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たまごっちのピチピチおみせっち」(2024/03/23 (土) 20:59:46) の最新版変更点

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-本作はTVアニメ「たまごっち!」の放送当時に発売されたため、新キャラのラブリっちを初めとしてアニメのオリジナルキャラクターたちが登場している。また、まめっち達の頭身もアニメに合わせ一新された。 -シリーズ初の3DCG。まめっち等のレギュラーにとっては3年ぶりのCG表現であり、アニメ出身であるラブリっちは初めてCGに起こされている。 ---- **特徴 -主人公たまごっちは4人。 --最初に選んだたまごっちが主人公(操作キャラクター)となり、選ばなかったたまごっちは脇役として登場する。 --クリア後は、自由に操作キャラクターを選べるようになる。 -複数の たまごっちが存在する。 --ピチピチ島には、せんぱいっちを中心とした本作オリジナルのキャラクターも登場する。 --まきこや ちゃまめっち、ききっち等のサブキャラクターは、こきゃく((顧客(=お店に来る客)。))としての登場となる。 -登場するお店は10種類。どのお店でも、ピチピチ島に相応しい「おしごと」が体験できる。 --お寿司やさんや野菜スイーツやさん、天ぷらやさんでは、注文に合わせた料理を作るミニゲームが楽しめる。 --通常はお店へやってくるお客さんに対応するが、途中で電話による注文が入ることもある。電話の依頼に対しては、作った後に店長が配達する。 --漁で魚を釣ったり、農場で野菜を育てる「おしごと」では、食材を出荷する事が出来る。 ---レアな食材を出荷すると、高い値段で売れる。 ---出荷した食材は、せり市場で食材をせり落とす「おしごと」の食材としても登場する。 ---また飲食店の「おしごと」で材料切れになったとき、買い出しに行って調達できる食材としても反映される。 --ラテ屋さんはこきゃくの注文通りにラテを作る。 ---「コーヒー」、「緑茶」、「ほうじ茶」等のベースを選び、バリスタをセットし、ベースに合わせたコップを選ぶ。「ジャスミン」、「リンゴ」「ゆず」等のフレーバーや牛乳が豆乳を加える。最後はラテアートでミスにならないように慎重に描く。合ったらクリア。 --配達屋さんはでりばりっちの注文通りに荷物をこきゃくまで素早く運送する。 ---前方にある荷物や横からターレーにぶつかると手持ちの荷物が落ちる。落ちた荷物を素早く積みなおす。 --足ツボ屋さんは症状に合わせて足のツボを押す。 ---ゲージを見ながら押し続ける。緑の部分まで離す。ピンクまで押し続けるとミスされる。マークが無くなるとゲームオーバーになる。緑を話し続けるとクリア。 --せり市場は一番高い金額で入札して食材をせり落とす。 ---リストの食材が一つずつせりに掛けられるので表示される金額の中から一番高い金額を電卓で打つ。一番早く正しい金額を打てば勝利。5回のうち一番多くの勝者が食材をせり落とす。全てをせり落とせばクリア。 --変身屋さんはたまごっちを連れたこきゃくの注文通りに変身させる。 ---タブの中からアイテムを選び制限時間内に服を着せる。イメージ通りに合ったらクリア。 -他のDSと通信して体験版を配布する事が出来る。 --体験版の内容としては、まめっちが主役の「漁」と、ラブリっちが主役の「足ツボやさん」が収録されている。 ---まめっちの漁では、本編の漁と同様にひたすら魚を釣る。 ---ラブリっちの足ツボやさんでは、まめっちの足裏のツボを押し治療してあげるミニゲームを体験する。~ 本編では様々なたまごっちのツボを押すことになるが、体験版の「こきゃく」は まめっちのみ。 --BGMは、製品版の曲を元にしたアレンジバージョンが流れる。 ---この体験版でしか聞けない曲なので貴重。 --体験版を10人以上配るとレアプチトマトの種がもらえる。 ---- **評価点 -たまごっちが3DCGで、立体的かつ魅力的にデザインされている。 --頭身の上がった新アニメ仕様の まめっち達がCG表現されるのは本作が初めて。もちろんアニメ出身のラブリっちが立体表現されるのも初。 -たまごっちの動き方が、滑らかなアニメーションになった。 --『[[キラキラおみせっち>たまごっちのキラキラおみせっち]]』までは停止したままの一枚絵を動かしていたが、本作では3Dモデルのたまごっちたちが、場面に応じたアクションや感情表現を見せてくれる。 -おみせプレイ時に上画面に操作やゲームの説明が文章で表示されるようになった。 -ピチピチ島の世界観は好評。 -お店を「伝説レベル」まで発展させるやり込みも健在。 -たまに生産できるレア野菜やレア魚を使うと、お店のレベルが大幅に高くなる。 --しかし、貴重品なので出荷するタイミングをよく考える必要がある。 -脇役たまごっちも個性的で、魅力あふれるキャラクターとして描かれている。 -ピチピチなオリジナルBGMが最高。それぞれのお店ごと、BGMの雰囲気がよく合っている。 --例えばお寿司やさんや天ぷらやさんは和風の落ち着いたBGM、へんしんやさんはジャズ、足ツボやさんは少し怪しげなインディアン風等、個性が出ている。 -お店内のデザインの作りが充実している。 -オプションで音やBGMを調整ができるほか、ウィンドウ・たまごっちの服の色替えをすると言った個性化も可能。 //--色替えすると他の主人公たまごっちから雰囲気や気分を表現した台詞が流れる。 //↑意図が理解できなかったため、暫定的に隠しました。この表記では趣旨を読み取ることができません。有志による修正待ち。 //↑色変えした後マイルームに戻るとたまごっちからコメントされる事についてだろうと思います。後、たまごっちの声を低くするという機能は見当たらなかったため削除しました。 ---- **賛否両論点 -お話の展開に不条理な面が存在する。また、とあるキャラクターの言動について賛否が分かれる。 #region(シナリオ面の不条理要素(ネタバレ)) -くちぱっちが帰りのチケットを失くしてしまった理由については、そのまま最後まで触れられることなく終わる。 #endregion #region(賛否分かれるキャラクター(ネタバレ)) -せんぱいっちの行動について。 --まめっち達の前に現れたイケメン(?)的存在のたまごっち。~ まめっち達と同様、帰りのチケットを無くした為にピチピチ島で働いている。 --ピチピチ島について詳しいが、実は密かに野菜や魚を奪っている。 ---何も知らないまめっち達は、彼がまじめに働き得た収穫と思い込み尊敬している。 ---ただし、蟹型女王に傷を負わせてしまうというミスを犯している。 #region(その正体、そして結末は……(更なるネタバレ)。) -その正体は、指名手配された かいぞくっち。 --エンディングで自ら正体を明かし、今までの悪事に関して反省した。 --ピチピチ島を愛していた、くちぱっちが海に落ちてしまった事については本気で心配した事もあってか、まめっち達からは許されている。 //--本作の事件を引き起こした事を断罪し、まめっち達は怒ることなく、認めている。 //↑「当人が自分から謝ったのを受け入れた」のか、「懲らしめた上で許してやった」のか読み取れなかったため修正できず。 //↑前者です。悪事を働いたもののピチピチ島を愛している事や海に落ちてしまったくちぱっちの事を本気で心配していたためにまめっち達は彼を許しました。「懲らしめる」、「それでもダメな事はダメ等注意する」といった描写はありません。 --最終的に かいぞくっちは自分の船をまめっち達へ譲り渡す。 #endregion #endregion //-野菜スイーツ屋さんは「野菜」スイーツをうたっているにもかかわらず、材料にはちゃっかり果物が含まれている。 //--これでは看板に偽りありで、野菜フルーツと呼ばれかねない。 -手持ちのごっちポイントが、中盤以降はほとんど減少しなくなる。 --仕入れの際や農場の道具を購入する際に使用するが、それでも十分に余ってしまう。 -いわゆる「たまごっち語」の声((独特の加工されたボイス。