|【用語名】|ノヴゴロド| |【読み方】|のう゛ごろど| |【登場巻】|4巻上~| **【詳細】 4巻のメイン舞台。 [[上越露西亜]]の西に位置する、お椀のような形をした露西亜最古の大型浮上商業都市。 [[マルファ・ボレツカヤ]]が市長を務める。 8年前に[[上杉・景勝]]が己の襲名した「イヴァン四世」の名のもとに大粛清の[[歴史再現]]を行い、 住民たちは全て死に絶え、自然に身体が崩壊するまでは死ねない不死型[[魔神属]]であるマルファ本人も全身をほぼ砕き再構成。 マルファは、術式を使って4体の死体を1体の[[動死体]]としてつなぎあわせ、死者の兵隊とし、人口を1/4である2万人とする歴史再現を行った。 また歴史再現通り完全服従を迫ったイヴァン4世(景勝)に対し、乗り込むのならば都市の自爆をすると宣言。 以後中枢や都市部には基本誰も入れさせず、動死体達が外縁の貿易施設を動かしており、 大粛清の後諸勢力が侵攻しようとしていたらしいが、その様子を見て以前より厄介な存在になったと悟り放置したらしい。 これは上杉家の後継者争いである"御館の乱"の分割進行のためでもあり、上杉景勝の名を襲名するためにノヴゴロド大粛清にあわせて、 マルファと死んだ市民たちに景勝の後継者争いのライバルとなる上杉・景虎とその部下たちを当てはめた上で歴史再現を行ったものである。 この戦いは本来、談合ですむはずであり、不死型の魔神族であるマルファが自害することで大粛正は終わるはずだったのだが、 [[聖連]]が大虐殺の再現をしっかりやること、やらないと[[P.A.Oda]]に対抗するための援護はやらない(要約)というようなことを言ったため マルファは上記の解釈を行った。 景勝はマルファを一人にしてしまったことを気に病み、仮病を使ってまでも悩んで自分は"雷帝"なのだと自覚。以後袂を分かつ事になった。 なお、"御館の乱"の分割進行により、[[武田・信玄>源・九郎・義経]]が行方不明になった際に、即座に体制を切り替えることができている。 現在はマルファの[[術式]]によって操られた動死体2万人が市民となり、町は荒れた状態ながら外縁の商業部分は機能しているため、 変わらずに露西亜の西側入り口の役目を果たしている。 基盤は先史時代に設けられたものであり、唯一、[[天津乞神霊教導院]]が残っている場所でもある。 その中枢部分は歴代管理者によって守られてきた。 4巻上にて[[一向一揆衆]]を退けた[[P.A.Oda]]の[[柴田・勝家]]勢と激突。 [[えいっ、ていう感じの一撃(羽柴談)]]を自分たちの戦士団も巻き込んで防護術式を展開して防ぎつつ戦うが敗北。 マルファはノヴゴロドを七尾城にすることなどを提案した。 4の中では[[オラニエ]]や[[極東]]の侍や[[英国]]を招き入れている。 4の下では武蔵勢が伊達、上杉、最上を味方に(一部暫定的似だが)つけることに成功。 これを受けて羽柴サイドが一気に侵攻してくる。これによりノヴゴロドは戦場となった。 この時に[[七尾城の戦い]]や[[手取川の戦い]]、さらに[[魚津城の戦い]]も行われる。 中枢部分には4の下で[[トーリ>葵・トーリ]]一行が入ることになったが、そこで彼等はオラニエからかつてあったことについて聞いた。 4の下終盤、[[加藤・清正]]の攻撃で沈みかけるも[[聚楽第]]によって支えられ、武蔵の[[兼定]]の一撃を受けて何とか着地した。 結果として破壊されてしまったため、そのままでは歴史再現に抵触してしまうので、景勝らがテーマパークとして再建案を出している。 史実においてもロシア最古の都市で、現在は「大ノヴゴロド(Горад Вялікі Ноўгарад)」を名乗っている。 ----