長岡・忠興

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長岡・忠興」を以下のとおり復元します。
*「俺に、何か出来ることはねえのかよ!!」
|【所属】|M.H.R.R→武蔵|
|【役職】|七将|
|【名前】|長岡・忠興/稲富・祐直|
|【読み方】|ながおか・ただおき/いなどめ・すけなお|
|【種族】|人間|
|【元ネタ】|細川・忠興/稲富・祐直|
|【字名】|不明|
|【戦種】|不明|
|【HN】|岡――|
|【登場巻】|7巻上|

**【人物】
中等部二年、[[七将]]の一人。
要するに中学生であり、高等部三年に所属する[[武蔵]]メンバーに比べると背丈や体つきを含め未熟さを感じさせる小柄な少年。

元ネタである「細川忠興」は、史実では[[細川ガラシャ>クリスティーナ]]の夫であり、戦国時代的ヤンデレという意味で有名な人物である(このことに関しては本編とはあまり関係ないため割愛)。
上記の通り本来は細川氏、足利義輝に仕えていた細川幽斎の長男であるが、[[歴史再現]]上現在は彼が長岡姓を名乗っている時期に相当するため、作中でも「長岡」と呼ばれているものと考えられる。

まだ14歳と[[襲名者]]としてはかなり若いが、狙撃訓練はしっかりと積んでいて、複数の銃身を玉簾状に繋いだ三十六歌仙という特殊な銃鎖刀を武器とする。
この三十六歌仙は様々な組み換えを行うことで狙撃銃や散弾銃の姿になり、声を認識して発射する。
襲名元となった長岡忠興は千利休の高弟であり、歌仙でありながら武人。
武器となる三十六歌仙の声を認識するという性質上、「歌ができる射撃の達人」として[[襲名]]した模様。
[[クリスティーナこと長岡・玉>クリスティーナ]]は、史実上彼の妻になる。

さらに[[二重襲名]]として稲富・祐直の名も持つが、こちらは訓練では好成績、しかし戦場では逃げ出したりしてばかりと「三大戦国ヘタレ」の異名を持つキャラ。
この稲留だが長岡忠興の妻である玉が[[石田・三成]]の手勢に屋敷を囲まれた際、我先に逃げ出しており、よりにもよって&bold(){妻を見殺しにした武将の名前}を&bold(){見殺しにされた旦那が襲名}するという、簡略化して説明すると一見ちょっとアレな複雑な事情の襲名者となっている。
だが稲富祐直の襲名は決して強制されたわけではなく、後述の理由から関わらせてもらえない妻の歴史再現に少しでも参加できるようにと自ら選んだもの。

[[小田原征伐]]を終え、[[M.H.R.R.]]で開始される[[ネルトリンゲンの戦い]]に参加することになってしまった武蔵勢に対し[[毛利・輝元]]が連れてきた場面で初登場。
[[グラツィア事件]]の歴史再現を控えるクリスティーナを助けるべく、自らの独断、そして協力してくれる"家の連中"を連れ武蔵の助力を願う。

もともと彼はM.H.R.R.の村の出身であり、子供ながらも長銃を持てば百発百中。狙撃の腕は抜群だった。
その程度でありながら彼の元に襲名の話が舞い込み、その襲名者には妻がいると聞いて興味本位から調べてみると、細川ガラシャ、クリスティーナの画像を見て一目惚れ。
見かけだけなら許さねえと彼女のことを調べるにつき、その才女っぷりに思いは深まっていくことになるが、彼女の壮絶な末路を知り、襲名を受けなんとか彼女を救おうと考えるようになる。

そしてかつて開かれた新人に対する勉強会にて[[明智・光秀]]が上役として出席した際に、二条城にて同席していたクリスティーナと初対面。
写真で見て一目で惚れた嫁に対し会おうとするも、自爆死する自分には関わらない方がいい、もっといい人がいるとクリスティーナは対面を拒否。
ならばと正式に襲名するも、やはり拒まれた忠興は、自分が襲名してしまったことで、「長岡・玉の最期」に関する夫婦の歴史再現のカウントダウンが始まってしまったことに気づく。

