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テラフォース - (2011/10/02 (日) 01:34:49) の編集履歴(バックアップ)


テラフォース

【てらふぉーす】

ジャンル シューティング
対応機種 アーケード
発売・開発元 日本物産
稼動開始日 1987年
ポイント 縦と横の二者視線のステージ構造
あまりにも難易度が低すぎた…

概要

  • 1987年にて日本物産がアーケードにリリースしたシューティング。ディスプレイは横画面だが、縦と横の二者視線で構造されている。
  • 二者視線を採用したシューティングとしては過去に同社の『マグマックス』があり、縦と横にて視線が切り替わるシューティングとしてはコナミの『沙羅曼蛇』に次ぐ作品となる。
  • ゲームタイトルからして『テラクレスタ』の続編を連想させるが、特にゲームシステム的な意味での関連性はない。但し、メカデザインに関してはテラクレスタに若干近いものとなっている。
  • 一人~二人交互プレイ可能、Wikipediaの情報によると全12ステージ構成らしいが、ステージクリアの表示がなく常時シームレスでゲームが進行するので、実質は1ステージ構成といえる。

主なルール

  • 操作系統はレバーにて自機の八方向移動操作、ボタンは2つあり各自、レーザーボタンとボンバーボタンに使用する。
    • レーザーは他のシューティングでいうところの通常ショット、ボンバーは放出した後に爆風を起こすボム的なショットであり、共に使用制限回数はない。
  • このゲームは概要でも述べた通り、縦視線と横視線を交互に行き来できるシステムを採用している。各視線にて所々に設置させている「IN」と表示された穴に自機を近づけると別視線へ移行する事ができる。
    • 縦視線は従来の縦シューティングと全く同じ視線に該当。この視線では自機のレーザーは前方直進型、ボンバーは自機の前方に爆風を起こす性能となる。
    • 横視線も従来の横シューティングと全く同じ視線に該当。この視線では自機のレーザーは前方直進型、ボンバーは自機の前下降に爆風を起こす性能となる。
    • マグマックスは同じ視線へ常時居座り続ける事が可能だったが、本作に関しては特定場所まで進むと強制的に別視線へ移行させられる事がある。
    • 縦視線限定で一部の背景の地面にボンバーを当てると、そこにINの穴を空けられる。場合によっては、画面内に3つ位のINの穴を空ける事もできる。もちろん、そこに近づけば横視線へ移行する。
  • 特定の敵を倒すと以下のアイテムを落とす事がある。以下詳細。
    • 「L」…レーザーが最大3段階までパワーアップする。パワーアップ段階によっては自機横や後方にもレーザーが放てるようになる。
    • 「B」…ボンバーが最大3段階までパワーアップする。
    • 「S」…自機のスピードを最大3段階まで上げる。
    • 「P」…自機にバリアを張り、一回だけダメージを無効化できる。
    • 「オプション」…2体の敵に捕らわれるような形で、画面後方から出現する。敵をすべて破壊した後にこれを取得すると、最大2つまで自機周り左右に補助オプションが付く。オプションは自機と一緒にレーザーとボンバーを放ってくれ、これ自体は完全無敵である。
  • 戻り復活の残機制ですべてなくなるとゲームオーバー。ミス後の復活はすべてのアイテム効果がリセットされるペナルティがある。

批評点

  • このゲームには実は2つのバージョンが存在する。その理由としては、初期バージョンの難易度に大きな問題があったらしく、後でメーカー側が交換用ロムをリリースしたという経緯があった。
    • 今となってはどういう意味合いで初期バージョンに難易度の問題があったのかは定かではないが、多くのプレイヤーが本作に対して抱く印象として真っ先に挙げられるのが難易度簡単すぎという点にある。
    • 特に前知識などを知らずに普通にプレイしても、それなりの腕前を持つシューターならば初プレイでノーミスクリアが余裕で可能という報告すらも聞かれる程で、ACシューティングとしては異例のサービス難易度となっている。
    • 具代的に本作の難易度を低くさせている要因としては以下の点が挙げられる。
      • パワーアップすれば極端なまでに自機性能が増し、一方的に敵を亡き者にする事ができる。特にオプションを付けると攻撃範囲は劇的に増える他、ボンバーの爆風の判定が尋常じゃない位にでかい。
      • 敵の種類にその場から動かない固定の敵が多めに設置されており、その結果動く敵を相手にする機会が他のニチブツシューティングに比べ極端に少ない。
      • INマークに入ると、その場がいくら激戦状態だったとしても、一からの仕切りなおしとなった状態での視線変更となる。
      • スコアエクシデンドがこれでもかという位に発生し、ミス後の許容回数がゆるい。普通にプレイしても残機が9になってるなんて事もザラ。
      • そもそも、敵が従来のニチブツシューティングと比べても本気を出してこない傾向が強い。ボスですら初見で見破れる程に攻撃パターンが甘い。下手すればラスボスですら硬い雑魚で終わる有様。
    • 逆に苦戦しやすい要因としては、ミス後の復活が自機すっぴん状態なのでそれなりに苦労はする位だろうか。最も、上級シューター曰く初期自機こそが基本性能との事らしいが…。
    • また、パワーアップ状態のボンバーの爆風が派手に表示される影響で画面内がどうなっているのかが把握し辛くなるという微妙な不備もある。まぁ、それは敵が消えてしまう程に派手な爆風が起きる為の現象でもあるのだが…。
  • グラフィック周りは1987年のゲームである事を考慮すればそこそこのレベル。BGMに関してはやはりニチブツ製だけあって普通にかっこいい良曲となっている。

総評

  • 良くいえば初心者シューター大歓迎、悪くいえばやり込められないインカム殺し。ACゲームであるまじき難易度なのが災いしてなのか、ほとんど注目される事もなくゲーセンから姿を消してしまった悲しき存在であった。
  • ファミコン版の移植予定もあったらしいのだが諸般の事情で中止となり、今現在家庭用移植は一切存在しない。よって、プレイする環境は相当限られているのが実情である。