"悲嘆の怠惰"

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"悲嘆の怠惰" - (2012/03/19 (月) 18:24:52) の編集履歴(バックアップ)


【武装名】 "悲嘆の怠惰"
【読み方】 ひたんのたいだ
リピ・カタスリプシ
【所有者】 立花・宗茂ホライゾン・アリアダスト
【対応】 「悲嘆」
【登場巻】 第1巻・上~

【詳細】

三征西班牙八大竜王立花・宗茂が使用する、腕を模した剣砲型大罪武装。第五武装。
ホライゾン・アリアダストの"悲しみ"に関する感情を元に制作されている。一般的に、八つの枢要罪において“悲嘆”は“憂鬱”であり、後に“怠惰”に統合された。
剣と砲身を繋ぎ、中央に十字のシールドを備える。本多・忠勝曰く「デザインがダセえ」とのこと。

蜻蛉切から発展した武器で効果も似ており、通常駆動では刃先に映した対象をそぎ落とし、大量破壊兵器としての真の力、超過駆動では広範囲へ”悲嘆”を示す「掻き毟り」が発動する。
また柄尻に仮想砲塔を展開することで砲撃を行うこともできる(実体弾も発射可能)。

超過駆動では刀身の周辺に長大な仮想砲身を作り、そこから砲弾を発射するのだが、「掻き毟り」が発動するまでには数秒のタイムラグが発生する。
宗茂は30%でホライゾン初期値は60%(30%でも3kmの威力はある)。

この武装と平行して作られたものに蜻蛉切瓶割があり、この3つの武器は「刃に相手を写す」ことで効果が発動するという共通点がある。


ホライゾンの自害をめぐる争いの中で所有者である立花・宗茂本多・忠勝の一人娘である本多・二代に敗北、彼女の手から本来の所有者であるホライゾンの元へと戻った。
ホライゾンが触れると同時に大量の表示枠が展開し、正式所有者を彼女に再設定したのち「感情の創生へようこそ」という文章を表示したが、これが何を示しているのかは不明。

ニ巻・上にてホライゾンのベッドの下に置かれていたが何故か紛失。
後にホライゾンに追加された収納空間に格納されていたことが判明している。
宗茂曰く「制圧戦に適している」そうなのだが、他の大罪武装の効果の前に防がれたり攻撃を砕かれたりすることが多く、三巻にてホライゾンに「使えない」と散々な評価を得た。
なお、宗茂本人はこの武器に対してそれなりに愛着を持っていたようで、ホライゾンにけなされている間外で膝を屈していたらしい(それを誾が慰めていると思われる場面が何回か存在する)。
ホライゾンは四の下でこれを宗茂砲と呼んだ。

宗茂の発言から考えるに敵地に乗り込んで制圧する分には確かに有効なのだろうが、ホライゾンは普通に大砲としか使っておらず、固定砲台と化しているのが現状。
高速移動を得意とする宗茂であれば有効に使えた可能性が高い。
なお四巻中にてようやくまともな活躍の場が与えられた。

普通の戦艦等(特殊武装なし)相手の場合は、普通に強い。


アニメでようやく全体像が描かれた。
掻き毟りは黒と紫の腕で描写され、魂の起動は紫色が金色に変わった。