必死に中等部ながらも襲名者というネームバリューもあり、何とか集めてきた伝手で彼女を救おうとするが、それを拒絶されたため売り言葉に買い言葉という形で物別れに終わってしまう。
さらにその時彼女に対してひどい言葉を口にしてしまったことを悔やみ、それでもなおクリスティーナを救いたいと自分なりに考えた結果、グラツィア事件の際その場にいなかった長岡忠興ではなく、現場にいながら逃げた稲富祐直を二重襲名し、歴史再現故に長岡屋敷に配置される説得力を得る(周りもよく襲名を許可したものだ)。

そして瑞典や阿蘭陀の助力で武蔵の協力を得ることになるが、武蔵にいた[[本庄・繁長]]が会津征伐の際、忠興が上杉に攻撃した歴史再現をその場で行うことを提案し了承される。
だが狙撃訓練は積んでいたものの対人訓練をしていなかった忠興は、歴戦の猛者である繁長に敵うはずもなく敗北し気絶。
気絶から立ち直った後、敗北の悔しさから涙した(気絶中武蔵の[[外道]]連中からある外道を施されることに)。

その後[[関東解放]]に参加するため移動していた[[鍋島・直茂]]と[[浅野・幸長]]が燃料補給のため武蔵へやって来たため発見されてしまい、その場は[[トーリ>葵・トーリ]]の機転で「武蔵に忠興が乗り込み攻撃してきた」ということにして、強引に事態を収集し、[[大気不足]]に乗り込み武蔵を後にする。

ちなみにこのことは極秘であるため本名を呼ぶことが出来ず、武蔵勢があだ名を決定する時にオリオトライに話を振ったところ、彼女が麺を食べようとしていたため、&bold(){長太}というあだ名で呼ばれることになった。

そして参加した関東解放戦では、橋の防衛を担当。
武蔵が忠興を迎えに来たが、忠興はやるべきことはしていないと迎えに来た[[点蔵>点蔵・クロスユナイト]]を迎え撃つ。
繁長との戦いで機先の大事さを学んだ彼は点蔵に一撃いれることに成功するも敗北し、意識を失っている最中武蔵に連れ込まれ亡命手続きを済まされた後、ネルトリンゲンに運ばれる。

ネルトリンゲンでは、集まっていた[[P.A.Oda]]やM.H.R.R.の軍勢に対し武蔵や瑞典の者達が相対して時間を稼ぐ間に、長岡屋敷へと単独で向かう。
そして現れた[[丹羽・長秀]]の劇場術式に取り込まれかけながらも強引な自爆手段を持ってそれを払拭、彼女に説得されながらも四ページにわたるクリスティーナへの思いを吐露。
後からやってきた[[黒魔女>マルガ・ナルゼ]]にその場を任せ、長岡屋敷へと踏み込むも、そこに圧縮睡眠術式で眠っている妻の着物、しかも胸元に手を触れさせている[[光る痴漢>大谷・吉継]]がいたため、三十六歌仙で銃撃しそれを撃退。

周囲の異常から目を覚ましたクリスティーナに対し、理屈ではない、自身の感情をぶつけ、そして事前に受けていたトーリのアドバイスから、彼女もまた写真でしか知らない自分を思っていたのだと知り、ついにクリスティーナを連れ帰ることに成功する。

その後歴史再現に則り羽柴を離反し、武蔵所属となり、[[ジョギング気分のテロリスト>本多・二代]]の補佐をして[[大罪武装]]を奪取するサポートをするなど大貢献。
武蔵の面々も相応に活躍はしたが、実質7巻は彼が愛する女を救うために奮闘していたため、7巻の主人公とも言える。

嫁との年齢差は約2倍。
身長もクリスティーナの方が圧倒的に高いものの、彼女をお姫様抱っこして難なく歩けるなど、相当に鍛錬は積んでいたらしい。
自爆の歴史再現を過ぎ、長岡玉ではなくクリスティーナとなった妻との新婚生活は不器用ながらも何とかやっていってる模様。
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