八房

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八房 - (2017/09/10 (日) 04:51:50) のソース

|【名前】|八房|
|【読み方】|やつふさ|
|【分類】|[[八犬武神]]|
|【登場巻】|3巻上~|

**【詳細】
[[里見・義頼]]が起動させた[[神格武装]]級の力を持つ[[武神]]。

本来武神を空に飛ばすための飛行用の動力を、空を飛ぶことに使わず地上戦用に転用させているため高出力だが、駆動にはセーフティがかけられている。
それは[[村雨丸]]に搭載された[[八玉駆動器]]にある、「人の徳に反応する宝玉」に認められなければ動かすことが出来ないというもの。要は操り主を選ぶのである。
武器は八徳の宝玉を刀身に埋め込んだ武神用の大刀・[[村雨丸]]。

死亡した[[里見・義頼(2代目)]]から[[里見・義康]]に託されたが、代演制限のセーフティを彼女は解除できず、最新刊においても起動しないままである。

現在"武蔵"の機関部が整備などを担当しているが、機関部は制御情報術式があちこちに絡まりすぎていてパーツの交換すら難しいと言う。
これは八房自体が長く使おうと言う機体ではなく、二年ほどの短い期間で良いから八房が世界最強クラスの戦闘力を保つためにした処置。
このような処置をしたのは里見の先々代(初代、里見・義頼)が義康に不備が当たらないようにという配慮のため。
里見家自体は松平が天下を取った後で義康の代で没落し、潰えると聖譜記述にあるためであり、諸外国に潰されず、妹がたどる歴史を少しでも良いものにしたかったのだろう。

機体自体はかつての明との残党の戦闘を元にしたデータを組み込んであるが、恐らくは[[朱雀>地摺朱雀]]のデータが元になっているということらしい。

上にも書いたが、2代目義頼が義康に向けて残した八房であるが、現時点の彼女では起動すらできていない。
しかし関東解放を終えた7巻下の時点で、義康は入り口に立ったと称しており、彼女が起動させるのもそう遠くはないと思われる。
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