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アステリクス - (2015/03/31 (火) 16:15:45) の編集履歴(バックアップ)


アステリクス

【あすてりくす】

ジャンル ベルトアクション
対応機種 アーケード
発売・開発元 コナミ
発売日 1992年
分類 良作

概要と特徴

  • バンドデシネ(フランス漫画)の『アステリックス』を原作とした、1〜2人までプレイ可能なベルトスクロールアクションゲーム。ただし本作の題名に「ッ」は入らない。
    • 『アステリックス』とは、1959年に故ルネ・ゴシニ氏とアルベール・ユデルゾ氏によって生み出されたフランスの漫画。日本やアメリカでは無名だがヨーロッパではほとんどの人が知っている超有名な漫画で、どれほど有名かというとアニメや映画になったのは勿論の事、フランスに アステリックス・パーク なるテーマパークが存在するほどである。
  • ゲームシステムとしては、初めに以下のいずれかから操作するキャラクターを選ぶ。
    • アステリックス…原作漫画の主人公で、小柄で賢い騎士。
    • オベリックス…アステリックスの親友で、怪力男の石工。
  • キャラクターを選んだら1人もしくは2人で、ローマ帝国に立ち向かうという原作同様の分かりやすい筋書きである。
  • 操作はレバーと2ボタンのオーソドックスなタイプ。レバーは勿論8方向に移動で、二つのボタンはそれぞれ攻撃とジャンプ。
    • 攻撃ボタンの長押しにより強力な溜め攻撃もできるが、溜めてる間は一切攻撃が出来ないので注意が要る。

長所

  • 原作愛
    • 主人公はアステリックスとオベリックスの2人から選べるが、クレジット投入時の「ユ〜フ〜♪」やキャラを選択した時の「アステリ〜ックス!」など、2人のセリフは原作アニメの原語版のものがしょっちゅう使われており演出面で非常に力が入っている。
      • またBGMも原作のそれ同様に聴いててテンションの上がる良曲だらけである。
    • グラフィックは原作の世界観を再現した綺麗なもので、それに加え多彩なアニメーションは原作がギャグ漫画としての一面もある事も相まって見て楽しい触って楽しい仕上がりとなっている。
    • 登場キャラクターのセレクションがツボを突いている。村長のアブララクーシックスやドルイドのゲタフィックスなどの有名どころのみならず、オベリックスの飼い犬ドグマティックスなんかもちゃっかり登場している。
    • 画面上部に表示される2人の顔アイコンが通常では笑顔でダメージを受けると痛がり、相方の1人プレイで未参加ならスヤスヤ眠ったりと状態によって変わったりと細かい所の演出も良く出来ている。
  • ゲーム性
    • 攻撃のパターンが多彩で、敵兵士をただキックしたりするのみならず指でクルクル回したり地面に叩きつけたりビンタをしたりと、原作アニメさながらの軽快さが笑いを誘う。
    • ステージにはアイテムがかなり多く置いてあり、ライフ回復の食べ物や攻撃に使うツタのみならず、原作に登場するドルイド僧であるゲタフィックスが持つ魔法の飲み物もある。そして、それを飲むとなんと 無敵になって勝手に走り回り触れたザコを全て吹き飛ばせてしまう という原作愛と救済措置を両立させた変わり種の要素があり特異のゲーム性が生まれている。
    • ゲームの難易度は最初は低く後の方になるにつれて高くなるという、丁度良いバランスである。なので、初心者から上級者までどのプレイヤー層にも受け入れられる懐の広さを感じられる。

短所

  • 本作の置いてあるゲームセンターはほとんど日本国内には存在せず、プレイ困難。
    • そもそも原作自体が日本ではマイナーな上、べらぼうに出回りが悪い。そして家庭用移植は一切行われていない。

総評

ミュータントタートルズ?ザ・シンプソンズバッキーオヘア?などの海外アニメを題材としたアクションゲームに定評のあるコナミ。日本国内では超マイナーだが、アステリックスの故郷フランスでは原作の知名度も相まって今なお多くの人々に愛され稼働しているため、本作はそんなコナミによって生み出された、原作愛とゲーム性のバランスがよく練られた良作アクションといえるだろう。