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へべれけ」(2024/04/21 (日) 08:21:29) の最新版変更点

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*へべれけ 【へべれけ】 |ジャンル|アクション|&image(https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTluNaGH7n4UqIzpDALFQsUJ-zold__JM841Q&usqp=CAU,height=200)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売・開発元|サンソフト(サン電子)|~| |発売日|1991年9月20日|~| |定価|6,200円|~| |配信|バーチャルコンソール&br()【Wii】2011年3月29日/500Wiiポイント(税5%込)&br()【3DS】2013年7月24日/500円(税5%込)&br()【WiiU】2015年1月28日/514円(税8%込)&br()プロジェクトEGG:2010年4月20日/500円(税別)|~| |レーティング|CERO:A (全年齢対象)&br;※バーチャルコンソール版より付加|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|特徴的な世界観とキャラクター&br()くそげーすれすれのすりりんぐなげーむ(自称)|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -サンソフトの代表的なタイトルのひとつであるへべれけシリーズの第一弾。 --またサンソフトのマスコットキャラである「へべ」の初登場および初主演作である。 **特徴 -『[[メトロイド]]』系の探索型横スクロールゲームである。 --仲間が増えるたびに探索できるところが増えていくシステムである。 -四人のキャラを使い分けて進んでいく。 --主人公の「へべ」は足が速く、あるアイテムで壁を登る事ができる。モチーフは一応鳥らしいが、雪だるまにしか見えない。 --ネコの着ぐるみを着ている紅一点の「おーちゃん」は水面を泳ぎ、氷上を歩く事ができる。またあるアイテムを入手する事で敵を凍らせ足場にする事もできる。たかびしゃ。 --お化けのような外見をしている「すけざえもん」は滞空時間が長くジャンプ力も高い。 --チョウチンアンコウのような見た目をしている「ぢぇにふぁー」は水中行動ができ、またあるアイテムの入手により爆弾で特定のブロックを破壊する事が可能。 -世界観は一言で言えば「シュールでコミカル」。 --敵や味方のデザイン、ステージ、セリフなどすべてにおいて&s(){狂って}変わっている。 --しかしその一方でどこか可愛らしさがあり、なかなか憎めない。 -攻撃はジャンプ中に下を押すと踏み付け攻撃(通称「おしりあたーく」)と「ぽぷーん」と呼ばれるものを投げる「ぽぷーんあたーく」、そして各キャラごとの特殊攻撃がある。 --おしりあたーくで敵を倒すとぽぷーんかライフ回復アイテムをランダムで落とす。ぽぷーんはこの方法でしか使えないので、まずおしりあたーくが基本。 --特殊攻撃はマップのどこかにある宝箱の中のアイテムから覚える。 --またアイテムはパスワードを見るために必要なものやマップなども含まれている。 -ライフ制で、数値で表示される。初期値は10だが、回復アイテムを取れば、10以上にする事も出来る。ゲーム開始時点での最大値は49。 --特定のボス戦ではライフゲージが表示される事もある。 --各所に隠されている「はーとのうつわ」を入手することでライフの最大値が増加する。 -パスワードコンティニュー式。パスワードは序盤で入手出来る水晶をセレクト画面で使うと確認出来る。 --6×6マスの正方形をしたマス目にピンク・青・緑の玉を配置していく形式。 --パスワードで再開した場合、ライフは初期値の10に戻される。ただし「はーとのうつわ」に蓄積されている分は保持され、再開時にも残っている。 **評価点 -世界観 --シュールなキャラクター、「''あとはめんどくさいからとりせつをよむぴょー''」など珍妙な台詞が非常に個性的。 -FC末期だけあって高いグラフィック --背景が作り込まれていたり色彩もカラフルでFCにしてはハイレベル。 --キャラの動きも滑らかで丁寧に作られている。 -操作性も良好 --面倒な操作は一切無く、誰でもすぐ遊ぶことができる。 --キャラの切り替えもすぐにできる。ジャンプ中や、水面で溺れている時に水中行動可能なキャラに切り替えるなども可能。 -丁度いい難易度 --決して難しくないが、ヌルゲーという訳ではなく適度な手ごたえが楽しめる。 --ライフ制のおかげで一発でやられるという場面が少なく、地道に回復アイテムを稼いで安全に突破するか、復活したての低ライフで死に覚え上等の覚悟で挑むかというプレイヤーの戦略を選択する余地もある。 -そして今作最大の評価点はハイレベルなBGMである。 --FCの音源では同時に4音までしか再生できないのに拡張音源無しで擬似的にだが6音同時再生を可能にした。 ---そのため他のFCソフトとは別次元のBGMが楽しめる。 --またBGM自体の出来も素晴らしく、捨て曲は一切ない。 **問題点 -ゲームオーバーの後はスタート地点に戻される仕様。 --一応ショートカットもあるがめんどくさい仕様である。 -操作性が良いのだが慣性はかなり強く、サンソフト特有のジャンプ中の空中制御はほぼ出来無い仕様が今作にもある。 --方向は変える事ができる。 -水中の操作が少し難しい。 --そのため水中のボス戦が今作最強のボスといわれている。 -キャラの切り替えが簡単な分、時にせわしない切り替え操作を要求される難所がある。 -ライフ回復が手間。 --2しか回復しない敵ドロップのアイテムか、ゲーム再開時に宝箱が復活する「くすり」や「いのちのみず」を回収して消費するしかない。 -世界観や台詞回しは万人向けでは無いため人によっては&s(){電波}痛々しく感じるかもしれない。 --必殺技やキャラクターの名前も取って付けた感が強い。例:くびちょんぱあたーく等。 -台詞は全てひらがなで表示されるため読み辛いが、主人公へべの''喋る度に切り替わる語尾''がそれに拍車をかけている。 **総評 今作は見た目や作風から『[[アトランチスの謎]]』『[[いっき]]』『東海道五十三次』のような作品を想像してしまいそうだが、実際はハイレベルなBGM、丁寧に作られたゲーム内容、魅力的な世界観、等かなりの良作である。~ 以前はプレミアが付いてソフトの値段が高騰していたが、プロジェクトEGGで配信されているため手軽にプレイできる。そのため一度はプレイしてみて欲しいゲームである。 ---- **移植 -海外では『Ufouria The Saga』名義で発売された。 --ステージや音楽は変わらないがへべとおーちゃんのデザインが変更されている。 --へべはともかく、おーちゃんは原型がわからないほど変更されている。またオチなども変更されている。 -PSの『メモリアル☆シリーズ SUNSOFT Vol.5』に収録された。『[[raf WORLD]]』とのカップリング移植。 --2010年11月24日からゲームアーカイブスでの配信タイトルに追加。PS3/PSP/PS Vitaでもプレイ可能になった。 -2010年4月20日よりPC用のレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』で販売が開始された。 -2011年3月29日Wiiのバーチャルコンソール(VC)で500ポイントで配信された。 --2013年7月24日には3DSのVCでも配信された。 --2015年1月28日にはWii UのVCでも配信された。 --2019年に「Wiiショッピングチャンネル」は終了、2023年3月28日にWiiU・3DSのニンテンドーeショップもサービス終了したため、これらで新規購入する手段は失われてしまった。 -2024年2月28日に復刻版の[[『へべれけ えんじょいえでそん』>https://twitter.com/claricedisc/status/1762829166477750707]]が発表された。([[公式サイト>https://city-connection.co.jp/hebereke/]]) --開発と販売は株式会社シティコネクション。((シティコネクションは2023年にサンソフトの『ギミック!』の復刻版を手掛けた実績がある。))機種はSwitchとSteamで2024年3月28日に発売。((『2』の発売に合わせるために、まずSwitch向けに開発したそうで、他機種版もありえるとの事。))COLOR(red){2024年6月28日以降記事作成可能。} --クイックセーブ&ロードや巻き戻し、ボタン連射などの便利機能や、ゲームクリアまでのタイムを競う「すぴーどらんモード」やゲーム中に達成した実績を確認できる「アチーブメント」などの新要素が追加された。 --他の追加機能として「スペシャルスナップ」というものが存在。新しいイベントに遭遇すると『へべれけ』と海外版『Ufouria:The Saga』の比較画像と日英翻訳を閲覧できる。国内版と海外版ではキャラクターやストーリーに違いがあり、その双方の内容を見る事のできる国内、海外双方のユーザーにとって嬉しい機能と言える。 **余談 -その後『へべれけのぽぷーん』や『すごいへべれけ』などシリーズ化された。 --ジャンルは作品によって違いどれも今作に準じた探索型ゲームではない。 --へべれけシリーズは意外に少なく、どちらかと言うと他のシリーズのチョイ役の方が出番が多い。 --ボイス付きの作品もあるが、へべがCV''林原めぐみ''、ヂェニファーがCV''千葉繁''と、メンツがとにかく豪華。 --へべの必殺技「くびちょんぱあたーく」は''表現に問題があった''らしく、「くびどっかんあたーく」に変更された。 -仲間キャラのおーちゃんが主役のスピンオフ作品である『[[おーちゃんのお絵書きロジック>おーちゃんのお絵かきロジック (SFC)]]』もシリーズ化された。 --内容はその名の通り[[ピクロス>ピクロスシリーズ]]タイプのゲームである。 -同社のRPG『[[アルバートオデッセイ]]』シリーズにへべ達4人が友情出演している。 -ファミマガでキャラクターデザインの「うっちー」氏によるへべれけキャラのシュールな4コマ漫画が掲載されていた。1995年には纏めた書籍が徳間書店より発売された。 -本作のバックストーリーは「時空を捻じ曲げるほどに激化した戦争の所為で、へべは時空の裂け目に迷い込んでしまい一時は悲観に暮れたが、気を取り直して脱出を目指す」と無駄に重い。 --もっとも実際の作中でそれを示す描写は一切ないのでほぼ裏設定に近い。''というか解釈次第ではエンディングと矛盾する。'' -同社の製品『[[バーコードワールド]]』に、へべ達4人のカードが同梱された。~ また同ソフトには、主人公用の隠しグラフィックとして「剣を持ったへべ」が用意されている。 -Switch/PS4用ソフト『ぺんぎんくんギラギラWARS』のDLCで本作のキャラクターが登場する。 -2023年10月24日、唐突にシリーズ新作である『へべれけ2』のリリースが発表された。 --Switch/PS5/XSX/Win(Steam)で2024年2月29日発売。Switchでのみパッケージ版も発売されている。COLOR(red){2024年5月29日以降記事作成可能。} --内容は本作の(実におよそ32年越しの)フルリメイクとも言える正統続編で、グラフィックがふわふわのフェルト調の物になっており、キャラの可愛さに拍車がかかっている。
*へべれけ 【へべれけ】 |ジャンル|アクション|&image(https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTluNaGH7n4UqIzpDALFQsUJ-zold__JM841Q&usqp=CAU,height=200)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売・開発元|サンソフト(サン電子)|~| |発売日|1991年9月20日|~| |定価|6,200円|~| |配信|バーチャルコンソール&br()【Wii】2011年3月29日/500Wiiポイント(税5%込)&br()【3DS】2013年7月24日/500円(税5%込)&br()【WiiU】2015年1月28日/514円(税8%込)&br()プロジェクトEGG:2010年4月20日/500円(税別)|~| |レーティング|CERO:A (全年齢対象)&br;※バーチャルコンソール版より付加|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|特徴的な世界観とキャラクター&br()くそげーすれすれのすりりんぐなげーむ(自称)|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -サンソフトの代表的なタイトルのひとつであるへべれけシリーズの第一弾。 --またサンソフトのマスコットキャラである「へべ」の初登場および初主演作である。 **特徴 -『[[メトロイド]]』系の探索型横スクロールゲームである。 --仲間が増えるたびに探索できるところが増えていくシステムである。 -四人のキャラを使い分けて進んでいく。 --主人公の「へべ」は足が速く、あるアイテムで壁を登る事ができる。モチーフは一応鳥らしいが、雪だるまにしか見えない。 --ネコの着ぐるみを着ている紅一点の「おーちゃん」は水面を泳ぎ、氷上を歩く事ができる。またあるアイテムを入手する事で敵を凍らせ足場にする事もできる。たかびしゃ。 --お化けのような外見をしている「すけざえもん」は滞空時間が長くジャンプ力も高い。 --チョウチンアンコウのような見た目をしている「ぢぇにふぁー」は水中行動ができ、またあるアイテムの入手により爆弾で特定のブロックを破壊する事が可能。 -世界観は一言で言えば「シュールでコミカル」。 --敵や味方のデザイン、ステージ、セリフなどすべてにおいて&s(){狂って}変わっている。 --しかしその一方でどこか可愛らしさがあり、なかなか憎めない。 -攻撃はジャンプ中に下を押すと踏み付け攻撃(通称「おしりあたーく」)と「ぽぷーん」と呼ばれるものを投げる「ぽぷーんあたーく」、そして各キャラごとの特殊攻撃がある。 --おしりあたーくで敵を倒すとぽぷーんかライフ回復アイテムをランダムで落とす。ぽぷーんはこの方法でしか使えないので、まずおしりあたーくが基本。 --特殊攻撃はマップのどこかにある宝箱の中のアイテムから覚える。 --またアイテムはパスワードを見るために必要なものやマップなども含まれている。 -ライフ制で、数値で表示される。初期値は10だが、回復アイテムを取れば、10以上にする事も出来る。ゲーム開始時点での最大値は49。 --特定のボス戦ではライフゲージが表示される事もある。 --各所に隠されている「はーとのうつわ」を入手することでライフの最大値が増加する。 -パスワードコンティニュー式。パスワードは序盤で入手出来る水晶をセレクト画面で使うと確認出来る。 --6×6マスの正方形をしたマス目にピンク・青・緑の玉を配置していく形式。 --パスワードで再開した場合、ライフは初期値の10に戻される。ただし「はーとのうつわ」に蓄積されている分は保持され、再開時にも残っている。 **評価点 -世界観 --シュールなキャラクター、「''あとはめんどくさいからとりせつをよむぴょー''」など珍妙な台詞が非常に個性的。 -FC末期だけあって高いグラフィック --背景が作り込まれていたり色彩もカラフルでFCにしてはハイレベル。 --キャラの動きも滑らかで丁寧に作られている。 -操作性も良好 --面倒な操作は一切無く、誰でもすぐ遊ぶことができる。 --キャラの切り替えもすぐにできる。ジャンプ中や、水面で溺れている時に水中行動可能なキャラに切り替えるなども可能。 -丁度いい難易度 --決して難しくないが、ヌルゲーという訳ではなく適度な手ごたえが楽しめる。 ---操作キャラクターも空気になるものがおらず、どのキャラクターにも見せ場となる場面が用意されている。 ---謎解きはちゃんと隅々まで探索をすれば進行できるようになっており、詰まる場面はあまりない。ボス戦も攻略法はすぐにわかるようになっている。 --ライフ制のおかげで一発でやられるという場面が少なく、地道に回復アイテムを稼いで安全に突破するか、復活したての低ライフで死に覚え上等の覚悟で挑むかというプレイヤーの戦略を選択する余地もある。 -そして今作最大の評価点はハイレベルなBGMである。 --FCの音源では同時に4音までしか再生できないのに拡張音源無しで擬似的にだが6音同時再生を可能にした。 ---そのため他のFCソフトとは別次元のBGMが楽しめる。 --またBGM自体の出来も素晴らしく、捨て曲は一切ない。 **賛否両論点 -特殊攻撃を溜め中にキャラクターを交代すると、まだ特殊攻撃を入手していないキャラクターでも特殊攻撃が使えてしまう裏技がある。 **問題点 -ゲームオーバー・パスワードによる再開の後はスタート地点に戻される仕様。 --一応ショートカットもあるがめんどくさい仕様である。 -操作性が良いのだが慣性はかなり強く、サンソフト特有のジャンプ中の空中制御はほぼ出来無い仕様が今作にもある。 --方向は変える事ができる。 -水中の操作が少し難しい。 --そのため水中のボス戦が今作最強のボスといわれている。 -キャラの切り替えが簡単な分、時にせわしない切り替え操作を要求される難所がある。 -ライフ回復が手間。 --2しか回復しない敵ドロップのアイテムか、ゲーム再開時に宝箱が復活する「くすり」や「いのちのみず」を回収して消費するしかない。 -一部のボス戦で詰まりかねない場所がある。ただしいずれもパスワードを取ってから復帰すればいいだけの話なので、完全に手詰まりとなることはない。 --特殊攻撃でないとダメージを与えられないボスがいる。特殊攻撃のある場所はすぐにわかるようになっているが、取り忘れたまま進行するとダメージを与えられないためやり直す羽目になる。 --あるボス戦では、ボス部屋で戦闘中に「くすり」か「いのちのみず」を使用するとバグで消えてしまう敵がおり、攻撃用のぽぷーんを入手できずに詰まってしまう。 //VC版のむうねこぶらざーず戦で画面端を周回する顔が消えるのを確認。おそらく元々のFC版からあったバグだと思いますが、他機種版で確認取れる方は検証をお願いします。 -世界観や台詞回しは万人向けでは無いため人によっては&s(){電波}痛々しく感じるかもしれない。 --必殺技やキャラクターの名前も取って付けた感が強い。例:くびちょんぱあたーく等。 -台詞は全てひらがなで表示されるため読み辛いが、主人公へべの''喋る度に切り替わる語尾''がそれに拍車をかけている。 **総評 今作は見た目や作風から『[[アトランチスの謎]]』『[[いっき]]』『東海道五十三次』のような作品を想像してしまいそうだが、実際はハイレベルなBGM、丁寧に作られたゲーム内容、魅力的な世界観、等かなりの良作である。~ 以前はプレミアが付いてソフトの値段が高騰していたが、プロジェクトEGGで配信されているため手軽にプレイできる。そのため一度はプレイしてみて欲しいゲームである。 ---- **移植 -海外では『Ufouria The Saga』名義で発売された。 --ステージや音楽は変わらないがへべとおーちゃんのデザインが変更されている。 --へべはともかく、おーちゃんは原型がわからないほど変更されている。またオチなども変更されている。 -PSの『メモリアル☆シリーズ SUNSOFT Vol.5』に収録された。『[[raf WORLD]]』とのカップリング移植。 --2010年11月24日からゲームアーカイブスでの配信タイトルに追加。PS3/PSP/PS Vitaでもプレイ可能になった。 -2010年4月20日よりPC用のレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』で販売が開始された。 -2011年3月29日Wiiのバーチャルコンソール(VC)で500ポイントで配信された。 --2013年7月24日には3DSのVCでも配信された。 --2015年1月28日にはWii UのVCでも配信された。 --2019年に「Wiiショッピングチャンネル」は終了、2023年3月28日にWiiU・3DSのニンテンドーeショップもサービス終了したため、これらで新規購入する手段は失われてしまった。 -2024年2月28日に復刻版の[[『へべれけ えんじょいえでそん』>https://twitter.com/claricedisc/status/1762829166477750707]]が発表された。([[公式サイト>https://city-connection.co.jp/hebereke/]]) --開発と販売は株式会社シティコネクション。((シティコネクションは2023年にサンソフトの『ギミック!』の復刻版を手掛けた実績がある。))機種はSwitchとSteamで2024年3月28日に発売。((『2』の発売に合わせるために、まずSwitch向けに開発したそうで、他機種版もありえるとの事。))COLOR(red){2024年6月28日以降記事作成可能。} --クイックセーブ&ロードや巻き戻し、ボタン連射などの便利機能や、ゲームクリアまでのタイムを競う「すぴーどらんモード」やゲーム中に達成した実績を確認できる「アチーブメント」などの新要素が追加された。 --他の追加機能として「スペシャルスナップ」というものが存在。新しいイベントに遭遇すると『へべれけ』と海外版『Ufouria:The Saga』の比較画像と日英翻訳を閲覧できる。国内版と海外版ではキャラクターやストーリーに違いがあり、その双方の内容を見る事のできる国内、海外双方のユーザーにとって嬉しい機能と言える。 **余談 -その後『へべれけのぽぷーん』や『すごいへべれけ』などシリーズ化された。 --ジャンルは作品によって違いどれも今作に準じた探索型ゲームではない。 --へべれけシリーズは意外に少なく、どちらかと言うと他のシリーズのチョイ役の方が出番が多い。 --ボイス付きの作品もあるが、へべがCV''林原めぐみ''、ヂェニファーがCV''千葉繁''と、メンツがとにかく豪華。 --へべの必殺技「くびちょんぱあたーく」は''表現に問題があった''らしく、「くびどっかんあたーく」に変更された。 -仲間キャラのおーちゃんが主役のスピンオフ作品である『[[おーちゃんのお絵書きロジック>おーちゃんのお絵かきロジック (SFC)]]』もシリーズ化された。 --内容はその名の通り[[ピクロス>ピクロスシリーズ]]タイプのゲームである。 -同社のRPG『[[アルバートオデッセイ]]』シリーズにへべ達4人が友情出演している。 -ファミマガでキャラクターデザインの「うっちー」氏によるへべれけキャラのシュールな4コマ漫画が掲載されていた。1995年には纏めた書籍が徳間書店より発売された。 -本作のバックストーリーは「時空を捻じ曲げるほどに激化した戦争の所為で、へべは時空の裂け目に迷い込んでしまい一時は悲観に暮れたが、気を取り直して脱出を目指す」と無駄に重い。 --もっとも実際の作中でそれを示す描写は一切ないのでほぼ裏設定に近い。''というか解釈次第ではエンディングと矛盾する。'' -同社の製品『[[バーコードワールド]]』に、へべ達4人のカードが同梱された。~ また同ソフトには、主人公用の隠しグラフィックとして「剣を持ったへべ」が用意されている。 -Switch/PS4用ソフト『ぺんぎんくんギラギラWARS』のDLCで本作のキャラクターが登場する。 -2023年10月24日、唐突にシリーズ新作である『へべれけ2』のリリースが発表された。 --Switch/PS5/XSX/Win(Steam)で2024年2月29日発売。Switchでのみパッケージ版も発売されている。COLOR(red){2024年5月29日以降記事作成可能。} --内容は本作の(実におよそ32年越しの)フルリメイクとも言える正統続編で、グラフィックがふわふわのフェルト調の物になっており、キャラの可愛さに拍車がかかっている。

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