このページでは、PSP『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』と、そのマイナーチェンジ版であるPSP『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G』、及びその移植版である3DS『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村DX』(すべて判定「良作」)を扱う。
【もんはんにっき ぽかぽかあいるーむら】
ジャンル | アイルーライフ | 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
発売元 | カプコン | |
開発元 | フロム・ソフトウェア | |
発売日 | 2010年8月26日 | |
定価 | 3,990円(税5%込) | |
プレイ人数 | 1人(アドホックモード時1〜4人) | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
廉価版 | PSP the Best:2011年4月21日/1,714円(税別) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
コンシューマでは初のMHシリーズの外伝 アイルーののんびり村おこし 外伝でも物欲センサーは健在 |
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モンスターハンターシリーズ | ||
ぽかぽかアイルー村シリーズ アイルー村 / G / DX / パズルー / プリプリプーギー |
人里ほど近くはなく
秘境ほど遠くはない
そんな場所に小さな村があります。
そこは、アイルー村。
明るく、元気で、マイペースなアイルーたちが
のんびり気ままに暮らしています。
たくさんの仲間といっしょに
畑で作物を育てたり、探検に出かけたり。
村が大きくなっていくと
アイルーたちもどんどん集まってくるので
村の中はとってもにぎやか!
今日もアイルー村の
楽しい一日がはじまります!
―『アイルー村G』取扱説明書P01より引用
+ | 各職業の概略 |
+ | 各施設の概略 |
かわいらしいアイルーたちが織りなす、ぽかぽかな村おこしシミュレーションゲーム。
本家とは違って全体的にのんびりぽかぽかとした雰囲気が流れており、のほほんと村で1日を過ごすことが基本となる。狩り中心のゲームだと思っていると肩透かしを食らうだろう。実際に、発売当初はゲームの趣旨を理解せずに狩り要素を期待した本家ユーザーからの不満が多く聞かれた。
とはいえ本家の「アイテムを集める」という楽しさは受け継いでいるし、本家にはない個性的なキャラクターやかわいらしいデザイン、パズルやシミュレーションの要素など、本作も独特の長所を持っている。
本家と違って難しいアクションは求められないし、類似のスローライフゲームと違ってリアル時間も影響しない。マイペースに楽しめるのんびりとしたゲームを探している人や、とにかくアイルーがかわいくて好きという人にオススメしたい一作。
【もんはんにっき ぽかぽかあいるーむらじー】
ジャンル | アイルーライフ | 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
発売元 | カプコン | |
開発元 | フロム・ソフトウェア | |
発売日 | 2011年8月10日 | |
定価 | 3,990円(税5%込) | |
プレイ人数 | 1人(アドホックモード時1〜4人) | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
アイルー村を極めた人へ贈る「G級」村おこし 新たな施設やアイルーが登場 やり込み要素も増え、エンディングからが本番に |
+ | 追加施設の概略 |
施設やクエスト、アイルーの追加、UIの改善等、順当なパワーアップを果たした、G級の『アイルー村』。
しかし最初から始めてもいきなり本作の目玉要素が使えるわけではなく、前作と代わり映えがしない。ここは前作のアッパー版という特性上、仕方ないことである。
一方追加パートでは新たなアイルーやイベントも増え、ボリュームは『G』の名に恥じないものとなった。前作をエンディングまで楽しめた人ならば問題なく楽しめる、つまりアイルー村を極めた人に贈る一作である。もちろん、本作から新規で初めて大ボリュームの村おこしをのんびりと楽しむのも大いにアリ。
【もんはんにっき ぽかぽかあいるーむらでらっくす】
ジャンル | アイルーライフ | 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
発売元 | カプコン | |
開発元 | フロム・ソフトウェア | |
発売日 | 2015年9月10日 | |
定価 | 3,990円(税5%込) | |
プレイ人数 | 1人(ローカルプレイ時1〜4人) | |
セーブデータ | 2個 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
3DSに帰ってきたアイルー村 『MH4G』の要素も登場 難易度が緩和され、さらにフレンドリーに |
かわいいモンスターベビーや当時の本家最新作『MH4G』の要素など新たな要素の追加にとどまらず、要求アイテムの半減やタッチパネルによる直感的な操作、ふりがな追加などによりゲーム全体の快適さが増し、万人におすすめできる良移植となった一作。
モンスターベビーなど新しい要素以外は代わり映えはしないが、作り込まれた原作の良さを大事にし、更なるブラッシュアップが施されている。原作の大ファンや近年の作品で新しくモンハンシリーズに入った新規のファンはもちろん、原作を途中で投げ出してしまった人ももう一度よりやさしくなった村おこしを始めてみてはいかがだろうか。
個性豊かで魅力的なアイルーたちが待っているニャ。
*1 ボイスと性別を決定づける。
*2 本家でも雑誌『狩りに生きる」やNPCのセリフからその世界観を垣間見ることはできる
*3 サントラでの表記は「力をあわせて」
*4 『MH2』の歌姫がモデルで、大柄で垂れ耳のアイルー。
*5 タルに入った姿のアイルー。
*6 後に『DX』にてゲーム中でも別人であることが明言された。
*7 牧場のポポやニワトリと違い、ガーグァ牧場のガーグァは村で飼育しておらず、野生のガーグァが遊びにきたところを採取している。
*8 連動オトモアイルーを除く
*9 アイルー毎にどの職業に適性があるかは決まっており、中には一つの職業でしか働けないアイルーもいる。
*10 村クエストの要求アイテム、宴や工芸品などのショップの料金は『G』据え置きである。
*11 『無印』で服を着られなかった一部の特殊アイルーはモノマネできずにマイアイルーが首をかしげるが、『無印』で服を着られなかった1匹であるネコートさんはモノマネ可能。
*12 『MHX』で登場したニャンターはハンター同様狂竜ウイルスに感染する。