たまごっち毎に声質やサンプリングされた単語が異なっている))が賛否両論。アニメのたまごっちは普通に喋っているため、こちらから入った当時のプレイヤーにとっては違和感がある。 -ふらわっちの降板。「みなさんきゅー」から主人公として皆勤していたが、本作でラブリっちに交代された。 --次回作である「ちょ~りっち!」ではプレイアブルとして復活している。 ---- **問題点 //-これまではタッチ操作でたまごっちと会話できたのだが、本作では会話するには放置するしか無い。 //↑フィールド上ではたまごっちの近くに来てタッチすると会話できる。 -選ばなかった主人公たまごっちは、クリアするまで使えない。 -最後のムービーを見るには、全ての店をジョージョー評価まで上げる必要がある。一部のお店だけを頑張っても駄目。 -全ての店を最高評価までやり込んでも、何も起こらない。ただの自己満足。 -GOTCHIMANや たまPっち、ADっちと言った、TAMAX-TV関係のたまごっちが未登場。 --それどころかテルリンも登場しない。 -登場するお店による難点 --お寿司屋さん。握った寿司を、「こきゃく」の前へ直接におく。 ---「ごひーきに」にあった回転寿司屋さんでは、出来た寿司を回転台に置いていた。 ---顧客へ直に渡す形式のため、ネタ切れのメニューを注文されたら諦めて終了する他にない。 ---回転寿司とは違うお店なのだから、これはこれで仕方ないという解釈も可能ではある。 --農場や漁のレベルアップテストでは、特定の野菜を収穫する・魚を獲る事になるが… ---農場に関しては例えばニンジンを40個収穫する事となる。 ---既にニンジンが複数植えられているならばすぐにクリア出来るが、ニンジンがあまり植えられていなかったり野菜を植えるスペースが全て埋まっている場合はクリアが長引いてしまう。 ---漁に関してはどの魚が出てくるか、運に左右される部分がある。 //--せり市場。ランクが上がると扱う数字も多くなり、入力する時間が遅れやすくなる。BGMのテンポが加速されるのも手伝い、どうしても焦る。 //---注文書が予告なしで追加されるようにもなる。 --足ツボ屋さんではこきゃくが「〇〇(症状)に効くツボを」といった感じで依頼して来るのだが、ツボの一覧はないためどうしても施術が手探りになってしまう。失敗すると「もうすこし上」などのアドバイスがあるものの、やや不十分。 ---一応症状ごとにツボは固定なので完全に対策できない訳では無いが。 ---また既に治した足のツボともう片足のツボの位置が異なることがある。位置が違うと押すべき力加減も変わるため、難易度が上がる。 //---ランクが上がるほど「ちょうどいい」加減のゲージが狭くなり、ミスしやすくなる。 --ラテ屋さんの最後の仕上げであるラテアートは無駄に判定がシビア。 ---ほぼ注文と同じように書けていてもパーフェクトにならないことがそれなりに起こる。 --配達屋さんでは、たまごっちの乱入してくるタイミングが分かりにくい。 //---分かるには左右の何方か移動しながら覚えるしか無い。 //--変身屋さんでは、ランクが上がるほど要求されるイメージ写真が覚えにくくなり、ミスを誘発されやすくなる。追加注文が発生するようにもなる。 //要は難易度の上昇であり、問題点とは捉えにくいのでCO。せり市場、足つぼ屋さんも同様。 ---- **総評 TVアニメ『たまごっち!』の放送後に発売した『プチプチおみせっち』シリーズの第1作目であり、ラブリっちの可愛さを追求した作品である。~ 日本風に作り込まれたピチピチ島のおしごとや世界観、キャラクター描写等はおおむね好評。~ しかしストーリーや仕事内容、一部のたまごっちの出番の重要性、食材の在庫が少なくなる等の問題点が足を引っ張ってしまった。~ ストーリーを重視する方や仕事を楽しみたい方より、たまごっちの可愛さを求める方にこそおすすめしたいソフトである。~ ---- **余談 -マイルームをまめっち、ラブリっち、くちぱっちの部屋をモチーフにしたデザインに変更するパスワードがある。 --「ちゃおサマーフェスティバル2010」ではマイルームをめめっちの部屋風にする追加データが配信されていたが、こちらは現在では入手不能である。 -当時、トイザらスのDSステーションでふらわっち、ハッピーセットのパスワードでメロディっちがアニメに先駆けて登場した。両者の会話は必見。 -公式サイトのメニューバーには「ストーリー」と「あんごう」の間に「ちょっとまってね」という何かコンテンツが増えるかのようなスペースがあるが、2010年以来このサイトは更新されていない。~ また「あんごう」「おとくじょーほー」は「続々追加予定!」「ちょっとまってね」などと今後も更新が行われるかのような記述があるが、こちらも放置状態である。 -本作の発売と同時期に、TVアニメ『たまごっち!』および漫画版『GOGO たまごっち!』では、本作と連動した話が放映・掲載された。
「[[修正依頼>修正依頼#id_994d79d0]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。~ 分かりにくい部分が多いため、前作未プレイにも伝わるように編集してください。 //(2015/09/01 2:45頃)未プレイですが、可能な限り日本語を整形してみました。余談については手つかず。 // 公式サイトの記述も参考にしてはいますが、自分の修正により情報が不正確になっているなら再修正をお願いします。 ---- *たまごっちのピチピチおみせっち 【たまごっちのぴちぴちおみせっち】 |ジャンル|おしごとたいけん|&amazon(B003F77W9C,image);| |対応機種|ニンテンドーDS|~| //|メディア|512MbitDSカード|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|バンダイナムコゲームス&br;七音社&br;ニコラボ&br;パオン|~| |発売日|2010年6月17日|~| |定価|4,800円(税別)|~| //|プレイ人数|1人|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|プチプチおみせっちシリーズ初のCG&br;ピチピチ島でお仕事&br;くちぱっちの自業自得&br;レア野菜のオンパレード&br;シリーズとしては異例の在庫システム&br;野菜と魚の出荷不可能な展開&br;マエストロは一部鬼畜レベル&br;メロディっちの先行デビュー作|~| |>|>|CENTER:''[[たまごっちシリーズリンク>たまごっちシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **あらすじ 「ピチピチ島体験ツアー」が当たり、ピチピチ島の見学に行く事になったまめっち達。~ ピチピチ島で新鮮な魚や野菜と触れ合い、そして帰る準備を始めたとき、くちぱっちが預かっていた帰りのチケットがなくなっていると判明! //半角「!」は前後の文字に押しつぶされて読み辛いため、全角「!」を使用しています。 まめっち達は島の店の手伝いでゴッチをため、無事に帰る事が出来るのか?! ---- //平仮名の文章と平仮名の固有名詞が続き文脈が読み取り辛くなっている箇所へ、半角スペースを挿入しています。 **概要 -たまごっちの[[プチプチおみせっち>たまごっちのプチプチおみせっち]]シリーズ第5作目。 -本作はTVアニメ「たまごっち!」の放送当時に発売されたため、新キャラのラブリっちを初めとしてアニメのオリジナルキャラクターたちが登場している。また、まめっち達の頭身もアニメに合わせ一新された。 -シリーズ初の3DCG。まめっち等のレギュラーにとっては3年ぶりのCG表現であり、アニメ出身であるラブリっちは初めてCGに起こされている。 ---- **特徴 -主人公たまごっちは4人。 --最初に選んだたまごっちが主人公(操作キャラクター)となり、選ばなかったたまごっちは脇役として登場する。 --クリア後は、自由に操作キャラクターを選べるようになる。 -複数の たまごっちが存在する。 --ピチピチ島には、せんぱいっちを中心とした本作オリジナルのキャラクターも登場する。 --まきこや ちゃまめっち、ききっち等のサブキャラクターは、こきゃく((顧客(=お店に来る客)。))としての登場となる。 -登場するお店は10種類。どのお店でも、ピチピチ島に相応しい「おしごと」が体験できる。 --お寿司やさんや野菜スイーツやさん、天ぷらやさんでは、注文に合わせた料理を作るミニゲームが楽しめる。 --通常はお店へやってくるお客さんに対応するが、途中で電話による注文が入ることもある。電話の依頼に対しては、作った後に店長が配達する。 --漁で魚を釣ったり、農場で野菜を育てる「おしごと」では、食材を出荷する事が出来る。 ---レアな食材を出荷すると、高い値段で売れる。 ---出荷した食材は、せり市場で食材をせり落とす「おしごと」の食材としても登場する。 ---また飲食店の「おしごと」で材料切れになったとき、買い出しに行って調達できる食材としても反映される。 --ラテ屋さんはこきゃくの注文通りにラテを作る。 ---「コーヒー」、「緑茶」、「ほうじ茶」等のベースを選び、バリスタをセットし、ベースに合わせたコップを選ぶ。「ジャスミン」、「リンゴ」「ゆず」等のフレーバーや牛乳が豆乳を加える。最後はラテアートでミスにならないように慎重に描く。合ったらクリア。 --配達屋さんはでりばりっちの注文通りに荷物をこきゃくまで素早く運送する。 ---前方にある荷物や横からターレーにぶつかると手持ちの荷物が落ちる。落ちた荷物を素早く積みなおす。 --足ツボ屋さんは症状に合わせて足のツボを押す。 ---ゲージを見ながら押し続ける。緑の部分まで離す。ピンクまで押し続けるとミスされる。マークが無くなるとゲームオーバーになる。緑を話し続けるとクリア。 --せり市場は一番高い金額で入札して食材をせり落とす。 ---リストの食材が一つずつせりに掛けられるので表示される金額の中から一番高い金額を電卓で打つ。一番早く正しい金額を打てば勝利。5回のうち一番多くの勝者が食材をせり落とす。全てをせり落とせばクリア。 --変身屋さんはたまごっちを連れたこきゃくの注文通りに変身させる。 ---タブの中からアイテムを選び制限時間内に服を着せる。イメージ通りに合ったらクリア。 -他のDSと通信して体験版を配布する事が出来る。 --体験版の内容としては、まめっちが主役の「漁」と、ラブリっちが主役の「足ツボやさん」が収録されている。 ---まめっちの漁では、本編の漁と同様にひたすら魚を釣る。 ---ラブリっちの足ツボやさんでは、まめっちの足裏のツボを押し治療してあげるミニゲームを体験する。~ 本編では様々なたまごっちのツボを押すことになるが、体験版の「こきゃく」は まめっちのみ。 --BGMは、製品版の曲を元にしたアレンジバージョンが流れる。 ---この体験版でしか聞けない曲なので貴重。 --体験版を10人以上配るとレアプチトマトの種がもらえる。 ---- **評価点 -たまごっちが3DCGで、立体的かつ魅力的にデザインされている。 --頭身の上がった新アニメ仕様の まめっち達がCG表現されるのは本作が初めて。もちろんアニメ出身のラブリっちが立体表現されるのも初。 -たまごっちの動き方が、滑らかなアニメーションになった。 --『[[キラキラおみせっち>たまごっちのキラキラおみせっち]]』までは停止したままの一枚絵を動かしていたが、本作では3Dモデルのたまごっちたちが、場面に応じたアクションや感情表現を見せてくれる。 -おみせプレイ時に上画面に操作やゲームの説明が文章で表示されるようになった。 -ピチピチ島の世界観は好評。 -お店を「伝説レベル」まで発展させるやり込みも健在。 -たまに生産できるレア野菜やレア魚を使うと、お店のレベルが大幅に高くなる。 --しかし、貴重品なので出荷するタイミングをよく考える必要がある。 -脇役たまごっちも個性的で、魅力あふれるキャラクターとして描かれている。 -ピチピチなオリジナルBGMが最高。それぞれのお店ごと、BGMの雰囲気がよく合っている。 --例えばお寿司やさんや天ぷらやさんは和風の落ち着いたBGM、へんしんやさんはジャズ、足ツボやさんは少し怪しげなインディアン風等、個性が出ている。 -お店内のデザインの作りが充実している。 -オプションで音やBGMを調整ができるほか、ウィンドウ・たまごっちの服の色替えをすると言った個性化も可能。 //--色替えすると他の主人公たまごっちから雰囲気や気分を表現した台詞が流れる。 //↑意図が理解できなかったため、暫定的に隠しました。この表記では趣旨を読み取ることができません。有志による修正待ち。 //↑色変えした後マイルームに戻るとたまごっちからコメントされる事についてだろうと思います。後、たまごっちの声を低くするという機能は見当たらなかったため削除しました。 ---- **賛否両論点 -お話の展開に不条理な面が存在する。また、とあるキャラクターの言動について賛否が分かれる。 #region(シナリオ面の不条理要素(ネタバレ)) -くちぱっちが帰りのチケットを失くしてしまった理由については、そのまま最後まで触れられることなく終わる。 #endregion #region(賛否分かれるキャラクター(ネタバレ)) -せんぱいっちの行動について。 --まめっち達の前に現れたイケメン(?)的存在のたまごっち。~ まめっち達と同様、帰りのチケットを無くした為にピチピチ島で働いている。 --ピチピチ島について詳しいが、実は密かに野菜や魚を奪っている。 ---何も知らないまめっち達は、彼がまじめに働き得た収穫と思い込み尊敬している。 ---ただし、蟹型女王に傷を負わせてしまうというミスを犯している。 #region(その正体、そして結末は……(更なるネタバレ)。) -その正体は、指名手配された かいぞくっち。 --エンディングで自ら正体を明かし、今までの悪事に関して反省した。 --ピチピチ島を愛していた、くちぱっちが海に落ちてしまった事については本気で心配した事もあってか、まめっち達からは許されている。 //--本作の事件を引き起こした事を断罪し、まめっち達は怒ることなく、認めている。 //↑「当人が自分から謝ったのを受け入れた」のか、「懲らしめた上で許してやった」のか読み取れなかったため修正できず。 //↑前者です。悪事を働いたもののピチピチ島を愛している事や海に落ちてしまったくちぱっちの事を本気で心配していたためにまめっち達は彼を許しました。「懲らしめる」、「それでもダメな事はダメ等注意する」といった描写はありません。 --最終的に かいぞくっちは自分の船をまめっち達へ譲り渡す。 #endregion #endregion //-野菜スイーツ屋さんは「野菜」スイーツをうたっているにもかかわらず、材料にはちゃっかり果物が含まれている。 //--これでは看板に偽りありで、野菜フルーツと呼ばれかねない。 -手持ちのごっちポイントが、中盤以降はほとんど減少しなくなる。 --仕入れの際や農場の道具を購入する際に使用するが、それでも十分に余ってしまう。 -いわゆる「たまごっち語」の声((独特の加工されたボイス。たまごっち毎に声質やサンプリングされた単語が異なっている))が賛否両論。アニメのたまごっちは普通に喋っているため、こちらから入った当時のプレイヤーにとっては違和感がある。 -ふらわっちの降板。「みなさんきゅー」から主人公として皆勤していたが、本作でラブリっちに交代された。 --次回作である「ちょ~りっち!」ではプレイアブルとして復活している。 ---- **問題点 //-これまではタッチ操作でたまごっちと会話できたのだが、本作では会話するには放置するしか無い。 //↑フィールド上ではたまごっちの近くに来てタッチすると会話できる。 -選ばなかった主人公たまごっちは、クリアするまで使えない。 -最後のムービーを見るには、全ての店をジョージョー評価まで上げる必要がある。一部のお店だけを頑張っても駄目。 -全ての店を最高評価までやり込んでも、何も起こらない。ただの自己満足。 -GOTCHIMANや たまPっち、ADっちと言った、TAMAX-TV関係のたまごっちが未登場。 --それどころかテルリンも登場しない。 -今作では、一部のお店で在庫の概念が登場した。 --ほとんどのお店は1つずつの注文なので、あまり気にする必要は無い。 --だが、お寿司屋さんでは複数の注文が出てくるので、これが大きくネックになっている。在庫切れのメニューを注文されたら諦めて終了する他にない。 -登場するお店による難点 --お寿司屋さん。握った寿司を、「こきゃく」の前へ直接におく。 ---「ごひーきに」にあった回転寿司屋さんでは、出来た寿司を回転台に置いていた。 ---回転寿司とは違うお店なのだから、これはこれで仕方ないという解釈も可能ではある。 --農場や漁のレベルアップテストでは、特定の野菜を収穫する・魚を獲る事になるが… ---農場に関しては例えばニンジンを40個収穫する事となる。 ---既にニンジンが複数植えられているならばすぐにクリア出来るが、ニンジンがあまり植えられていなかったり野菜を植えるスペースが全て埋まっている場合はクリアが長引いてしまう。 ---漁に関してはどの魚が出てくるか、運に左右される部分がある。 //--せり市場。ランクが上がると扱う数字も多くなり、入力する時間が遅れやすくなる。BGMのテンポが加速されるのも手伝い、どうしても焦る。 //---注文書が予告なしで追加されるようにもなる。 --足ツボ屋さんではこきゃくが「〇〇(症状)に効くツボを」といった感じで依頼して来るのだが、ツボの一覧はないためどうしても施術が手探りになってしまう。失敗すると「もうすこし上」などのアドバイスがあるものの、やや不十分。 ---一応症状ごとにツボは固定なので完全に対策できない訳では無いが。 ---また既に治した足のツボともう片足のツボの位置が異なることがある。位置が違うと押すべき力加減も変わるため、難易度が上がる。 //---ランクが上がるほど「ちょうどいい」加減のゲージが狭くなり、ミスしやすくなる。 --ラテ屋さんの最後の仕上げであるラテアートは無駄に判定がシビア。 ---ほぼ注文と同じように書けていてもパーフェクトにならないことがそれなりに起こる。 --配達屋さんでは、たまごっちの乱入してくるタイミングが分かりにくい。 //---分かるには左右の何方か移動しながら覚えるしか無い。 //--変身屋さんでは、ランクが上がるほど要求されるイメージ写真が覚えにくくなり、ミスを誘発されやすくなる。追加注文が発生するようにもなる。 //要は難易度の上昇であり、問題点とは捉えにくいのでCO。せり市場、足つぼ屋さんも同様。 ---- **総評 TVアニメ『たまごっち!』の放送後に発売した『プチプチおみせっち』シリーズの第1作目であり、ラブリっちの可愛さを追求した作品である。~ 日本風に作り込まれたピチピチ島のおしごとや世界観、キャラクター描写等はおおむね好評。~ しかしストーリーや仕事内容、一部のたまごっちの出番の重要性、食材の在庫が少なくなる等の問題点が足を引っ張ってしまった。~ ストーリーを重視する方や仕事を楽しみたい方より、たまごっちの可愛さを求める方にこそおすすめしたいソフトである。~ ---- **余談 -マイルームをまめっち、ラブリっち、くちぱっちの部屋をモチーフにしたデザインに変更するパスワードがある。 --「ちゃおサマーフェスティバル2010」ではマイルームをめめっちの部屋風にする追加データが配信されていたが、こちらは現在では入手不能である。 -当時、トイザらスのDSステーションでふらわっち、ハッピーセットのパスワードでメロディっちがアニメに先駆けて登場した。両者の会話は必見。 -公式サイトのメニューバーには「ストーリー」と「あんごう」の間に「ちょっとまってね」という何かコンテンツが増えるかのようなスペースがあるが、2010年以来このサイトは更新されていない。~ また「あんごう」「おとくじょーほー」は「続々追加予定!」「ちょっとまってね」などと今後も更新が行われるかのような記述があるが、こちらも放置状態である。 -本作の発売と同時期に、TVアニメ『たまごっち!』および漫画版『GOGO たまごっち!』では、本作と連動した話が放映・掲載された。

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