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スペースインベーダーDS」を以下のとおり復元します。
*スペースインベーダーDS
【すぺーすいんべーだーでぃーえす】
|ジャンル|シューティング|~|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|発売元|任天堂|~|
//|開発元||~|
|発売日|2005年3月24日|~|
|価格|3,990円(税込)|~|
|ポイント|DS版復刻インベーダー&br()再現度いまいちな原作版&br()ボリューム不足なアレンジ版|~|

**概要
-2005年にてタイトーからリリースされた元祖[[スペースインベーダー>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/658.html]]の移植、及び本作専用のアレンジを収録したソフト。
-本作の後に同じDSにて『スペースインベーダーエクストリーム(2)』((『1』のみプレイステーション・ポータブルでも発売されている))が発売されているが、本作との関連性はインベーダーを題材にしている以外には特にない。
-一人プレイ専用。詳しいステージ数は下記ルールにて。

**主なルール
-DSの電源を入れると、いきなり砲台を操作してUFOを破壊する場面に遭遇する。UFOを撃ち落すと累計スコア(下記)が増加されるが、撃ち漏らしてもペナルティなどはなく単にスコアが入らないだけである。
-なお、ゲーム画面は原則として上画面のみで、一部例外を除けば下画面は使用しない。

***クラシックバージョン
-1978年にて大爆発ヒットを記録した初代インベーダーの移植にあたる。基本的なプレイ方法は全く同じなので、このページでは割愛する。
-十字キーとボタンの操作の変わりに、下画面をスライドして砲台移動、タッチにてショットを撃つ事が可能。
-上記のUFO撃ち落しや、このバージョンで得たスコアはプレイする度に累計蓄積され、下記のアレンジバージョンの特殊武器種類の増加に反映される。
-このバージョンのみ、砲台ストックの増減やスコアエクシデンドの変更、データの消去ができるオプション項目での設定が可能。但し、データ消去のみアレンジも含め、すべてのデータが消えてしまう。

***ニューエイジバージョン
-本作限定のアレンジ版で、計20ステージを攻略しクリアを目指していく内容。ステージ選択式で、最初は一部のステージしか選べないが、特定のステージ数をクリアしていく度に新ステージが解放されていくという流れ。
--各ステージは残機数3で固定。スコアの類は存在せず、ステージクリアしても残機などに一切の引継ぎはない(次ステージにて必ず初期状態に戻る)。
-基本操作は十字キーにて砲台の左右移動、ボタンでショット、と原作と全く同じ。但し、クラシックバージョンとは違い、下画面スライド&タッチでの操作はこのモードでは不可である。
-各ステージは一部を除き、敵編成が3回出現するので、それを全滅させるとステージクリアとなる。敵編成は全滅させる度に難易度が高くなり、段々と攻略が厳しくなってくる。
--逆に砲台が破壊されストックがすべて尽きるとゲームオーバーとなる。ステージクリアかゲームオーバー、両方ともに終えるとステージセレクト画面に戻る。クリアの有無は問わず、何度でも同じステージの挑戦が可能である。
-クラシックとの大きな違いは、UFOが出現しない以外は原則として同じ。4つのトーチカが弾を防いでいるのも、画面内で砲台ショットが1発しか撃てないのも同様。但し、ステージによっては例外もある。
-なお、このバージョンではオプション項目などの設定変更(砲台数など)は一切できない。

-ステージ中にて任意で砲台の性能を強化できる特殊武器システムを採用している。どれを使用するかは下画面にパネルとして常に表示されており、使用したい項目にタッチすればその特殊武器をセット(効果発揮)できる。また、セットした特殊武器パネルを最タッチすればセット解除が可能。
--このバージョンの初めてのプレイ時では一切の特殊武器は選択できない。選択を行えるようになるには、クラシックバージョンで得た累計スコアを一定基準値まで満たす必要がある。すなわち、このバージョンのみに執着してプレイしても特殊攻撃は一向に解禁されない仕組みとなっている。なお、解禁された特殊武器はデータを消去しない限りは永久に即選択可能となる。
--特殊武器を使用する度に、画面下に表示されたエネルギーが消費され、それがなくなると特殊攻撃が使用できなくなる。消費したエネルギーは敵全滅を1回行う度に微小に回復されるが、ステージ内ではそれ以外の回復方法は特に無し。
--使用できる特殊武器は計6種類ある。以下その詳細。
---「スピードアップ」…砲台の移動スピードが上がる。
---「ラビッドショット」…砲台ショットが連射できようになる。
---「サポートショット」…砲台の左右に補助オプションが付き、前方計3方向のショットが撃てるようになる。
---「レーザーショット」…ショットがレーザーに変化し、敵を貫通する。
---「バリア」…これを使用している最中は敵の攻撃をもらっても無効化してくれる。
---「ストップ」…敵の動きを止めてしまう。但し、すでに発射されている敵弾は止められない。
--各特殊武器は二つ同時にセットが可能で、セット内容によってより強力な効果が得られる((例えば、サポートショットとレーザーショットを同時セットすると、オプションが付いた状態でレーザーを3方向放てる))。但し、エネルギー消費量が大幅に増えるというデメリットもある。

