Lovers in a Dangerous Spacetime / LOVERS:みんなですすめ!宇宙の旅

【らばーず いん あ でんじゃらす すぺーすたいむ / らばーず みんなですすめ うちゅうのたび】

ジャンル シューティング
対応機種 Windows/Mac/Linux(Steam)
Xbox One
PlayStation 4
Nintendo Switch
発売・開発元 Asteroid Base
発売日 【Steam】2015年9月9日
【One】2016年4月1日
【PS4】2016年9月28日
【Switch】2017年10月5日
定価 【Steam】1,480円(税8%込)
【One/PS4】1,620円(税8%込)
【Switch】1,599円(税8%込)
プレイ人数 1~4人
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 良作
ポイント パーティーゲームとしては最適
しかし1人で遊ぶ場合は…


概要

Asteroid Base開発の協力型シューティングゲーム。
日本のSwitch版のみ、『LOVERS:みんなですすめ!宇宙の旅』という邦題がつけられている。

ストーリー

遠い未来のずっと昔、とても頭のいい科学者が宇宙で一番素晴らしい力を活用するマシンを作り出した。その力こそが、LOVEである。
アーダーリアクターのパワーを利用し探検者たちは星空へと羽ばたき、全宇宙の人々が一致団結した。
リアクターを守り、LOVERSとして知られる勇気と愛情にあふれる宇宙船員組織に、みんなが守られていた。
しかし大惨事が巻き起こたのだ!
XOXOマトリックスのエラーにより、アンチLOVEの宇宙斥力が現実のものとなって忍び寄ってきたのだ。
爆発により時空に穴があき、アーダーリアクターは木っ端微塵になった。
アンチLOVEが宇宙じゅうに広がった今、時空の運命には明らかに不穏な空気が感じられる…

(OPより抜粋)

特徴・評価点

  • プレイヤーたちは乗組員となって、球状の巨大な一つの宇宙船を協力して操作していく。
    • 操作できる箇所は以下の8か所。
      砲台×4 上下左右の4か所に設置された砲台。基本的にこれで敵を攻撃していく。
      シールド 敵の攻撃や、地形から宇宙船を守る。
      エンジン 宇宙船の移動と移動先を決める。
      ヤマトキャノン 使用すると強力な攻撃が発動する。一度使用するとしばらく使用できなくなるため、使いどころが重要。
      マップ ステージを確認できるマップを見ることができる。
  • 本作のプレイ人数は最大4人のため、見てわかる通りどうやっても、担当箇所が足りなくなる。
    • そのため、他プレイヤーとしっかりと声でコミュニケーションをとって、状況に合わせながら役割分担しないと、ステージクリアもままならない。
    • ボス戦の難易度も適度に高く、協力してクリアした際の達成感はかなりのものである。
    • Switch版はおすそ分けプレイにも対応しており、本体との相性も良い。
  • ステージの各所にはスペースバニーが捕らえられている。
    • ステージをクリアするには各所に捕らえられた一定数以上のスペースバニーを救出していかなくてはならない。
    • また、救出したスペースバニーの数によってランクが上がり、宇宙船をグレードアップさせることができる。
  • ステージをクリアするとパワージェムが手に入る。
    • パワージェムはマップ以外の操作箇所に設置することで、操作箇所を強化することができる。
    • ジェムの種類によって強化される内容は変わるため、どの箇所をどう強化するか他プレイヤーと相談するのも一興。

問題点

  • 一人で遊ぶとあまり面白くない。
    • 本作はローカル協力プレイを前提としたゲームデザインとなっている。
    • 2人以上で遊ぶ際は特徴・評価点に書いた通りに楽しむことができるが、1人で遊ぶ場合では本作の面白さがわからない。
    • 1人で遊ぶ場合は、CPU操作のスペースペットと協力していくのだが、このスペースペットがなかなか優秀であり、スペースペットが担当できないエンジンをプレイヤーが担当してしまえば、だいたい何とかなる。
    • また、1人用の専用モードといったものも存在しない。
  • インターネットによる協力プレイに対応していない。
    • 近年のパーティーゲームとしては、対応してほしかったところ。
    • とはいえ、上記の通り本作はローカルでの掛け合いに趣を置いたゲームデザインであるため、インターネットによる協力プレイとの相性は悪いと思われる。

総評

一つの宇宙船を複数人で協力して操作するのは、なかなか楽しく上手く協力してステージをクリアした際の達成感はかなりのものとなる。
友達や家族と一緒にプレイできる環境があるのならば、間違いなく勧められる作品ではあるが、そうでない場合は正直おすすめできない。
特に持ち運びができ、おすそ分けプレイができるSwtichとの相性は抜群なので、複数人で協力するパーティーゲームを求めているのであれば、是非とも購入を検討していただきたい。

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最終更新:2023年02月17日 17:45