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サイボーグクロちゃん ~デビル復活!!~」(2024/03/21 (木) 19:44:38) の最新版変更点

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*サイボーグクロちゃん ~デビル復活!!~ 【さいぼーぐくろちゃん でびるふっかつ】 |ジャンル|シューティングアクション|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/41h-zNDZ0uL._SL500_AA300_.jpg,height=200,http://www.amazon.co.jp/dp/B00005QDKP)| |対応機種|ゲームボーイカラー(専用)|~| |発売元|コナミ|~| |開発元|コナミコンピュータエンタテインメント名古屋|~| |発売日|2000年3月23日|~| |定価|4,500円(税込)|~| |判定|なし|~| |ポイント|サイボーグクロちゃん初のゲーム化&br()ゲームとしては薄味だが人気はあった模様&br()CMにアニメタイアップとバックアップは万全&br()間を置かず続編も登場したが知名度は…|~| |>|>|CENTER:''サイボーグクロちゃん''&br()''デビル復活!!'' / [[ホワイトウッズの逆襲>サイボーグクロちゃん2 ~ホワイトウッズの逆襲~]] / [[帰ってきた>帰ってきたサイボーグクロちゃん]]| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 コミックボンボンの看板的なキャラクターとして有名だった漫画『サイボーグクロちゃん』初のゲーム化作品。~ 原作でミーくんの身体を乗っ取ったゲスト敵役「デビル」が復活し、クロちゃん達に戦いを挑んでくるというもの。~ ゲームの舞台は原作に登場したものばかりで、ボスキャラはほとんど原作のレギュラー・準レギュラーキャラに取り憑いてデビル化させている。 ゲームはスタンダードな強制横スクロールシューティングアクション。~ 背景にカーソルを合わせるとビルなどの建造物や空飛ぶ敵を攻撃、カーソルを下に下ろすとプレイヤーが走っている目の前の敵に攻撃出来る。~ ボスパートのみ完全なアクション画面となり、ほとんどがスクロールしないバトル面となる。 クロちゃんは、クロポン(クロちゃんウェッポンを略したものと思われる)と呼ばれる武器を装備させることが可能となっている。~ 内訳はメインスロット(射撃)に2つ、サブスロットに1つ(近接)、ガードスロットに1つとなっている。~ また、ステージ攻略前には毎回キャラクターを選択することが可能だが、ノーマルのクロちゃん以外はほ隠しキャラなため最初は使えない。 **あらすじ いつものように悪巧みをしていたドクター剛とミーくんだったが、うっかり剛がデビルを封じ込めたビンを割ってしまい、デビルを蘇らせてしまう。~ 蘇ったデビルはマタタビに乗り移り、ナナをさらっていってしまった。~ ナナを救うため、そしてオスネコの誇りのためにクロちゃんはデビルを追い詰めていく。 **評価点 -原作のネタは結構頑張って盛り込んでいる。 --例えば1面のデビルマタタビは、原作におけるクロちゃんとの決闘で見せたヘリコプター切りが攻撃手段になっている。 -破壊率100%を目指すのはやりごたえがあり、それだけ見ればそこそこの難易度。 --建物などはクロポンなどのアイテムが眠っているため、目指して損はない。 --最強武器さえ手に入れてしまえば難易度はグッと下がる。その代わり、最強武器で町を壊しまくるのはなかなかに爽快。 -クロポンの種類が結構豊富。 --ポケットモンスターなどで当時流行っていた収集要素を形を変えて加えたものであると言っていい。 --ただしその多くの武器は+1、+2と武器のレベルが記されているだけのものも多い。 -イベントイラストは結構漫画に忠実で、よく描けている。 --ただトレースしただけのものが多いが、ゲームボーイというと絵柄がイマイチ再現できていない作品も多かったため、これは地味に努力が感じられる部分である。 **賛否両論点 //-ゲームとして目新しいシステムは特になく、とにかく薄味なゲーム内容。 //--キャラクターが好きでなければ、見どころと言えるゲームシステムは見当たらない。 //キャラゲーとしては、変に凝るよりそのキャラを使った無難な出来ってのが一番だと思うけど -難易度が低く、プレイ時間も長いとはいえない。 --ただし、前述の通り、破壊率をあげようとしてやり込んだ場合は別。 **問題点 -キャラクターは5人選べるが、そのうち3つはコスチュームチェンジにすぎない。 --使用できるキャラクターはクロちゃんとミーくんのみ。また、隠しキャラのマジギレクロちゃん以外は能力に変化は特にない。 --マジギレクロちゃんは常時暴走モード(端的に言えば攻撃力があがった状態)というチート級キャラで、ゲーム難易度を一気に下げる。 --シャイなワンちゃん((サブ主人公のミーくんが、初恋の犬に近づくためにぬいぐるみを着込んだ姿。))は一応外見上他と大きく異なるので、別キャラを使っている感はある。 ---別キャラを使っても、ストーリーに変化はない。 -通信対戦の内容は微妙で、しかも負けた方はクロポンを奪われてしまう。 --内容はただ強いクロポンを押し付け合うだけのゲームで、ゲームの腕前というより武器を見せびらかすためのモードという感が強い。 --しかもこれを開放するには全ステージ破壊率80%を達成しないとモードそのものが出てこない。 ---恐らくそれだけのアイテムを入手していないとクロポンの奪い合いが発生しないため、そのための措置と思われる。 -イメージイラストと実際のゲームオリジナルキャラのデザインが噛み合っていない。 --特にデビルマタタビなどは、イメージイラストでトゲ付きの首輪をつけたりかなりデザインが変わっていたのだが、ゲームでは反映されていない。 --アニメ版でもこの点は同じで、アニメは確かにゲームに忠実な内容となった。 ---- **総評 当時の読者としては念願となる、クロちゃんを操作出来るゲームが登場となった。~ しかしあくまで子供騙し感も否めない内容で、ゲームボーイということもあって内容は薄めである。 ---- **その後の展開 -これでも売り上げは良かったようで、続編として『ホワイトウッズの逆襲』が発売した。 --さらにアニメ終了後、プレイステーションソフト『帰ってきたサイボーグクロちゃん』まで前触れ無く登場し、ファンを喜ばせた。 **余談 -TVアニメではタイアップとして2話連続で放送された。ゲームで登場する武器を惜しげも無く登場させた作品であるが、構成は異なる。 --ゲームとタイアップしてオリジナルストーリーを展開するという、なかなか珍しいエピソードである。 ----
*サイボーグクロちゃん ~デビル復活!!~ 【さいぼーぐくろちゃん でびるふっかつ】 |ジャンル|シューティングアクション|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/41h-zNDZ0uL._SL500_AA300_.jpg,height=200,http://www.amazon.co.jp/dp/B00005QDKP)| |対応機種|ゲームボーイカラー(専用)|~| |発売元|コナミ|~| |開発元|コナミコンピュータエンタテインメント名古屋|~| |発売日|2000年3月23日|~| |定価|4,500円(税込)|~| |判定|なし|~| |ポイント|サイボーグクロちゃん初のゲーム化&br()ゲームとしては薄味だが人気はあった模様&br()CMにアニメタイアップとバックアップは万全&br()間を置かず続編も登場したが知名度は…|~| |>|>|CENTER:''サイボーグクロちゃん''&br()''デビル復活!!'' / [[ホワイトウッズの逆襲>サイボーグクロちゃん2 ~ホワイトウッズの逆襲~]] / [[帰ってきた>帰ってきたサイボーグクロちゃん]]| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 コミックボンボンの看板的なキャラクターとして有名だった漫画『サイボーグクロちゃん』初のゲーム化作品。~ 原作でミーくんの身体を乗っ取ったゲスト敵役「デビル」が復活し、クロちゃん達に戦いを挑んでくるというもの。~ ゲームの舞台は原作に登場したものばかりで、ボスキャラはほとんど原作のレギュラー・準レギュラーキャラに取り憑いてデビル化させている。 ゲームはスタンダードな強制横スクロールシューティングアクション。~ 背景にカーソルを合わせるとビルなどの建造物や空飛ぶ敵を攻撃、カーソルを下に下ろすとプレイヤーが走っている目の前の敵に攻撃出来る。~ ボスパートのみ完全なアクション画面となり、ほとんどがスクロールしないバトル面となる。 