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中国龍

【ちゅうごくりゅう】

ジャンル パズル
対応機種 アーケード
開発元 IGS(日本版はALTAがローカライズ)
販売元 (初代)エイブルコーポレーション・(II以降)ALTA
稼動開始日 1995年
判定 なし
ポイント 上海亜流作

概要

  • 上海』に良く似た、積み重ねられた麻雀牌を取っていくパズルゲーム。

システム

  • 無造作に積み上げられた麻雀牌をカーソルで選択していく。
    • 取れる牌は上に何も乗っていないか、左右どちらかが空いている麻雀牌のみ。柄がわかっていても少しでも上に他の牌が乗っていると取る事ができない。
    • 選択した牌はストッカーに移動する。
    • ストッカーに同じ柄の牌が3つ入れば消滅する。ストッカーの最大貯蔵数は7個。7個ストッカーに入っても牌が消えなければゲームオーバー。
    • 画面上にある全ての牌を消滅させるとステージクリアになる。
      • 厳密には、『II』以降の作品で残りの牌が9個になると自動的に牌を習得して行きクリアになる。
  • 画面上部にはアイテムが用意されており、アイテムは一定の得点に達するとストックされていく。
    • アイテムは全三種類。一手前の状態に戻すリバース、問答無用で牌を消滅させる爆弾、取れる牌を勝手に探して勝手に消してくれるサーチ。
      • リバースで戻る牌は下に何も無くても元に戻り、空中に設置される。

難点

  • 序盤の方針が掴みづらい。『II』以降は最初に取るべき牌のアシストでやや改善されているが、それでもどれを取ればいいのか試行錯誤&運に頼らざるを得ない場面が非常に多く、あっという間に手詰まりということもあり得る。
    • 鍵となる牌が非常にわかりづらい配列が多いため、考える余地が非常に少ない。
  • 上記の要素やアイテムの存在があるため、爆弾や魔法消しなどによるゴリ押し展開になりがちである。

総評

取り留めて欠点も無いが、取り留めて秀でた点も無い『上海』の亜流作らしいゲームである。
亜流作の中では比較的難易度が高い方ではあるが、それでも十分良心的。おかげで語るべき点も特徴も無い。
その為か対戦格ゲーバブルの最中でもサラリーマン層を中心にプレイされ続け、メトロの『牌砦』と同様に密かなロングランシリーズとなった。

続編

  • 中国龍
    • 基板のDIP設定次第で脱衣要素がある中国龍。ただし女の子は現地向けの絵柄故に可愛くない。リバースの効果が最後の一手を戻すだけなので、難易度は後続作品よりも高め故、総合的に見るとかなり微妙。
    • また、ボーナスゲーム時のタイマーが 卵子に向かって泳ぐ精子 というかなりトチ狂ったセンスだった。
  • 中国龍II
    • チビドラゴンが主人公の中国龍。
    • 一応、お姫様を救出するという基本的なストーリーがあるものの、ラスボスの前で延々と気合を溜めて永久ループする仕様の為、エピローグが存在しないままゲームが継続する。
    • 本作より最序盤・コンティニュー直後のみCPUが取るべき牌を教えてくれるようになり、全般的に遊びやすさが向上している。
      • CAVEから本作ベースの携帯アプリがリリースされている
  • 中国龍3スペシャル
    • サブタイトルに”スペシャル”と付いているが、これは日本向けに付けられた邦題であり、現地版では普通に「中国龍3」のタイトル名である。脱衣要素(R-15指定程度のマイルドな脱衣)があり、新たに条件問わず強引に牌を取るアーム、下の牌を見る事ができる透視のアイテムが追加された。女の子が芋っぽくて地味に可愛いと評判。ちなみに現地版でも女の子の名前は日本名である。
    • 各ステージ毎に、少し簡単だが時間が少なめの「スピードコース」か、難しいが時間が多めの「テクニカルコース」のいずれかを選択できる。
  • 中国龍2001
    • 取ると他の牌の種類が変化する変則的な「風神牌」が追加された。再び脱衣要素がなくなり、『II』に登場したドラゴンらしきキャラクターと、アメコミを思わせるようなサラリーマン風変身キャラ(どう見ても「バロンゴングバトル」の主人公っぽい)が登場している。
    • ゲーム開始時に、ステージ5までだが面構成が簡単な練習モード・全ステージ遊べるが難易度が高い挑戦モードのいずれかを選べる。
  • 中国龍プリティチャンス
    • 実写の女性の脱衣要素あり。タイトルに描かれた♂♀マークが目に付き、プレイしにくい。
      • おまけに登場する●田●郎似の男性キャラがかなり怪しい。これに限らず、本作は全体的に怪しい雰囲気たっぷりである。
    • 基本フォーマットは『中国龍2001』とほぼ同じだが、アイテムが一つ削除された。ゲーム前半のノーマルモードではルート分岐があり、登場する女性やステージ構成が変わってくる。ノーマルモードが終了すると、難易度が高くノーマルモードで選択されなかった女性が登場するプロモードに移行する。

その他

  • メトロがリリースした”取った牌をストックし、同じ牌を2つ組にして消す”『牌砦』の3個バージョンと言えなくもない。
    • もっとも、そのメトロは『中国龍』がリリースされた後に、麻雀の面子のように3つ組を消す条件とした『大牌砦』をリリースしており、『中国龍』と大差ない内容になってしまった。
    • ちなみにIGSは当時メトロと業務提携を結んでいたようで、『ぱづり』の続編である『泡泡魚2』*1や『だるま道場』のシステムを使った『魔幻星座』*2を正規ライセンスを取ってリリースしており、またAC版『バスト ア ムーブ Dance&Rhythm Action』の専用筐体を流用した『ロックフィーバー』を発表している。
  • 後年のコナミ製『エターナルナイツ』内のカジノゲームに本作と似たルールを採用した「7sダイヤモンド」と言うものがある。ただしストックルールが同じだけで、宝石(中国龍の牌に相当)を取るのに制限が無い代わりに全部裏向きと言うカジノゲームらしいルールだが。ちなみに7sDと言う名前はダイヤを3つそろえるとボーナスゲーム突入、更に4つ引くとジャックポットと言う理由からなので、基本ルールは中国龍と同じく「3つそろえる」である。