大罪武装

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|【用語名】|大罪武装| |【読み方】|ロイズモイ・オプロ&br()たいざいぶそう| |【一覧】|憤怒:[["憤怒の閃撃"]]&br()暴食:[["飽食の一撃"]]&br()悲嘆:[["悲嘆の怠惰"]]&br()嫌気:[["嫌気の怠惰"]]&br()淫蕩:[["淫蕩の御身"]]&br()強欲:[["拒絶の強欲"]]&br()虚栄:[["虚栄の光臨"]]&br()傲慢:[["傲慢の光臨"]]&br()嫉妬:[["焦がれの全域"]]| **【詳細】 「Logismoi Oplo」。ギリシア語で「罪深い思考(感情)の武器」の意。 事故死した[[ホライゾン・アリアダスト]]の感情を元に[[松平・元信]]が制作した大量破壊兵器(厳密には、「大量破壊」ではなく防御や状態異常に特化したものもある)。 [[聖譜]]を媒介とした[[聖譜顕装]]と同等の力を有し、自己修復機能も持つ超上級[[神格武装]]。 各国に一つ、または二つずつ配布されているが、秘密裏に開発されたホライゾンの魂に内蔵された[["焦がれの全域"]]を含めると全部で九つ存在する。 各国の正式所有者は[[八大竜王]]と呼び習わされる。 通常駆動と[[超過駆動]]の二つの攻撃パターンがあり、通常駆動でもその能力は高く、超過駆動では莫大な流体消費と引き換えに大規模破壊兵器としての真の力を発揮する。 [[立花・宗茂]]によると[["悲嘆の怠惰"]]の燃料ゲージを半分貯めるのに一ヶ月かかったということから、燃料供給も難しいようである。 「大罪」と名のつく武器なだけあって、その全てはホライゾン・アリアダストから抽出された感情を材料に制作されている。 なぜ感情が材料となったかについては、[[創世計画]]を念頭に開発されたため、最終目標である[[運命]]の処刑の際に感情は悪であると叩き込んで人格を否定するため。 基本的に武装に込められた感情が所有者に影響を与えることはないようだが、[["憤怒の閃撃"]]などのように所有者の感情に応じて効果を発揮するものも存在する。 7巻下における[[浅間・智]]の見解によると、大罪武装というのはその要素を持つ者よりも、その要素を拒否したり、戒めたりする者が強い効果を発揮するらしい。 9巻下で判明した事実とこれまでに判明した情報を合わせて考えると、大罪武装は使用者の大罪、嫌、の気持ちを元に相手に怖いぜと教え込む“感情呼応型武装(もしくは説教武装)”と言える。 基本的に片手で持てるようなサイズの武器ばかりだが、作中では複数の大罪武装を同時発動させた人物はホライゾンと、[[織田・信長]]、[[羽柴・藤吉郎]]のみ。 大罪武装を同時に、かつ超過駆動で扱うには"焦がれの全域"が必須なため、それがない場合は同じ人物が違う武装の同時発動はできないのかもしれない。 作中では三つ存在し、織田・信長の大罪武装(安定し、[[断罪武装]]にも出来る)と、羽柴の大罪武装(大罪武装プロトタイプ)と、ホライゾンの大罪武装がある。 ホライゾンが新しい大罪武装に触れるたびに、大量の[[表示枠]]が出現し「感情の創生へようこそ」という文章が出現するが、これが何を指すのかは現時点では不明。 ホライゾンは大罪武装が抽出されたとはいえ元々自分の感情であることに加え、自らに宿す"焦がれの全域"の能力によって大罪武装の超過駆動を100パーセント使用できる。 だが入手した時点ではその大罪武装は通常駆動までであり、完全な開放を行うには[[魂の起動]]が必要。 それを成した時、彼女の扱う大罪武装の力は八大竜王が使用した大罪武装の超過駆動すら寄せ付けぬ圧倒的な力を発揮する。 また、自分アジャスト(ホライゾン命名)を行うためには安定した状態でのシステムアップデートを必要とするのか睡眠時間が必須で、大体一週間ほどかかる(時間がかかりすぎる場合調整した[[圧縮睡眠]]で何とかすることも可能)。 大罪武装を統括する[[P-01s]]は進化の余地を残しており、統括OSに他の大罪武装がリンクしているもののOS自体がその接続ラインを書き換えており、 そのせいかは不明だが[[ネルトリンゲンの戦い]]においてぶっ放した“悲嘆の怠惰”はちょっとだけ射程距離が伸びていた。 "悲嘆"を手に入れた際は父親である元信公が死んだことに悲しみ涙を流し、"強欲"を手に入れ感情を取り戻すことを決意する。 そして抵抗の土地、奥州にて"憤怒"を手に入れ、運命への抵抗のための一撃を放った。 ……無効化されたが。 6巻における[[小田原征伐]]関連の会議にて[[六護式仏蘭西]]から、同国が所持していた2つの大罪武装の返還を提案され、[[ヴェストファーレン会議]]で[[武蔵]]が味方につくことを条件に、小田原征伐で行われた相対戦の結果、武蔵側に返還された。 7巻下では[[マティアス]]からネルトリンゲンの戦いの終盤[["飽食の一撃"]]を奪還し、残るは行方不明になった[[インノケンティウス]]が持つ[["淫蕩の御身"]]と、[[フアナ]]が持つ[["嫌気の怠惰"]]の2つとなる。 8巻下では空から"淫蕩の御身"が落とされ、"嫌気の怠惰"も[[伊達・成実]]が回収。全てがホライゾンの手元に戻った。 大罪武装を集めれば末世を左右できると元信公は言ったものの、これは他国基準で言ったことであり、現状、武蔵ではホライゾンは皆と過ごし感情の在り方について考え、左右以外の方向に行ってしまっている。 また、[[十本槍]]がいた未来で、ホライゾンとトーリを失った状態で大罪武装を集めた武蔵勢は、大罪武装を使い運命を屠ろうとしたものの失敗している。 ちなみに大罪武装の「人間の感情を素材にした超兵器」という概念は、作品順では先輩で時代としてずっと後の[[都市シリーズ]]で出てくる 『強臓式機械(独:アインゲヴァイデ 英:ハイオーガン/Eingeweide highorgan)』(「知的生命体」の肉体ないし精神の一部を素材にし、「仮発動(ベヴァイゼン/Bevaisen)」、「駕発動(オーバーベヴァイゼン/ÜberBevaisen)」の2段階発動を持つ超兵器。ちなみに「経験を積んだ[[自動人形]]の歯」を素材にしても特殊能力持ちの武装を制作できる)と類似している部分がある。 ----
|【用語名】|大罪武装| |【読み方】|ロイズモイ・オプロ&br()たいざいぶそう| |【一覧】|憤怒:[["憤怒の閃撃"]]&br()暴食:[["飽食の一撃"]]&br()悲嘆:[["悲嘆の怠惰"]]&br()嫌気:[["嫌気の怠惰"]]&br()淫蕩:[["淫蕩の御身"]]&br()強欲:[["拒絶の強欲"]]&br()虚栄:[["虚栄の光臨"]]&br()傲慢:[["傲慢の光臨"]]&br()嫉妬:[["焦がれの全域"]]| **【詳細】 「Logismoi Oplo」。ギリシア語で「罪深い思考(感情)の武器」の意。 事故死した[[ホライゾン・アリアダスト]]の感情を元に[[松平・元信]]が制作した大量破壊兵器(厳密には、「大量破壊」ではなく防御や状態異常に特化したものもある)。 [[聖譜]]を媒介とした[[聖譜顕装]]と同等の力を有し、自己修復機能も持つ超上級[[神格武装]]。 各国に一つ、または二つずつ配布されているが、秘密裏に開発されたホライゾンの魂に内蔵された[["焦がれの全域"]]を含めると全部で九つ存在する。 各国の正式所有者は[[八大竜王]]と呼び習わされる。 通常駆動と[[超過駆動]]の二つの攻撃パターンがあり、通常駆動でもその能力は高く、超過駆動では莫大な流体消費と引き換えに大規模破壊兵器としての真の力を発揮する。 [[立花・宗茂]]によると[["悲嘆の怠惰"]]の燃料ゲージを半分貯めるのに一ヶ月かかったということから、燃料供給も難しいようである。 「大罪」と名のつく武器なだけあって、その全てはホライゾン・アリアダストから抽出された感情を材料に制作されている。 なぜ感情が材料となったかについては、[[創世計画]]を念頭に開発されたため、最終目標である[[運命]]の処刑の際に感情は悪であると叩き込んで人格を否定するため。 基本的に武装に込められた感情が所有者に影響を与えることはないようだが、[["憤怒の閃撃"]]などのように所有者の感情に応じて効果を発揮するものも存在する。 