クロちゃんは、クロポン(クロちゃんウェッポンを略したものと思われる)と呼ばれる武器を装備させることが可能となっている。~ 内訳はメインスロット(射撃)に2つ、サブスロットに1つ(近接)、ガードスロットに1つとなっている。~ また、ステージ攻略前には毎回キャラクターを選択することが可能だが、ノーマルのクロちゃん以外はほ隠しキャラなため最初は使えない。 **あらすじ いつものように悪巧みをしていたドクター剛とミーくんだったが、うっかり剛がデビルを封じ込めたビンを割ってしまい、デビルを蘇らせてしまう。~ 蘇ったデビルはマタタビに乗り移り、ナナをさらっていってしまった。~ ナナを救うため、そしてオスネコの誇りのためにクロちゃんはデビルを追い詰めていく。 **評価点 -原作のネタは結構頑張って盛り込んでいる。 --例えば1面のデビルマタタビは、原作におけるクロちゃんとの決闘で見せたヘリコプター切りが攻撃手段になっている。 -破壊率100%を目指すのはやりごたえがあり、それだけ見ればそこそこの難易度。 --建物などはクロポンなどのアイテムが眠っているため、目指して損はない。 --最強武器さえ手に入れてしまえば難易度はグッと下がる。その代わり、最強武器で町を壊しまくるのはなかなかに爽快。 -クロポンの種類が結構豊富。 --ポケットモンスターなどで当時流行っていた収集要素を形を変えて加えたものであると言っていい。 --ただしその多くの武器は+1、+2と武器のレベルが記されているだけのものも多い。 -イベントイラストは結構漫画に忠実で、よく描けている。 --ただトレースしただけのものが多いが、ゲームボーイというと絵柄がイマイチ再現できていない作品も多かったため、これは地味に努力が感じられる部分である。 **賛否両論点 //-ゲームとして目新しいシステムは特になく、とにかく薄味なゲーム内容。 //--キャラクターが好きでなければ、見どころと言えるゲームシステムは見当たらない。 //キャラゲーとしては、変に凝るよりそのキャラを使った無難な出来ってのが一番だと思うけど -難易度が低く、プレイ時間も長いとはいえない。 --ただし、前述の通り、破壊率をあげようとしてやり込んだ場合は別。 **問題点 -キャラクターは5人選べるが、そのうち3つはコスチュームチェンジにすぎない。 --使用できるキャラクターはクロちゃんとミーくんのみ。また、隠しキャラのマジギレクロちゃん以外は能力に変化は特にない。 --マジギレクロちゃんは常時暴走モード(端的に言えば攻撃力があがった状態)というチート級キャラで、ゲーム難易度を一気に下げる。 --シャイなワンちゃん((サブ主人公のミーくんが、初恋の犬に近づくためにぬいぐるみを着込んだ姿。))は一応外見上他と大きく異なるので、別キャラを使っている感はある。 ---別キャラを使っても、ストーリーに変化はない。 -通信対戦の内容は微妙で、しかも負けた方はクロポンを奪われてしまう。 --内容はただ強いクロポンを押し付け合うだけのゲームで、ゲームの腕前というより武器を見せびらかすためのモードという感が強い。 --しかもこれを開放するには全ステージ破壊率80%を達成しないとモードそのものが出てこない。 ---恐らくそれだけのアイテムを入手していないとクロポンの奪い合いが発生しないため、そのための措置と思われる。 -イメージイラストと実際のゲームオリジナルキャラのデザインが噛み合っていない。 --特にデビルマタタビなどは、イメージイラストでトゲ付きの首輪をつけたりかなりデザインが変わっていたのだが、ゲームでは反映されていない。 --アニメ版でもこの点は同じで、アニメは確かにゲームに忠実な内容となった。 ---- **総評 当時の読者としては念願となる、クロちゃんを操作出来るゲームが登場となった。~ しかしあくまで子供騙し感も否めない内容で、ゲームボーイということもあって内容は薄めである。 ---- **その後の展開 -これでも売り上げは良かったようで、続編として『ホワイトウッズの逆襲』が発売した。 --さらにアニメ終了後、プレイステーションソフト『帰ってきたサイボーグクロちゃん』まで前触れ無く登場し、ファンを喜ばせた。 **余談 -TVアニメではタイアップとして2話連続で放送された。ゲームで登場する武器を惜しげも無く登場させた作品であるが、構成は異なる。 --ゲームとタイアップしてオリジナルストーリーを展開するという、なかなか珍しいエピソードである。 ----

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