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GITADORA Tri-Boost - (2015/12/18 (金) 04:14:49) の編集履歴(バックアップ)


GITADORA Tri-Boost GuitarFreaks / DrumMania

【ぎたどら とらいぶーすと ぎたーふりーくす/どらむまにあ】

ジャンル 音楽ゲーム
対応機種 アーケード
販売・開発元 コナミデジタルエンタテインメント
稼動開始日 2015年4月21日
判定 なし
ポイント MASTER譜面の標準搭載
プレイヤーボードの実装
版権曲の定期追加
プレイヤーボードのゴタゴタによる更新遅延
終了イベントの代替策無し
GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ

概要

GITADORAにモデルチェンジしてから3回目のオンラインリニューアルアップデート。
今回はプレイヤーボードやベアガーデンといったオンライン要素、アドバイザースキル等でセッション要素が強化されている。

評価点

  • MASTER譜面が(ほぼ)標準搭載
    • 前作まではボス曲などを中心に更なる高難易度譜面として搭載されていたMASTER譜面が今作ではごく一部の復活曲を除いたほぼ全ての楽曲に搭載されている。
    • "比較的低難易度値のMASTER譜面"も登場。同じ難易度値でも高難易度区分ではテクニカルな要素が増える形になっているので、譜面の難易度幅が更に広がり好評。
  • 新曲のLONG楽曲が登場
    • 前作は復活曲だけだったLONG曲に新曲が登場した。新曲には今までの曲ではプレーできなかったBASS譜面も搭載されている。
  • プレーヤーボード
    • 今作で追加された要素で、名刺の様な役割を持つ、壁紙やステッカーを貼って自分なりのボードを自由に作れるシステム。
      作ったプレーヤーボードはeAMUSEMENTアプリ上のSNSで共有も出来る。
    • 近作ではビジュアルカスタマイズ要素が薄かったGITADORAで、久々のビジュアルカスタマイズ要素となった。
    • しかし自由に作れすぎたため、問題も起きてしまった。(詳しくは後述)
  • トラブキャンペーンが終日開催に変更
    • 前作のMusic Factoryでは楽曲解禁用パーツとして、ドライブ(赤青黄緑と白と虹の6種類)を集めて解禁する仕組み。
      獲得方法は規定時間帯(昼12時~夕方5時まで等さまざま)でSランクを取得したりフルコンボを取ったりなどで
      イベント毎に色違いの色ドライブを獲得できたが、今作では色分けが無く、一定数のトラブが獲得対象になる。
      またフォルダ埋めキャンペーン等のトラブ獲得イベント(前作ではドライブ)が朝9時~深夜12時まで常に開催されるようになり
      『限られた時間で、特定の色ドライブしか獲得できない』という欠点を補った。
  • ライセンス楽曲の定期追加
    • 前作では2014年7月以降ライセンス楽曲の追加が無かったが、今作では定期的に追加されるようになった。
    • BABYMETALの『Road of Resistance』、過去作品で書き下ろしで参加した小林信一の『輪廻転生』といったロックコンセプトに沿った楽曲は勿論
    • アニソン方面では、BRADIOの『HOTELエイリアン』、BEMANIコンポーザーであるあさきと96ちゃんが作詞作曲を担当した『はなまるぴっぴはよいこだけ』とラインナップも充実している。
  • デフォルトでプレイ出来る楽曲が一通り揃っている
    • 前作の稼働初期ではライセンス楽曲4曲、復活ロング2曲のみと明らかに少なく、途中追加分を含めても12曲しか存在せず、残りはMusic Factoryやイベントで解禁するしかなかった。
    • 今作は稼働初期の時点で16曲、途中追加分を含めると29曲と選曲に困らない程度には揃うようになってきた。

問題点

解禁要素に関する問題点

  • 定期追加イベントの開催遅延
    • 前作ではMusic FactoryやPREMIUM ENCOREの追加が、それぞれ月に一回行われていたが、今作では不定期にイベントが行われ、そこでの追加となった。
    • 前作よりも単独イベントの頻度は上がったが、前作の「定期更新+時折単独イベント」の形態よりも曲追加ペースは落ちており、プレイヤーからの不満の声がある。
    • 特にPREMIUM ENCOREの更新は激減し前作までは概ね5週間での更新だったのに対し、今作では最初の更新までに2ヶ月もの間が空き、更にイベントの完走が更新のトリガーになってしまうなどかなり改悪されてしまった。
    • PREMIUM ENCORE楽曲の一曲、葬送のエウロパがサントラに収録されたまましばらく実機に来ず、8/19になって唐突に出現するといった事態も起きた。
    • 9月以降のGITADORA ROCK WAVE開催まで、その不満は大きく募るばかりであった。
  • 前作未解禁曲・今作イベント隠し楽曲の救済処置無し
    • 今作のイベント解禁楽曲がまたもや期間限定かつ救済処置無し。前作の最たる問題点であった「イベント終了後て取り逃がした曲の入手手段が無くなる」という問題は放置される羽目になった。
    • 後からプレイを始めたユーザー、時間的に解禁を諦めざるを得なかったプレイヤー層の事を考えると、ハイタッチ機能を期間限定では無く常時行えるようにするべきなんじゃないか?とも言える。

