を招いての演奏となり、大きな話題を呼んだ。

過去ランキング順位


サウンドトラック

艦隊これくしょん -艦これ- KanColle Original Sound Track Ⅴ 波

HMV ONLINE:https://www.hmv.co.jp
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最終更新:2024年03月05日 01:59