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重装魔銃歩兵
[[第一次文明戦争]]後、[[ソレグレイユ]]で[[魔法素>マナ]]利用技術の開発や軍事転用が進められたのと同様に、
[[ユグドラシル]]でも鹵獲した兵器や捕虜から接収した武器の類を解析する作業が行われていた。
戦後、[[ガノッサ]]帝が敷いた政策が温和なものであったとはいえ、
戦時中に目の当たりにしたソレグレイユの強大な技術力・軍事力が脅威であることに変わりはなく、
これに対抗出来るだけの戦力の確保と兵器の開発は、軍部にとって急務となっていたのである。
そして、その成果として生み出された武器の一つが、
[[霊晶石]]をエネルギー源として"魔弾"を撃ち出す『魔銃』である。
機関部に組み込まれた[[魔術]]装置によって形成される"魔弾"には、
射手の意思に従ってある程度標的を追尾する能力が付与されており、
慣れた者が扱えば、1~2km先の的を精確に撃ち抜くことが可能となっている。
この『魔銃』の誕生により、それまで弓矢や初歩的な銃器程度しか
遠距離攻撃の手段がなかった一般兵の戦力は飛躍的に向上し、
[[第二次文明戦争]]初期のソレグレイユ侵攻戦において多大な貢献をすることとなった。
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