今作のイベント

あったかくなってきたね、春のHotキャンペーン(稼働開始~5/26)

  • Hot曲(Hot枠、スキル表における新曲枠)をプレーするとポイントが溜まり、楽曲やアイテムが解禁されるというもの。日替わりのSuper Hot曲をプレーすると獲得ポイントが二倍になる。
    • 一度Super Hot曲を見付ければ解禁も容易で、特に不平は出なかった。

祝!お兄様Birthday(5/27~7/03)

  • プレーごとにポイントが溜まり、一定数溜まると楽曲やアイテムが解禁される。ポイントのレートはプレー開始時に付与されるトラブと同じ(パセリプレー:25、コインプレー:20)で、一プレー目は四倍、二・三プレー目は二倍、以下等倍のポイントがもらえる。
    • 新しい版権LONG曲や懐かしの名曲(前作最終プレアンも)が登場したが、なかなかゲームセンターに行けない人には辛い条件だった。

夏の!おすそわけハイタッチキャンペーン(7/23~8/31)

  • バトルやセッションで新曲をプレーして常駐させるイベント。『発見!よみがえったBEMANI遺跡』の救済も兼ねている。
    • 『BEMANI SUMMER DIARY』の解禁ついでにバトルをやれば良いのでそこまで不満は出なかった。ただ、「THE ULTIMATES」の二曲が対象に選ばれなかった点は批判された。

GITADORA ROCK WAVE

  • バラエティ豊かなイベントをこなして楽曲を解禁していくイベント。ここで解禁した曲を使って専用のPREMIUM ENCORE STAGEに進出する。
    • 旧曲がムービーをひっさげて復活したり、久々の顔見世となるコンポーザーやニコニコなどで活躍する若手ギタリスト集団「G.O.D.」の楽曲が登場したりと、楽曲面の評価は悪くない。
    • イベント面は賛寄りの賛否両論。ただし出来の悪いイベントも混じっていた。
      • 10月分第3週のイベントでは「回転する透けたジャケットから正解の曲を四曲探す(プレーヤーごとに正解は異なる)」というものだった。しかし回転速度がまちまちだったり白いジャケットの曲が混じっていたりして非常に難易度が高く、調べずに正解するのはほとんど不可能だった。

その他の問題点

プレイヤーボードのゴタゴタ

  • 初期には特に制約もなく自由に作れたプレーヤーボードであったが、極一部不適切な表現のプレーヤーボードにカスタマイズするプレーヤーが出現。
    • これがeAMUSEMENTアプリへの投稿に留まらず、Twitterをはじめとした他のSNSや掲示板等にも大きく拡散される事態となり、2015/04/28~5/26までの長期間、プレーヤーボードの編集、共有停止ならびに不適切なプレーヤーボードのリセットが行われた。
    • この影響で筐体イベントの開始やプレアンの更新サイクルも大幅に遅延が生じ、結果的にプレイヤーの首を自ら締める格好となった。
    • バトルコメントの設定画面では対戦プレイヤーの誹謗中傷や不適切な表現に対する注意喚起があったにもかかわらず、稼働初期のプレイヤーボード設定画面では注意喚起に対する表記が一切ないのも、事を大きくする要因の一つにもなった。
    • 5/26に全員のプレーヤーボードをリセットした上で制約の強化、ステッカーデザイン変更、プレーヤーボードの審査制、お気に入り機能の追加並びに、ステッカーデザイン変更影響者への詫びアイテムの配布 を行った上でサービスが再開された。
  • 空気化としたアドバイザースキル
    • GITADORAでは一定の曲数を基に腕前の基準となるスキルポイントが算出されるシステムがあり、他にも全ての曲を対象にした全曲スキルポイントも存在するが、
    • アドバイザースキルはセッションプレイ時のみ反映され、個人のスキル上昇値がそのままセッション相手にアドバイザースキルとして加算される。
    • しかし、活用されたのはスキルがリセットされた稼働直後のみであり、スキルの伸びしろが円熟を向かえた稼働中盤では全く上がらないか、上がっても僅かにしか上昇しない。
    • そもそもセッションに興味が無い、セッション経験が無いプレイヤーにとっては無用の長物である。

総評

オンライン要素やセッション要素を強化したとはいえ、詰めが甘さがそのまま如実に現れる結果になった。 特に前者のオンライン要素であるプレイヤーボードは、稼働初期から注意喚起を怠っていなければ窮屈な仕様にはならなくなったとの声が多く、 結果として更新遅延に繋がってしまったのは、スタッフやプレイヤーとしても心外だったであると思われる。

しかし、致命的なバグや杜撰な楽曲管理は全く無く、音楽ゲームとしての評価は依然として安定している。 GITAORA ROCK WAVEで定期更新のペースを取り戻した以降、本作も徐々に評価が落ち着いていくことになった。