**評価点
-ゲーム開始時に元祖インベーダーの筐体が再現されたグラフィックが表示され、なかなかノスタルジーに浸れるものがある。画面下に表示されたコイン投入口をタッチすればゲームが開始されるという演出が細かい。
-単に原作再現だけではなく、本作ならではのアレンジであるニューエイジバージョンも収録されているのが嬉しいところ。
--アレンジ版は原作の雰囲気をできるだけ崩さずに、ちゃんと今風のアレンジがなされた内容で、結構遊べる出来となっている。
--世界中に侵略したインベーダーを全滅する為、砲台が世界中を駆け回るという設定で、各ステージによって地方色豊かな背景とBGMが用意されている。特別派手なものではないが、地味に味わい深い芸の細かさといったところか。
--各ステージはさくさくと攻略できる心地よいテンポの良さで、どんどん次のステージへ進みたくなるお手軽さを持っている。
--また、各ステージには敵の性能に明確な差があり、マンネリを感じさせない工夫がされている。一例としては…。
---インベーダーを撃つと分裂する。
---常時インベーダーが点滅しており消えている最中は攻撃を受け付けない。
---こちらと同じ性能の砲台が敵で、1vs1のタイマンバトルとなる。
---敵が超巨大なインベーダー1体のバトルで、インベーダーの複数で構造されたドットが破壊部分となっている。
---指定されたインベーダーを順々破壊する必要があり、もし違うインベーダーを撃ってしまうと即ゲームオーバーとなる。

**問題点、及び賛否が分かれそうな点
-クラシックバージョンの再現度があまりよくない。当時やり込んでいたプレイヤーからしてみれば、即効で違和感を覚えるレベルらしい。
--具体的には「ショットの間隔が原作と違う」「UFO破壊の得点パターンの相違」などが挙げられる。もし、原作の完全移植を期待するならば、はっきりいって本作は失敗移植であろう。
--ジャケット裏などに原作版の紹介を「''昔ながらのゲーム性''」と表記しており、どこにも「原作の完全移植」といった情報がされていないあたり、はなっから完全移植なんてするつもりはなかったと取れてしまう。せっかくの自社ブランド商品なのに、そんな扱いでいいのかタイトーよ…。
--原作でいうところのカラー版しか存在せず、アップライト、白黒、セロファン、各版は一切収録されていない。なんで前世紀の『[[スペースインベーダー DX]]』などでできていた要素を削るのか? まさかDSで容量不足だからなんて事はあり得ないだろうに…。
---ちなみに本作と同期にPSPでリリースされた『スペースインベーダーポケット』では、原作4バージョンを完全に収録され、移植度もこちらより断然上だった。
-ニューエイジバージョンでも色々と問題点がある。以下その詳細。
--明らかなるボリューム不足。ちょっと触れれば1~2時間位で全ステージクリア可能な薄さ。難易度設定やクリア後のおまけなんてのも特にない。
---全20ステージといえば多そうだが、評価点で述べたテンポの良さの件も相まって1ステージが即効でクリアできてしまう。正直今時の同系統のゲームならば100ステージくらいは用意できるはずだと思うが…。
--インベーダーの種類が少ない。評価点で述べた巨大インベーダーなどを除けば、どのステージでもほぼ同じ雑魚の使い回しで、先に進んでも同じ顔ぶればかり。とても2005年にリリースされたゲームのバリエーションとは思えない位の寂しさである。
---敵弾のバリーエションも雑魚は直進型、ボスクラスがレーザーを放つ位しかない。15年前の『マジェスティックトゥエルブ』や『[[スペースインベーダーズ 復活の日]]』の分家モードにすら劣る。
--特殊武器の使用解禁条件が、何故かクラシックバージョンをプレイし続けなければいけない謎仕様。アレンジをプレイしたい人にとっては「何故そうなる」と思わずにはいられないだろう。もう「どうせクラシックは古臭いくて誰もプレイしないだろうから無理やりプレイさせよう」というスタッフの魂胆が見え見えとしか思えない。
--さらには、その特殊武器のエネルギーがちょっと使用すればなくなってしまう程の燃費の悪さ。ダブルセットにしようものなら、一瞬で効力が切れるという使えなさとなっている。敵全滅で回復できるエネルギーもほとんど雀の涙状態という有様。
---一応いっておくと、各武器の性能自体は悪くなく、使いどころによってはそれなりには役立つ場面もある。おそらくは使いすぎてゲームバランスを壊さない為の調整だと思われるが、それが裏目に出てしまったというべきか。
---ちなみに、それなりの腕前さえあればメインショットだけでも十分クリア可能なバランスとなっている。すなわち「''特殊武器を気にせずにショットを撃てばいい''」状態で、何の為に特殊武器を取り入れたのかがよくわからん状態である。

**総評
-なんか最近のタイトーのインベーダーに対する軽視っぷりが垣間見れてしまう一作となってしまったように思える。まともに移植されてない原作と、ボリュームに乏しいアレンジが入って、約4000円で売る姿勢は如何なものか?
--後にリリースされた『エクストリームシリーズ』やWiiウェア版『ゲットイーブン』はなかなか評判なだけに、このやっつけぶりが余計目立つように思える。
-とはいえ、ゲームそのものに致命的欠陥がある訳ではなく、気軽に遊ぶには確かに適任なソフトではある。薄いとはいえ、アレンジも出来は地味に面白いので、もうちょっとボリュームさえ強化されていれば、それなりの評価はされていたかもしれない。

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