7巻下における[[浅間・智]]の見解によると、大罪武装というのはその要素を持つ者よりも、その要素を拒否したり、戒めたりする者が強い効果を発揮するらしい。 9巻下で判明した事実とこれまでに判明した情報を合わせて考えると、大罪武装は使用者の大罪、嫌、の気持ちを元に相手に怖いぜと教え込む“感情呼応型武装(もしくは説教武装)”と言える。 基本的に片手で持てるようなサイズの武器ばかりだが、作中では複数の大罪武装を同時発動させた人物はホライゾンと、[[織田・信長]]、[[羽柴・藤吉郎]]のみ。 大罪武装を同時に、かつ超過駆動で扱うには"焦がれの全域"が必須なため、それがない場合は同じ人物が違う武装の同時発動はできないのかもしれない。 作中では三つ存在し、織田・信長の大罪武装(安定し、[[断罪武装]]にも出来る)と、羽柴の大罪武装(大罪武装プロトタイプ)と、ホライゾンの大罪武装がある。 ホライゾンが新しい大罪武装に触れるたびに、大量の[[表示枠]]が出現し「感情の創生へようこそ」という文章が出現するが、これが何を指すのかは現時点では不明。 ホライゾンは大罪武装が抽出されたとはいえ元々自分の感情であることに加え、自らに宿す"焦がれの全域"の能力によって大罪武装の超過駆動を100パーセント使用できる。 だが入手した時点ではその大罪武装は通常駆動までであり、完全な開放を行うには[[魂の起動]]が必要。 それを成した時、彼女の扱う大罪武装の力は八大竜王が使用した大罪武装の超過駆動すら寄せ付けぬ圧倒的な力を発揮する。 また、自分がアジャスト(ホライゾン命名)を行うためには安定した状態でのシステムアップデートを必要とするのか睡眠時間が必須で、大体一週間ほどかかる(時間がかかりすぎる場合調整した[[圧縮睡眠]]で何とかすることも可能)。 大罪武装を統括する[[P-01s]]は進化の余地を残しており、統括OSに他の大罪武装がリンクしているもののOS自体がその接続ラインを書き換えており、 そのせいかは不明だが[[ネルトリンゲンの戦い]]においてぶっ放した“悲嘆の怠惰”はちょっとだけ射程距離が伸びていた。 "悲嘆"を手に入れた際は父親である元信公が死んだことに悲しみ涙を流し、"強欲"を手に入れ感情を取り戻すことを決意する。 そして抵抗の土地、奥州にて"憤怒"を手に入れ、運命への抵抗のための一撃を放った。 ……無効化されたが。 6巻における[[小田原征伐]]関連の会議にて[[六護式仏蘭西]]から、同国が所持していた2つの大罪武装の返還を提案され、[[ヴェストファーレン会議]]で[[武蔵]]が味方につくことを条件に、小田原征伐で行われた相対戦の結果、武蔵側に返還された。 7巻下では[[マティアス]]からネルトリンゲンの戦いの終盤[["飽食の一撃"]]を奪還し、残るは行方不明になった[[インノケンティウス]]が持つ[["淫蕩の御身"]]と、[[フアナ]]が持つ[["嫌気の怠惰"]]の2つとなる。 8巻下では空から"淫蕩の御身"が落とされ、"嫌気の怠惰"も[[伊達・成実]]が回収。全てがホライゾンの手元に戻った。 大罪武装を集めれば末世を左右できると元信公は言ったものの、これは他国基準で言ったことであり、現状、武蔵ではホライゾンは皆と過ごし感情の在り方について考え、左右以外の方向に行ってしまっている。 また、[[十本槍]]がいた未来で、ホライゾンとトーリを失った状態で大罪武装を集めた武蔵勢は、大罪武装を使い運命を屠ろうとしたものの失敗している。 大罪武装の「人間の感情を素材にした超兵器」という概念は、作品順では先輩で時代としてずっと後の[[都市シリーズ]]で出てくる 『強臓式機械(独:アインゲヴァイデ 英:ハイオーガン/Eingeweide highorgan)』(「知的生命体」の肉体ないし精神の一部を素材にし、「仮発動(ベヴァイゼン/Bevaisen)」、「駕発動(オーバーベヴァイゼン/ÜberBevaisen)」の2段階発動を持つ超兵器。ちなみに「経験を積んだ[[自動人形]]の歯」を素材にしても特殊能力持ちの武装を制作できる)と類似している部分がある。 ----

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