**上杖 陸矢-かみじょう りくや- 右投右打 オーバースロー 投 152km/h B A スライダー4 ドロップカーブ6 チェンジアップ5 ツーシーム 私立帝桜のキャプテン。 中学時代はごく普通の中学のごく普通の軟式野球部のごく普通の外野手だった。 が、中2の時、当時のエースが故障で離脱し 投手が足りなくなった野球部。 そこで監督は、2年の中で一番練習熱心で、一番の努力家であった彼を投手にコンバートさせる。 最初は無限大の防御率だったが、努力に努力を重ねて規格外の成長を遂げる。 が、高校では限界はあった。 球速は規格外だったが、球種はストレートのみ。 そのストレートすら 俗に言う『軽い球』 で、再び防御率が悪化し続けた。 悩みに悩み続け、野球をやめようとも考えた。おもむろにテレビをつけたとき。 カーブの特集をやっていた。 その時彼が見たのは元巨人の桑田のカーブ。 次の日からあらゆる手段を使い、寝る間も惜しまず投げ続けた。 そうして手に入れたドロップカーブ。 その1球種が彼に自信をつけた。 1年生にしてベンチ入り、2年生で2番手投手となった。 今も彼は上を目指し続け、夢はでっかく 日本のエース である。